誰よりもあなたが… 35
先に目を覚ました私。隣には初めて見る弘人の寝顔。
私は起こさないようにそっとベッドから出ると、シャワーを浴びて、身支度を整えた。
弘人の寝顔を見ながら、そうだっと思いついた。机に積んである大学のテキストとかの山から一枚ルーズリーフの紙を拝借した。
弘人への手紙。
今自分がとっても幸せだってこと。弘人が大好きだってこと。今日のこと忘れないよってこと。思いついたままに書いて、最後に旅行気をつけて楽しんできてね。と締めくくった。
手紙、どこに隠そうかなぁ…結局ベースの弦にはさんで、上から弘人の服をかぶせておいた。
いつ気づくかな?
台所を借りて、冷蔵庫にあるもので簡単なご飯を作っていたら、弘人が起きてきて、後ろから抱きしめてきた。
「起きたら台所にはるかが立ってるって、なんか夢みたいなんだけど。」そう言って、キスをした。
「シャワーしてきたら?ご飯食べよ!勝手に材料使っちゃったけど。」
「おお、すげー!サンキューな。」
弘人は、旨い!とあっという間に食べてくれた。
「そろそろ帰ろうかな。もう遅いし。」
弘人に送ってもらって家に帰った。
しばらくして電話が鳴った。
弘人だ。
「もしもし?」
私は起こさないようにそっとベッドから出ると、シャワーを浴びて、身支度を整えた。
弘人の寝顔を見ながら、そうだっと思いついた。机に積んである大学のテキストとかの山から一枚ルーズリーフの紙を拝借した。
弘人への手紙。
今自分がとっても幸せだってこと。弘人が大好きだってこと。今日のこと忘れないよってこと。思いついたままに書いて、最後に旅行気をつけて楽しんできてね。と締めくくった。
手紙、どこに隠そうかなぁ…結局ベースの弦にはさんで、上から弘人の服をかぶせておいた。
いつ気づくかな?
台所を借りて、冷蔵庫にあるもので簡単なご飯を作っていたら、弘人が起きてきて、後ろから抱きしめてきた。
「起きたら台所にはるかが立ってるって、なんか夢みたいなんだけど。」そう言って、キスをした。
「シャワーしてきたら?ご飯食べよ!勝手に材料使っちゃったけど。」
「おお、すげー!サンキューな。」
弘人は、旨い!とあっという間に食べてくれた。
「そろそろ帰ろうかな。もう遅いし。」
弘人に送ってもらって家に帰った。
しばらくして電話が鳴った。
弘人だ。
「もしもし?」
誰よりもあなたが… 34
「結構難しいねぇ」
教えてもらってもなかなか弾けるもんじゃない。「休憩!」
と弘人がベースを持ち上げて横に置く。
そのまま後ろから私を抱きしめた。
私は弘人の温もりを感じていた。
フッと後ろを振り返ると、弘人はそっとキスをした。
次は耳に、首筋に…
「はるか…」
「いいよ…」
弘人となら…そう思った。
私をそっとベッドに抱き上げて、弘人は何度もキスをした。
「はるか、もしかして、初めて?」
高校を卒業した春休み、何もかも忘れたくて、ヤケになってた私は、高校のクラブの先輩とよく遊んでいた。その先輩と途中までしたことはあったけど、最後までしたことはなかった。
私がそう言うと、
「大丈夫。怖くなったら言って。ムリしなくていいから。大事にするから…。」
弘人に触れられるたびに、体が反応する。弘人の動作1つ1つがすごく優しかった。最初、怖くて固まっていた私は、全部を弘人に委ねていた。
「はるか…めちゃくちゃ好きだよ。」
「私も弘人が好き。」
弘人はまた優しいキスをしながら、そっと私の中に入ってきた。
少しの痛みと、なんだか幸せな気持ち。
私たちは1つになった。
ベッドで弘人に抱きしめられているうちにふたりして眠っていた
教えてもらってもなかなか弾けるもんじゃない。「休憩!」
と弘人がベースを持ち上げて横に置く。
そのまま後ろから私を抱きしめた。
私は弘人の温もりを感じていた。
フッと後ろを振り返ると、弘人はそっとキスをした。
次は耳に、首筋に…
「はるか…」
「いいよ…」
弘人となら…そう思った。
私をそっとベッドに抱き上げて、弘人は何度もキスをした。
「はるか、もしかして、初めて?」
高校を卒業した春休み、何もかも忘れたくて、ヤケになってた私は、高校のクラブの先輩とよく遊んでいた。その先輩と途中までしたことはあったけど、最後までしたことはなかった。
私がそう言うと、
「大丈夫。怖くなったら言って。ムリしなくていいから。大事にするから…。」
弘人に触れられるたびに、体が反応する。弘人の動作1つ1つがすごく優しかった。最初、怖くて固まっていた私は、全部を弘人に委ねていた。
「はるか…めちゃくちゃ好きだよ。」
「私も弘人が好き。」
弘人はまた優しいキスをしながら、そっと私の中に入ってきた。
少しの痛みと、なんだか幸せな気持ち。
私たちは1つになった。
ベッドで弘人に抱きしめられているうちにふたりして眠っていた
誰よりもあなたが… 33
弘人の顔を見つめると、「オレさ…大げさって言うだろうけど、一週間以上もはるかと離れるのが、本当に寂しくてさ、だから…もっと一緒にいたい。オレんち、来ないか?」
弘人の言っている意味が何となく分かって、心臓がドクンとなった。
そして、頷いた。
弘人は1人暮らし。付き合ってるんだし、遊びに行けばいいんだろうけど、学校やバイト帰りに会うことが多いから駅で待ち合わせたりが多かったり、家に行くということに変に身構えてしまったりして、まだ弘人の家に足を踏み入れたことはなかった。
頷いた私の手を握りしめて、車は弘人の家に着いた。買い出しした荷物を手分けして持って部屋に向かう。
玄関のドアを押さえて私を中に入れて静かにドアを閉める。
「荷物サンキューな。暑いしなんか飲むか?」
「うん。」
初めて入った男の人の部屋。
シンプルな部屋だった。コンポの横にギターが立ててある。
「弘人ギター弾くの?」グラスを持ってきてくれた弘人に聞くと、
「ああこれ?ベースなんだよ。大学の友達とちょっと弾いたりしてて。」「そうなんだ~」
「弾いてみる?」
そう言うと、ベースを私に持たせて後ろに回り込んで持ち方や弾き方を教えてくれた。
弘人の言っている意味が何となく分かって、心臓がドクンとなった。
そして、頷いた。
弘人は1人暮らし。付き合ってるんだし、遊びに行けばいいんだろうけど、学校やバイト帰りに会うことが多いから駅で待ち合わせたりが多かったり、家に行くということに変に身構えてしまったりして、まだ弘人の家に足を踏み入れたことはなかった。
頷いた私の手を握りしめて、車は弘人の家に着いた。買い出しした荷物を手分けして持って部屋に向かう。
玄関のドアを押さえて私を中に入れて静かにドアを閉める。
「荷物サンキューな。暑いしなんか飲むか?」
「うん。」
初めて入った男の人の部屋。
シンプルな部屋だった。コンポの横にギターが立ててある。
「弘人ギター弾くの?」グラスを持ってきてくれた弘人に聞くと、
「ああこれ?ベースなんだよ。大学の友達とちょっと弾いたりしてて。」「そうなんだ~」
「弾いてみる?」
そう言うと、ベースを私に持たせて後ろに回り込んで持ち方や弾き方を教えてくれた。