南アフリカの詐欺師~甘い罠にはご用心~
『どこの国にもいる知能犯、そして騙される人たち』
最近、振り込め詐欺の話題が沈静化している(犯罪は続いているだろうけど)と思っているところに
先日、南アフリカから奇妙なメールが届いた。件名はhelp me,please.
ウイルスメールか!?と思ったけど、ウィルスソフトにはかからない。それに何故か自分の名前を
知っているし、それもプライベートのメールアドレス宛。
まあ、とりあえず読んでみようと思い、黙々と読み進む・・・・、すると、殺される!?、亡命!?、夫が殺害!!の文字が並ぶ。内容がかなりショッキング。
メールの内容を要約すると、彼女(送り主)の夫はジンバブエ政府の高官で、ジンバブエのヌガベ大統領
とはビジネスパートナーだった。彼はビジネスで大もうけしたが、金銭トラブルから大統領と仲違いし、最終的には大統領の側近から暗殺されてしまったという。
ただ、彼は生前に自分が狙われていることを悟り、多額の現金を隠し口座に預けていたが、大統領は彼の隠し資産の調査にあっていて、その隠し口座が見つかるのは時間の問題で、もし見つかれば、資金が没収されるという。また、彼女自身も身の危険を感じ、隣国の南アフリカに避難したのだが、そこにも
大統領の追ってが近づいてきているという。そこで、彼女はその資金を日本に移した上で、治安が良く、アフリカから遠く離れた日本へ逃れたいと訴えているという内容。
嘘かホントかこの時点ではわからないけど、かなりうさんくさい。
そこで、まずジンバブエって。アフリカのどこ?ヌガベ大統領?を簡単に調べてみる。
内戦が激しく続き、政情不安。治安も極端に悪い。誘拐、身代金目的の暗殺も多発。
そんなことから、ひょっとしてホントかも・・・。なんて思い、メールを書いてみる。
かなり好奇心旺盛。
『なんかできることあったら、やりましょうか?』
すると、しばらくしてレスが。
南ア♀『ありがとうございます。あなたは命の恩人です』(まだ何もやっていないのに・・・)
そして、彼女が望むことは・・・
1.30億円の資金偽装して、日本へ送金するための振込口座を作ってほしい(マネーロンダリング!?)
2.日本へ入国する手助けをしてもらいたい。
3.報酬は送金資金30億円の5%(1億5千万!!!!ウヒョー)
しかし、この金額を聞いて直感的に詐欺かな?と思った。話が上手すぎる。
そこへ彼女からメールが。添付写真には自称彼女と娘の写真、
彼女の携帯番号、銀行の担当者の携帯番号が記されている。
また、今後にやることの指示が事細かに。そして、南ア♀最後に一言。
『一回、南アフリカに来て!! 飛行機代は全て報酬で払うから』 エッー?南ア?
要は金額が多額なので、自分が現地に口座を作って、そこから自分宛に送金してほしいという。
100%詐欺だと確信し、外務省のホームページで海外での犯罪状況を確認していると、
見つけた!! 被害多数!!
http://www.anzen.mofa.go.jp/info/info.asp?num=2001C223 外務省の詐欺情報のページ
同様の被害が多発しているとらしい、実際に何人もの日本人が騙されて地球の裏側(南ア)に行って
いるという。そこで、誘拐され、身代金を払ったり、お金を脅し取られるという手口。
そして、詐欺を確信しメールを送ってみた。
松 『I will go there unless you are a fraud あなたが詐欺師でなければ、行きます』
勿論、それ以来一切返答はなかったけどね。
世界をまたに駆けた詐欺師軍団。
ここまで付き合ってしまった自分も愚かだけど・・。
知能犯は世界中にいるなあと改めて実感したのでした。
つづく・・・。
変人(小泉総理)はやっぱりいいね~
『郵政民営化法案否決&衆議院選挙』
郵政法案が参議院で否決されたことには落胆させれたと同時に、
反対票を投じた自民党の議員にはかなり失望した。小泉さんは以前から
公言しているように郵政民営化は彼の政治信条であり、長年の悲願である。
勿論、前回の選挙の自民党のマニュフェスト(政権公約)にも謳っているし、
総裁選挙の際にも郵政民営化を公約にしていた。
マニュフェストに書かれている政策は国民に投票してもらう為のお約束である。
その約束を果たすを望み国民は投票をする。しかし、その約束が実行されないのであれば、
何を信じて投票すればいいのかわからなくなる。選挙の為に、嘘をついたり、公約を平気で破るような政治家を野放しにしておくと、日本は益々ダメになる。約束したことを実行しないから、政治に対する不満が
出る。頑張って投票しても、何も変わらないから投票に行かなくなるし、興味もなくなる。
このような悪循環を無くすには、公約は必ず守る。そして、マニュフェスト=政策を破った政治家は選挙で落とす。政治に信用を取り戻すにはこれに尽きると思う。
『今までには無かった退路を断つ姿勢』
小泉さんは基本的には約束した政策を遣り通そうとする姿勢があり、しかも既成概念に捉われないのが素晴らしい。突然、北朝鮮を訪問して、金総書記に拉致を認めさせたりということはその典型ではないだろうか。小泉さんがやらなければ・・・実現していないことは多いだろう。
そこで、小泉さんの政治姿勢で好きなところを三つ挙げると。
一つ目が有言実行なこと。
小泉さんは総理就任の際に公約したことの多くは実行している。ただ、国債30兆円枠など例外はあるけど、
靖国神社参拝も一応続けている。道路公団の民営化も反対にあいながら、一応は前進している。そして、今回の郵政民営化。よく反対派が言う“過疎地域の人が困る”という反対理由は建前であって、本音は既得権益を奪われるのは嫌だからではないだろうか。特定郵便局という大票田に支えられている政治家は公務員という身分保障が奪われる郵便局員や郵便局を守らなくてはいけない立場にある。だから、民営化によって郵便局が減らされたり、リストラの可能性がある民営化には反対する。しかし、大局的にみると、少子高齢化社会を迎える中で、人口は30年後に1億人(現在1,2億人)になると言われている。大前提として、国が縮小傾向にあることを忘れてはいけないと思う。国と地方の借金が650兆円もある中で、多額の税金を投入し、郵便局員の雇用を維持するのはナンセンスではないだろうか。勿論、人口が減れば、今ある郵便局などの箱物は確実にいらなくなる。これからは規模を維持することよりも、よりスリム化や効率化を図ることが国民の為になるのではないだろうか。電子メールの普及で郵便の取扱いが縮小傾向にある中で、郵便の役割は変化している。その一方で、現状のように郵政公社に税金を払う義務がないのでは、民間と競争する上では不公平だし、公社であることの規制はその経営の自由度を奪うことを意味する。公社のように手足を縛ることは決して得策ではない。改革とは手遅れになる前に、手を打つことで、銀行の不良債権処理の失敗の二の前ならないように、10年後、20年後の将来を見据えて今、対策を打つことが大事だと思う。
そのタイミングを逃すと、そのつけは必ず国民に跳ね返るはず。
二つ目がポリシーを貫くこと。
昔から、小泉さんは支持者から贈られるお中元やお歳暮などの類はすべて返却すると聞いたことがある。
総理になってからも、閣僚は自分で決める。そして、無闇に変えない。以前は半年置きにコロコロと閣僚が変わり、誰が大臣だかよくわからなかったけど、今はよほどのことがない限りはその職務を継続する。
竹中さんを大臣に任命したあとも、与党からの批判に対しても、頑として変えなかった。結果として、経済のプロである竹中さんを大臣に任命したことにより、銀行の不良債権が半減したことを考えると、大正解だったと思う。これも小泉さんがポリシーを変えなかったことによるのではないだろうか。しかし、このような竹中さんの功績を認めようとしない一部の政治家がいることは不思議である。その筆頭が亀井静香ではないだろうか。彼は同じ自民党であるにもかかわらず、郵政民営化も道路公団も不良債権処理の方法も、やることなすこと小泉さんには反対している。なのに何故、自民党にいるのだろう。彼のような既得権益を守ることに必死で、旧態依然の政治家はきっと、最後には泥にまみれるのではないかと思う。
三つ目が退路を断ったこと。
法案が否決されたら、衆議院を解散させ民意を問う。そして、自民と公明で過半数を
確保できなかったら、退陣すると公言したこと。これはある意味、気迫が伝わってくる。
昔、森内閣時代に、野党が不信任決議案を出したことがあった。その時に、与党である自民党の
加藤紘一率いる加藤派がそれに“賛成する”と表明し、造反を図ったことがあった。しかし、
彼は結局、自民党の多数派工作によって、勝ち目がないとわかると、“賛成”ではなく、“棄権”を
選んだのだ。結局、その法案は否決された。振り上げた剣は勢いが良かったが、勝ち目がないと
わかると、元のさやに戻ろうとする。彼はなんとも都合のいい、打算的な政治家だと思う。
挙句の果てに、彼は当初同調した仲間の支持も失ってしまった。自民党を出ると言ったにも関わらず、
自分が不利な状況だとわかると、態度を変えてしまう。退路を断つ度胸がない。
そんなポリシーもプライドもない政治家に小泉さんの政治姿勢を非難する資格があるのかと思ってしまう。
今日はかなり小泉寄りに政治のことを書いてみました。
郵政民営化基本方針について
http://www.kantei.go.jp/jp/kakugikettei/2004/0910yusei.html
つづく・・・。
夢を実現させること
“夢を実現させること”
スペースシャトルの打ち上げが延期された。パイロットの生命を考えると、少しでも
マイナスの要因があるのなら、延期も致し方ないだろう。
それにしても、日本人パイロットの野口聡一さんはスゴイ!!
何が凄いかというと、子供の頃に見たスペースシャトルの打ち上げに感動して、
“自分も将来宇宙へ行く”という夢を持ったこと。何よりそれを実現させようとしているのがスゴイ。
誰でも、夢や憧れを持つのは簡単だけど、それを実際に実現させるのは容易ではない。
しかも野口さんはそれが宇宙へ行くという夢。
だいたい、理想と現実というものがあって、小さい頃に持っていた夢は自分が成長するにつれて、
現実とのギャップの中で、諦めてしまう場合が多いだろう(自分はプロ野球選手になりたかった・・)。
でも、野口さんは違う。その経歴を辿れば、夢を決して諦めていなかったのは明らかだ。
茅ヶ崎の高校を経て、東京大学大学院工学部航空学科卒業。
石川島播磨重工業で、宇宙船のエンジン開発に携わる。その後、
国際宇宙ステーションの組立・運用に参加するミッションスペシャリスト(MS:搭乗運用技術者)候補者として1996年6月に宇宙開発事業団に入社。
1996年8月より米国航空宇宙局(NASA)ジョンソン宇宙センターでミッションスペシャリスト
として訓練を受ける。
そして・・・“ディスカバリー号で宇宙へ”
本当になんて、男前な生き方をしているのだろう。
子供の頃に目標が定まり、あとはそれに向けて一直線の人生。
夢や目標を持つことがいかに重要か。
世間では“ニート”と呼ばれる夢も目標もない若者が溢れている。
自分が“何をやりたいか”わからない。でも野口さんを見たら、そういう人たちもきっと何かやる気が沸いてくるのではないかと思う。野口さんのように夢や目標が見つかれば、あとはそこへたどり着くまでのプロセスと気持ちの問題。それを野口さんは教えてくれているのではないだろうか。
まずは“夢や目標を持ちなさい”
そして、一度きりの人生、夢や希望を持たないのはもったいないとそう教えられた気がする。
続く・・・。
野口さんの経歴 NASAのホームページより
http://www.nasa.gov/vision/space/preparingtravel/soichi_noguchi_profile.html
