誰よりもあなたが… 26
車のハンドルを握りながら、ちらっとこっちを見ながら話をする弘人くんは、いつもみんなとワイワイしてるときよりも大人っぽく見えた。
「はるかちゃんて、彼氏いるの?」
「いないよ~。いたら2人で出かけたりしないよ!?」
「そっか。前はいたんでしょ?」
一瞬よぎるあの人の顔。「いたよ…。高2まで。」
「ゴメン、聞かれたくないことだった?」
「え…なんで?」
「なんか、一瞬表情曇った気がしたから。」
「ううん。平気。もう…前の話だしね。」
「そう。」
私、そんなに表情変わった?よく見てるなぁ…。なんか変なところに感心してしまった。
色々話してるうちにあっという間に遊園地に到着。
「さあ、行くか!」
スッと弘人くんが手を差し出した。
照れたような顔で
「もし、イヤじゃなかったら…。」
一瞬ためらった。でも、せっかくだもん。楽しもう。
彼の手をとった。
弘人くんは、ニコッと笑って、私の手を引いて歩き出した。
いくつか乗り物に乗って、やっぱり一番目玉の絶叫マシン乗らないと!と並んだ。
「はるかちゃん、絶叫マシン平気?」
「怖いし叫ぶけど、苦手ではないよ?弘人くんは?」
「正直、乗れるけど、得意じゃない…」
「はるかちゃんて、彼氏いるの?」
「いないよ~。いたら2人で出かけたりしないよ!?」
「そっか。前はいたんでしょ?」
一瞬よぎるあの人の顔。「いたよ…。高2まで。」
「ゴメン、聞かれたくないことだった?」
「え…なんで?」
「なんか、一瞬表情曇った気がしたから。」
「ううん。平気。もう…前の話だしね。」
「そう。」
私、そんなに表情変わった?よく見てるなぁ…。なんか変なところに感心してしまった。
色々話してるうちにあっという間に遊園地に到着。
「さあ、行くか!」
スッと弘人くんが手を差し出した。
照れたような顔で
「もし、イヤじゃなかったら…。」
一瞬ためらった。でも、せっかくだもん。楽しもう。
彼の手をとった。
弘人くんは、ニコッと笑って、私の手を引いて歩き出した。
いくつか乗り物に乗って、やっぱり一番目玉の絶叫マシン乗らないと!と並んだ。
「はるかちゃん、絶叫マシン平気?」
「怖いし叫ぶけど、苦手ではないよ?弘人くんは?」
「正直、乗れるけど、得意じゃない…」
誰よりもあなたが… 25
みんなと別れて家に帰ると、弘人くんから電話がかかってきた。
「家着いたか気になって。遅くなったし。」
「全然大丈夫だよ。もう家着いたよ。」
「そっか。また遊ぼうな。」
「うん。今日はありがとう」
いい人だな。電話を切って思った。
それからバイトが終わってからみんなで遊ぶことが多くなった。弘人くんは、いつも紅一点の私を気遣ってくれた。彼の優しさはとても落ち着いた気分にさせてくれた。
ある日、弘人くんが、
「はるかちゃんさ、今度2人でどっか遊びに行かない?」
と言ってきた。
「いいよ~。」
「マジ?じゃあオレ車だすよ。遠出しよう。」
行き先は…遊園地。
バイトも遊園地なのに。まぁ、バイト先の遊園地は小さい遊園地だから、大きい遊園地で思いっきり遊ぼうということになった。
当日。快晴。駅で待ち合わせをしていたので、時間ちょっと前に行くと、すでに弘人くんは車を止めていた。
私を見つけると、運転席から降りてきて、
「おはよう」
と軽く手を上げて微笑んだ。
「おはよう。お天気で良かったね!」
片道2時間のドライブ。普段はみんなでワイワイしてるので、お互いのことをじっくり話すのは初めてだった。
「家着いたか気になって。遅くなったし。」
「全然大丈夫だよ。もう家着いたよ。」
「そっか。また遊ぼうな。」
「うん。今日はありがとう」
いい人だな。電話を切って思った。
それからバイトが終わってからみんなで遊ぶことが多くなった。弘人くんは、いつも紅一点の私を気遣ってくれた。彼の優しさはとても落ち着いた気分にさせてくれた。
ある日、弘人くんが、
「はるかちゃんさ、今度2人でどっか遊びに行かない?」
と言ってきた。
「いいよ~。」
「マジ?じゃあオレ車だすよ。遠出しよう。」
行き先は…遊園地。
バイトも遊園地なのに。まぁ、バイト先の遊園地は小さい遊園地だから、大きい遊園地で思いっきり遊ぼうということになった。
当日。快晴。駅で待ち合わせをしていたので、時間ちょっと前に行くと、すでに弘人くんは車を止めていた。
私を見つけると、運転席から降りてきて、
「おはよう」
と軽く手を上げて微笑んだ。
「おはよう。お天気で良かったね!」
片道2時間のドライブ。普段はみんなでワイワイしてるので、お互いのことをじっくり話すのは初めてだった。
誰よりもあなたが… 24
「OK。じゃ着替えて、従業員出入口の門で待ち合わせな。」
着替えて、待ち合わせ場所に急ぐと、もうみんな待っていた。
みんなでギャーギャー言いながらボウリングして、楽しかった。
椅子に座って、ジュース飲みながら、休憩してたら、弘人くんが
「疲れた?大丈夫?」
と隣に座って話かけてきた。
「全然大丈夫!」
「ムリしたら、明日腕パンパンになるからな!」「ホント、明日筋肉痛かも…」
「明日は学校?」
「もちろん。弘人くんは?」
「オレ?今三回生で、大分単位取ってるから明日はゼミだけ。」
「そっか。私短大だし、入学したとこだから、毎日ビッシリ授業入ってるよ。」
「大変だなぁ。あっそうそう、はるかちゃんの通学経路にうちあるんだよ。また会うかもな。」
「そうなんだ!」
「そういえばさ…連絡先聞いてもいいかな?」
私はうなずいて、お互いの連絡先を交換した。
着替えて、待ち合わせ場所に急ぐと、もうみんな待っていた。
みんなでギャーギャー言いながらボウリングして、楽しかった。
椅子に座って、ジュース飲みながら、休憩してたら、弘人くんが
「疲れた?大丈夫?」
と隣に座って話かけてきた。
「全然大丈夫!」
「ムリしたら、明日腕パンパンになるからな!」「ホント、明日筋肉痛かも…」
「明日は学校?」
「もちろん。弘人くんは?」
「オレ?今三回生で、大分単位取ってるから明日はゼミだけ。」
「そっか。私短大だし、入学したとこだから、毎日ビッシリ授業入ってるよ。」
「大変だなぁ。あっそうそう、はるかちゃんの通学経路にうちあるんだよ。また会うかもな。」
「そうなんだ!」
「そういえばさ…連絡先聞いてもいいかな?」
私はうなずいて、お互いの連絡先を交換した。