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CHOROQ COLLECTOR’S BLOG

発足から今年で33年目のチョロQコレクターズクラブ代表が綴るブログです。ここ数年はトミカとホットホィールにハマリ中。時々韓ドラとK-popネタやハワイネタも挟みます。

今から15年ほど前、某飲食店で働いていた時の事。

普段あまり話した事のない新人から、珍しく声をかけられた。

「先輩が好きそうな店見つけましたよ」


好きそうな物とは古い玩具の事だが、いつの間にそんな情報を知ったのだろう?


どんな物が売っていたのか尋ねると、


「いや良く判らないんですけど、

昔のおもちゃみたいなのがあったような…違うのかなぁ」


と、曖昧な返事。

百聞は一見に如かず。その日の深夜に、その場所まで案内をしてもらった。

しかし彼も、たまたま通りかかっただけのようで、

はっきりとは覚えていないようだった。


しかたがないので、大通りに車を止めて、この辺りの細い道を片っ端から捜してみた。

しばらく捜していると、ある道沿いに 「トミカ」 の看板を発見した。

「あっ、あれか!」 と言うと彼は、


「違います。もっと奥の方の右角にあったはずなんで」 と言う。

しかしこの店も怪しい。トミカの看板がついているんだから、

少なくともトミカはあるはずだ。だが玩具店には見えない。


商店街でもない、こんな狭い裏路地に2軒も店があるのかな?

などと思いながら、また彼の後を追いながら捜索を続けた。


更に隣の筋に行ってみると、すぐに


「ありましたありました」 と彼が言って来た。


呼ばれた方へ向かってみると、もう遠くから判った。


「おもちゃ屋じゃないな」


近づいてみると、そこは民芸品のお店。

確かに古めかしい紙人形やでんでん太鼓、木製の小物類が並んでいた。
古い玩具のような物には違いないが、興味の対象物ではない。

彼は 「すいませんわざわざ来てもらったのに、違いましたね」


と、申し訳なさそうにしていたが、そんな事はない。

このお陰でトミカの看板をつけた妙な店を発見できたのだから。

もう一度、その妙な店に戻ってみた。
シャッターが降りているし、暗かったので、最初はよく判らなかったが、

よく見るとそこは自転車屋だった。


自転車屋に何故トミカの看板?

少々疑問に思ったが、そういえば以前、神奈川県の自転車屋に

初期のトミカを売っている店があったのを思い出した。

トミカと自転車の関係は定かではないが、まあ良くある事なのかも知れない。
この日は場所の確認だけして、彼を送り帰宅した。



次回に続く。



本日は日曜日。恒例の所蔵コレクションを披露いたします。

 

フェアレディ130Z・ふぁっしょんチョロQ、キュービックプリンティングテスト品

 


ふぁっしょんチョロQラブラブには、三次元曲面印刷の

「キュービックプリンティング」という技法が施されています。

 

キュービックプリンティングを簡単に説明すると、

水に溶けるフィルムの上に模様を印刷して、そのフィルムを水面に浮かべ、

印刷する物体をフィルムに浸して転写する技術の事。

 

その技術が採用されているのが「ふぁっしょんチョロQ」ですが、

これは、その技法の試作品です。


永年、いろいろな試作品と共に埋もれていたらしく、

溶けたプラスチックやゴムが化学変化を起こし、

フロントボンネットからルーフにかけて溶けてしまいました。

いつか削ってきれいにしたいと思います。

 



ふぁっしょんチョロQは、当時、女性向けに作られたそうです。

 

実際、初期のチョロQは主に女性に売れていたと聞いています。

 

フェアレディZのふぁっしょんチョロQ、なかなか新鮮ですね。

 

 

 

さて、本日は秋葉原にて、モデル&トイ・スワップミートがありました。

 

 

 

あいにくの雨天でしたので、いつもの常連さんが少なかったのが残念ですが、

 

今回は、CDG*チョロQアルバム さんにお手伝いをしていただき、

暇ではありましたが、いろいろ楽しく過ごせました。

お疲れ様でした。お手伝いありがとうございました。

 

チョロQ研究序説 のすみやさんや

 

JOY HOBBY CAR な日々 のAJPさん

他、数人も会場に集まって、久しぶりのトーク。

 

みなさんお忙しいので、なかなかお会いできませんが、

 

こういう機会に顔を合わせられるのはいいですね。

 

という事で、また次回。お楽しみに。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

僕の父親には弟が3人いる。

兄弟みな特殊な仕事に就いているが、末っ子は家の隣で模型店を経営していた。

その店には、70年代から80年代のラジコンやガンプラブーム、

90年代のミニ四駆ブーム時には、各世代の子供達が

店の前に集まって談義を交わし、

道路で組み立てたり完成したラジコンを走らせたりしていた。


店が主催するTRCC(ラジコンクラブ)には一時は100人近い少年達が所属し、

近所の広場でレース大会を開催するなど、いつも店は大盛況だった。
僕の家の前には常に知らない少年達が座り込んでいたので、

何となく嫌な感じはしたが、そこはさすがに子供、

趣味が合えばすぐに仲良くなったものだ。

そんな時代を経て、ブームも落ち着いた90年代後半。
子供達の趣味は多種多様に広がるが、相変わらずミニ四駆は人気があった。

しかし、今彼らが求める物は驚異的な速さ。

全国大会優勝などを目標とする少年達は、大きなサーキットコースを完備し、

改造パーツを豊富に取り揃えた専門ショップに足を運ぶようになり、

小さな小売店は衰退を余儀無くされた。
やがて店からは客足も遠のき、店の商品はそのまま眠りについた。



話は戻って、まだミニ四駆全盛期の90年代中頃。

僕は隣の模型店店主(父親の弟だから叔父にあたる)に、

客が少なくなった事を理由に、こんな提案をした事があった。

「おじさんさ、問屋に出入り出来るならチョロQ仕入れといてよ。

そのうち売れるだろうし、売れなかったら俺が全部買うからさ」


正直、それほど売れるとも思えなかったが、

隣でチョロQが買えるのなら僕も楽だと考えての事だった。



そんな話をした数日後、家の前でおじさんに声をかけられた。


「チョロQっつうの入ったから。でもさ、種類がいっぱいあって

どれにしていいのか判んないからいろいろ混ざってるよ」

早速見に行ってみると、その時期に発売されたばかりの新しい物が、

一通り並んでいたが、同じ物がいくつもある。

この時僕は

「うわ、ヤバいな~こんなに売れないよ」
と、自分の趣味というだけで言ってしまった、チョロQ仕入れの提案を少し後悔した。


黒っぽいメッキのチョロQが15台セットで一万円、それが6個もある。

他にもミニクーパーの4台セットが12個など。

とりあえず僕も一つは買うが、単価の高い物を複数買う金は無い。
その他STDも数種類あるが、既に他で買ってしまった物ばかり。

問屋事情を知らなかったとはいえ、

段ボール箱ごと仕入れてくる事は考えていなかった。

案の定、その後チョロQは殆ど売れず、

時々小さい子供がお母さんに買って貰っているのを見かける程度で、

店で売れている物はミニ四駆ばかり。

チョロQは無駄にスペースを取るだけの邪魔物と化し、

やがてGケースからも追いやられ、

売れ残りのNゲージやHOスロットカーと共に、床下に片付けられていった。

そして、僕の記憶からも一時的に消されていくのだった。


しかし、それから数年後、チョロQが再燃の兆しを見せ始めた。
99年、チョロQは20周年を間近に控え、各地でミニイベントも行われ、

六本木ヴェルファーレではタカラ主催の記念イベントも開催された。


モデル・カーズ誌面ではチョロQ大図鑑も連載を開始、

「チョロQ79to99」他、チョロQを題材とする書籍が発売され始めた。
そしてチョロQは完全復活。対象が子供だけではなく、

大人のマニアをも巻き込む程に成長していた。



その後、西暦2002年頃(だったと思う)、隣のおじさんが、

生活用品も持ち込まれ倉庫代わりと言っても過言では無い

開店休業状態の店を、掃除していたある日。


久しぶりに言葉を交わしたおじさんから、


「おい、うちにあるチョロQ持ってかねーの?もう飽きたの?」と言われ、
この時に初めて、隣の店に大量に残されたチョロQの事を思い出した。

それらはヨレヨレの段ボール箱の中に納められていて

、薄汚れてはいるものの特に傷みも無く、数年ぶりに暗闇から解放されたのだった。





地方にわざわざ一喜一憂しながら旅するのも楽しいが、

隣の家にこんな物が埋もれていた事をあらためて知らされた時は、

小学生時代、地面に埋めたタイムカプセルを

十数年後に掘り出した時のような感動だった。

住宅が密集する中に、ポツリと建っていた小さな模型店。
昨年、家の取り壊しと共に閉店したが、そこの物置には今も、

店内に残されていた30年以上前のラジコンやプラモデルキットが眠っている。

本日Qの付く日は、CCC所蔵コレクションをお見せします。

 

今回は、「どっ金チョロQテスト品・マツダ787B」です。

 


通常のマツダ787Bに金メッキが施されているだけの物ですが、

通常品との違いは、カウルのカラーです。


 

通常はスモークですが、これはブルークリアとレッドクリアの2色。

 

シャーシの裏を見ると、普通の787です。

 


 

 

 

今日は、ここでお知らせです。

 

 

 

6月22日(日)

 

東京・秋葉原の廣瀬無線ビル5階イベントホールにて、

「MODEL&TOY SWAP MEET」

という車のおもちゃ中心のイベントがあります。

ご存知の方も多いと思いますが、お時間がございましたらお越しください。

チョロQコレクターズクラブ出店予定です。

 

会場は、秋葉原電気街口から、中央通りへ向かって、

 

横断歩道を渡って右の方に向かい、1階がデューティーフリーショップのビル

(廣瀬無線ビル)の5階です。

廣瀬無線ビルは、屋上に大きな緑の看板があります。

入り口がわかりにくいので、よく探してください。ゲームセンターと同じ入り口です。

一般入場は12:00からになりますが、

ディーラータイムに入りたい場合は10:30から入れます。

入場料は、ディーラータイム1000円、一般500円。

 

という事で、お知らせは以上です。

 

 

次回は日曜日。お楽しみに。

 

 

 

 

 

隣にもう一つ、同様の容器があるが、これもまたこまごまとした物が詰まっている。

この中にも何か残っているかもしれない。

売れ残りは底に追いやられ、上の方の商品のみが何度か回転しているのだろう。


底の方には「スターウォーズ」のR2-D2や「宇宙戦艦ヤマト」のアナライザー等の

ノコノコが見える。中間辺りにはター坊、ミニチュアピストル等、

そして上層部には現行チョロQのフェアレディZやザウバーメルセデス等が見えた。
古い物ばかりが目立つが新しい物も置いてあるようだ。
この容器も一応チェックはしてみたい。とりあえずR2とアナライザーは欲しかった。


子供達が興味深そうに見ている中、またあらためて中身を取り出していった。

10個前後取り出した時、ター坊の下に埋まっている物に目が釘付けになった。


「白い救急車のバン」と「黄色のバハバグ」。 間違いない…マメダッシュだ。


もしかしたらもっと出てくるかもしれないと思い、

底まで全部出して見た。しかしこの容器にはもう無い。

さらにもう一つある容器に手を出してみた。
外見からは、それらしき物は見当たらないが、

先程同様に中心まで見てみない事には判らない。

しかし残念ながら、この容器には現行チョロQと、

チョロQとは違うプルバックカーや、その他駄玩具しか入っていなかった。

周りの子供達は、「こんな物がここにずっと入ってたんだ?」

とでも言いたそうな表情で、不思議そうに人形が貼り付いたチョロQを眺めていた。

会計をすると約5000円。
10円20円が一番多く動いている駄菓子屋で、

一万円札を出すと、お店の人は普通お釣りに困ったりするのだが、

ここは1000円以上の玩具もあるので、お釣りはすぐに渡された。

他にも気になる物はいくつもあったが、この日はこれで終了。

チョロQの入った袋を持って、店を後にした。

その後、友人宅へ向かい、着いてすぐにこの話をすると、
「ああ、あそこね。昔良く行ったけど十年以上見てないな」と言っていた。
いくら近所でも用事が無ければ普通は行かないのだろう。

この奇跡的な発見に対して、

この時はさほど大きな感動が無かったと記憶している。


なぜなら、この時は、マメダッシュだろうと、はこのりチョロQだろうと、

ただの未入手品という存在だったからだ。
希少な物だと気がつくのは、その翌年頃だった。




尚、白い救急車のバンは、後にBセットの物だった事が判明。

当時はCセットまでの、シャーシにチョロQの文字が無い物の事を

全てマメダッシュだと認識していた為である。




先日、十数年ぶりにそこの付近を車で通りかかったが、

当時とは全く違う景色に変貌を遂げていた。

高層マンションが何本も立ち並び、巨大なショッピングモールが出来ていた。

あの駄菓子屋はまだあるのだろうか。


機会があったらまた行ってみたいと思う。
あの時残して来たザウバーメルセデスやタイサンスカイラインが、

今もあの容器に眠っているかもしれない。