元漫画少女の雑記帳 -155ページ目

ヤマタイカ/星野之宣

ヤマタイカ


日本全国を舞台としての壮大な歴史の謎掛け物語と表現してしまって

良いでしょうか。読んでいるとだんだんと血がたぎり、わくわくしてきました。

「日本人のルーツ」についての謎、古事記・日本書紀という日本神話の謎、

ヤマタイ国や女王・卑弥呼の謎について迫っています。

歴史に興味がある人は勿論のこと、そうでない人も難しく感じる

部分もあるかもしれないけど、読んでみて欲しいもんです。

日本人のルーツは学校で習いましたよね。

縄文時代末期、朝鮮半島からの侵略者によって

原住民は沖縄と北海道(アイヌ)に追い散らされ、日本の文化は

一変した。(弥生時代)狩猟が稲作へと、ごつごつした縄文式土器が

滑らかな弥生式土器に変化してうんぬんかんぬん。

ヤマトタケルが九州の熊本にいた熊襲(クマソ)のボスを女装して

倒した(女装の伯爵がおっちゃんに飲ませて誘惑したのとは無関係w)とか

そういう伝説や事実をベースに「日本人のルーツの真実」について

驚くけど妙に納得させられてしまう仮説がこの漫画です。

舞台は沖縄からスタートし、熊本の山鹿や阿蘇、大分の宇佐、国東半島、

関門橋、出雲、東京、静岡、青森、北海道など全国です。

そして日本は火山列島。みなさんの地元にも火山はきっとあるでしょう。

(空白地帯は福岡~関西なんだそうです)

その各地の火山がもし一斉に噴火したら?

第二次世界大戦中に鹿児島で沈没した戦艦ヤマト(宇宙・・ではない)が

もし亡霊として復活したら?

物凄いでしょう。

だけどなんかこの漫画は絵柄のせいなのか、それがとてもリアルに

感じられてしまうのです。

そういう非常事態の中で日本人たちは本能に目覚めます。

この日本人の本能もちゃんと歴史的史実として残っているので

これまたリアル。「ええじゃないか」っていうの聞いた事ありません?

江戸だったか、民衆が集団でトランス状態になり暴動化したというやつ。

このトランス状態って言われてみたら、お祭に熱狂しているものと

結構共通してるんですね。

お祭と日本人の血と本能、そして火山とシャーマンが

繋がった先にいるのが女王・卑弥呼。

是非色々と難しく考えず読んでみて下さいね。




ヤマタイカ 全6巻 星野之宣

おおお。なんだこりゃぁ

ちびここがリニューアルするとの事で中断してしまったけど

来て見てびっくり。なんじゃこりゃぁぁ。

なんか編集するのもわけがわかってない状態でアリマス。

おまけに重くなかったですか?

軽くなったらいいなぁ。

そんなわけで4月もよろしくお願いします。

ついでに現在の私。

さっさと寝てくれたと思った子供が起きてきて

さっきまで決死の寝付かせやってました。

やけっぱちになって催眠術(笑)をかけてみましたが

彼の遊びごころ(ふっ)に火をつけてしまったようで

現在全開の状態で半泣きでゴザイマス。しくしく・・。

おひさ?になりました~。


一度来て重たかったので仕方ないと断念してました。
ホント重たい時は何?って思うくらい重たいですね。

それでその間開いた時間は本を読んだりなどしていました。
ヤマタイカもとりあえず5巻を買ってきてあとは3巻のみ。
今のところ読んでません。激しく飛んだ部分が気になるから。
あとは「イティハーサ」の1巻のみ買ってきました。
パラパラと見たけどこれは神妙な気分で読みたいものです。
あとは子供とたっぷり時間を取りました。
昨日は本屋さんめぐりなどで、今日は鉄道関係の施設へ。
きっと息子は鉄っちゃんになりそうな予感です。

さて、これは無事書き込めるか!?









闇の果てから/津雲むつみ















文庫版で全3巻という短めの話ですが、私は一気に読めません。
なぜかというとあまりにも惨くて。
どういう話なのかというと、ここ最近更に増加しているという、

幼女誘拐事件。そもそもこれは89年に日本中を震撼させた

宮崎勤の事件をモチーフに描かれているのです。

最近だと奈良県で小林薫という人間も逮捕されました。
彼らが小さな女の子を性的な対象で見るというのが理解出来ません。

だけどそういう人種もいるのも事実なのです。

この「闇の果てから」も二つのエピソードが同時進行します。
ひとつは自分自身が5才の時に大人の男により乱暴された
22歳の女性のエピソード。
もうひとつは幼い女の子に対して異常な関心を示し、
遂には連続幼女誘拐殺人事件を起こす男性のエピソード。

佐野貴子 22歳。
彼女はたった5歳のとき時に乱暴されます。
17年が経過した今でもトラウマは強く残ります。
男性に手を触れられただけで嘔吐してしまいます。

貴子がたまたま犬を散歩させていたところ、愛犬が
多摩川の河川敷の草むらの中から小さな女の子の遺体を
発見してしまいます。
幼い自分の姿と重なり気を失う貴子。
その事がきっかけで高橋刑事と出会う事になります。
この刑事との出会いにより彼女は少しづつ強くなるのです。

松永俊 26歳。
独身、彼女なし。仕事はSE(?)、女性に興味なし。
ただし小さな女の子に対して性的関心を強く持つ。

高橋克己 31歳
妻とは死別。今回この連続幼女誘拐殺人事件の担当となる。
マジメで熱心なタイプ。犬好き。

バブ 貴子の愛犬 秋田犬?
子供の遺体を発見した貴子の愛犬。


もう私は一気に読めませんでした。
松永の描写もとてもリアルに感じて、彼のシーンでは
生理的嫌悪感が湧き上がります。
特に小さな女の子を映し出したモニターの前での姿や
ラストの方での小さな女の子に対してやる事を見ただけで
鳥肌が立ち、ともに怒りが・・・。

だけどこれも漫画だけの世界ならまだいいのですが
現実にこのような事が何度も報道されているのです。

初めは好奇心からでもいい。
一度だけでも読んでみて下さい。

津雲むつみさんは男が女の子に対する性的虐待をも
リアルに描いています。目をそむけたくなるシーンでさえも。

だけど貴子と高橋刑事のエピソードを入れることで
心の負担を抑えてくれているように思います。
このエピソードがなく、ただ松永事件のみの話だったら
もう・・・。


どうしてこのような変質者が出来上がるのでしょうか。
どうしたらこのような事件が撲滅出来るのでしょうか。


防止策としては、やっぱり子供から目を離さないこと。
今は男の子でさえも変質者に狙われています。
以前、某ショッピングモールの子供の遊び場で
うちの子を遊ばせていると、4,5歳程度の女の子を
連れた母親が来て、女の子だけを置いてどこかに行って
しまいました。女の子も慣れた様子で遊んでいました。
他に大人もいないし、なんか帰るに帰られなくなって
しまい、結局30分以上経過してその母親が戻ってくるまで
その子といる事になってしまいました。

実際子供を連れて買い物するだけでもかなり大変では
あります。だけどこういう事件を防ぐためにも
まずは親が心がけなければいけないなと思います。

また、このような光景を目撃したら、店員さんや警備員
さんに一言声をかける事も大切じゃないかなと思いました。

ですが、この話に登場する子供を殺された母親たちは
そんなにメチャメチャな事をしているわけではないのです。
ほんのちょっとした時間だったのです・・。

それが余計に悲しくもあり恐ろしくもあります。




新編 闇の果てから①(文庫)
新編 闇の果てから②(文庫)
新編 闇の果てから③(文庫)

OZ~早く人間になりた~~~い!

















ついでだからもいっちょOZ。
OZを読んだ事の無い方は読まない方がよいです。

ネタバレ満載な内容になってしまってます。

OZには何体もの同じ顔をした人間型ロボットが出てきます。
彼らは製作順にタイプが分かれていて、旧式なのが

10(テン)タイプ。
これは男性体で「パメラ」という人格(実はリオンの母親。

やはり異常性格者。)をベースに作ったため、まさにターミネーター。

なかなか壊れないし、怪力だし、殺戮だって平気。
次に作られたのが20(トゥェンティー)タイプ。女性体で少し感情面など

人間に近くなっている。まだ耐久力も有る。その次が30(サーティー)

タイプ。銃撃を受けたりナイフなどで刺されると「死ぬ」。

感情面もかなり人間に近く、誇りを傷つけられると立腹したりする。

だけどやっぱり融通が利かないあたりはロボットだなという感じ。

そのロボットが古い順から出てくるから余計に恐ろしい。
OZの技術力がリアルにどんどん進化していっているのが
余計に不気味さを感じさせる。

進化すればするほど「自分こそが人間に近いんだ」と
自慢に思うように。仲間がそれを言うと嫉妬と羨望の眼差し。

だけど人間は決して神にはなれないように、ロボットは決して
人間にはなれないんだろうなというエピソードがある。
24というロボットが人間の「恋人」を救う為に彼を殺す。
打撃を与えて機能停止にして、その後再生すればいいと
思っているから。彼が好きだから彼のためにそうした。
だけど死んだ人間は生き返らせる事が出来ない。
それがわかっていない。

だけど奇跡が起こる事もあるかもしれない。
決して人間にはなれないけど、ロボットたちにとって「神=人間」
の領域に一歩だけ踏み込めた者がいた。

「彼」はその奇跡により自殺した。
人間には一番遠いと新型ロボットたちから嘲笑されていた19が。
まさに奇跡としか言いようがないと思う。
その奇跡を引き起こしたのは「愛情」。
彼の「愛」は結局最後しか出てこなかったし、その後
彼は登場していない。なんという最期なんだろう。

「OZ」ってムトーが主役だとばかり思っていたけど
改めて読んでみると実は19こそが主役だったのかもしれない。



うーーーん。支離滅裂な文章でごめんなさい。