今朝、くららと散歩をしていると近所の雑木林からホーホケキョと鶯の初鳴きを耳にしました。何回も聞いていると少しずつうまくなってゆく感じです。2日間18度の気温が続き、今朝も9度ほどあり、まだ北風が吹く前の7時前でしたので、ウグイスも、もう鳴いてよいのかなという感じでしょうか?

朝の散歩が楽しくなります。

 今年の花粉はここ、10年で最大の飛散量とか、東海地方は「やや多い」でピークはこれからでしょうが、それでもかなり飛んでいるようで、周囲に目がうるうるやくしゃみが止まらない人がたくさんいらっしゃいます。

 私はというと、今年は水素吸入のせいか、今のところ、無症状です。水素吸入による抗炎症効果で、ヒスタミンなどの炎症物質を抑えますし、発生したIgEは酸化によって発生するヒドロキシラジカルが炎症を増強させますが、水素がヒドロキシラジカルと結びついて水として排出しますので、症状の悪化を抑えます、また、血流が良くなりますのでくしゃみなどもでにくくなります。

 アレルギーに対する効果がどれぐらい吸入すればよいかどうかについては、まだ検討されていませんが、私は夜間就寝中常に毎分1200mlの水素+600mlの酸素の混合のET100を吸入しています。

当院で、15分間の吸入を週2回の方でも、今年は、未だ、花粉症の症状が出ていないとおっしゃる人がおおいので、短時間の吸入でもある程度の効果があるかもしれません。

OCTアンギオで網膜血流を測定していますが、30分の吸入で正常者でも明らかに、視神経周囲および黄斑周囲の血流が増えていますので、水素吸入でヒドロキシラジカルが減少するために、NO(一酸化窒素)の働きがまし、血流が増えることは間違いないようです。

 今年は花粉症のお薬なしに水素だけで乗り切れるかどうか、試してみます。

 昨日の網膜硝子体手術は、層状黄斑円孔+黄斑上膜1例、原因不明の硝子体出血1例、10年前の多焦点眼内レンズ(テクニスマルチMZB00の亜脱臼の3例でした。バラエティな構成でした。

 硝子体出血量はかなりの量でようやく出血がなくなると、周辺にBRVOがあり、新生血管の破裂による出血のようでした。

IOLの亜脱臼はアトピー患者で47歳でした。多焦点を希望されましたが、10年前は先進医療で無料でできましたが、現在は、自費になるので、単焦点になりました。

 脱臼したテクニスマルチは1-pieceでしたので、強膜内固定術が困難で、3-pieceの強膜内固定になりました。IOLを嚢ごと強膜4面切開創から除去し、硝子体手術で硝子体混濁を除去し、30G針をベベルアップに加工してダブルニードルを眼内に入れ、ループを針の中に入れて、針を抜き取り、ループを眼外に出し、フランジして先を丸くして強膜内に固定する。

 術翌日、偏位はなく、度数もばっちり視力は裸眼で0.8でしたが、十分視力1.0以上になるでしょう。それぞれ、トリプル手術全て各30分、安心してみていられました。大澤先生の手術は今日も全て無縫合素晴らしい完成度です。

 昨日は、なぜかブログの閲覧が急激に増えました。そのせいか、フォローが立て続けにありました。

最近のブログは高濃度水素吸入の話題が多いのですが、眼科医になって43年目久々に、水素吸入の効果に毎日、興奮しています。皆さんも水素吸入の話を聞いて、すごいなと思う反面、何にでも効果があるというのはおかしいのではないか、胡散臭いと思われる人の方が、多いと思います。

ただ、水素吸入が、ヒドロキシラジカルを水に変換して、酸化を抑制し、NO(一酸化窒素)の働きで血管を拡張させ、血流を増加させる、水素の持つ抗酸化、抗炎症反応、免疫増強効果が全ての疾患に対して効果があるのは理論的に理解できます。ただ、これまで、水素の話は、動物実験では見えないマウスが見えるようになったとか、血栓が壊れて、血流が良くなったとか数多くのデータが出ているにもかかわらず,人への応用が進んでいなかった理由は、癌であれば、オブジーボと併用で余命が伸びたとか、同時に他の治療との組み合わせで行うことが多く、水素吸入単独での治療の場合が少ないことと、どの程度の量で効果があるかは不明のことです。

さらに付け加えると、自覚的に効いたというのは効果判定とは言えないことです。やはり、アカデミックなデータが必要です。幸いなことに眼科は、唯一、血流を直接見ることができます。ですから、高濃度水素・酸素混合ガスの吸入前後の血流を測定する方法を確立すれば、はっきりとした水素吸入による血流増加を証明できますし、その他の検査との組み合わせで、これまで治すことができなかった疾患でさえ、治る可能性があると考えています。

水素吸入は、急性の病気(例えば、突然の動眼神経麻痺など)は、数回の吸入でよくなることもあります。しかし、慢性の疾患、糖尿病、高血圧、アルツハイマー、パーキンソン、コロナ後遺症、ワクチン後遺症、正常眼圧緑内障、網膜色素変性症、加齢性黄斑変性症などは、長期的な治療が必要ですし、私としては短時間の吸入ではなく、5時間以上(就寝時の吸入)の毎日の吸入が必要不可欠になってくると思います。ネックは標準治療でないため、自費診療になるということ、長時間吸入するためには、水素吸入器をリースあるいは購入で自宅に置かなくてはならないという欠点があります。水素吸入装置はピンからキリまであり、どの機種を選ぶかが大事になってきます。つまり、1分間当たり600ml以上、鼻からの吸入に場合2%から4%の濃度が必要と思います。

 道のりは長いでしょうが、標準治療、つまり、保険収載されるようにきちんとデータを取り、学会発表、論文を書いて、認めてもらえるよう努力しようと思っています。

網膜血管は、血管の中で唯一、直接見ることができます。

眼科医は、眼底検査により、動脈硬化所見、高血圧所見、網膜出血、中心静脈、中心静脈の閉塞など、見ることができますので、全身の血管がどうなっているかも推測できます。

造影剤を入れたアンギオグラフィーで血流動態を観察することもできますが、造影剤の検査はショック症状や、アナフィラキシー症状を起こす可能性がありますので、どうしても必要な人に、肝機能腎機能が正常な人のみに行います。

ところが、OCT(眼底三次元画像解析)の発達で近赤外線を用いて組織の断面を撮影することができるようになりました。さらにOCTアンギオグラフィー(光干渉断層血管撮影)は造影剤なしに血管の柚須を検査できます。OCT画像は変化のないもの(動いていない部分)と変化のあるもの(血管内の赤血球など)を区別することにより、血管の変化や血流を測定することができます。

高濃度水素。酸素吸入が生体の血流にどのような影響を与えるかを検討するには非常に良い機器です。

これまで、水素吸入前後で血流改善が認められましたが、網膜神経線維が薄いところなど網膜異常部位の血流改善が著しく、正常な網膜は少しの上昇か変化がないという興味ある所見を得ています。つまり、病変部の血流が改善するということです。これは、病変部の酸化が強く、ヒドロキシラジカルが多数発生しているので、水素が、ヒドロキシラジカルと結合して水となり、ヒドロキシラジカルがなくなるため、NO(一酸化窒素)の働きで血管が拡張し、良い活性酸素であるスーパーラジカルなどの働きが強くなるためと思われます。

網膜血管が、このような変化をもたらすのであれば、全身の血管でも同じような現象が起こるはずです。

悪い部分に働くというのはとても良いことで、コロナ後遺症、コロナワクチン後遺症など脳の微小血管の血栓が原因と思われていますので、そこだけに働くのですから、非常に効果的です。ただ、微小梗塞であったとすると、長時間の吸入が必要ですので、夜間就寝時にずっと、吸入することが求められます。短期的な改善を望むのであれば、高圧水素・酸素吸入装置に入れば、1回の吸入でかなり改善するようです(岡崎ゆうあいクリニック小林先生のデータ)。ただ、1週間で元に戻るようですので、数回の施行が必要になりますが、1回高圧水素をやったあとは、自宅でET100あるいはET120で1分間当たり1200mぁるいは1320mlの水素の吸入を毎晩行えば、維持できるのではないかと考えています。

当院で動眼神経麻痺になった患者さんが発症2週間で高濃度水素吸入をやって、1日2時間の吸入を、2から3回やっただけで、完全緩解しています。これも、動眼神経の栄養血管の微小血栓が原因だったのだと、推測しています。

15分の水素吸入であったとしても、病気のある人では、すぐに効果を感じることができます。これは、体の悪い部分に、水素が働いているのだと思います。健康な人は何も感じません。短期的には病変部に効果があると思いますが、長期的には、慢性の炎症などによるPSAの値などは、3か月以上の吸入で低下してきます。

今後も、水素吸入とOCTアンギオでの血流を検討してまいります。

本日は3名の患者さんの高濃度水素・酸素吸入(ET100:1200ml水素、600ml酸素/分)30分前後の視神経周囲及び黄斑網膜周囲のOCTアンジオで網膜血流を観察しました。

 驚いたことに、基本的に、患眼の血流が改善し、正常眼の血流はそれほど増えず、また、神経線維が薄い場所、浮腫がある場所の血流が増えるという現象が認められました。

水素吸入で、悪い部位がある人に効果があり、正常な人は感じないという、臨床症状とも一致します。

 また、ブドウ膜炎の既往があり、網膜血流が悪い患者さんは、明らかに悪い部分の血流が増加しています。

想像するに、病変部は酸化が進み、ヒドロキシラジカルが多い部分で、水素吸入により、ヒドロキシラジカルが消失しNOの働きで血管が拡張し、血流の流れが良くなっているのだと思われます。

 緑内障の患者さんは神経線維菲薄化の部位乳頭周辺の領域の血流が増え、網膜疾患は視神経周囲より、黄斑周囲の網膜の血流が増えます。非常に興味ある所見です。

 網膜でおこっていることは、水素は鼻カニューラで全身にいきわたっているのですから、全身の血管でも同じことが生じていると思います。

 コロナ後遺症(ブレインフォグ)も脳も微小血栓が原因だと思います。悪いところの血流が増えるのであれば、微小血栓部位の血流が良くなり、後遺症がよくなると思われます。

これに、高圧水素・酸素のチャンバーに入れば、動脈血中の酸素飽和度が6.5倍になり、血流がよくなるのですから、かなりの改善が見込めます。酸化で発生したヒドロキシラジカルも水素が除去してくれるわけですから、一石二鳥です。

 水素の可能性を日に日に感じる毎日です。明日も2名の高濃度水素・酸素吸入前後のOCTアンジオを測定します。どんな新しい知見が出るか楽しみです。

 ET100で30分水素吸入前後のOCTアンギオを測定しました。Angio Vue Retinaによる黄斑部網膜のvessel dennsity(VD)は視覚的に明らかに血流が増えているのが確認できますし、VDも数値が上がっています。

 また、Angio Vue  Discでも前後でVD上がっています。

 本日は、午後手術で測定できませんでしたが、明日も、明後日も水素吸入前後で測定したいと思いますが、水素吸入前後で血流が増えることは確実です。長期的に、どの程度の時間で戻るのか、長時間吸入した人は、常に血流が多いのかも検討したいと思います。

 

2月7日、高圧水素酸素吸入体験以外に、ET120も50分吸入体験しました。ET120は水素が1320ml/分、酸素は660ml

/分とET100と比較して10%増えるだけですので、自覚的には差を認めません。精製水500mlで7時間連続吸入ですので、夜間睡眠中に、切れる可能性もあります。ET100が8時間ですので、寝る前に不足分をいれれば、朝まで持ちます。

PF72だと12時間もちますので、余裕です。

夜間連続して吸入するのであれば、PF72で十分だと思います。

ET120はデジタルになりますので、見た目はET100よりすっきりし、重量もへりますが、ETの愛嬌はなくなりました。

本日は、休みを利用して、岡崎ゆうあいクリニックに1.9気圧の高圧水素酸素システム(酸素50%、水素4%の濃度)により通常の6.5倍の動脈う酸素分圧になります。これを90分体験しました。以前、勤めていた総合上飯田第一病院時代に100%の酸素を2気圧にした高圧酸素療法を網膜色素変性症の患者さんに用いていました。非常に効果が出て、視力0.05~0.2程度の視力が1.5以上によくなり、網膜浮腫もよくなりましたが、効果は徐々に低下、3か月後再度施行すると、1回目ほどは視力上昇せず、徐々に視力が低下しました。これは、ロウソクの炎と同じで、酸素を吹き付ければ、ロウソクはよく燃え見え方はよくなるが、ロウソクの寿命を早くしてしまうだけだと気づき、中止しました。これは、今から考えると高濃度高圧の酸素が、多量のヒドロキシラジカルを産生していたのだと、今であれば、わかります。そうなると、酸化がより強くなり、病気を促進してしまいます。今回の高圧水素酸素療法は、高圧酸素によって発生したヒドロキシラジカルを水素が水にして体外にだすことにより、酸化が抑えられ、血中酸素濃度の上昇によりスーパーオキシドが体内の免疫機能や感染防御を強め及びん血中水素濃度が上昇により、抗酸化作用、ILなどの抗炎症反応、免疫機能増進、NOの働きによる血流増加を引き起こし、微小血栓や微小梗塞を緩解させます。そのために、パーキンソン病やコロナ後遺症、コロナワクチン後遺症、慢性疲労症候群などに顕著な効果を発揮します。ただ、1回90分の高圧水素酸素療法では、一時的によくなりますが、再度悪化しますので、繰り返しの治療が必要のようです。私としては週1回高圧をやり、他の日は、夜間睡眠時に高濃度水素吸入を続ければ、早期に緩解すると思います。

脳内の微小梗塞をとらえることは難しいので、眼底をOCTアンジオで詳細に観察すると、網膜内の微小梗塞を見つけられる可能性があります。眼科とのタイアップが有効かと思います。

 網膜血流を見るために、OCTアンギオを導入しようと思っています。昨日から2週間OPTVUE社のSOLIXを借りて試します。

 第1例目は緑内障で上方の神経線維束の日は菲薄化がある患者さんの視神経乳頭領域の4分割の平均輝度(平均血流変化量に相当)をみてみると、明らかに、OCTで薄いところの、平均輝度は低下しています。

 今後、ET120(高濃度水素・酸素吸入装置):{1200ml水素+600ml酸素}30分間鼻カニューラで吸入前後で、平均輝度が変化するかどうかを検討したいと思います。楽しみです。