ジブリ宮崎監督流、紹介の仕方
先週の金曜日にはスタジオジブリの鈴木敏夫社長の講演会に
行ってきました。鈴木さんと言えば、宮崎駿監督と二人三脚で
宮崎作品を世界的なアニメにした立役者の1人であり、影の功労者。
自分も宮崎作品はよく観ていて、特に『魔女の宅急便』のモデルと
なった街がニュージーランドにあると聞いて、実際に向こうで旅行で行った時は
『ここがキキが住んでいた街か!!』なって少し感動した思い出がある。
自分の中では宮崎アニメはいつも相反する二つのメッセージのようなものを感じていて。
例えば、『天空の城ラピュタ』で言えば、街を破壊するロボットという悪者でありながら、
実は動物や植物を大切にする優しい心を持っているとか。『もののけ姫』では
森林を破壊する人間がいる一方で、森の自然を守る人間がいる。自分はどうするべきか
なんて考えたり、ノスタルジックな気持ちになることが多い。
さて、話は変わって講演の中身だけど、鈴木さんは宮崎監督とは知り合って25年以上、
会ってない日は一度もないというくらい毎日顔を合わせているんだって。
普通、家族でも毎日顔を会わせることがないのに凄いなって感心してしまった。
そこで、面白いと思ったのは宮崎監督が鈴木さんを仕事相手に紹介する時、
どのように紹介するかって話。
たとえば、ビジネスの世界では『ご紹介いたします、部下かと上司の●●です。』のように
紹介するのが一般的だと思うのだけど。
宮崎さんは 『ご紹介いたします。
鈴木さんも徳間書店でビジネスマンを長くやっていたから、流石にはじめは『えっ!?友達?』って思ったらしいけど、今では慣れちゃったって言ってました。
それ以外にも●天皇陛下はジブリ好きとか、若者は身体を動かす体験が少ないから、動きのある絵を
書けないとか、面白い話はいっぱいあったけどね。
そして、最後に鈴木さんの視点から見て、世の中が変わったと思うことについてはこう言ってました。
昔は男が女を変えていたけど、今は女が男を変えていると【特にジブリの場合】
女の子は職場内で誰かと付き合いはじめるとする。そして、しばらくしすると
自分の好みに合せて、相手の髪形であり、服装、そして振る舞いを
自分の好みに合せて変えていくんだって。だから誰と付き合っているか一目瞭然なんだって。
つまりは女の子が強い時代だと。
これがすべてに当てはまる訳ではないけど、映画も女性、特に若い女性に支持されなければ、
ヒットしないと断言してました。やはり女性パワー強しでしょうか。
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- 鈴木 敏夫
- 映画道楽
頑張れ 『杉村太蔵』

当選、当時の破天荒は発言からマスコミに追い掛け回され、
ワイドショーや週刊誌の餌食になっている『杉村太蔵議員』
ほんと、見ていてとても気の毒になってくる。最近でも“婚約破棄疑惑”
や“年金未納問題”だのほんと話題に事欠かない。年金について言えば、筑波大学在学中の
4年間、年金が未納だったらしい。果たして、このことはそれほどの“大ニュース”だろうか?
年金について言えば、国民年金の4割が未納だし、多くの国会議員も未納だったことを
考えれば、今更未納ということを取り上げるまでもない気がする。
まあ、そもそも彼の場合、国会議員になる資格や品格が欠けていたし、準備も不足していたのは
明らか。ただ、人間だれしも、モラルに反することをしてしまったり、逮捕はされることはなくても、交通違反の一つぐらいはあるだろう。勿論、恋愛に関するトラブルもあると思う。私人でいる以上はこれらのトラブルもさしてや大きな問題ではないけど、公人になった途端にこれらが一気に噴出してしまう。
彼の場合はもっとこれから出る気がするし、最終的には“国会議員辞職”なんてところまで
マスコミは追い詰められやしないだろうか。結局、政治家になるような人は物凄いクリーンなモラリストか
逆にもの凄い悪いヤツで過去をもみ消すことが権力があるような人物じゃないと務まらないのではないかと思う《少し偏見かもしれないけど》
その点で話は飛んでしまうけど、すごい合理的に出来ているのがアメリカの大統領選挙だと思う。
通常アメリカの大統領選は約1年かかる。まずは予備選を戦って、党の候補者に選ばれる。そして
共和党と民主党の候補者同士が最後に各州の選挙人の数を争う構造で、とにかく長いしお金もかかる。
自分が思うアメリカの大統領選の大きな特徴を四つ挙げると、
1.期間が長いこと
2.お金がかかること
3.短期的な人気投票になりにくい。
4.すべてがオープンになる。
ここで一番のポイントは3.4で、この前の小泉自民党が圧勝したような日本の選挙は選挙期間がとても短い。だから、政策も重要だけど、その時の流れや空気はもっと重要になってくると思う。今回の場合は政策の中身は民主党のほうがいいと思うけど、明快なスローガンを掲げた自民党に流れがあった。小泉さんがその流れを掴んだということ。一方で、アメリカの大統領選は非常に長いから、流れだけでは勝てない。政策が重要なのは言うまでも無いけど、この期間が長いことにとても意味がある。
それは長い間、候補者として世間にさらされ、討論会などを重ねるうちに、その候補者の過去、現在がすべて調べ尽くされる。
例えば、今回のブッシュ大統領であれば、色々と根掘り葉掘り調べ上げられた結果、軍歴疑惑や外交音痴などがしきりに話題になった。過去からさかのぼり、相手の揚げ足を取る為にありとあらゆる手段を使って、相手を調べあげるのがアメリカの大統領選だと思う。そして、ダーティーな人間はどんどん脱落していく。
つまり、この選挙システムはアメリカ大統領の4年間の任期を全うするにふさわしい人物しかアメリカの大統領になれない。実に無駄なようで、合理的なこの選挙システムなのだろうと思う。だから、アメリカでは日本の宇野宗佑(芸者との愛人関係をバラされて、総理大臣をたぶん一週間ぐらいで辞職したと思ったけど・・)のような総理大臣は生まれ難い。
話を『杉村太蔵』に戻すと、彼はまだ世間にさらされる準備が出来ていなかったし、それに耐えられる
だけのクリーンさも無かったということに尽きると思う。でも、個人的にはより世間の目線に近い立場で考えられる彼のそうな存在も必要だと思うけどね。
つづく・・。
『あいのり』に見る恋愛
昨日、久しぶりにフジテレビのCS放送で『あいのり』を見た。
リアルタイムの地上波とは違って、CMなしの連続放送なので、
相関関係がわかりやすくて、はまってしまった。地上波とは違って相当昔のものだと思うけど。
最近、恋愛を忘れている自分にとって、真剣に恋愛を楽しんでいる
参加者が羨ましくもあり、恋愛対象の微妙な心の動きに一喜一憂している
姿に感情移入してしまい、応援したくなる。
そこで、今回一番気になったのは瑞穂【おっとり娘】とレゲエとの関係だ。
二人はとても対照的で、瑞穂はマジメで純粋なタイプ。対するレゲエはアウトロー
な雰囲気があり、一見取っ付きにくそうな感じ。
当初、瑞穂は下ネタを連発するレゲエに対して、嫌悪感を抱き、全くの恋愛対象外。
しかし、ある時瑞穂はレゲエの一途な恋愛感や真面目な一面を目の当たりにする。
それ以来彼に対して恋心を抱くが、その恋は一方通行・・・全く彼には届かない。
瑞穂のレゲエに対する一途な気持ちとけな気さがとても切ない。
結局、彼女の気持ちは彼に伝わらず、振られてしまう・・・。
ハッピーエンドといかず残念だが、それもまた恋愛かと思う面があるけど。
そこで何故、はじめはあんなに嫌いだった存在が恋愛対象になったか?
ここで思い出すのはある有名弁護士の本に書いてあった人間の感情のパターンの解説。
基本的人間は出会った人に対する感情のパターンはに4つしかないという。
1、はじめ良くて、ずっと良い
2、はじめ良くて、後から悪くなる。
3、はじめ悪くて、ずっと悪い
4、はじめ悪くて、後から良くなる。
残念ながら、日本人に限らず一番多いパターンは2、のはじめ良くて、後から悪くパターン。
誰でも、自分をよく見せたい気持ちがある。ましてや異性に対してならなおさら。自分を等身大
以上に見せてしまうと、素に戻った時のギャップに相手が失望する。やがて相手の悪い面ばかりが
目立つようになり、破局を迎える。こんな経験は誰でもあるだろう。
そして、『あいのり』に話を戻して、瑞穂とレゲエの関係。瑞穂はレゲエの下ネタ連発の態度に
嫌気が差す。がある時をきっかけに彼の真面目な一面を見ることで、どんどん彼の良い面が
目に入り、恋に落ちてしまう。結局、瑞穂の恋は実らなかったが・・・。
人間を第一印象だけで、判断することもあってもいいが、そのことで相手をすべて否定
してしまうのはもったいない気がする。
やはり、恋愛は等身大の自分を見せることが重要だということだろうか。
