若い時には、睡眠不足でも、激しい運動をしても、栄養をとらなくても、存外、元気で、無茶もいろいろできます。

 でも年をとってくると、外来が忙しい、睡眠不足、激しい運動をすると、とても疲れてしまいます。

 勿論、高血圧、動脈硬化、糖尿病などの基礎疾患があれば、当然ですが、そうでなくても、老化は人の体を蝕んでいます。

40歳を過ぎれば、老眼になり、経年変化で膝や関節にもがたがきています。紙にも白いものが混じり、しみも増えてきます。

 基本的に酸化による老化は避けられないと思われてきました。

 でも人間はそれに抵抗しようとして多焦点眼内レンズを挿入したり、髪の毛を染めたり、お化粧をしたり、と抵抗しています。

 適度な運動をして、食事をコントロールして、脳トレをして、フレイルがおきないように頑張っています。

全ての疾患は基本的に老化から派生しているものが多いようです。日本人の死亡の半分以上は癌です。癌も老化によって起こされているものです。癌細胞は若い時から必ずある一定の割合で発生していますが、癌抑制遺伝子によって修復されます。老化により、癌細胞抑制遺伝子が抑制されるために、癌細胞が増殖してくるわけです。つまり、老化や酸化を抑制することにより、フレイルを止めたり、病気の進行を食い止めることもできるわけです。

 その意味で高濃度の水素・酸素吸入療法は毎日睡眠時に吸入することにより、抗酸化、抗炎症、免疫活性、血流増加により、体を若返らせてくれるのです。まだ、私は6か月の吸入ですが、PSAの正常化、肝機能、腎機能の正常化、睡眠良好で疲れなくなりました。仕事に対する意欲もわいてきました。

現在、緑内障の治療として水素吸入による血流増加が良いのではないかと考え、水素吸入前後のOCTAによる血流測定を始める予定です。

 水素の欠点ですが、旅行など、自宅以外では、持ち運べないので、2泊以上の旅行だと、体が疲れて水素を欲します。