こんにちは、かいまゆです。
医師として、
得意なダイエット・ボディメイク・美容を伝える
ウーマンヘルスケアコンサルタントとしても、
発信・活動しています。
現在は、妊活を経て妊娠中。
年内に出産予定です。
はじめましての方はこちらからお願いします。
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妊婦というと、
それだけで、なぜか、
安静にしている方がいらっしゃるのですが、
切迫流産・切迫早産、
前回の妊娠で切迫での入院歴があるなど、
医者から安静を指示されていない限りは、
やってはいけないことって、殆どありません💡
家事でやってはいけないものなんて、
殆どないのでは?
昔の人たちは朝の掃除・雑巾掛けに始まり、
農作業だってしていたわけですしね
ただ、スポーツについては、
かかっている産婦人科医の考えによっては、
慎重な先生もいらっしゃいます。
そこはご相談いただいたうえで、
ご自身で決めるしかないと思われますが、
ひとまず、日常生活でできないものは、
稀ではないかと。
衝突・転落などのリスクのあるスポーツは、
妊娠でお腹が大きくなっていくなか、
体のバランスが変わっていくので、
勧められない、ということが殆どだと思いますが、
それ以外にあまりやれないものは無いと思います。
妊娠初期は、
母体がどんな運動をしてもしなくても、
自然流産リスクは変わらないため、
以前ご紹介したように、
カナダの女子アイスホッケーナショナルチームは、
妊娠しても、
12週までは、普通のメニュー通りこなすようです。
あれだけのコンタクトスポーツなのに!
これはもちろん、
妊娠前から常に動いているアスリートの話ですが、
アスリートでなくても、
日常的に運動習慣のある方は、
そのままで構わないと思います。
強度の高いものをやってらっしゃる方は、
12週以降は妊娠前の6ー7割にしておく方が
よいとのこと💡
(ただ、ワクチンと同じですが、
自然流産した時に、あの時運動したせいだ!と
思う不安がある方は、やめた方がいいですよね。)
私自身、
なにかしらの運動を毎日し続けてきたのですが、
妊娠後期に入った今でも、毎日動いています。
つわり中は、あまりに気持ちが悪くて、
調子の良い時に、
少しヨガしたり、
夫に運転してもらって、
たまーにゴルフ練習しているだけでしたが、
4週だか5週の、まだつわりが始まってない時には、
普通通りのラウンドをしましたし、
つわり中も、ゴルフも家でのトレーニングも、
していました。
起きてられる時は💦ですが💦
つわりが落ち着いてきた頃からは、
ゴルフのラウンドも普通に行き、
先月も、
妊娠8か月で二日連続のゴルフラウンド、
ちょっとお腹が邪魔でしたが、
やってきました⛳️
お腹が重たいし、あまり思い切りは振れないので、
意外と、コントロールがよくて、
スコアもまとまったりするので、
いい練習になってます(笑)
ゴルフ練習も、
毎日のヨガピラティスも、
お腹のでっぱりが許す範囲ではありますが、
やっています。
(実は、ヨガ・ピラティスインストラクター講習も受講済なので、
ちゃんと知識はありますよ💡)
そして、
お腹をねじったくらいで、
普通の胎盤は剥がれないですよー、、
胎盤は子宮の中にありますので、
体を捻ったからといって、
そうそう形は変わりません💦
痛ければやめておくのがいいと思いますが、
気持ちの良い範囲であれば、
負担は少ないようです。
私の大切な友人の麻酔科医は、
幼い頃からずっとバレエをやっているのですが、
彼女は臨月までバレエのレッスンに通い、
普通に踊っていました🩰
(その彼女のベビーには、先天的に結構深刻な肺の病気があることがわかっていましたが、それと彼女の運動とは関係ないので💡)
もちろん、これまでに運動してなかった方が、
妊娠してから新しい運動を始めるのは
やめたほうがいいと思うので、
マタニティ〇〇、のような、
きちんと知識のある方が開催するものに
参加した方が安心だとは思います。
ただ、このご時世それも難しいと思うので、
運動習慣のない方は、
それよりも、こまめに家事で体を動かしたり、
歯磨きの時にスクワットをしてみたり、
そんなながら運動でもよいのかも。
運動習慣は、絶対にあった方が良いと思います。
私は歯磨きの時やお風呂前には、
必ずスクワット、しちゃいます。
わざわざ時間を取るのが面倒な時もありますし、
気持ちいいので😍
おかげで今のところ、反り腰もなく、
時折恥骨の辺りに痛みを感じることはありますが、
腰痛もないし、
外来中と、仕事場往復2時間近くの車内は
座っていることも多いので、
骨盤バンドはしてません。
骨盤バンドも、実は、
なくてもあっても、どちらでも、、
というくらいのゆるいものですよ^_^
ただ、
産婦人科ローテーション中、
切迫流産で入院され、
トイレ移動すら禁止されて、
日々元気がなくなっていく妊婦さんを
担当したこともあるので、
今のところ、異常なくここまできて、
こうやって運動もできているのは、
本当に奇跡的なこと、
ありがたいことだと、感じています。
ただ、診断がついていないのに、
大袈裟に慎重になっている方を見るたびに
なんだかなーと思うこともあるため、
今日はこんな発信をしてみました。
とはいえ、ご自身の状況を正しく把握することが、
もちろん何よりも1番大切なこと。
主治医の産科の先生、
あるいは、なんでも相談できる助産師さんに、
ご相談のうえ、
自分で正しく判断できるようになりましょう✨
私は、
もし産後困ったら、絶対にこの方に相談します。
医療などについての情報って、
ネットに転がる根拠のないものは、
時間の無駄なだけでなく、命に関わり、
取り返しのつかなくなることも多いため、
無駄な検索魔にならないように、
注意したいですよね。
ではまた✨
私が本当に日々お世話になっているもの。