キャリアカウンセラー小島健一の「日日草枕」 -5ページ目

キャリアカウンセラー小島健一の「日日草枕」

美しい人生の旅を一緒に歩みませんか?大分・別府出身のご縁耕しキャリアカウンセラー”こじけん”が、”一隅を照らす”情報を発信。これでココロもカラダもぽっかぽか

おはようございます。小島です。
湿度が下がって凌ぎやすくなってますねー。

今日は、「AKIBAエンタメTV」というインターネット放送に出演してきます。
http://www.odoroku.tv/variety/akiba18/index.html

18時からです。お時間ある方は是非ご覧ください。
浜田ブリトニーさんと絡みます。
スタジオ応援も募集中。
今朝のOBSラジオ「朝感ラジオ」 でお伝えした内容です。

***

今日は「健全な精神は健全な肉体に宿る!」というお話です。
ことわざから始まって、なんだかこれからお説教でも始まりそうな感じのテーマですが、
決してそうではなく、話題の本をご紹介できればと思います。

サッカー日本代表の長谷部誠選手が書いた「心を整える」という本です。

今年の3月に発売された本ですが、
今でも本屋さんではトップテンに入るベストセラーになっていますよね。

本の概要をお伝えしますと、去年のサッカーワールドカップはみなさん記憶に新しいと思います。
その時、日本代表のゲームキャプテンを務めていたのが長谷部選手です。
浦和レッズでプレーした後、現在はドイツのブンデスリーガでプレーしているのですが
「勝利をたぐり寄せるための56の習慣」をこの「心を整える」に書いているんです。
例えば、1日30分間は必ず心を鎮める時間を作るとか、
先輩に学ぶとか、若手と積極的に交流するなど、
実践しやすいことが書かれています。

私がこの「心を整える」の中から、ビビっときたくだりですが、
「自分の名前に誇りを持つ」というくだりがあるんです。
なかなか20代の方で言えることではないですが、
長谷部選手は「誠(まこと)」という名前が小さい時に好きではなかったそうです。
今では行動するための規範になっていて、
迷うことがあれば「どちらが誠か?」ということを自問しているそうです。

さて、スポーツ選手が書いた本は、最近かなり出てきましたが、
これほどまでに共感を呼ぶ理由は何なのでしょうか?
あと、我々が生活や仕事の場面で活かせるものは何でしょうか?

共感を呼ぶ理由は「ギャップ」ではないかと私は思ってます。
一流の選手と言えども総じて日常で驚くほどハードなことをしていません。
「え?そんなこと??」という感じなのですが、
しかしそれでも一流の成果を残すことに、
我々は、その在りたい姿・なりたい姿を投影しているのだと思います。

ひとつひとつは簡単な習慣なのですが、
これが継続したり複数こなすのが意外と難しい。
「健全な精神は健全な肉体に宿る」とよく言いますが、
以前このコーナーでご紹介した「思考の整理学」という本でも、
「足早に歩くと気分が変化して頭をおおっていたもやのようなものが晴れる」
という内容があると紹介しました。

長谷部選手も、サッカーで体を動かして試行錯誤したからこそできた習慣だと私は感じ、
また後腐れないサラッとカラっとした精神を持ち合わせているなと感じました。

我々ができることとしては、家やオフィスににこもりすぎず、
体を動かして鍛えて、まず動く、人と話すということを意識すると、
心が整っていくのかなと思います。

社会科見学に行こう!/著者不明
¥1,575
Amazon.co.jp

私と同姓同名の小島健一さん が書かれた本です。
昨秋、「小島健一の会」ってのを開いて、4名の小島健一さんが渋谷に集ったのですが、
その発起人はこちらの小島健一さんでした(感謝!)。

以前から、自分の名前をgoogleで検索して、
社会科見学を推奨している小島さんがいらっしゃるのは存じ上げていました。
私も、社会科見学は小学生のころは好きでしたが、それを過ぎてからの機会なんて、
日田のサッポロビール工場か、大分・野津原のみどり牛乳の工場くらいしか行ったことがありませんでした。

思えば、小学生のころの社会科見学は貴重で、
新日鉄大分の世界最大の溶鉱炉を見たり、
別府ならではの竹細工の工場を見たり、
あとはヤクルトと製パン工場を見学した記憶があります。

いま20数年前の社会科見学のことを書けて、勉強(座学)のことをまったく覚えていない。
ということは、やはり非日常で繰り広げられていることの衝撃度が、
かなりあったのではないかと感じるわけです。
(体験(修学旅行・運動会・文化祭などなど)って本当に重要で、
思い起こす機会が多いのでキャリア形成に色々と影響を与えている気がします)

社会科見学。
もしご興味があれば、本書を手に取ってみてください。
私は、東京湾にある第二海堡と造船工場に惹かれました。

※「社会科見学に行こう!」のページはこちら
稼働率89%、リピート率70% 顧客がキャンセル待ちするホテルで行われていること―スーパーホテ.../峰 如之介
¥980
Amazon.co.jp

先日のTBS系「がっちりマンデー」で、こちらのスーパーホテルの山本会長がご出演されて、
その事業の強さの秘密を語っていらっしゃいましたが、同じことをこちらの本にも書かれています。

まだ泊まったことはない方は、一度泊まってみてください。
1年半前、中津市のスーパーホテルに泊まった時に、私がブログに感想 を書いていますが、
その後も山口の湯田で泊まりましたし、駅に近い立地であれば使うようにしています。

一番感動するのは「挨拶」と「言葉掛け」なんですが、
この本を読んで納得したのは、支配人も副支配人も個人事業主なんです。
つまり従業員という感覚ではなく、経営者なんです。
それであれば、自分ところのホテルをよくしていこうと力が入るのも当然です。

国際教養大学の本 を読んだ時も、確か教職員は有期の契約社員で、
その契約期間中は熱心に仕事すると書いていたような気がします(うろ覚え・・・スミマセン)。

企業寄りかかり型の人は不要の時代。
あなたの働き方はいかがでしょうか?


心の動きが手にとるようにわかるNLP理論 (アスカビジネス)/千葉 英介
¥1,890
Amazon.co.jp


NLPについては、まだ本腰をいれて学んではいませんが、
基本の「き」の字を学んでおこうと思いまして、拝読しました。
「NLPの講座にこれから通うぞ!」という方には超おすすめです。

実際に体験してみないとこういうものは身に入ってきません。
そして、カウンセリングと同様に、実践をしていかないと身についていきません。
私がこの本を読んで一番知りたくなったことは、
採用面接の場面で、どれくらいの方がNLPの理論から結果に反映させているのかということ。
特に目の動きというものは、私も模擬面接の場面では学生にかなり言っているので、
少々気になるところです。
働くひとのためのキャリア・デザイン (PHP新書)/金井 壽宏
¥819
Amazon.co.jp



約10年前に書かれた金井壽宏先生の本。
キャリアカウンセラーの勉強をしていた時に、学んでおけばよかったなあと思いましたが、
今からでもまったく遅くはないですし、おそらくこれから何度も紐解くバイブルになります。

先日、ツイッターでもつぶやいた気がしますが、本の良さは、文字を読んでいるときに、
自分自身との対話が起こり「さて、自分はこういうことをいつやったかな?」などということを考えながら、
学べるのがよいところで、その対話が加速すると同じ箇所を何度も何度も眼だけで読んでしまうという事が起こります。
本書はそれに度々出くわすため、読み進めるのに時間がかかりました。

私の場合、自分自身のキャリアも考えながらでしたら、身の回りの方々の顔も思い浮かんで、
その人のキャリアに当てはめて読み進めていましたので、腑に落ちることが多くためになりました。

就職活動の支援という仕事をしていますので第4章の「最初の大きな節目」は興味深く拝読しました。
なかでも「白い嘘」に関しては、ウェブサイトから見ても、会社説明会に行っても、
わからないことが多いので、入社後の「こんなはずじゃなかった!」という、
新入社員と会社側双方の非効率を生み出し続けていると言っても過言ではないと思います。
10年前に金井先生がご指摘しているにも関わらず・・・です。

ほかの箇所に関しても、自分自身を点検していくにはもってこいの本です。
将来的に、学生と勉強会をしていくようなことが今後あれば、
本書をテキストにして、輪読しながら学んでいきたいなあと思っています。
心を整える。 勝利をたぐり寄せるための56の習慣/長谷部誠
¥1,365
Amazon.co.jp



「おススメの本は何ですか?」と学生とキャリアカウンセリングしているときによく訊かれます。
その時は大抵、中村文昭さんの「お金でなく、人のご縁ででっかく生きろ!」を勧めていますが、
今年はこの「心を整える」を10人くらいの学生に薦めました。
そしてみんなちゃんと読んできて「良かったです!ミスチルファンなのが私と一緒で良かったです」
なーんて、感想を言ってくれています。

長谷部選手はたぶん、サッカーしている時に「どうしたらもっとサッカーがうまくなるだろうか?」
とずっとずっと人一倍考え、
そしてサッカーしていない時に「どうしたらもっとサッカーがうまくなるだろうか?」
ということをずっとずっと人一倍考えて、
そしてそれをたとえば昨日考えたAという事象と、
今日考えたBという事象を結びつけるのが上手なのだと思います。
これは、ひとつの物事について真剣に取り組んだ方ならわかると思うのですが、
それが日本代表レベルなので、私のような平凡な人間が考えているよりも、
たぶん数倍、数十倍のレベルで考えて、軌道修正して、精度を上げているのだと思います。

テクニックや、体調や、そしてこの本のタイトルにある心の整え方も。

私が一番共感したのは、「ひとりで温泉に行く」ということを書いていたくだり。
これは確かに心が整います。共感。
そして、読後にももちろん心が整います。
知がめぐり、人がつながる場のデザイン―働く大人が学び続ける”ラーニングバー”というしくみ/中原 淳
¥1,680
Amazon.co.jp



中原先生の事は、恥ずかしながらまだお名前を伺って1年半ほど。
山口県立大学にカウンセリングに伺っているとき「とにかく凄い人!」という噂を聞いて、
その帰り道の新幹線の中で始めたツイッターでフォローしたのが始まりです。

私と同じ年齢なのに、こうして知識も経験も積み重ねておられるので、
自らの学びの浅さが恥ずかしくなると同時に「負けてられない!」という気持ちも沸々とわいてきます。

本書は、中原先生が東大で始められたラーニングバーのことについて説明され、
またそのラーニングバーで行われる仕組み自体を、
どういう理由でやっているのか、ということが事細かに書かれており、
セミナーや勉強会、いやセミナーや勉強会よりも懇親会や交流会など企画する方に向いている本ではないかと思います。

しかし、中原先生は、既存のセミナーや懇親会ではなく、
あくまでも”ラーニングバー”=学び場、という仕組みが広まっていくことを念願しておられるのでしょう。
私自身も機会があれば是非参加して体験し、自分自身で企画してみたいです。

一番の気づきは、茶の湯とラーニングバーを準えていたところ。
これにはハッとさせられました。
正に「大人の学びを科学する」だなあと。参りました。

大人の流儀/伊集院 静
¥980
Amazon.co.jp


本屋でパッと目が留まり、 冒頭の「大人が人を叱るときの心得」を読み、即買いした本。

私は、本屋に入ったら何か買って出るという習慣を学生時代から守っていますが、
最近は東洋経済やダイヤモンドが多く、本は買ってませんでした。
本はもっぱらアマゾンだったので、立ち読みで「これはよい!」という本に出会ったのは久々でした。

伊集院さんは、夏目雅子さんのご主人であった、ということしか知らず、
作品もろくに読んでいないのですが、仕事と遊びに長けた大人だなあというのがこの本を読んでの印象です。
男、旅、酒、ギャンブル、寿司、銀座・・・という言葉がたくさん出てきます。
「大人の流儀」というタイトルなので、20代あたりを想定して書かれたのかもしれませんが、
全世代、そして女性も楽しむことができるはずです。

「辛口で何が悪い。それがどうした」

という声が聞こえてきそうな気持ちが骨太になる一冊。
白洲次郎の本を読んだ時も、こんな感覚になっていました。
世の中やマスコミの顔色を、現代人は殊更に窺いすぎなのでしょうね。
ラストの夏目雅子さんとのことを書いた文章は泣けます。

キャリアカウンセラー小島健一の「日日草枕」

若手社会人39名で「志事論(しごとろん)」という本を5月に発刊しました!
若い方々に向けたキャリア教育のテキストとしても活用できるような作りにしています。
「お金でなく、人のご縁ででっかく生きろ」の著者で有名な中村文昭さん のインタビューも掲載してます。

私が何故これを書こうと思ったか。

かれこれ5年半、エグゼクティブ・プログラム のコメンテーターをさせて頂いていますが、
そこで関わった20代の社会人の方から「是非一緒に書きましょう」と言われたのがきっかけ。
大人数の共著なので、そんなに多くの文字数は割けなかったのですが、
これまで関わっていただいた方々や、両親・恩師・親友に向けて、
いま書けることを書いてみるか、という感じでやってみました。

私はアドバイザーとしてこの編集プロジェクトに関わったのですが、
当初、1月末発刊の予定がここまでずれこみ、産みの苦しみを味わいました。
しかし、4か月延ばしたことで、文章の深みや厚みは、相当のものが出来上がったと自負しています。

私以外の38人の方々の言葉から学ぶべき点も当然ながら多々あり、
自らの決断・決意を肯定する力強い言葉から、
私自身が大切な気づきを頂きました。

日本の若者の元気がぎっしりと詰まった一冊。
ご購入いただける方はこちらからぜひお申し込みください→ http://goo.gl/lNd9q