早朝の飛行機に乗って、秋田空港に降り立ちました。
皐月晴れの清々しい季節、移動中の車から景色を眺めていると、田んぼでは田植えが始まっていました。皐月(さつき)の「さ」というのは、稲のことを表します。稲の苗のことを「さ苗」というのもここからです。稲を植える田植えの季節だから、「さ月」です。「今年も実り多い年であって欲しいな」そんな願いを込めて、農作業中のお年寄りにお声をかけ、写真を一枚とらせていただきました。

$ことら大尉のハート録!

農家が地に足をつけて、せっせと汗をかいている中で、現政権はとんでもない失策をしようとしています。それが民主党の行う「農家への個別保障制度」です。この政策は、農業収入がかかった経費を下回った場合、赤字分を現金で補てんするというもの。このような政策は、日本の農業を弱体化させるだけです。企業努力を必死で行った農家の方が馬鹿を見るこんな制度をいったい誰が考えたのでしょうか?地元若手ホープの中泉松司県議も、「地方の財源を圧迫するような、こんな欠陥政策には賛成できない」とおっしゃっていまし
た。

その後、自民秋田県防衛支部の総会において、30分ほど国家を憂う想いを訴えさせていただきました。このままでは日本がなくなってしまいます

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京都二日目、昨夜は福知山のビジネスホテルに宿泊し、今朝早くから陸上自衛隊:福知山駐屯地の正門前にて辻立ちから実施しました。五月晴れの空のした、出勤する隊員の皆さんに元気よくご挨拶です。ニコニコ
福知山駐屯地では、思いがけない方に合いました。俳優の今井雅之さんの実のお兄さんです。今井雅之さんが元陸上自衛隊の戦車乗りだというのは有名な話ですが、お父様もお兄様も陸上自衛官だったとは目なんという愛国一家なのでしょうかにひひミーハーに、写真を一枚撮っていただきました。ラブラブ!
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さて、本日は地方におけるインフラ整備、特に道路整備の重要性です。
福知山でミニ集会を終えた後、京丹後そして宮津に向かったのですが、遠いのなんのってショック!やはり、道路整備が行き届かなければ、流通が滞るので、物や人の移動が制限される分、地方はますます疲弊し、都市部と地方の経済格差は広がるばかりです。民主党政権では「コンクリートから人へ」というキャッチフレーズで、いかにも公共事業は税金のムダ使いであるかのようなイメージを訴えてきましたが、政権運営をしてみて、経済が悪化している時ほど公共事業を増やし、まず地方に雇用を生み出すことをしなければならないことは良く解ったはずです。また、地方と都市をつなぐ道路を整備することは、体の末端まで血が通うように血流を良くすることと一緒です。京都では、谷垣総裁の地盤である北部地域の振興が遅れており、地域の方々は切実な想いを抱いていることがヒシヒシと伝わって参りました。

公共事業=悪であるという考え方は間違っています。年度末に毎年行われる道路工事。「大して痛んでもない道路をなんで工事するんだろう?税金の無駄じゃない?」と一度でも思った事のある方は多いはず。しかし、あの年度末の道路工事に従事している土木作業員は、冬場に仕事の無い東北や北陸の農家から出稼ぎにきたお父さん達の割合が多いのです。一見無駄と見えることでも、見方や立場を変えると、生活していくための貴重な仕事先であったり、それによって何とか生活を支えているつつましい家族もいるのだということを決して忘れてはなりません。

コンクリートも人も! 近視眼的な政治の判断は、国家を大きく揺るがします。長期視野で、そして複眼的に物事をとらえ、民生の安定を図っていくことが政治の要諦であると思います。
本日は、京都市内を中心とした支援者のミニ集会に参加しました。
平日の昼間にもかかわらず、50人ほどの方々にお集まりいただき、本当に有難く思います。

さて講演を終え、福知山へ移動する電車の中で、携帯を見ておりましたら、国家公務員法改正案が衆議院本会議で可決というニュースが眼にとまりました。
これに関して思うことです。

国家公務員法改正案の要旨
 政府が9日、与党に示した国家公務員法改正案の要旨は次の通り。
 1、幹部職員は、事務次官、長官、局長、部長またはこれらに準じるポストに就いている職員。
 1、内閣官房に内閣人事局を置き、幹部職員人事の一元管理に関する事務を所掌する。内閣人事局長は、首相が指名する官房副長官を充てる。設置は4月1日。
 1、首相(官房長官)は適格性審査を行い、合格した者で幹部候補者名簿を作成。任命権者(閣僚)は名簿の中から幹部職員を任用する。
 1、首相または官房長官は、内閣の重要政策を実現するために必要があると判断するときは、任命権者に対し、幹部職員の任免について協議を求めることができる。任命権者は、幹部職員の任免を行う場合は、あらかじめ首相および官房長官に協議する。
 1、幹部職員の公募は、首相が一元的に実施する。
 1、事務次官と局長級は同一の職制上の段階に属するとみなす。他の幹部職員と比べて勤務実績が劣っているなどの要件に該当する場合、任命権者は次官・局長級から部長級への降任を行うことができる。
 1、内閣府に、民間人材登用・再就職適正化センターを設置し、組織の改廃で離職を余儀なくされる職員の再就職や官民人事交流の支援などを行う。センター長は首相が指名する閣僚を充てる。センターには第三者機関として再就職等監視・適正化委員会を置き、再就職規制の違反行為について調査・勧告する。設置は4月1日。(時事ドットコムより引用)


(野党である自民党、公明党、共産党、みんなの党は審議不十分として反対)

この改正案について、私はとても危惧していることがあります。それは、立法府の(更に言えば政権与党の)行政府に対する統制力が強まる事に対する懸念です。

日本は、三権分立制を取っています。これは、立法と行政と司法の三権が互いに抑止し合うことによって、国家権力の集中による独裁を防ぐためのものです。日本は三権分立のバランスのとれた国家体制を取っていましたが、民主党政権になってからというもの、この三権分立が危うくなっています。

民主党政権は、「政治主導」の名の下、行政府を立法府の下に置こうと様々な改革を進めようとしています。今回の改革は、事務次官と局長級を同一職制上の段階にみなすことにより、事務次官の発言力を弱め、かつ、行政府の人事補職の権利まで内閣人事局が掌握することになり、立法府の権力増長につながりかねません。
しかも現政権は、内閣よりも政党幹事長が決定力を持っています。(隣の国の政治体制を模倣しているのではないかと疑いたくなるほどです…)

日本の政治体制を大きく揺らがすことに繋がる危険性を感じるのは私だけではないはずです。皆の力を結集して、権力の暴走に歯止めをかけなければなりません!!
本日は市ヶ谷グランドホテルにて、防衛大学校1期生同窓会にてご挨拶をさせていただきました。1期生ということは…そうえっ御歳76歳ビックリマーク皆さんカクシャクとされているのに驚きでした。

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緊張しつつ、先輩方の前でご挨拶(自己紹介)をした後、先輩方のお一人お一人に御挨拶をさせていただきました。その中で、嬉しい出会いがありました。私の防衛大学校時代の恩師:平間洋一先生にお会いしたことです。

平間先生は防衛学教室に在籍されていて、「戦時国際法」の教授でした。「戦時国際法」とは、いわゆる戦争のルールです。「えっえっ戦争に国際ルールなんてあるの?」と思われるかも知れませんが、戦争は無差別でルール無用の殺し合いではありません。ちゃんと国際的なルールが存在するのです。

例えば、ハーグ陸戦条約における「捕虜」について。普通、「捕虜」と聞くと人権などないような待遇を想像しますが、「捕虜」は軍人に与えられた特権であり、テロリストや便衣兵(一般人になり済まして戦闘行動をするゲリラ)には、捕虜資格は与えられません。

平間先生の講義を受け、防衛大学校に入って初めて、軍学校らしい講義を受けている事に対する高揚感を感じたことをよく覚えています。ニコニコ

平間先生は、最近の日本の有様を憂いており、「日本のために、全力を尽くしなさい」と、温かいお言葉をいただきました。15年ぶりの恩師との再会は、懐かしさと共に時間の経過を感じさせました。
「教えていただいたことを、少しでも未来に繋げなければ」と、固く心に誓った夜でしたビックリマーク
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九州中のパナソニック系列会社の支店長が集まる会議にご挨拶に伺うために、福岡へ日帰りで行って参りました。松下グループは結束が強いのが特徴です。しかも、現九州支店長のH氏は鹿児島出身で、私の中学・高校の先輩ということもあり、お会いできてとても嬉しく思いました。
10分という短い時間ではありましたが、自己紹介兼ねて、この夏の参議院選挙へ挑戦することをご報告申し上げました。ありがたいことです。

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私は、パナソニック創業者:松下幸之助の言葉の中で、最も好きな言葉は「会社は社会の公器である」という言葉です。つまり、会社は資本家の金儲けのためや、株主の財力拡大のためだけにあるのではなく、雇用を生むことで国民の生活を守り、物を生産をすることで国民の生活を豊かにし、そうして得た利益を税金という形で公に納めることで社会に貢献する「公の器」である、ということなのです。
この発想は、労働を美徳とする日本でしか生まれない日本らしい素晴らしい価値観です。

キリスト教を価値観の底辺におく西洋諸国においては、人間はアダムとイヴの子孫で、生まれながらにして原罪を負っているという教えがあります。そのような宗教的寓話から、時として労働は罪を償うための禊であるように捉えられる場合もあるのです。軽犯罪を犯した人に、奉仕活動のような労働をさせるのも、このような価値観からきているのではないでしょうか。(決してキリスト教の批判ではなく、あくまで労働に対する価値観が同一ではないことの一例です。)

しかし、日本人にとって、労働は時に楽しみですらあります。事実、「生涯現役!」などという言葉は、外国人には理解できないようです。私達日本人の歴史は、労働によって人間関係を営み、社会規範を教育・継承してきました。日本人が労働をするとき、私達は必ず個人を超えた公(≒社会)というものを意識する国民性を歴史的に保有している民族なのです。

しかし、最近では「勝ち組と負け組」などという本が出回り、如何にしてビジネスを勝ち残るかなどということばかりがクローズアップされ、労働が「個人の利益追求」のための手段としてしか語られなくなってしまいました。これは、とても悲しいことです。子どもたちも、「大きくなったら何になりたい?」という質問に対し、金銭的基準で持って職業を捉えています。

「経済」という言葉は、元々は「お金の廻る仕組みを表す言葉」ではありません。経世済民(けいせいさいみん)の略で、「世を經(おさ)め、民を濟(すく)う」ことが本来の意味なのです。日本の社会の有り様を、本来の「経世済民」の姿に戻すには、公共心の教育が不可欠だと思います。
朝から鹿児島市内にて活動。
ようやく鹿児島における事務所が決まりました!!ラブラブ!
今迄、さんざん探していたけれど、交通の便が悪かったり、駐車場がなかったり、値段が高かったりと条件が合致しなかったのですが、ようやく見つかりました。それも偶然に目
近いうちに、うとたかし後援会鹿児島事務所としてオープンできると思います。その時は、またブログで紹介します。

さて、午前中の鹿児島での活動を終えた後、飛行機で東京羽田空港へ移動し、埼玉県大宮にて行われた【佐藤正久参議院議員国政報告会】に参加して参りました。佐藤議員の国政報告の後、私も紹介頂きまして、10分だけお時間を頂き、ご挨拶を申し上げました。とても緊張しましたが、思いの丈を伝えられたと思います。(HPにて動画映像を御覧いただけます)会場にはスペシャルゲスト:田母神俊雄元空幕長もお越しいただき、私の応援演説をしていただきました。
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国政に挑戦することを決意したとき、元上司であり、敬愛していた田母神閣下に「参議院選挙に出馬することを決意いたしました」とご報告した際のこと、激励の言葉を頂きました。「日本には親中派・親露派・親米派といった国会議員はいても、日本の国益を守ることを最優先にする親日派がいない。是非、日本のためにする政治を志して欲しい。」とのことでした。

自民党の支持率低迷は、「有権者の自民党離れ」を表わしてはいません。全国各地を飛び回りながら現地現場の声を聞くと、自民党に対する期待をビリビリと感じます。特定政党の支持率が伸びないのは、「政党の党利党益のためにする政治ではなく、日本の国益のためにやって欲しい」という気持ちの現われではないでしょうか。つまり、詰まらない足の引っ張り合いを辞めて、国益のためにする政治をやって欲しいという願いの現れだと思うのです。

宇都隆史、若輩者ではございますが、愛日派として、自民党の国会議員ではなく、日本国の国会議員を志して、死力を尽くします!

大宮の集会にお集まりの皆様、本当にありがとうございました。
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【5/9(日)】

鹿屋会場
 
 鹿屋大会も盛況に終えることができ、ホッと致しました。鹿屋の皆様、本当にありがとうございました。衆議院議員の森山裕先生も、宮崎発の口蹄疫対応で大変なときに駆けつけて下さり、本当に感謝しております。鹿屋から散華した特攻隊の英霊に最敬礼ビックリマーク見守られている気がしました。

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来場者数:約110名

国分会場

 父兄会を中心とした皆様にお集まりいただきました。「抑止力についての勉強不足」な最高指揮官に、息子たちを預けているご両親のお気持ちはいかばかりか…あるお母さんが、「息子が防大に行っています。今の民主党政権になって、息子が不憫でしょうがありません」とおっしゃっていました。私が、「お母さん、一緒に息子さんを取り戻しましょう!」と握手をすると、本当に力強い声で「ハイ!」と応えて下さり、感動しました。やはり、薩摩の母は、気概からして違います!「二度と息子を戦場に送るな」なんてスローガンは馬鹿げています。私は、「大事なものが犯されようとしているのに、戦おうとしないようなヘタレ男子を作るな!」と言いたいです。会場に拍手喝采で同感していただきました。

$ことら大尉のハート録!
来場者数:約50名

防衛大学校同窓会

 鹿児島ツアーの最後は、小原台の絆で締めくくりです。この二日間の素晴らしい活動ができたのも、皆先輩方が私のために骨を折ってくれたからです。本当に感謝してもしきれません。縦糸と横糸があって、初めて美しい織物はできます。先輩をたて、後輩を引き上げる。まさに郷中教育の原点は個々にあるのではないでしょうか。「鹿児島から、日本を変えよう!メラメラ」と、とても盛り上がった同窓会でした。

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鹿児島市会場

小池百合子先生にご来場頂き、盛会に終えることが出来ましたニコニコ
応援に駆けつけていただきました、尾辻秀久県連会長、保岡興治元衆議院議員、徳田毅衆議院議員奥様、桑鶴県議他、ご来場頂きました皆様に心から御礼申し上げます。

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来場者数:約450名

国分会場

隊友会を中心に多くの皆様にお集まり頂き、大変ありがたく思いました。
小里先生には、度重なるスケジュールの変更でご迷惑をおかけいたしました。また、地方区の野村哲郎先生にもお越しいただき盛会に終わりました。駆けつけてくださいました地元の山田県議、酒匂県議、本当にありがとうございました。会を運営していただきました小松会長を中心とした隊友政治連盟国分支部の皆様に、厚くお礼申し上げます。

$ことら大尉のハート録!
来場者数:約170名

薩摩川内会場

隊友会川内支部総会前に、お集まり頂きありがとうございました。
佐藤正久後援会長も東京から駆けつけて下さり、二人して日本の防衛の在り方について熱く語らせていただきました。お集まりいただいた県議市議の先生方も、本当に有難うございまいた。

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来場者数:約90名 
昨日の徳之島での余韻を残しつつ、奄美大島に渡りました。
奄美大島といえば、私の尊敬する西郷南洲先生が一回目に蟄居を命じられた縁ある土地です。島内各所でミニ集会をしながら回っていると、各所で西郷先生の足跡を感じることができ、嬉しく思いました。

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奄美の島民の方々と意見交換をする中で耳にしたのは「民主党には騙されたプンプンDASH!」という怒りの声です。それもそのはず、民主党はマニフェストで、「奄美振興基金は削らない!」と公約していたのにも関わらず、実際には29%削減しました。その殆どは農地整備に関連する土地改良部分。「地元JAが、自民党選出の野村哲郎先生の支持を表明したことに対する報復であることは明白で、民主党のやり方は露骨であり、公約も何もあったものではない。しかも、マニフェスト奄美版は何一つ実現されていないではないかビックリマーク」とは、某町長さんの怒りの声です。

さて、夜は古仁屋にて、有志が集まり激励会を催していただきました。
多くの勇気を頂きました。また、明日から頑張ります!
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件の徳之島に遠征してきました。
実は、何を隠そう私、6歳~9歳までの4年間、徳之島の住民でした。
父は鹿児島県の教職員(高校の体育の先生)で、徳之島高校で柔道を教えておりました。
ですから、徳之島は私の第二の故郷とも言えます。

その第二の故郷に大激震が走っています。そう、米軍基地移設問題です。
一体地元の民意はどこにあるのか「現場の声、住民の民意」を訪ねて歩きました。

空港を降り、まず気が付いたのは、島中至る所に立てられた看板「NO BASE!」「米軍基地移設反対!」でした。

三町長さんとも会談させていただきました。
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(大久保伊仙町長と)

町長さんの話では、「基地の移設話は青天の霹靂、100%あり得ない」ということでした。

私は徳之島に住んでいたことがあるので解るのですが、徳之島というのは島の中でも気性の荒い島民性があります。「国が決定してお願いすれば、貧しく純粋な島の住民はおとなしく聞いてくれるだろう」とでも思ったら大間違いです。恐らく、徳之島における住民の賛同は取り付けられないでしょう。

活動の途中、自衛隊員の慰霊碑にも立ち寄らせていただきました。
平成19年3月31日、急患輸送のために沖縄の陸自ヘリが山に衝突して搭乗員4名が亡くなる事故がありました。島の自衛隊に対する感情はとても良く、「米軍基地ではなくて、自衛隊に来て欲しい」という声も多く聞かれました。

$ことら大尉のハート録!

夜はささやかながら、同級生が同窓会を開いてくれました。急なことだったので十数人でしたが、温かい歓迎と「みんなで応援しようねぇ!」という声援。みんな本当に有難う、また徳之島に帰ってくるよ~。

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