昨日、MIE眼科大澤俊介 先生執刀による黄斑上膜+硝子体混濁1例、層状黄斑円孔+黄斑上膜1例、計2眼の硝子体手術をセントラルアイクリニックにて施行しました。初回手術ですので、機器の作動も含め13時半よりいろいろチエックをして、2時半から手術患者診察、来月の手術3例の診察後、15時より1例目執刀、16時で2例目終了となりました。

顕微鏡はTOPCON OMS-800、硝子体手術はコンステレーション、27G、2万回転での手術が軽快に進行しました。

中村区では硝子体手術をしている施設はありません。また、日帰り網膜硝子体手術施設も近隣ではほとんどありません。

近隣の眼科の諸先生からのご紹介をお待ちしております。

黄斑上膜のpeeling(上)

周辺裂肛孔眼内光凝固(下)

 エキシマレーザ-を稼働するプレミックスガスが入手できず、来年度の屈折矯正手術ができるかどうかに関しては、ようやく8月にプレミックスガスが1本だけ納入されることになりました。

 来年度も当分の間、手術をつづけることができるようになりましたが、ガスの値段は高騰しています。来年度は価格改定をしないと手術ができないかもしれません。また、次の入手が可能かどうかはわかりません。

 高度近視に対するPRKで必要なマイトマイシンCも、8月で在庫がなくなる状況でしたが、何とか入手方法がみつかりました。

 コロナ禍とロシアによるウクライナへの侵略戦争により、ほとんどの物が不足しています。原油、半導体、食料、飼料、木材、プラスチックなど全ての値段が上昇していますが、レアガスなどは値段がとんでもない値段で、さらに入手できないなど、かつてない時代に突入しています。

 日本では、水、医療、安全はただだという神話が未だに続いていますが、ひと時の幻想にすぎなかったことは明らかです。

 日本を守るため、医療を守るため、家族を守るため何ができるかを一人一人が考え直さないといけません。

 高濃度水素・酸素混合ガス吸入療法に関しては、これまでも色々効能を書いてきましたが、水素の一番の効能はヒドロキシラジカルと水素が結びついての還元反応による血流増加です。

我々が直接目にできる効果は血流が増加することを血流スコープで毛細血管を見ることです。水素吸入前後で血流量が増えているかどうかがわかります。

 血流増加によってアイフレイルやフレイルから、正常な体に戻そうという考え方です。疾患にも効果がありますが、正常から異常になる前のフレイルを治療すれば、健康寿命がながくなります。

 コロナ禍ですので、血流測定6名、セミナー参加は20名と限定させていただきます。参加枠が埋まり次第受付終了となります。


 

 毎日新型コロナの感染者数をニュースとして夕方発表するのは止めた方が良いかと思います。確かに感染者数は毎日1万人を超えていますが、これはオミクロン株BA5が免疫をすりぬけて、感染しやすいということもありますが、いつでも、どこでも希望があれば検査ができる体制になってきたからだと思います。

 欧米では、感染者の8割が無症状、症状がある場合でも重症化率は0.03~0.08%、死亡率に関しては0.01%と非常に低い状況です。

 ところが、未だに感染者が出ると、濃厚接触者は自宅待機、移動は許されているので、出かける前には必ず抗原検査、熱があると、全員が病院に行きPCR検査、実際には、小児の発熱の場合現在は、RSウイルスなどのこれまでの風邪症候群が主体であると小児科の先生は言っています。自宅で数日、大人しくしていれば。治るものが、コロナかもしれない。検査をして、数が多いので処理できず、1日か2日待ってください。それで、いろいろ社会が動かなくなっています。日曜、祭日の休日診療所は長蛇の列、1日かかりきりで検査で明け暮れる状況のようです。

 そこまで、恐れることがなくなった疾患であるにも関わらず、発熱外来でしかみない。コロナであれば、入院させるこれは止めるべきです。2類相当を5類にして、重症者のみ入院にすべきです。

 本日、シオノギの新薬の特例認可が出るかどうかだそうです。

軽傷者にも服用可能ということのようですので、症状悪化したら飲んでね。でよいではありませんか?他の疾患が診察不可能でお亡くなりになるという徹はふむべきではないです。

 政府もそれがわかっているし、4回目のワクチン接種は効果がないから医療従事者に接種を勧めなかったのですが、理解のない一部政治家の意見や、何かをやらないといけないということで、医療従事者の接種を勧めるとなったようです。これには、何の意味もありません。効果があったとしても2週間、効果がでるまで2週間なんのための接種(重症化を防ぐと言っていますが、これもはっきりしたデータありません)。なのでしょうか?

 オミクロン対応のワクチンが秋からなら、むしろそれを4回目にするべきです。

 八ヶ岳自然文化園で鷹を飼っている方がいらっしゃって、大人しそうなももちゃんという鷹がベンチの上にとまっていました。

犬を連れていたものですから、鷹が暴れるかとおもいましたが、全く平気、腕にのせても大丈夫と言われ他の人も全く痛くない、爪が冷たい感じで載っているのかどうかわからない感じというのを聞き、私もづうづうしく腕に載せていただきました。

 全く痛くもなんともない、不思議な感覚でした。どの鷹でもこうなのですかと聞くと、この子だけですとのこと、右腕だと大丈夫だけれど、左腕だと腕に食い込みますよと言われました。ちょっと鷹匠の気分を味わえました。

私が屈折矯正手術を始めたのは、今から22年前です。何度もお話ししたように、きっかけは眼科医会からLASIKは果たして良い手術かどうかを調べて欲しいという依頼でした。

各地の手術を見学に行きました。そこで見たのは50歳以上の患者さんにLASIKをやって正視にしていました。その先生に老眼になって困るんではないですか?と聞くと患者さんが正視を希望するから構わないとのことでした。なおも、食い下がるとその先生は立ったら君がLASIKをそういう考えでやればいいじゃないかと言われました。売り言葉に買い言葉で、LASIKそのものの良さは理解できたので、自分自身で10年後も遠くも近くも見える手術をしようと思い、屈折矯正手術の道に入りました。

 老視の人を正視にしてはいけないのではなく、どういう状況になるかを十分インフォームドコンセントのもとに、やるかということだと思います。老眼の進行を減らすための方法(モノビジョン、乱視を残す、近視を残す)などいろいろな方法で、説明し、SCLをかけてどういう見え方になるかを体験してもらうなどやるべきことをしっかりしてということだと思います。自分自身としては、40歳~49歳はLASIKでやるとしても既に老眼がある人はモノビジョン、老眼がない人で、老眼鏡を装用するのは仕方がないとという人だけ、正視にして、60歳を過ぎて、完全に近くが見えなくなったら、多焦点をしましょうという話を必ずしています。十分なインフォームドコンセントをしても、患者さんはすぐに忘れます

 それで、現在、LASIK後10年から20年の人を経過観察していますが、10年経過後の40歳未満と40歳以上で満足度を比較しますと有意に40歳以上が満足度が下がっています。ですから、やはり40歳以上は非常に丁寧に説明しても、老眼で近くが見にくくなると満足度が下がります。

 今年のJSCRSのテーマは「術者の良心。向上心」でしたが、屈折矯正の一般講演でICLの演題で「浅前房へのICL手術の検討」と「46歳以上のICLの臨床成績」がありました。

いずれもJSCRSの適応範囲外の症例に対する手術成績です。

 十分なインフォームドコンセントは取っているのでしょうが、成績が良かったから、適応は変えてよいというのは少し違うと思います。

 10年後に同じ症例の満足度を出してください。と質問と提案をしましたが、10年先のことは、考える必要はないのでは、というお答え、学会のテーマの術者の良心はどこへいったのでしょうか?

 私の恩師は現在76歳ですが、未だに自分が手術した方のデータのを集めて統計解析をされています(私の施設にもデータを送ってくださいと1年ごとに催促のメールがきます)。私が教えられたのは、患者さんから得たデータは、次の世代の患者さんへお返しをしなくてはいけない。だから、データを取るんだよ。と言われてきました。ですから、今でも、私自身データをとり、時間があるときに解析をしています。ですから、10年先のことを考えて手術をしています。

術者の良心というのはそういうことではないでしょうか?

 6月28日より自宅にハイセルベータPF72を購入しました。

クリニックでは、ハイセルベーターET100が入れてあり、

毎日朝1時間、仕事帰りに30分鼻カニューラで水素ガス吸入をやってきましたが、休みの日もクリニックにきて水素吸入をやらないと、暑さでぐったりするので、休みの日の吸入も日課になってきました。ただこのところの、40℃にたっするような、あまりにも暑い日に、わざわざクリニックにくるのが大変なことと、熱帯夜を楽に過ごすにはクーラーと高濃度水素・酸素混合ガス吸入だと結論づけ、購入することにしました。

 未だ、2晩ですが、よく眠れます。また、疲れが残らず、爽快な朝を迎えることができています。勿論、診察前の1時間のET100はやりますが、帰りは自宅でしっかり、吸入できますのでやる必要がなくなります。

 クリニックで水素吸入の人が増えているため、午後の吸入が難しくなってきたことも購入の理由です。

 自宅では夜間睡眠時に6時間以上吸入できますので1分間1200mlのET100ではなく1分間860mlのPF72で十分です。

 私の吸入の目的は夏の暑さを乗り切るため睡眠をよくとること、免疫機能を上げる、PSA値を下げるの3つです。ついでに、髪の毛が黒くなったり、老化予防も期待しています。

第2303回の眼科医のつぶやきで動画をだしましたが、水素吸入の意味とアイフレイル対策で1つの動画にした方がわかりやすいと思い以前の投稿を削除して新しい動画に変更いたしました。

フレイルとは、健康と要介護の「中間」の状態のことで、加齢で生じる衰え全般を言います。
アイフレイルとは加齢による視機能の衰え/目の機能低下です。
健常と「目が機能しないために制限ある状態」の中間です。
超高齢社会となる日本、これからアイフレイルは大きな社会問題になりますが、
適切なアイケアとサポートで回復や機能低下や衰えを遅らせることがまだできる状態です。
日本眼科学会や日本眼科医会はアイフレイルを世の中に広めたいようですが、本文を読んでも一般の人にはよくわかりません。

そこで動画を作ってみました。

すっと理解できると思います。

https://www.c-e-c.or.jp/movie/eye-frail-triple.mp4

 

 NHKの9時のニュースを見ていたら、タブレットで近視が増えているという報道がありました。近くをみていれば近視になる当然ですが、もっと大切なことを忘れている。白黒の紙を見ているのではなく、タブレットや携帯などの発光体や液晶の画面を見ているということです。しかもカラーで光のグレアやハローだけでなく、最近は3Dもあります。近視が増えるのは当然です。ディスプレイをみる時間を減らす?できるのか?オンライン授業をやめることができるのですか?

 言っていることは正しいですが、どうせ言うなら20-20-20でしょ。

見ることはやめれませんので、20分ディスプレイを見たら。20秒間、20フィート先(つまり5m先)を見るという方針ならできるかもしれない。

 姿勢が悪い。確かに、でも実際小さいディスプレイをしっかり見ようとすると、猫背になり姿勢は悪くなる。ここで思い出すのが、TVが出た時に近視が増えると言われ、カラーTVが出た時にも同じ議論が、そしてパソコンで近視が増えるということを言われ、40年前私も「ビデオディスプレイターミナル(VDT)と眼精疲労」を研究テーマでやっていました。VDT,テクノストレスいずれも研究班を立ち上げて、研究しました。でもその流れは止めることはできず、うまく付き合うことを覚えていったのです。

 眼軸長の伸びは人の成長(身長が伸びれば、眼軸長も伸びる)であって、眼軸長と角膜曲率で決まる。軸性の近視と調節性の近視をごちゃまぜにしないで欲しい。あちこちのつまみ食いの取材による報道はいい加減な話が多すぎる。

 一番のけぞったのが、司会者3人が眼をぐるぐる回して眼のストレッチ?ほぐして眼の疲れをとる?外眼筋は疲労の原因ではない。疲労の原因は毛様体です。毛様体のストレッチは運動ではできません。やるならβブロッカーの点眼で調節を弛緩させること、あるいは高濃度の水素吸入あるいはゴーグル内の眼に水素を吹き付けて毛様体や眼内を副交感神経優位にして血流量を増やすことぐらいでしょうか。

 

8月からの手術開始に向かい、MIE眼科の大澤俊介 先生の網膜硝子体手術見学にスタッフを連れて伺いました。

これまでもHeads up surgeryを見たことがありましたが、3Dの感覚に違和感を感じていましたが、1.2mの距離で見た時の見易さと違和感のなさに驚きました。コンステレーション2万回転での27ゲージ小切開の効率の良さは感動を覚えました。

他にも3DでICCEや4面切開を見せていただき、13例の手術を堪能いたしました。セントラルアイクリニックでは顕微鏡手術になりますが、とても楽しみです。