COME!(コメ!)/日高トミ子・原作 松本タカ・漫画
今日は珍しく少女漫画じゃなく、しかも新しい作品でも。
タイトルは「COME!」。
「オイデ」のカムではなく、「米」だったりします。
そのタイトルだけで何となくどんな話か想像がつくかも
しれないけど・・そうです。稲作がテーマです。
まず舞台は東京からスタートします。
主人公は青森県十戸村出身の農家の長男坊。
東京の大学に進学し、アルバイトをしながら暮らす
普通の純朴な青年です。農家を継ぐ気なんてさらさらなし。
ところがたまたま飲み屋で知り合った、ナンバーワン
ホステスの「こまち」さんに一目ぼれ。
当然、垢抜けない貧乏学生なんて彼女はまともに相手には
していませんが、主人公は彼女に夢中です。
その彼女が実は秋田県の元農家出身で、東京でお水を
やっているのは、稲作をちゃんとやりたいからと知り
単純で純情な主人公は稲作について真面目に考えるように
なります。
と、最初の方はそんな感じです。
これからは主人公の変化とか(正直最初はどーしよーもない
本当に冴えないヤツだった。)主人公の温かみのある家族、
十戸村の村民たち、稲作の現実や新しいスタイルの農業について
など、一冊読んでみて農業に対して関心が出てきました。
共に、こまちさんと主人公・武藤恵くんとの仲も気になる
ところです。
連載は週刊ヤングマガジンですが、原作者も漫画家も女性と
いうこともあり、女性の方にも楽しく読めると思います。
絵も見やすくて私は好きです。
ちなみにこのCOME!、2巻が3/4発売になっています。
2巻の内容も以前ヤンマガ買ってる人に見せてもらってたので
大体は知ってますが、1巻より更に面白いストーリーになって
います。
これは期待してもいいと思います。
COME! 1 (1)ヤングマガジンコミックス
COME! 2 (2)ヤングマガジンコミックス
ロシアのおっさんにも愛をこめて 2 ロシアのミーハー娘
ロシア人って世界一美しくて世界一劣化が激しいんだそう。
確かにオリンピックなどを見ていて、ロシアの選手には
ついつい見とれてしまう事が多いです。
そうなんだけど、自国の美形を差し置いて他国の美形に
ときめく女の子も出てきます。
そもそも「エロイカ」に女の子が出てくるというのも実は
珍しいのです。【少女漫画】なのに。
さて、その彼女の名前はアンナちゃん。
ついでに黒髪の美人な女子高生。
国籍・・・・・・ロシア。
そうなのです。
ロシアの「タコ」こと仔熊のミーシャの娘さんなのです。
親父は言うならば国粋主義者。
だけど娘はそんなのお構いなし。
(おそらく父親の本当の職業も知らないでしょう。)
やれ、北欧のバレエダンサー
やれ、トルコのサッカー選手と、美形に目がありません。
そんな娘に頭を抱えるミーシャ。
実に仕事中では絶対見せないようなパパな姿も見られます。
それで私が見たいな~~と思うのは、その美形大好きな
アンナちゃんに「なんて美しい男」な伯爵や、ジゴロに
間違われた経験もある少佐を何かの偶然で会わせて欲しい。
余計に父親・ミーシャの苦悩は募るでしょう。
そんなミーシャの姿を見たい私はサディストなんだろうか(笑)
でも↑の伯爵、とても美しいでしょ。一番好きな表紙です。
ロシアのおっさんにも愛をこめて 1
出演すると書きましたが、そのおじさんたちの話。
国際派な漫画だけあって、実に色々な国籍のおじさんたちが
登場します。
イギリス・ドイツ・イタリア・フランス・スペイン・中国・日本・
アメリカ・ロシアギリシャ・トルコ・ノルウェー・などなどなどなど・・・。
まるで漫画で見るおじさん国際市という状態。
主役のエーベルバッハ少佐でさえ、善良な市民からは
「おじちゃん」と
表現されているし、父親から再三「ヨメはまだか」の電話を
受けているのを見る限り若くはないだろうと思われます。
私の予想?としては32,3ってとこかななんて。
ちなみに彼の父親は第二次世界大戦で戦っておられたよう
なので現在どう若く見積もっても80代?70代では少年兵に
なってしまう。
その父親が80代というとその息子は・・・・ま、漫画です
から(・・・と開き直る。第一それ言ったらサザエさんちも
波平さんは戦争行ってましたからねっ。)
少佐の年齢設定については、先日出た本
にも青池保子さんは
何も語っていませんでした。
さて、私の好きな「おっさん」のキャラクターの中に、
ロシアのおじさんがいます。だいたい良く出てくるのは
お2人で、2人とも元KGBのエージェント。1人は武闘派、
もう1人はダンディなおじさんです。
知性派・・かな。とにかく物腰も落ち着いていて
ロマンスグレーとは彼のことを言うんじゃないかと思います。
その名は「白クマ」。もちろんコードネームです。
そしてもう1人の武闘派のおやじは「仔熊のミーシャ」と
いいます。
名前だけは可愛らしいですが、(モスクワオリンピックの
キャラクターにちなんで付けられた名前だそうです。)
見た目は、バナナフィッシュのショーターを親父化させた
という感じ。
このお2人は少佐と仲が良くないです。それも当然。
冷戦時代は敵同士だったのですから。
特にミーシャと少佐は殴りあったり監禁したりとかなり
ドメスティックな関係です。
年齢は推定親子ほども違う(と言ったらミーシャは怒るかな)
けど少佐もミーシャに対して容赦しませんでした。
それが冷戦も終結し、ロシアとドイツは協力関係と
なりました。
私は冷戦後の2人の兼ね合いが特にお気に入りです。
今までの敵はムリヤリ味方となり、共同の任務を
与えられ続けます。
KGBのエージェントも「魔弾の射手」を見ている限り
数多くいそうですがなぜか少佐関連はミーシャが
圧倒的に多い。
少佐を扱える?のはミーシャが一番と判断されているのか、
相手が少佐だと知って他のエージェントが仕事を断っている
のかは不明。
主要キャラの白クマでさえたった二回。彼はミーシャよりも
上みたいだしきっと要領もいいんでしょう。
とりあえずミーシャはデンマークにて徹底的に任務の予算を
低予算で設定され、極貧生活を送っていたり、任務の失敗で
ポンとシベリアの僻地にて重労働を強制されたりと、本部での
位置は低そうな?
こんな楽しい?おじさんと少佐や伯爵との活躍もすんなりとは
当然いきません。そこらへんも青池さんはキャラクター設定を
しっかりさせているんだなと感動します。