OZ~早く人間になりた~~~い!
ついでだからもいっちょOZ。
OZを読んだ事の無い方は読まない方がよいです。
ネタバレ満載な内容になってしまってます。
OZには何体もの同じ顔をした人間型ロボットが出てきます。
彼らは製作順にタイプが分かれていて、旧式なのが
10(テン)タイプ。
これは男性体で「パメラ」という人格(実はリオンの母親。
やはり異常性格者。)をベースに作ったため、まさにターミネーター。
なかなか壊れないし、怪力だし、殺戮だって平気。
次に作られたのが20(トゥェンティー)タイプ。女性体で少し感情面など
人間に近くなっている。まだ耐久力も有る。その次が30(サーティー)
タイプ。銃撃を受けたりナイフなどで刺されると「死ぬ」。
感情面もかなり人間に近く、誇りを傷つけられると立腹したりする。
だけどやっぱり融通が利かないあたりはロボットだなという感じ。
そのロボットが古い順から出てくるから余計に恐ろしい。
OZの技術力がリアルにどんどん進化していっているのが
余計に不気味さを感じさせる。
進化すればするほど「自分こそが人間に近いんだ」と
自慢に思うように。仲間がそれを言うと嫉妬と羨望の眼差し。
だけど人間は決して神にはなれないように、ロボットは決して
人間にはなれないんだろうなというエピソードがある。
24というロボットが人間の「恋人」を救う為に彼を殺す。
打撃を与えて機能停止にして、その後再生すればいいと
思っているから。彼が好きだから彼のためにそうした。
だけど死んだ人間は生き返らせる事が出来ない。
それがわかっていない。
だけど奇跡が起こる事もあるかもしれない。
決して人間にはなれないけど、ロボットたちにとって「神=人間」
の領域に一歩だけ踏み込めた者がいた。
「彼」はその奇跡により自殺した。
人間には一番遠いと新型ロボットたちから嘲笑されていた19が。
まさに奇跡としか言いようがないと思う。
その奇跡を引き起こしたのは「愛情」。
彼の「愛」は結局最後しか出てこなかったし、その後
彼は登場していない。なんという最期なんだろう。
「OZ」ってムトーが主役だとばかり思っていたけど
改めて読んでみると実は19こそが主役だったのかもしれない。
うーーーん。支離滅裂な文章でごめんなさい。