東京の島
東京都には個性的な島が数多ある。いや、島であるからこそ個性的なのかも知れない。
画一化が進む日本にあって、その土地の個性など島にしかないのかもしれない。
【手元に一冊欲しい新書】 2007年
画一化が進む日本にあって、その土地の個性など島にしかないのかもしれない。
【手元に一冊欲しい新書】 2007年
- 斎藤 潤
- 東京の島 (光文社新書 311
人生の鍛錬
小林秀雄の言葉集。
「人はこの世に動かされつつこの世を捨てることは出来ない、この世を捨てようと希うことは
出来ない。世捨て人とは世を捨てた人ではない、世が捨てた人である。」(様々なる意匠)
「果たして他人を説得する事が出来るものであろうか、若し説得出来たとしたら、その他人は
初めから、説得されていた人なのではないのか。」(物質への情熱)
「ドストエフスキイは矛盾のなかにじっと坐って円熟して行った人であり、トルストイは合理的
と信じる道を果てまで歩かねば気の済まなかった人だ。」(ドストエフスキイの時代感覚)
「人生を解釈する上に非常に便利な思想というものは、その便利さで身を滅ぼす。便利さが
新たな努力を麻痺させるからだ。」(志賀直哉論)
「誤解されない人間など、毒にも薬にもならない。そういう人は、何か人間の条件に於いて、
欠けているものがある人だ。」(イデオロギイの問題)
「『自分で自分が解りませんの』と言うのが好きな女がいた。そう言う時の自分の顔付きを鏡で
よく知っているのだと白状した。」(自己について)
「上手に語れる経験なぞは、経験でもなんでもない。はっきりと語れる自己などは、自己でも
なんでもない。」(カラマアゾフの兄弟)
「人はこの世に動かされつつこの世を捨てることは出来ない、この世を捨てようと希うことは
出来ない。世捨て人とは世を捨てた人ではない、世が捨てた人である。」(様々なる意匠)
「果たして他人を説得する事が出来るものであろうか、若し説得出来たとしたら、その他人は
初めから、説得されていた人なのではないのか。」(物質への情熱)
「ドストエフスキイは矛盾のなかにじっと坐って円熟して行った人であり、トルストイは合理的
と信じる道を果てまで歩かねば気の済まなかった人だ。」(ドストエフスキイの時代感覚)
「人生を解釈する上に非常に便利な思想というものは、その便利さで身を滅ぼす。便利さが
新たな努力を麻痺させるからだ。」(志賀直哉論)
「誤解されない人間など、毒にも薬にもならない。そういう人は、何か人間の条件に於いて、
欠けているものがある人だ。」(イデオロギイの問題)
「『自分で自分が解りませんの』と言うのが好きな女がいた。そう言う時の自分の顔付きを鏡で
よく知っているのだと白状した。」(自己について)
「上手に語れる経験なぞは、経験でもなんでもない。はっきりと語れる自己などは、自己でも
なんでもない。」(カラマアゾフの兄弟)
- 新潮社
- 人生の鍛錬―小林秀雄の言葉
現代の貧困
最近、下層にちからを入れているちくま新書。
これはちょっと期待はずれ。読み物ではないので仕方がないが、
読ませるちからがない。この手の新聞の連載が最近多いけれども
それらの方がよい。
【つまみ読みにGOOD】 2007年
これはちょっと期待はずれ。読み物ではないので仕方がないが、
読ませるちからがない。この手の新聞の連載が最近多いけれども
それらの方がよい。
【つまみ読みにGOOD】 2007年
格差社会
副題に「何が問題なのか」。何が問題か、マクロ経済への影響を示すのが一番いいはずだが
そういう観点はないようだ。経済学者なのに。効率性と公平性からの格差論に留まる。
たとえば日本は教育への公的支出がOECD加盟国中で下から2番目である。そうなると塾に
通わせるなど補習費費が家計にのし掛かる。結果的に補習費がまかなえない家庭の子は満
足に学習できない(公平性)。これは本書でも取り上げられている。それに加えて家計に負担
がかかるため、消費が滞る(マクロ経済への影響)、ここまで広げることが必要。
なぜ小泉のような「格差があって何が悪い」論を打ち砕くのにはマクロ経済への影響がもっとも
効果的であろう。
悪い書籍ではないが。
【つまみ読みにGOOD】 2006年
そういう観点はないようだ。経済学者なのに。効率性と公平性からの格差論に留まる。
たとえば日本は教育への公的支出がOECD加盟国中で下から2番目である。そうなると塾に
通わせるなど補習費費が家計にのし掛かる。結果的に補習費がまかなえない家庭の子は満
足に学習できない(公平性)。これは本書でも取り上げられている。それに加えて家計に負担
がかかるため、消費が滞る(マクロ経済への影響)、ここまで広げることが必要。
なぜ小泉のような「格差があって何が悪い」論を打ち砕くのにはマクロ経済への影響がもっとも
効果的であろう。
悪い書籍ではないが。
【つまみ読みにGOOD】 2006年
- 橘木 俊詔
- 格差社会―何が問題なのか (岩波新書)