キャンディBBの日記

キャンディBBの日記

いわゆる団塊世代。3人の子供たちは独立し現在は夫と二人暮らし。

健康寿命を延ばすべく、あれこれ努力する中で、文章を綴る作業は、

ボケ防止に効果があるのではと勝手に信じて、

日々心に感じたことなどを綴っております

20日の誕生日で77歳になってから1週間、しっかり3回の散歩をして15kmほど歩きました。
自分では元気な高齢者の部類に属しているつもりですが、有名人の訃報・・・特に自分の年齢に近い方の訃報に接すると、改めて間違いなく自分たちも人生のゴールに近づいていることを実感します。

81歳で亡くなられた中尾彬さんは数年前から終活をされていたそうですが、わたしはと言えば、終活はおろか断捨離でさえ中途半端。60代の半ばごろから終活や断捨離を意識するようになり、ある程度の片づけはしたものの、あまりにもやることが多くて億劫になり「明日や明後日に死ぬわけではないし・・・・」と一日延ばしで現在に至ります。

以前、3人の子供たちのそれぞれに「わたし達が思うように動けなくなった時には、迷惑をかけちゃうけどよろしくね」と冗談めかして頼んだことがあるのですが、
長女曰く「M(妹)もD(弟)もいるし、大丈夫でしょ」
次女も「おネエもいるし、Dもいるから大丈夫よ」
息子に至っては「う~む、順番通りに逝くとは限らんしねぇ・・・・」
ほかの兄弟姉妹への配慮なのか「よっしゃ、まかしときっ!」と胸を叩いてくれる子供は一人もおらず・・・・・・そりゃ、そうかぁ・・・・

わたしのように一人っ子の場合は、親の世話や亡くなった後の遺品整理等々、否応なしに自分が引き受けなければなりませんでしたが、兄弟姉妹がいる場合は、その数が多ければ多いほど、誰が何を担うかで結構もめるもとになり得るのかも知れず、そんな案件のせいで、仲の良い子供たちの間にひびが入ることは避けたいので、面倒がらず、真剣に終活&断捨離を復活させなきゃなぁ・・・・と思った次第。
ただ、遺産相続の案件に関しては、兄弟姉妹間で骨肉の争いになるほどの持ち合わせは無く、その点の心配がないのはラッキーでした。

冗談はさておき・・・・
いろいろな分野で活躍された中尾彬さん、77歳の同い年で亡くなられた真島茂樹さんのお二人には、多くの楽しい時間を過ごさせていただきました
お二人とは縁もゆかりもない人間ではありますが、心からのご冥福をお祈り申し上げます

昨日の20日はわたしの77歳の誕生日、とうとう喜寿を迎えたわけですが、ここまで来ると、もう80歳が目の前にチラチラします。

元気で誕生日を迎えられたのは有難いことですが、本当に年月の経つのが早過ぎて、この調子だとあちらの世界までまっしぐら・・・・で、どこかで聞いた言葉を借りるなら【誕生日はめでたくもあり、めでたくもなし】

5月はそれでなくても母の日があり、子供たちにとっては母の日ギフトや誕生日プレゼントなど気を遣うこと多い月で申し訳なく「なるべく気を遣わないでね」と言ってあるのですが、今回はプレゼントや「誕生日おめでとう」のLINEメッセージにプラスして「秋にはファミリー全員集合して喜寿のお祝いのお食事会を開きましょう。そのぐらいはさせてね」とありました。

10月には夫も喜寿の誕生日を迎えるので、2人まとめて喜寿のお祝いパーティを開いてくれるというのです。
80歳の傘寿、88歳の米寿、90歳の卒寿・・・・子供たちの世代は長命を祝う伝統的なこととは無関心に生きている人種だと思っていたので、子供たちからそんな提案をされてびっくりしましたが、思い返すとわたし達夫婦が60歳の還暦の時にも、食事会を開いてくれたっけ・・・・と。

「夫婦が揃っていて、子供たちも揃って、お祝いの食事会を開いてもらえるなんて幸せなことだよね」と夫と話しました。

子供たちから喜寿のお祝いパーティの申し出を受けて有難いと思う一方、傘寿や米寿、卒寿の時に夫婦が揃っている確率は徐々に低くなり、夫婦揃って・・・・がポイントになるなら、77歳で喜寿のお祝いをしてもらうのが一番妥当。
どの〇寿まで夫婦が揃っていられるだろうかと思うと、なぜか子供たちからのパーティの申し出が【嬉しくもあり、寂しくもあり】

思春期には思春期の、老齢期には老齢期なりの複雑な思いが絡まり合って時は流れていくもの・・・・・

 

下の写真:メランコリーとは関係なく、今日の散歩の陽だまり公園で出会ったニゲロの花

左の写真は正面から、右の写真はニゲロの横顔。実に珍しい構造の花との出会い

いくつになっても、新しい出会いはあるもの・・・・それが救い
 

14日、寝起きのわたしに、わたしより2時間ほど早起きする夫が「今朝からネットが繋がらないんだよ」
モデムの再起動もPCの再起動もすべて試したけれど、問題が解決しないという夫に、インターネット関連は、すべてわたしの担当なので「どれどれ」と。

パソコン画面の下方にあるインターネット接続のオンオフアイコンはしっかり『接続オン』状態なのに、夫の言う通りインターネットに接続できません。
気になるのはモデムにある数個のランプのうちの一つが緑ではなく赤の点滅。

もしモデム不良ならば、モデム交換が必要だろうとJ:COMに連絡すると「15日なら確実にお伺い出来ますが、今日中ということになると何時にお伺いできるか分かりません」というがっかり回答。「今日は諦めるしかないかもね」

ところが予想に反して、当日の4時ごろに、J:COMスタッフ2名が到着。ありがたや。

彼らがまず最初にしたのは、家の外のケーブルの引き込み線周辺の機器のチェック。彼らが何やら作業し始めて10分か15分後、モデムの赤の点滅が消えました。
試しにPC操作するとサクサクっと動き、アレクサにも「アレクサ、ラジコをつけて」とお願いすると速やかにラジコが語り出しました。

つまりモデムの不良ではなく、外の引き込み線周辺機器が経年劣化で接続したりしなかったりしていたらしいのです。

「部品を2つ交換しました。接続状態は今までの数倍は早くなったと思いますが・・・・」

実は、我が家のネット環境はお世辞にも快適とは言えなかったのですが「まぁ、こんなものなのだろう」と気にしないようにしていたのです。でも、その快適でない理由が経年劣化だったとはね。CATVにしてから20年以上、そりゃぁ経年劣化もするわなぁ・・・・と納得。


モデムに赤ランプが点滅している間は、TVは観られるもののプライムビデオは接続NG、アレクサに何かお願いしても「接続できませんっ!」とケンモホロロの冷たい対応。
スマホのポイ活も、モデムのWiFi経由では、接続中の例のグルグルが永遠に回り続けて埒が開かず、お助けマンの彼らが来てくれるまでの半日、消化不良のような気分で過ごしました。

昔はネットなんてなかったのに、今は銀行も買い物もすべてネットで済ます時代。
天変地異やサイバーテロ攻撃で、ネット接続がすべてNGになったら、世の中のすべての機能はストップし、人々は大パニックに陥ることでしょう。

ちなみに、昨日はPayPay決済が出来なくなって、各地で右往左往する人が続出したというニュースが流れました。


ITの専門家が「パスワードの管理は紙に書いて保管するのが一番安全」とか「普段は電子決済で済まされる方も、ある程度の現金は持ち歩く必要があります」などとアナログ発言をなさいますが、確かに便利さに流されてなんでもネット頼みではなく、アナログ回帰もありかなと気付かされます。

いろいろなことがあって、わたし達もネット環境から少し距離を置いた生活を見直すべきなんじゃないかと、散歩に出かけたわけですが・・・・・

 

 

「なんだろう、この花。花びらがもみじみたいだけど・・・・・あら【モミジバゼラニウム】だってさ」舌の根も乾かないうちに、とっととネット検索しているわたしがおりました。
 

わたし達が、黄色い新幹線=ドクターイエローに会えるのは、月に3回ほど走行するのぞみの下り。このドクターイエローだと、新横浜12:10発なので、藤沢市に近い神崎遺跡展望台に陣取って待機すれば、それからほんの10分足らずでドクターイエローが目の前を通過します。

ドクターイエローの運航予定日や運行時刻情報は、LINEに友達登録してあるので早々と知ることが出来るので、毎月、カレンダーに運行予定日を記入し、わたし達の散歩とタイミングが合えば散歩の目的地を神崎遺跡の展望台に決定したり、しなかったり。

今回、前もって調べておいた5月の運行予定日は6日、16日、26日。
たまたま6日の月曜日は散歩日和(=曇り空)だったので、せっせと片道4㎞近くを歩き、12時10分前には特等席のベンチでドクターイエローが通過するのを待ちました。

ところが、白い新幹線は2,3分間隔で上り下りが行き交うのに、黄色い新幹線の姿は全く無し。あくまでも運行予定日なので、変更になることもあるのかも知れないと、12時25分まで待って「今日はご縁が無かったということで」と。

帰宅後にPCでも調べましたが、特にドクターイエローに関する記述もなくて、こうなったら16日か26日に挑戦するかぁ・・・・・

で、今日(10日)再度、LINEをチェックすると何と言うことでしょう!
5月の運行予定日が8日、18日、28日となっていました。危ない、危ない。
4月中に発表された運行予定日を信じていたら、再度「ご縁が無かったということで」になるところでした。予定はあくまでも予定確定とは違うことを学びました。

でも神崎遺跡までの行き帰りに歩いた目久尻川沿いの遊歩道で見た別の黄色い景色は、がっかり気分を十分に忘れさせてくれるものでした。
休耕畑となっている広大な野原に、見渡す限りの大量のブタナが風にそよいでいる風景は幻想的でうっとり。なんともデリカシーのない名前を付けられたブタナは、タンポポに似た背の高い野草なのですが、これほどの群生を見たのは初めて。

 



よく臨死体験をされた方が「お花畑を見ました」と体験談をお話しされますが、そのお花畑が実際にあちらの世界のお花畑なのか、それまでの人生で見たお花畑の記憶からくるものなのか分かりませんが、もし後者なら、わたしはこのブタナのお花畑が良いなと思いました。

「ドクターイエローのことは残念だけど、今日、出かけてこなかったらこの景色は見られなかったんだよ」と夫。良い人だよね、わたしの夫。こうしていつでも傍にいて同じ景色を見て、同じように感じてくれる、大切にしなきゃなぁ…なんて思いながら帰った6日でした。

GWとは無縁のわたし達は、テレビの情報番組で紹介される交通渋滞や混雑する観光地の様子に「混むのを承知で出かけているんだから仕方ないよね」

わたし達だって現役時代には、渋滞や混雑を承知で出かけて、混雑の原因のOne of themの役割を果たしていたのですが、当時は渋滞や混雑もGWならではのイベントの一環と捉えていた気がします。そんな風に思わなければ、やってられなかったというか・・・・

ところで、2日は、金融機関が機能していたので、郵便局へ出掛け自動車税や帯状疱疹予防ワクチン費用に備えました。出掛ける際には、なるべく回り道をして距離と歩数を稼ぎ、途中の大規模物流倉庫の建設現場では稼働していた力強さと生命力を感じるクレーン群に感動。

数年前から始まっている建設工事は、目隠しの塀によって何も見えず「いつになったらそれらしくなるんだろう」と思っていたのが、最近になってどんどん工事が進み、概容が見え始めました。そして、いつのまにか巨大物流倉庫予定地の隣には、広々とした公園が整備されていて、今回はその公園で初休憩。

 

この公園は高台にあるので、正面に大山や富士山を眺めることができます

 


3日は週一の買い物でタウンヒルズへ。
すると店内のフリースペースで多くの親子連れが、何やら工作に興じていて、傍らのパネルに「レシート1500円分でイベントに参加できます」とありました。
たまたま、店内のしまむらで夫の夏用パジャマを購入した3500円分のレシートがあったので、係の人に見せると「どうぞお二人でご参加ください」と。


素焼きの鉢にデコパージュを施し、それに花のポットを入れて持ち帰ることができるという、子供の日に向けたイベントでしたが「面白そうだね」と勧められるままに素直に参加。
短時間で仕上げられるように、材料はすべて準備されていたのでほんの10分で完成。
2人で参加したので、花の鉢2つを持ち帰ることになりました。
花は色違いで選んだインパチェンス。なんだか得した気分。

 

 


4日は、久々に長峰の森まで散歩。
長峰の森では、野イチゴを収穫。今年は森の下草が大分刈り取られていたので期待していなかったのですが、収穫した40gの野イチゴは、即、ジャムに。当然ながらあまりにも少量で、その日のうちに食べ切りましたが、フランスパンにてんこ盛りした1年ぶりの野イチゴジャムの味は格別。散歩コースを長峰の森にしたのは大正解でした♪

 

写真は収穫した野イチゴ(上)とジャムになった野イチゴ(下)

 

5日・・・・「今日は子供の日だし、せめて柏餅ぐらいは食べようよ」とタウンヒルズへ出かけ、本当に柏餅だけ買ってきました。

 

一般的には、今年のGWは明日までのようですが、我が家は静かでお金もかからず、15.3kmを歩くという健康的なGWを過ごすことができました。そして、明日からもずっとGW。

日本には春夏秋冬の四季があり、少し前までは、それぞれの季節が1年を平等に分け合っていた気がするのですが、近年は冬から夏、夏から冬というように、中間の季節がなくなりました。
春と秋という中間の季節のお陰で、わたし達は暑さや寒さに少しずつ体を慣らすことができたのに、今は暑くなったり寒くなったりの変動が激しく、体調管理に気を遣います。

4月5月は散歩するのに一番適した季節のはずなのに、すでに4月初めから暑さを意識するようになり「なるべく日差しがない日に歩こう」「今日は曇り空だから歩き易いかも・・・・・」
コース選びにも「あそこには日陰がないから」と、すでに真夏対応の散歩になっています。

それでも4月は、13回の散歩で63kmの距離を歩きました。
暑さはともかく、自然界ではたくさんの草花がわたし達を迎えてくれるので、彼ら会いたさについつい歩いてしまうのです。

 

LINEカメラアプリでコラージュ編集を楽しんでいます

春の花:左端から下へ 

カロライナジャスミン・矢車草・藤・ネモフィラ・モッコウバラ・スモモ・チューリップ・ヘラオオバコ

 

メディアでは、ドジャースの大谷選手の活躍や円安のこと、自民党に翳りが出てきた政治の話、那須で発見された焼死体事件のことなど話題に事欠くことがありませんが、昇給もGWも関係なく、隠居生活を続けている身では、日記になりそうな面白いネタもなく、ブログ更新もままならない状態です。

日記ブログを始めた当初は「月に15回更新するぞっ!」と息巻いていたのに、今や月に7回がやっと、どうかするとその7回にさえおぼつかない月もあって「だめだな、自分」と。

ネタがないから更新できないのか、更新する気力がないのか・・・・・
多分、人が出来る量には限度があって、わたしの場合は、散歩をして家事をして、ネットでポイ活&モニター・アンケートに回答して、最後にゲームをすると、それで容量オーバー?


ゲームといっても、わたしが興ずるのは、PCの四川省とスマホの数独だけなのですが、これで1時間半ほど費やします。数独に関しては、4年間で1130時間もプレーしたという履歴が表示されていました。この時間をもっと生産的なことに当てていればと思わないでもないのですが、ゲームは1日の終わりの至福のお楽しみ。

文章をひねり出すことで脳を活性化させるか、数独に挑戦することで脳を活性化させるか、この二択がなかなか難しいのですよ。人はどうしても楽な方、楽しい方に流れがちで。

毎度のことですが、日記ブログの更新を怠っている理由(=言い訳)に徹した内容で5月の日記ブログをスタート・・・・ちょっと情けない。
目指せ 5月はせめて7回以上の更新を!

 

おまけの写真:久々にゴリエのためにサマードレスを仕立てました

今までの数回に及ぶコロナワクチンは国の補助があり、すべて無償だったので、改めて1回の予防接種を受けるのに、万の単位がつく金額をきくと「むむっ!」
ワクチン接種に高額を払うという感覚が、すっかり麻痺してしまったせいです。

昨日は、2ヶ月に1度のクリニック通いの日。診察の際に担当医から「帯状疱疹予防ワクチンですが、綾瀬市でも1回につき1万円の補助が出るようになったので、ご夫婦でどうですか?」という提案がありました。いきなりの話で即答できず、診察室を出てから待合室で会計までの待ち時間に夫と相談。


1回につき1万円の補助があったとしても、1回につき12000円かかります。それを2回ですから、夫婦で受けると48000円、つまり約5万円かかることになるので、即答できなかったわけですが、5万円で夫婦が帯状疱疹を回避できるのならば、この際、ワクチンを受けるべきではないだろうか‥‥などと思いを巡らせ

「ほとんど乗りもしない車のために税金・保険・車検とメンテナンスにお金をかけているのだから、自分たちの体にも5万円ぐらいのメンテナンスは許されるんじゃない?」
「帯状疱疹の症状が顔面に出た場合は失明することだってあるそうよ。そんなことになったら、趣味の散歩だって思うようにできなくなるかも知れないわ」


会計までの短い時間で結論が出たので、次回来院予定の6月に1回目のワクチンを受けられるようにお願いしました。
夫婦で今年77歳。あとどのくらい生きられるのか分かりませんが、そう長くはないだろうし、この先も能天気に生きていくための必要経費の5万円という位置づけで。 

ちなみに、今日は週一の買い物で2つのスーパーをハシゴして遣ったお金がおよそ1万円。スーパーで1万円買い物すると、かなりたくさんの買い物が出来るのに、注射針を1回チクリで12000円・・・・
大谷選手の24億円超えの窃盗被害、25億円と言われるハワイの別荘の話題から見たら、あまりにもみみっちぃ話だけれど、庶民の暮らしなんてこんなもんですよ。

 

おまけの写真は陽だまり公園のネモフィラの丘(4月23日撮影・天候曇り)

丘の形に仕立てた小さな花壇ですが、ひたち海浜公園っぽく撮影してみました

米国では、大谷選手がお金に関心のない野球少年のような扱われ方をしているようですが、大谷選手が銀行口座をマメにチェックする姿は想像できません。
何しろ、野球以外でもCM出演等、いろいろな企業や団体から、莫大なギャラが振り込まれているはずですから、ちまちまと「○○に○○ドル、××に××ドルの支払い」なんてチェックする必要はないのでしょう。まぁ、その結果の24億円超の損失なのでしょうが。

お金に無関心な大谷選手という話題から「そう言えば、うちも銀行に行っていないなぁ」とH銀行の3つの通帳をめくってみると、なんと昨年の2月に記帳したっきり。1年以上、ネットバンクのみの利用で済ませていたことになります。

現金を引き出すのは、年に2~3回、ゆうちょ銀行のATMで。
ちなみに、ゆうちょ銀行の通帳は、今年の1月が最後の記帳になっていました(当選したお年玉年賀はがきを持参したので覚えている)

実際の生活では、ネットバンクで事足りるので通帳は不要なのですが、わたし達が万一の時には
ネットバンクだけでは、両親のお金が実際にどのくらいあるのか子供たちに伝わりにくいだろうとネットバンクを利用しつつ通帳も持っているのです。


それで、今週の火曜日にはH銀行へ出向き、ATMで3通の通帳へ記帳してきました。そのうちの1通は、新しい通帳に引き継がれるため「2分ほど要します」と。
何から何までクレジットカードや○○ペイで支払いを済ませているので、1年分超の記帳ともなると時間がかかってしまい、1台しかないATMでは気が退けるので、銀行に行ったのですが、これからは、せめて3ヶ月置きぐらいに、市役所のATMを利用しようと思います。

数ページに渡って記帳された通帳と、自作のエクセル家計簿を突き合わせると、びた一文の狂いもなく「さ~すがぁ」・・・・と、自分のお金の管理力を自画自賛した次第。
我が家の預貯金残高は一目瞭然、すぐにお金の単位の桁数が分かりますが、大谷選手の場合は・・・・え~と【一億円】は100,000,000円で、0が8個も!・・・・・元通訳の水原氏がついふらふらと24億円超を引き出しても、それと気づかないほどの残高があったということですから、大谷選手は超・大金持ち。

ますます格差が広がる世の中に暮らしていても、人によって価値観が違うお陰で、お金持ちを羨んだりせずに済むのが幸せだと思う今日この頃。
だって、わたしには時間と自由、それにそこそこの健康があるもんね。

 

おまけの写真:散歩のときに休憩する龍洞院の梅の実 もうこんな季節です

 

 

 

金曜日に、今季最後のお花見を楽しんだことを日記にしましたが、翌朝、目が覚めると体中が痛くって・・・・左足甲の痛みは、2週間経っても消えてはいなかったのですが、足の甲以外の足首や膝、腰まで痛む範囲が広がっていたのす。

前日に、かなり歩いたとは言え、その距離は7kmちょっとです。
7km程度の距離なら、わたし達のキャパ範囲で、翌日に体に痛みが出るなどと言うことはなかったのです。「心配させちゃうかしら」と思いながらも夫に「今日はなんだか体中が痛いのよ」と告白。すると「えっ、ママさんも? 実は俺も朝からずっと体が痛いんだよ」

2人で同じ症状!ということは、やはり前日の2人の行動に問題があったとしか思えません。
「あの程度、歩いただけで体が痛むなんて、これが歳を取るということなんだろうか」と2人で落ち込みました。そして「これからは年相応の歩き方をしろということなんだろう」などと悲しい反省。そうは言ったものの、前日まで元気に歩けていたので、いきなり年のせいにすることに納得がいかず、金曜日の2人の行動をフルに思い返した結果、突然、理由に思い至りました。

綾南公園から帰宅する際には、いつもキツツキの森のつづら折りの山道を経由して峠に辿り着いていたのに、ショートカットになるはずだからと、それまでスルーしていた【男坂】を経由。

すると【男坂】は、坂というよりは、木の根や岩が階段代わりの急斜面で、身軽な夫でさえ「足が上がらないぞ、この先どうする?」と弱音。
「ここまで来て今更引き返せないでしょう。下るのは登るより危険よ」
こんな感じで、普段は使わない全身の筋肉をフル稼働させて男坂をよじ登るようにして峠まで。
思った通りショートカットにはなりましたが・・・・・

この事実に思い至って、やっと全身の筋肉痛に納得がいきました。
「良かったぁ♪ 歳のせいじゃなかったんだ♪」
「いや、若ければ楽々登れる坂道なんだろうから、やっぱり歳のせいだよ」

この全身の痛みは、2日目の日曜日には楽になりましたし、左足甲の痛みも3週間経ってやっと消えました。昔は、神経痛を始めとする体の痛みは2週間我慢すれば治っていたのに、今回は3週間かかったということは、自然治癒能力が年のせいで低下したのかも。

 

わたし達に必要なのは【急がば回れ】精神。ショートカットはNG。細く長くです。

つい、先がないので焦っちゃうのよね。

 

おまけの写真

満開の花を咲かせた我が家のロタラロトンディフォリア(水生植物)

昨年5月、花が終わってディスカウント価格になっていたものを購入

花を見るまでに1年も待てたので、せっかちという事はないのですけど

 

金曜日の今日、曇り空ではありましたが、今年最後のお花見にするつもりで、温かい飲み物と冷たい飲み物、おにぎりと大福をリュックに入れて用意万端、玄関のドアを開けたと思ってください。すると・・・・

屋内にいる時には全く気が付かなかったんですが、雨!だったんです。
普通、ここで「今日の外出は中止にしようじゃないか」となりますよね。
でも、雨は傘を差そうか差すまいか迷う程度の降り方で、わたし達は「春雨じゃ濡れて参ろう」と花見を決行。

往きは、市役所からコミュニティバスを利用して綾南(りょうなん)公園を目指しました。
コミュニティバスとは、そういったものなのでしょうが、分かりやすい一般の大通りを走らずに、訪れたこともない町の住宅地の路地から路地を走り抜けるので「多分、ここが一番近いだろう」と見当をつけたバス停で降りてからはほぼ迷子状態。
たまたま見かけた親切な町人に道を教えてもらい、無事に目的地に到着しました。

バスを降りても、まだ雨は降り続いていて「さすがにこんな日に花見をするような物好きはいないよね」と大きな声で話しながら、公園に入っていくと、わたしたち以外にも物好きはおりまして、雨のかからない東屋で楽し気に宴の真っ最中。

 

綾南公園の桜、奥に見えるのはキツツキの森(4月12日撮影)

 

「花はこの前の春の嵐で散ってしまったに違いない」と期待せずに出かけた綾南公園の桜は、意に反してとても素晴らしかったんです。目を凝らさないと分からない程度の雨の中の桜は、石川県の兼六園を髣髴とするような侘びさびの世界で、雨をものともせずに出かけてきて良かったと思いました。負け惜しみではなく。



 

宴をしている団体さんとは離れた小さな東屋で、あちらこちらから聞こえてくる鶯の「ホーホケキョ」に耳を傾けながら、わたし達は持参したおにぎりをもぐもぐ、ささやかな宴。

昼過ぎには雨も上がり「実に良いものを見られた」という満足感とともに、徒歩で帰宅。
この日、歩いた距離はコミュニティバスを利用したものの7.1km、かかった費用はコミュニティバス乗車代の200円(2人分)のみ。これなら年金生活でもやっていけるよ。