元漫画少女の雑記帳 -167ページ目

重い・・・

今日も更新・・・と思ったら



重いのなんのって。結局ログインすら出来なかった。





ここって人気あるんですね。

エロイカに愛をこめて








いよいよ昨日・今日とエロイカ関連の本が発売されました。

前回「ガラスの仮面42」を勇んで予約したものの、現実は
店頭にたくさん積まれていて拍子抜けしたので、今回は予約せず。

そのエロイカ、九州ではまだだと思います。
ガラスの仮面が手に入ったのも発売日の三日後だったし。
なので今週末にネットのアンケートで当たった図書券持って
本屋さんに行く予定です。


ちょっと前にアマゾンを覗いてみたら、ランキングがかなり上位で
とても嬉しかった。青池さんもニコニコしてるだろうか。


あ、その青池さんの実家は山口県下関市。
河豚や鮟鱇で有名な所です。うちからも近いです(うちは九州だけど)
その内下関ネタの作品も描いてくれたらいいな。
とはいっても少佐や伯爵、ミーシャあたりが下関に来るというのも
うーーーんだなぁ。でもそれはそれで面白いかもしれんが。

壇ノ浦で平家の秘宝を探すジェイムズ君、関門海峡の夕暮れに
ロマンを感じつつ、赤間神宮で誰もいないはずの背後に気配を
感じて再びホラーになる伯爵。(赤間神宮の七盛塚は平家の墓。
耳なし法一の像あり。私はここでホラーな体験?をした)
関門トンネルの渋滞にイライラする少佐、おろおろする部下A君とB君。
シーモールで買い物するG君。。。うーーん。。。ある意味ロマンかも。


ブラックジャック

今、毎週月曜日にアニメが放映されているので知っている方も
かなり多いと思う作品です。

私が読み始めたきっかけは去年某雑誌で青池保子さんが
この「ブラックジャック」を描いており、面白かったので
オリジナルも読むようになりました。それが面白くて面白くて。
それだけに原作とは話によってはかなり違うアニメの分には
少し引くようになってしまったけど(苦笑)。
とにかく原作はイイ!但し文庫版だと今のところ17巻まで出ているので
集めるのも大変ではありましたが・・。
(ネットのアンケートなどで貰っていた図書券が大いに役立ちました)

内容はブラックジャックこと間黒男(はざま くろお)という
無免許医を中心に起きる人間模様というところでしょうか。
人間の欲などの汚さも如実に描かれており、考えさせられる話も
たくさんありました。手塚治虫さんの作品は他に「火の鳥」なども
読みましたが、やっぱり漫画の神様という代名詞は的確だと感じました。

それとともに色々な奇病も出てきます。
例えば畸形膿腫。母親の体の中で本当は双子として育ち生まれるはず
だったのに、何らかの異常で胎児の片方の体がもう片方に吸い込まれる
形で、その中で育つ。ただし手足や内臓などがバラバラで、双子の
片割れの体内にゴムのような袋に包まれて・・。
(ピノコは元々その吸い込まれた双子の片割れの方で、バラバラになって
出てきたのをブラックジャックが組み立てて人間の体にした。)
あ、そうそう。私はブラックジャックを漠然と知っていたものの
ずっと未読でした。なぜかというと・・・手塚先生ごめんなさい。
絵だけ見て父子家庭でもなさそうだし、もしやロリコン!?と思い
読み控えていたのです。バカですね。

あとは子供の体内から木の芽が生えてくるとか、結果的に身長30cm程まで
縮んでいって死亡する病気など。
正直木の芽の話はゾワゾワしましたが(苦笑)。

それからブラックジャックのいいところのひとつに
時間がなくてもちまちま読めること・・・があるんです。
なにしろ一話一話ですっきりまとまっており、その一話も20P程。
そして全話すっきりきっちりまとまっている。それって凄い事だと思います。
終わり方については読後の気持ちがいいものも、悪いものもあります。
人間、又は漫画の主人公は毎回都合よく救われるもんじゃないところが
何かリアリティもあったりして。

で、とにかくたくさんの話がありますが、私の一番好きな話は・・というと
散々悩んだのですがやっぱり「ネコと庄三と」という話です。
自然災害により脳障害が出て、迷い込んできた親子猫を自分の妻子だと
思い込んだ男の話。あれは泣けた。


聞くところによると未収録の話がまだまだあるそうです。
そういうのも文庫の18巻として発売してくれたらいいのになと
思う今日この頃です。

ガラスの仮面


さて、続きです。

とにかく久しぶりに出た42巻はパラレルワールドでした。
作者はなぜ携帯電話をいきなり出したんだろう。

私の中では主人公たちの服装などから80年代の話だと
ずっと解釈してました。まあ勝手な解釈なんですけどね。
だって41巻まではパソコンも出てこなかったし、最新型ぽい車もなし、
90年代くらいに出た携帯電話のムーバなども大会社の社長すら
持ってない。とにかく時代性を感じさせないように配慮してるカンジ。

それがいきなりカメラ付き携帯電話が唐突に登場するんですもん。
待ってた分泣けました。

内容も演劇というより、かなり初期から出てくる桜小路優という俳優と
主人公の恋愛?が殆どで、話的には全くといっていいくらい
進んでいません。とにかく主人公のことが好きな優がデートに誘ったり
一緒におそろいのエプロン(・・・)つけてごはん作ったり。

なんなんだよぉぉぉな一冊でした。

41巻が宗教漫画だけど、本来のテーマ「演劇」について濃厚なのに
対照的な内容になってしまってます。
それでも43巻が早期に出るならまだ我慢出来ます。

だけど・・・41と42の間がろくねん。


いつ出るんだか想像すらつきません。
一般的には雑誌に掲載されていて、何回分かたまったらあと数ヶ月って
いうのが多いと思うけど、ガラスの仮面は作者が全部書き直すから。
しかも作者は宗教の仕事も兼任しているという・・・。


悪条件の作品なのに42巻はかなり売れたようだしファンも多い。
それだけ良い作品だと思ってますが、このままのペースだと
どうなんでしょうね。完結するころには私何歳になってるんだろう。

でも最終回を楽しみにしています。
紅天女がマヤか亜弓さんか気になります。
速水真澄社長がこのまま婚約者と結婚してしまうのか、マヤを選ぶのか。
亜弓さんは本当に失明してしまうのか。


続き描いて下さい。涙











ガラスの仮面/美内すずえ

きみは祝ってくれないのか・・チビちゃん


言わずとしれた長連載の人気作。
舞台化、ドラマ化もされたので男女不問で知っている人も多いと思います。

思えば初めて読んだのは20年以上前の小学生の頃でした。
それが30過ぎて子供がいる今も続くとは想像だにしていませんでしたよ。
あたしゃ・・・。

どうしてこんなに長くなったのかというと、一番の理由は

本が出ないから。


次の巻が出るまでに6年とか平気でかかっちゃう。

それも厄介なことに雑誌(花とゆめ)で掲載されているのに
作者は単行本を出す時に1から書き直すらしいです。
下書きからですよ。

それだけ聞くと凄いなと素直に思わないでもないんだけど
更に作者の気が変わるのか、今度は内容まで大きく変わって
いるんだとか。

だからたとえ掲載紙で内容を知っていても
そのまま展開しないというのが面白くもあり厄介な所。
ちなみに雑誌掲載文の原稿をそのまま単行本にすれば
もう何冊分もストックがあるそうです。


更にまた厄介なことに作者自身が某宗教にはまり込んで
代表をやっていること。
詳しくは「O-EN」で検索してみて下さい。
秋里和国さんのかなり初期の作品「花のO-ENステップ」も
出てきて懐かしい気分になれます。
ついでにこの団体、秋里さんとは一切無関係です。ホッ。

思えば紅天女の章あたりから、妙に宗教じみた展開になりました。
単行本でいうと41巻から。
それまでは純粋に演劇に対して、人物模様に対して熱中できて
いたんだけど、紅天女の話からモヤモヤ~~~と。

宗教が全て悪いとは思わないんだけど、本業忘れないで欲しいな。
美内さん。お願いします。

さて、最新刊は6年待たせて去年の12月に出ました。

珍しくこの私が予約までして手に入れました。

読んでの感想はというと「・・・・。」。

宗教色はなかったです。それは良かったんだけど
今まで特に登場しなかった「明らかに時代を象徴させるモノ」が
いきなり出てきました。
それは携帯電話。

連載開始時は1970年代で主人公の北島マヤは14才の中学生。
現在は高校も卒業して数年というところだからせいぜい20才程度。

いえ、いいんです。漫画だから。
だけど前巻(しつこいけど六年前)には出てこなかった
携帯電話が設定では梅の谷(奈良かなと思う)から
東京に戻ってきたらいきなり登場。
それもいかにも金持ちで仕事上必要そうな芸能会社社長が
使ってるんじゃなく、俳優がカメラ付き携帯を使ってる。


なんじゃそりゃあぁぁぁぁです。


42巻については長くなるんでいったんシマイ。


ガラスの仮面(42)