元漫画少女の雑記帳 -159ページ目

動物のお医者さん/佐々木倫子

















裏話書いて当時の記憶がよみがえってしまい、あまりに

悲しいので改めてこの本について書きましょう。

ストーリーは獣医を目指すハムテルの周りに起こる、

ちょっと変わった日常です。変わった先輩たちやアフリカ

マニアな教授、噛み付く馬や豚に関する奇奇怪怪な事件、

凶暴な羊などのエピソードの他に、ハムテルのユニークな

家族たち(祖母・たまに帰ってくる両親、犬、猫、鶏、鼠)の日常です。

影の主役といっていいのが、そのハムテルの犬と猫。
猫は北海道在住なのになぜか関西弁を喋り
(と言っても猫語です。みかんちゃんみたいに喋る猫ではありません)
犬はひたすら我慢強くておっとりとし、鶏はひたすら凶暴。
ネズミは・・・何も考えてない。
たとえ猫にじっと見られていても考えてない・・・。
そんな動物たちかなと思います。

この本を読んでまず思ったのが
「佐々木倫子さんってなんて動物描くのが上手いんだ」
ってこと。
その前に「林檎でダイエット」とか「ペパミント・スパイ」
なども読んでいましたが、動物画の上手さにまず感動。
更に話の作り方。
ミステリー仕立ての話なんて彼女らしさが前面に出て
とても楽しめました。

単行本だと全12巻、文庫なら8巻。
長編ですが、退屈なんかせずあっという間に
読めてしまいます。

この作品以後佐々木さんは白泉社以外の雑誌で
描いてますが、こちらもなかなか楽しいですよ。
例えば看護士さんモノとか最近はレストラン物を
描かれています。

そういえば私事だけど、全員プレゼントで貰った
チョビのスタンプセット・・まだ実家にあるはず。
今となるとお宝ですね。
だけど「エイリアン~」に引き続きこれで暴利を
むさぼれないのは単なる貧乏性だろうか・・・w

P.S.
上の猫ちゃん、一番好きな表紙です。かわいいでしょ。
やっぱりこの人は動物描くの上手いですよね。
私の中では動物を書くのが一番上手いのは佐々木倫子さんです。



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動物のお医者さん 開業編 (復刊ドットコム)

動物のお医者さんの裏話
















さっき「みかん」の所で「動物のお医者さん」の事を

出したので今度はこれです。

思えばこれ読みたさで「花とゆめ」まで手を出した私。

当時は高校生でしたが、それはそれは人気がありました。

最近はドラマ化されたのでまたまたご存知の方も多いことでしょう。

昔、ブームになった時は作者はドラマ化の話を断ったそうです。

当時は何も考えず楽しく読んでいましたが、この漫画の
影響により悲しい現象が起こりました。
それは「シベリアン・ハスキー犬」のブーム。
あちらこちらでハスキー犬を見かけるようになり
犬の雑誌の広告も「ハスキー」の文字オンパレードでした。
今でいうチワワとかそんな感じ。
その前はミニチュア・ダックスちゃんだったか・・。
そのダックスちゃんは今は激安で売られている悲しい事実。。

ハスキー犬はヒトコトでいうとデカイです。
そして元々が橇犬として改良された犬なんで、
躾だって入りにくい上に引き癖や逃亡癖まである。
なので途中で飼うのをリタイアする飼い主続出。
「ハスキー犬が欲しいなら保健所に行け」とまで
いわれた事だってあるのだよ・・・。
更に目にしてしまった記事には
「山中に多数の子犬含むハスキー犬発見。繁殖業者の仕業か」
なんて。
うちにはハスキー犬はいませんが、あの記事見て泣いた。
更に追い討ちをかけるように女性週刊誌で「ハスキーはバカ犬」
という特集が組まれ、またそれによって捨てられたり
保健所に連れて行かれたハスキーが続出したそうです。
ホント、嘘のようにピタッとハスキー犬の姿を目に
しなくなり、またそれがとても悲しくて・・・。
犬はオモチャじゃないし、漫画でとてもいい子だからと
それだけを鵜呑みにして実際に買ってしまうのは
未だにどうかと思う・・・。

そういう事があり、作者の佐々木倫子さんもかなり
悲しい思いをされたそうです。
そしてそれ以来動物の漫画を一切描かなくなりました。
動物画がとても上手いだけに残念です。


良かったら読んでみて下さい。ペットブームの影に

みかん絵日記/我孫子三和

















アニメにもなっていたのでご存知の方も多いかも。
喋ったり字が書けたりするみかん君が主役です。
元々はLALAで100Pの前後読みきり作品でした。

それが人気だったようで連載になったものです。

一度完結したけど現在はまた不定期でちまちまと他誌で連載されています。

これは読んで泣いた人も多いかと。
そういう私も元の飼い主とのエピソードで泣いたクチです。

元の飼い主?なんじゃらほい?という方にちょっと
みかん君の生い立ちを。

元々は生まれたばかりで兄弟四匹まとめて箱に入れられ
捨てられていました。
それを雨の日に1人暮らしのおじいさんが見つけ
連れて帰ります。
弱っていた一匹の子猫はすぐに死亡。残った三匹も
里親が見つかり引き取られて残ったのがみかん。
当時はおじいさんに「トム」という名前をつけられて
大層可愛がられておりました。
それがいつしか言葉らしき鳴き声が出るようになり
初めてちゃんと出た言葉が「ごはん」。
おじいさんは最初は腰が抜ける程驚きますが
そういう子猫もいるもんだと受け入れ、尚一層
可愛がるのですが・・・おじいさんが突然の入院。
そしてそのまま息を引き取りました。
その時あれだけ「人前で喋るな」と言われていたのに
とてもとても悲しくておじいさんの遺体に向かって
語りかけてしまいます。それが元で元いた村?を
出る形となり、野良として放浪。
そんな時出逢ったのが新しい飼い主となる「叶夢 とむ」

もちろん新しい家ではいい子ぶりっ子していたものの
またたび酒を飲んでついつい喋ってしまい、またまたそこでも
初めは驚かれたものの家族として受け入れられます。

そんな猫。
名前のみかんは色がみかん色の猫だから。(茶トラ?)
それに新しい飼い主の名前も「トム」だから。
確かに子供と猫が同じ名前っつーのも色々とやりにくいもんね。
「コラッ!トム、トイレにちゃんと"ちー"しなさーーい」
「コラッ!トム、お皿の中で食べなさい。出すな~~~」
「コラッ!トム、炊事場の水飲むな~~」
じゃ近所でトム君(人間の方)は有名になってしまうだろう。w

このみかんと近所の猫たちとの心温まるストーリーです。

一見子猫みたいな可愛いみかんですが、三毛猫ママに
片思いをしたり、とうとう次に好きになった若い猫と
子供を作ったり・・ちゃっかりしてる面も。(笑)

笑いあり涙ありのヒューマン?・コメディです。

この作品、一部の猫好きさんからは「猫の外飼い」について
批判もあったりしたそうです。
うちにも箱入り猫はいるけど、漫画なんだから自由に
遊んでもいいじゃないかって思うんだけどどうでしょう。
「みかん絵日記」の世界では・・ね。

で、一旦完結した後に出た新連載版である
「みかん絵日記・特別編」は今のところ3巻まで
出てますが、ちょっと内容に変化が。
上記の批判が作者の耳にも入ったのか、動物愛護関係に
ちょっと気をつかってるかなという内容です。
というのは猫の外飼いや避妊手術をテーマにしているから。

確かに「動物のお医者さん」とハスキー犬ブームのことを
思えば漫画という媒体の影響力も頷けるんだけど
どんなもんかなあ。。。と複雑な心境です。

確かに道端で轢死した猫の姿や、野良ファミリーの子猫、
捨てられた子猫を見てしまうと色々考えこんで
しまう私ではありますが・・・・。


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元漫画少女の少女時代

斬るぜ

んなもん興味ねーよと言われてしまえばそれまでですが、

ぐるぐるさん の所で「スタンドバイミー」の映画評論を見て

フッ・・と思い出したので書こうかな~~~と思いまして。

私の少女時代には小学生の前半後半とで大きく?変化がありました。
本を読む、絵を書くというのは共通していて変化なしです。

まず幼稚園頃から小学生前半・・
とにかく外で遊ぶ事が大好きでした。
小さな頃に育った家はすぐ裏が山で、近所の男の子たちに
混ざって、野山を駆け巡っておりました。
当時、ゴレンジャーがはやっていましたが、弟がいると
いうのもあってか、そういうのが好きでした。
他にも仮面ライダー・アマゾン(ネット書店ではない)だの
ウルトラマンタロウだの。
そういうヒーロー物ごっこも男の子たちに混ざって
やってました。弟は大抵桃レンジャーで、私はそれ以外。
じゃんけんに買って赤レンジャーの役をもらった時は
嬉しくて、赤レンジャーの仮面を被り役になり切った
ものです。
「私は・・・赤レンジャー・・」てか。

その後引越しをしましたが、転校して初めて出来た
友達も男の子でした。(とほほ・・)
彼らと近くの川や池で魚を取ったり、戦争ごっこをしたり
秘密基地を作ったり。それで良かったんだろうか・・。
近くの池に「子供の死体がある」という噂が流れ
早速学校終わってから行きましたよ。。
その死体があるという池の傍の洞窟(といっていいのかな)に。
ドキドキしながら懐中電灯を持って奥にと進む。
気分は当時人気だった「川口浩探検隊」でした。
結局死体は何度か探索したものの見つかりませんでした。
(当然だ)
川では最初小魚を網で追い回していたのがエスカレートし
みんなで飛び込み泳ぐ始末。
もちろん着替えなんか用意してないもんだから、
みんな水をポタポタと垂らしながら帰路につき
帰宅して激しく怒られました。
弟は・・というとインドア派で、その頃からよく
親から言われたのが「逆だったら」でした。

それでもだんだんと女の子の友達も出来てきました。
彼女らとのおままごと、人形ごっこも楽しいといえば
楽しかったけど、やっぱり川に行きたい私でした。
ちなみに外見は痩せっぽっちでうっとうしいと短髪。
しかも父親似の男顔。よく男と間違えられてましたっけ。
(で、弟はというと母親似の女顔・・)

それが五年生頃から女の子と遊ぶ事が増えました。
一番仲良しだった男の子が転校していったというのも
あるかもしれません。
そしてずっと禁止されていた漫画も解禁され、「りぼん」
を買うようになり、友達の「なかよし」と交換するように。
時々「ひとみ」って雑誌(まだあるの?)等も読み
どんどん漫画少女となり外遊びも減りました。
私が「りぼん」を選んだのは当時「ときめきトゥナイト」が
アニメ放映されており、それを漫画でも読みたかったから。
その初めて買った「りぼん」に載っていた「銀曜日のおとぎ
ばなし」
や「有閑倶楽部」は未だに大好きです。
その頃から自作漫画も描くようになりました。
父親が印刷関係の仕事をしていたので、いらない紙は山ほど
持って帰ってもらい、それに描く日々。
たまに大学ノートを貰うとそれに清書する。
で、この流れで将来の夢は漫画家でした。

本はどちらの時期も通してよく読んでました。
自転車で3,40分かけて毎週図書館に行き借り、更に足りなくて
学校の図書館でも色々と借りて読んでいました。
そのせいか勉強しなくても国語だけは成績良かったです。

みなさんはどんな子供だったんでしょう?
是非聞かせて欲しいです。

PANZER














こんな本を買ってしまいました。

その名は「パンツァー」(でいいのか?)
雑誌なんだけど、何の雑誌かというと戦車雑誌。
いやぁ・・こういうものがあるとも全く知りませんでした。
月刊誌のようですが、定価は驚きの1400円!凄いです。
もし伯爵が買おうものならジェイムズ君は烈火のごとく抗議

することでしょう。で、わたし?ほほほ。

一昨年のを100円で買ったわよ。ジェイムズ君はこれなら怒らないだろう。

中身をペラペラとめくってみました。

凄いぞ。見事に戦車ばかり。イラク戦の特集というわけで
アメリカの戦車とか日本の自衛隊の戦車が
ずらずらと出てきます。
その中に見つけましたぜ♪
レオパルト。
形式はレオパルト2A4とかいうらしい。
なんと小特集としてドイツ軍の戦車隊が取り上げられている。
「エーベルバッハ中佐」を思い出したのも無理は
ないでしょ。くすくすっ。
中にはロレンスがカモフラージュしたような、草木で
飾り立てた戦車もあったりと、少佐が見たら垂涎ものの
内容だったりします。

先日のスパイ本といい今回の戦車雑誌といい
なんか凄くコアでヘビーでディープな本を買ってしまいました。
次はどんな本を見つけるもんかねえ。フッ。