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特定非営利活動法人C.O.N

地域猫活動、公営住宅とペット、ペット防災、多頭飼育崩壊、高齢者とペット問題など、人と猫にまつわる様々な社会課題に取り組んでいます。高齢者とペットの安心プロジェクトは5年目になりました!人と動物が共に生きる、ワンウェルフェアの実現を目指しています。





高齢のミカちゃんと

顎の下に大きな腫瘍のあるぺぺ。




2匹は

TEAMねこのてさんのシェルターで

保護してもらえる事に

なりました。




人なつっこいミカちゃんは、

すぐキャリーケースに入りましたが、

ぺぺは威嚇して逃げ回っています。




弱っているのは明らかで、

無理に押さえ込んだりしたら、

腫瘍が破裂するかも、、

とても痛々しい状態でした。




カニカマを混ぜたら

何とかご飯は食べるそうなので、

捕獲器を置いて、、

ということになりました。







ひと足先に、

ミカちゃんは、

ケアマネさんとヘルパーさんに

見送られ、

ねこのてさんへ向かいました。








翌朝、

ぺぺが捕獲器に入っていると

連絡があり、

そのまま動物病院へ。




そして、

ねこのてさんへと

託しました。








ねこのてさんから連絡がきて、

ぺぺはもう積極的な治療ができる

状態ではなく、、



病院で血を吐いて倒れ、

なんとか一命を取りとめましたが、

顎全体が腫瘍で、

ご飯もまともに食べてなかっただろう、

ということでした。




見た目にも、

こんな状態で生きられるんや、、、

と思うほどだったので、




おばあさんのそばに

いなければ・・と

頑張り続けていたのかも

しれません。



翌日、



ねこのてさんに見守られ、

ぺぺは、

亡くなりました。




おばあさんの

葬儀の日。




ぺぺは

いっしょに

逝きました。







TEAMねこのてさんblog

おばあさんの宝物







ヘルパーさんが

言いました。

 

 

高齢者さんが亡くなったら、

私たちの仕事はそれで終わりです。



私の手が離れたら、

2匹の猫はどうなるか

わかりません。



できるだけ早く、

何とかお願いできませんか。

 

 

 

 

 


ヘルパーさんの言葉は、

十分理解できました。

 

 


飼い主さんが

どれほど「その子」を

大切にしていても、

 

 


飼い主さんが亡くなれば、

「その子」は

いとも簡単に

放り出されてしまいます。


 

 

 

 

 


遺棄は犯罪。

100万円以下の罰金、

と厳罰化されても、

 

 

 

この社会は、

知ったこっちゃない

のです。

 

 

 

 

 

 

飼い主が倒れた、

亡くなったと

その現場に入るたび、

現実と無策を

思い知らされます。

 


 

一言、

この子をどうするのか、

一言、

誰に連絡するのか、



残しておいて

ほしいです。

 

 

 

 

高齢の2匹の猫の名前は、

みかちゃんと

ぺぺ。




1匹は首の下に

大人の拳ほどの大きな

腫瘍らしきものがあり、

おそらくその病気のせいで

目も顔も変形?していました。




ヘルパーさんが、

動物病院に連れていくと言っても

病院は可哀想と、

OKはもらえなかったとのこと。




部屋には、

車椅子と酸素ボンベが数本。




おばあさん自身も

入院が必要な状態でしたが、

猫たちと離れたくないと

自宅生活を続けていたそうです。







ヘルパーさんは、

もしもの時、猫たちのことを

ボランティアの方に相談しませんか?

と、たびたび提案されたそうですが、




おばあさんは、

ボランティアが介入したら

猫たちを連れて行かれると

思っていたようです。




猫たちのために・・



おばあさんにとって、

2匹の猫は、

生きる理由だった

と思います。






1月19日



今、高齢者さんが亡くなっていて、

猫が残されており行き場がありません。

何とか保護していただけないでしょうか。




福祉の現場から入る相談の多くは、

相談という類ではなく

緊急通報のようなものですが、




その受け皿となれる場所は

どこにもありません。




ヘルパーさんが発見した時、

高齢の猫2匹はそれぞれ

亡くなったおばあさんの両腕に

寄り添っていたそうです。




残された2匹の
高齢の猫。



仕方ない、

断るしかないと。




本当にそんなことで

いいのでしょうか?






公明党市議会、県議会の先生方と

尼崎市の動物愛護を考える勉強会を

開催しました。





日時:令和4年1月28日(金)

   13時〜15時30分

場所:潮江1会議室


●高齢者とペット問題

●今一番困っていること

Teamねこのて/のらだすけの会/保護猫ふみふみ/C.O.N


●高齢者とペットの安心プロジェクトについて

●野良猫助成金制度について

●質疑応答





飼育放棄となり、

行き場を失う犬猫たちが

社会に溢れています。



5年前のシンポジウムでも

この問題を取り上げましたが、



依然、問題は深刻で

抜本的な対策は見えていません。




勉強会では、

今後も引き続き

現場の声を届けていきます。











蓮くん無事に、

保護されました!

ご協力ありがとう

ございました。





1月17日引っ越しの時、

7ヶ月蓮くん

お家から逃げてしまいました‼︎



連日のこの寒さ。

お腹もすかせていると思います。

一日も早く発見したいと、

飼い主さん

必死で探しておられます。



尼崎市上ノ島周辺の皆さま

蓮くん、お庭の隙間に隠れて、

うずくまっているかもしれません。

時々確認していただけると

ありがたいです。



また、餌やり場で

新入り猫さんを見かけませんか?

どんな些細な情報でも

助かります。 

ご連絡お願いします。



目撃情報が頼りです。



上ノ島周辺に、

お友達やお知り合いの方がいましたら、

蓮くんのこと、ひと言お声がけ

いただけないでしょうか?

ご協力をどうぞ宜しくお願い致します。





12月

相談室に来られた方は、

重い病気で

一日も早く入院しないと

いけない状態でした、



が、

保護猫3匹の

預け先が見つからず、

入院を先延ばしに

されていました。









『保護猫?』




団地の敷地内で立て続けに

子猫が死んでいて、

警察にも取り合ってもらえず、

心配で、

残る子猫3匹を

家に入れたそうです。




手術済み。

7ヶ月くらいの

兄弟猫です。









私たちも、

別の団地の大量の飼育放棄の

引き取りやらで

もはや保護する余裕は、

隙間もありません。




手分けして何とか、、

と思っていたところ、

今回もふみふみさん

保護してくれることに

なりました。




ふみふみさんのところは

オープンシェルターで、

ボランティアさんも沢山いて

怖がり猫さんの人馴れとかも

抜群に早いです。




常時、施設内で

お見合いができるので

猫たちには

とてもありがたいです。




ふみふみさんのような

施設がいくつかあれば、




行き場のない猫を抱え、

途方に暮れる人たちも

もっと救われるのに、

と思います。








相談者さんから連絡が入り、

入院の日程が

決まったそうです。




年が明け、入院の前日。

ふみふみさんと

猫たちを引き取りに

行きました。









相談が相次ぐ中、

私たちも

どこかで限界がくるでしょう。




助けたい

という気持ちだけでは、

どうにもならないのです。











一ヶ月以上

部屋に残されていた

黒猫さん。




捕まりました。




捕獲器に近づくと激しく威嚇。

これでは動物病院に行っても、

検査もできそうにありません。




『飼い主さんといる時は、

どんな感じでした?』




『おじいさんの膝の上に乗って普通でした。

でも、おじいさんが入院して

私がエサやりに通うようになってからは、

一度も姿を見てないんです』








ケアマネさんは、

保健所にも

相談されたそうです。




仮に、

保健所がこの子を

引き取ってくれたとしても、




保健所には、

譲渡に適しているか否かの

判定があり、




どう考えてもこの子は、

譲渡対象にしてもらえないんやろな、、、

と思います。




ケアマネさんも

その事は

何となく分かっている

ようでした。







なんとか、

ふみふみさんで一時保護を

していただけることになりました。




ふみふみさんも、

連日の引き取り依頼で

大変なのに、

とても申し訳ないですが、、、




助かりました。







保護譲渡をやっている団体さんには、

毎日のように緊急性の高い

引き取り依頼が入っていて、




いつも、

いっぱいです。




で、お金も、人も、場所も、

何もかもが足りない、




という状況です。




それでも、

行政より多くの

犬猫を引き取り、

譲渡を行う、

パワフルな団体さんが

いくつか出てきています。




こうした

民間シェルターが、

安定的に運営できるように

なってくれば、




いずれ、

犬猫の引き取りや譲渡は、

行政の業務では

なくなるかもしれません。








黒猫さん、

うちでお預かりしようかと

考えています。




ブログを読んでくれた方から、

思いもよらない、

ご連絡をいただきました。




皆さまに

感謝です。






ケアマネさんと

残された猫さんの

捕獲にはいりました。





飼い主もいない、

暖房もない、

この部屋で一ヶ月以上。





黒猫さんは、

私たちが部屋に入っただけで

パニックになって

逃げ回っていました。





捕獲器を2台

設置しました。





すんなりと

捕まってくれると

いいのですが。








一ヶ月以上もケアマネさん

よくエサやりに通ってくれたね

とボランティアが、

口を揃えて言っています。




飼い主がいなくなって、、、




残された猫が

外に放り出されるケースは、

それが当たり前かのように

あるある、なのです。




放り出された猫は、

運良く

誰かにエサをもらえて、

命をつないだとしても、




野良猫は迷惑だ!と

言われながら、

生きていきます。








こんな理不尽な

現場の姿は、



いまだ社会には、

届かないですが。


一人暮らしの高齢者さん。

たくさんの猫を

飼っています。



年をとり生活状況も変わり、

ますます猫たちの飼育が

困難になっています。



今日はそちらのお宅に

フードを届けてきました。

(これで一ヶ月もつかなぁ)




なぜか今ごろ

ノミが大繁殖してしまい、

多分それが原因で

何匹かの猫が

ハゲハゲになっています。



何とか今日は

ブロードラインもできました。

11匹。



猫たちには、

せめて

してあげられることだけ

ですが。







福祉の方からの相談は、

高齢者さんが

ペットを飼えなくなったという

場合だけでなく、




ペットを飼っている

高齢者さんの生活環境が

大変な状態になっていて、、

というのがあります。



まずは、

『飼い主責任』。



それは、その通りなのですが、

助けが必要なケースが

たくさんあります。



放置すれば、人もペットも

もっと悲惨なことになることが

ハッキリわかるケースです。





きっかけは、、



高齢者さんのこと、

猫のことを、

とても心配している

福祉の方からの相談

でした。



福祉の現場で

できること、できないこと。


私たちボランティアに

できること、できそうなこと。



何度もやり取りをしながら、

飼育支援と見守りの活動が

始まりました。



まだ2年そこらの取り組みで、

他の団体さんとも協力しながら

対応していますが、



マンパワーも

かかる費用も

保護場所も、

何もかもが足りていません。




ケアマネさんからきている

残された黒猫さんの相談。




今回は、

断るという選択が、

頭をよぎります。