街並み修景＋公共施設の集中配置で既成市街地を再整備【福島県三春町】・・・４／トップ画像修復版
三春町「中央大町」地区における1995年⇒2006年の街並み変化を
ゼンリン住宅地図上で確認したときに気付く、
「最大の変化」は、
なんと言っても『みはる壱番館』の開業でしょう。。。
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ゼンリン住宅地図（1995年福島県三春町）１：１６００×５０％
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ゼンリン住宅地図（2006年福島県三春町）１：１５００×４５％
みはる壱番館
「街中（まちなか）居住」を促進する目的で2002年2月12日開業
地下１階、地上５階建てで、
１０店の賃貸店舗と９戸の賃貸住宅からなる複合施設です！
（福島県田村郡三春町字大町３２－１）
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三春壱番館商業施設棟図面（クリックすると若干文字が見やすくなります♪）
＊問い合わせ先・・・
㈱三春まちづくり公社 ℡０２４７－６２－５９１１
三春壱番館におけるテナントミックス・・・
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物販小売／３事業所（インテリア雑貨・食器１、化粧品１、薬局１）
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「磐州屋 ボルドックハーザ」店内
テーブルウエア、カスタムナイフ・輸入インテリア雑貨、銀製品、アクセサリー
物販＋飲食／２事業所（地場土産１、地場産直１）
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「花かご」広告
三春土産販売＋喫茶
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「さわ市」
産直農産物＋地粉手打ちうどん
＊三春名物の「三角油揚げ」が入っていました。。。
飲食専業／２事業所（和食１、喫茶１）
美容サービス／１事業所
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「グランジ・ヘアー」
美容室
医療施設／１事業所（内科・外科・皮膚科・肛門科）
教育サービス／１事業所（小中学生向け学習塾）
▲以上、１０店舗
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「壱番館ひろば」
時々フリーマーケット等が行われるという吹き抜けのホールです。。
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壱番館「裏側」現況（「裏」・・・本ブログ管理者２００７．１０．１３撮影）
「建築学」的には最高ランクの物件？？
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表通りから見ると「低層町家」にしか見えませんが、
斜面になっている裏側からみると、
５階建ての立派な集合住宅！！！
（京都の都心部における街づくり関係者もビックリの「町家型集合住宅」）
＊
隣接する「郷土人形館」が入居している蔵に合わせた建築意匠を採用しています。
しかし・・・
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現地踏査（２００７．１０．１３）当日における「さわ市」従業者ヒアリングによると、
・家賃が周辺相場より、かなり割高！（約７万円？）
・生活感が無い（若くて高収入の独身が住んでいる？）
・田舎には似合わない（都会人の独身者好みの間取り？）
と、激しいブーイングの嵐・・・・・
本ブログ管理者が個人的に思うに、、、
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街並み景観に影響ない部分は徹底的にコストダウンして、
「就学期の子どもが居る家族」でも住めるような建築ができなかったのでしょうか？
赤字経営である三春まちづくり公社の場合、それも、苦しいのかな？？？
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あるいは、多少の景観悪化はやむを得無い（それでも、白い壁なら目立たない）と考えて、
もう少し、容積率を「特例」で高めて、
賃貸住居戸数を増やして収益率を向上させるしか方法が無いのかもしれません。
＊本ブログ内「三春」関連記事
↓
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