コロナ後遺症あるいはコロナワクチン後遺症の原因として全身の微小血栓が話題になっています。スパイク蛋白が原因で微小血栓ができ、微小血栓が脳に起こればブレインフォグ、手足に起これば、疲労、筋肉痛を起こします。

 微小血栓は毛細血管の小さな血栓で、通常の造影では血管閉塞としてはとらえられません。命にかかわることはありませんが、長期に症状が続きます。糖尿病の微小血栓は簡単に溶解できますが、コロナの微小血栓はなかなか、溶けません。微小血栓は2型糖尿病、慢性疲労症候群、パーキンソン病、アルツハイマー病を引き起こしていることがわかっています。壊れにくい血栓の原因は大量の炎症物質とα-2アンチプラスミノーゲンとも言われています。

 コロナ後遺症の治療法は現在のところはっきりわかったものはないと言われていますが、微小血栓の病気に効果があると言われているのが高濃度水素吸入療法です。高濃度の水素がヒドロキシラジカルと結びついて水として排出します。ヒドロキシラジカルがなくなると体中のNOの働きで血管が拡張し血流が増えます。副交感神経優位になることも血流を増やします。血流の増加が微小閉塞を開放し、また、水素の抗炎症作用によりILなどの炎症物質を除去します。さらに、α-2プラスミノーゲンの除去にも効果があると考えています。

 実際、高濃度水素吸入が効果がある疾患は、2型糖尿病、慢性疲労症候群、パーキンソン病、アルツハイマー病などの病気です。

 微小血栓の検査に有用と考えられるのは眼科で網膜の毛細血管を測定するOCTアンギオです。私は水素の効果を判定するのにOCTアンジオを用いて、吸入前後の血流を測定する研究をしようとしています。これを、コロナ後遺症、ワクチン後遺症の患者さんにOCTアンジオで網膜の微小血栓の有無と血流量を測定し、高濃度水素治療前後で検討すれば、水素の力を証明できると考えています。

 眼科疾患でも高濃度水素吸入で多くの患者さんに治療法として用いていますが、血流を改善するため、眼科的だけでなく全身的にいろいろな効果がでています。

 高圧水素を用いたコロナ後遺症の治療も始まっています。

今後も、水素の効果を発信してゆきます。

 

 昨日(1/28)、今日(1/29)と第46回日本眼科手術学会に参加しました。手術学会ですから、勿論、手術手技が中心ですが、昨今の学会は3D Heads up surgeryのようなデジタル加工技術を応用したDigital Viewingをさらに発展させようというものです。デジタルデータを加工して、光量が少なくともエンハンスをして解像度やコントラストを上げて見やすくしたりと、次から次と新しいデバイスもでてきています。

 術中のOCTでIOLの乱視軸を合わせたり、反翻したILMが黄斑円孔の下に固定されているかを見たり、と面白い技術がつまっています。

 ただ、スマホですら完全には使いこなせていない高齢眼科医にとっては、追い付くのは至難の技です。この間、北陸の旅行に行ったとき、全国旅行支援の地域クーポンが全て電子媒体になり、何度やっても、うまくいかず、使えませんでした。

 アナログ人間にとってはデジタルが便利なことは理解できるのですが、うまく利用できません。紙媒体も用意して欲しいですね。

 若い時には、睡眠不足でも、激しい運動をしても、栄養をとらなくても、存外、元気で、無茶もいろいろできます。

 でも年をとってくると、外来が忙しい、睡眠不足、激しい運動をすると、とても疲れてしまいます。

 勿論、高血圧、動脈硬化、糖尿病などの基礎疾患があれば、当然ですが、そうでなくても、老化は人の体を蝕んでいます。

40歳を過ぎれば、老眼になり、経年変化で膝や関節にもがたがきています。紙にも白いものが混じり、しみも増えてきます。

 基本的に酸化による老化は避けられないと思われてきました。

 でも人間はそれに抵抗しようとして多焦点眼内レンズを挿入したり、髪の毛を染めたり、お化粧をしたり、と抵抗しています。

 適度な運動をして、食事をコントロールして、脳トレをして、フレイルがおきないように頑張っています。

全ての疾患は基本的に老化から派生しているものが多いようです。日本人の死亡の半分以上は癌です。癌も老化によって起こされているものです。癌細胞は若い時から必ずある一定の割合で発生していますが、癌抑制遺伝子によって修復されます。老化により、癌細胞抑制遺伝子が抑制されるために、癌細胞が増殖してくるわけです。つまり、老化や酸化を抑制することにより、フレイルを止めたり、病気の進行を食い止めることもできるわけです。

 その意味で高濃度の水素・酸素吸入療法は毎日睡眠時に吸入することにより、抗酸化、抗炎症、免疫活性、血流増加により、体を若返らせてくれるのです。まだ、私は6か月の吸入ですが、PSAの正常化、肝機能、腎機能の正常化、睡眠良好で疲れなくなりました。仕事に対する意欲もわいてきました。

現在、緑内障の治療として水素吸入による血流増加が良いのではないかと考え、水素吸入前後のOCTAによる血流測定を始める予定です。

 水素の欠点ですが、旅行など、自宅以外では、持ち運べないので、2泊以上の旅行だと、体が疲れて水素を欲します。

 

愛知県医師会のホームページに

https://www.pref.aichi.jp/site/covid19-aichi/kouisyou.html(愛知県ホームページ)

コロナ感染症後遺症外来の施設が載っています。

当院もそこに入っていますが、当院では、高濃度水素・酸素吸入療法による治療を行っています。水素ガスはヒドロキシラジカルを消去することで、炎症のシグナル伝達を抑制します。免疫暴走であるサイトカインストームを抑制しますので、コロナ感染症そのものの治療薬としても意味がありますが、むしろ免疫反応を上昇させることによりコロナ感染の予防、あるいはコロナ後遺症やワクチン後遺症に有効であると思います。

セントラルアイクリニックでの治療方法は

1)外来通院の場合は、ハイセルベータET100で週2回以上1分間1200mlの水素(4%)+600mlの酸素(20%)を15分間、鼻カニューラによる全身への吸入+ゴーグルによる眼粘膜からの注入+近赤外線レーザーによる星状神経ブロックのトリプル療法あるいは

2)自宅で吸入する場合はハイセルベータPF72(1分間860mlの水素(2%)+400mlの酸素(20%))夜間就寝時5時間以上、鼻カニューラでの吸入により抗酸化、抗炎症、免疫上昇、血流改善で血栓や炎症を抑え免疫の回復により体調を整えます。ワクチン後遺症のブレインフォグにも効果があります。通院で8回以上の吸入で体調の良さを実感できると思います。

 

 水素の文献に興味がある方はこちらをご参照ください。原著論文

 

 緑内障の治療は眼圧を下げることだけです。勿論、眼圧が高い状態が長期間続けば、視神経や網膜が障害を受け視野欠損が進むでしょう。しかし、急性の緑内障では、あまり視野欠損はおこりません。また、日本では正常眼圧緑内障や低眼圧緑内障が緑内障の70%を占めます。眼圧が正常でも、その人に相対的に眼圧が高いのだとか、日内変動で、朝方眼圧が高いのだとか、屁理屈をつけていますが、どうにも、眼圧だけで、緑内障の進行や視野欠損の悪化を説明することはできません。

 最近になり、ようやく、血流が緑内障の本態であるのではないかという論文や話がでてきましたが、緑内障と眼血流の関係に関しては点眼薬の前後の血流を調べて、その緑内障薬が、眼循環を促進するという話ぐらいです。なぜ、それほど、眼血流の緑内障の関係が論じられないのかと言うと、その理由は眼血流あるいは血流を増加させる方法がなかったからに相違ありません。つまり、眼血流が悪いために視野欠損が進むのであれば、眼血流を増やせば、視野の進行を抑えられるし、あるいは血流が良くなることにより、網膜感度が上昇する可能性があるのですが、その方法が見つからなかったからだと思います。

 我々は高濃度水素吸入により体全体の血流が増えることがわかっています。今後、緑内障に関してはOCTアンジオグラフィーにより、血流が測定できますので、緑内障の患者さんに対して吸入前後の眼血流さらに長期的に吸入している患者さんの眼血流が吸入前と吸入後6か月で変化があるかどうか、また、視野の感度との関係も検討したいと思っています。

 今後、緑内障の概念が変わる可能性がありますし、視野進行を停止あるかは改善させることも夢ではないと思います。

 皆さま、あけましておめでとうございます。

 本年もセントラルアイクリニックは皆さまの目の健康とアイフレイルの解消のために活動を開始いたしました。

 本日(1/4)は、午後から5例の手術があります。現時点で、今月は37例の手術が入っています。また、午前中9名の水素吸入の予約が入っています。

 今年の目標は、日帰り網膜硝子体手術件数を増やすことと、高濃度水素吸入と緑内障の関係をOCTAによる血流改善と網膜感度の関係を調べたいと思っています。

 1月中に岡崎のゆうあいクリニックに高圧水素のチャンバーを見学に行ってきます。パーキンソンやコロナ後遺症に非常に有用のようです。

愛犬のくららは動物病院でシャンプーをすると、肌荒れの為か湿疹がでたり、体調が悪くなるので、自宅のお風呂で、シャンプーをしますが、シャンプー嫌いで逃げ回っています。ですから、水を使わないシャンプーをしていましたが、今年の初雪で雪遊びをしたり、、泥だらけの散歩で、1年の垢もたまり、いつもきれいなくららちゃんがかなり汚れてしまったので、休みの昨日にわんちゃん専用お風呂に行ってきました。

コインランドリーと同様にお金を入れると、お湯がでて、、入浴、シャンプーができて、ドライヤーもできます。

くららは最初は震えて固まっていましたが、暖かいお湯の中で、娘にシャンプーshしてもらって、嬉しそうでした。

ドライヤーをかけてブラッシングすると、もふもふのぬいぐるみになりました。これで、くららも新年が迎えられます。

風呂場でのシャンプーは後片付けも大変ですので、ありがたいものができたと喜んでいます。最後にきれいになったくららをみてください。

 12月23日の手術で、本年の手術は終了しました。

両眼の加齢性黄斑変性症の黄斑下出血に対する抗VEGF抗体の硝子体内注射、視力に影響を与える硝子体混濁と黄斑上膜に対する硝子体手術、網膜血管瘤破裂による硝子体出血に対する硝子体手術でした。粘っこい黄斑上膜も除去しております。

硝子体手術翌日の所見は非常にきれいで、通常の白内障手術と同様です。27G,2万回転の日帰り硝子体手術は、これまでの硝子体手術の概念を変えるものです。

 黄斑上膜剥離も内境界膜を剥いでいた時には、術後黄斑の形がいつまでも悪かったのが、内境界膜を残してあるので、翌日から、黄斑の形がきれいです。術後の視力も全て1.0以上ありますので、患者さんの満足度は非常に高いです。

 2020年のコロナ禍より、名古屋駅へ出てくるのが怖いという患者さんが続出し、手術が大幅に減りました。3年経過してようやく、患者数も手術件数も戻ってきました。

 2023年度は1月4日から手術開始です。

 セントラルアイクリニックは前眼部、中間透光体、後眼部全ての手術が日帰り可能な施設に生まれ変わりました。

 また、手術で効果が期待できない正常眼圧緑内障、網膜色素変性症、萎縮タイプの加齢性黄斑変性症、原因不明の脳神経麻痺、眼精疲労、全身疲労、コロナ後遺症、コロナワクチン副反応などに対しては、高濃度の水素・酸素混合ガス吸入による治療により、抗炎症、免疫増強、抗酸化、血流増加により、アイフレイル、フレイルを健全化させ、Quality of VISION,Quality of LIFEを図っていきたいと思っています。

来年もよろしくお願い申し上げます。

 

今年は、、前立腺肥大手術2年経過した2月にPSAが再上昇し、MRI再検しましたが、異常なく、2回目の前立腺の生検を勧められました。3月に国際水素研究会に参加し、高濃度水素・酸素吸入の素晴らしいデータを目にして、クリニックで眼科疾患の治療にハイセルベータPF72を使用、次にET100を導入しました。

 前立腺癌に水素吸入が効果がありPSAが激減しているデータをみて、まず、自分自身で夜間吸入してPSAが下がるかどうかを試してみることにしました。泌尿器の主治医に生検まで3か月の猶予をいただきました。PF72を自宅でリースして3か月でPSA値が半減し、主治医が何をしたのですか?と聞かれて、初めて水素吸入のことを話しました。

 主治医は何が効くのでしょうか?と尋ね、水素の抗炎症効果でしょうかと答え、生検はせずPSAの経過を見ることとなりました。

 また、実際に夜間吸入したことにより、体の疲れがとれましたし、睡眠も良好となり、眠剤も不要になりました。驚くことは他にもあり、血液検査のデータが肝機能、腎機能ともに全てよくっていました。ヒドロキシルラジカルが水素と結びついて対外に排出され、善玉活性酸素だけが、ミトコンドリアに働き、抗酸化、抗炎症、免疫亢進、血管拡張、血流増加を引き起こすわけですから、当然といえばそうなのですが、実際自分が体験して、その結果が出ると、患者さんに対する説明も力が入ります。

 現在、主に治療法のない疾患、正常眼圧緑内障、進行した開放隅角緑内障、網膜色素変性症、加齢性黄斑変性症の抗VEGF抗体の回数を減らす、黄斑浮腫、脳神経麻痺などに施行しています。また、アイフレイルの治療としても有用と思っています。
延べ100名以上の患者様がトリプル療法で通院、30名以上がリースまたは購入して自宅で長時間使用されています。

 本来、全身的な疾患にも効果(悪性腫瘍、動脈硬化、腎疾患、血液疾患、肝疾患)と、どの疾患にも応用が効きます。コロナ後遺症、ワクチン後遺症にも非常に有効と思います。

 

 

 中国がゼロコロナ政策を撤回して、無症状感染者の発表を中止しました。そうなると、現在、無症状感染者を含めた感染者の全数把握を発表しているのは日本だけとなります。確かにオミクロン株の感染力は高いですが、ほとんどが無症状か軽症です。ですから調べれば調べるほど感染者の数は増えますが、もう無症状の方は隔離も治療もやめた方がよいのではないでしょうか?症状のある人だけ、検査して治療する。完全に5類相当で良いと思います。

 現在、大病院では入院患者は全て入院時にPCR検査を行い、コロナ陽性であれば、個室管理となり、治療が制限されます。濃厚接触者を調べることも、止めた方が良いと思います。少なくとも日本でも25%以上の人が既に罹患しており、ワクチン2回以上の接種者が赤ちゃんも含めた全人口の80%以上であるのであれば、重症化は、よほど免疫機能が悪化している方、基礎疾患が重い人に限られると思います。