高齢者にも5月病? 高齢者のメランコリー | キャンディBBの日記

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いわゆる団塊世代。3人の子供たちは独立し現在は夫と二人暮らし。

健康寿命を延ばすべく、あれこれ努力する中で、文章を綴る作業は、

ボケ防止に効果があるのではと勝手に信じて、

日々心に感じたことなどを綴っております

昨日の20日はわたしの77歳の誕生日、とうとう喜寿を迎えたわけですが、ここまで来ると、もう80歳が目の前にチラチラします。

元気で誕生日を迎えられたのは有難いことですが、本当に年月の経つのが早過ぎて、この調子だとあちらの世界までまっしぐら・・・・で、どこかで聞いた言葉を借りるなら【誕生日はめでたくもあり、めでたくもなし】

5月はそれでなくても母の日があり、子供たちにとっては母の日ギフトや誕生日プレゼントなど気を遣うこと多い月で申し訳なく「なるべく気を遣わないでね」と言ってあるのですが、今回はプレゼントや「誕生日おめでとう」のLINEメッセージにプラスして「秋にはファミリー全員集合して喜寿のお祝いのお食事会を開きましょう。そのぐらいはさせてね」とありました。

10月には夫も喜寿の誕生日を迎えるので、2人まとめて喜寿のお祝いパーティを開いてくれるというのです。
80歳の傘寿、88歳の米寿、90歳の卒寿・・・・子供たちの世代は長命を祝う伝統的なこととは無関心に生きている人種だと思っていたので、子供たちからそんな提案をされてびっくりしましたが、思い返すとわたし達夫婦が60歳の還暦の時にも、食事会を開いてくれたっけ・・・・と。

「夫婦が揃っていて、子供たちも揃って、お祝いの食事会を開いてもらえるなんて幸せなことだよね」と夫と話しました。

子供たちから喜寿のお祝いパーティの申し出を受けて有難いと思う一方、傘寿や米寿、卒寿の時に夫婦が揃っている確率は徐々に低くなり、夫婦揃って・・・・がポイントになるなら、77歳で喜寿のお祝いをしてもらうのが一番妥当。
どの〇寿まで夫婦が揃っていられるだろうかと思うと、なぜか子供たちからのパーティの申し出が【嬉しくもあり、寂しくもあり】

思春期には思春期の、老齢期には老齢期なりの複雑な思いが絡まり合って時は流れていくもの・・・・・

 

下の写真:メランコリーとは関係なく、今日の散歩の陽だまり公園で出会ったニゲロの花

左の写真は正面から、右の写真はニゲロの横顔。実に珍しい構造の花との出会い

いくつになっても、新しい出会いはあるもの・・・・それが救い