件の徳之島に遠征してきました。
実は、何を隠そう私、6歳~9歳までの4年間、徳之島の住民でした。
父は鹿児島県の教職員(高校の体育の先生)で、徳之島高校で柔道を教えておりました。
ですから、徳之島は私の第二の故郷とも言えます。

その第二の故郷に大激震が走っています。そう、米軍基地移設問題です。
一体地元の民意はどこにあるのか「現場の声、住民の民意」を訪ねて歩きました。

空港を降り、まず気が付いたのは、島中至る所に立てられた看板「NO BASE!」「米軍基地移設反対!」でした。

三町長さんとも会談させていただきました。
$ことら大尉のハート録!
(大久保伊仙町長と)

町長さんの話では、「基地の移設話は青天の霹靂、100%あり得ない」ということでした。

私は徳之島に住んでいたことがあるので解るのですが、徳之島というのは島の中でも気性の荒い島民性があります。「国が決定してお願いすれば、貧しく純粋な島の住民はおとなしく聞いてくれるだろう」とでも思ったら大間違いです。恐らく、徳之島における住民の賛同は取り付けられないでしょう。

活動の途中、自衛隊員の慰霊碑にも立ち寄らせていただきました。
平成19年3月31日、急患輸送のために沖縄の陸自ヘリが山に衝突して搭乗員4名が亡くなる事故がありました。島の自衛隊に対する感情はとても良く、「米軍基地ではなくて、自衛隊に来て欲しい」という声も多く聞かれました。

$ことら大尉のハート録!

夜はささやかながら、同級生が同窓会を開いてくれました。急なことだったので十数人でしたが、温かい歓迎と「みんなで応援しようねぇ!」という声援。みんな本当に有難う、また徳之島に帰ってくるよ~。

$ことら大尉のハート録!