(9)地神の誕生 | 知っとうや(真実を求めて?!)

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⚡2900年続いた人類中心文明は、近い将来、五六七(弥勒)時代となり、本来あるべき姿に戻ります。それまでは産みの苦しみが続きますが、見事に成就して欲しいものです。⚡

前回は、元々の黄泉の国が現在の地球になったことをご紹介しました。

 

最初にイザナギ、イザナミが造り固めて再生した地上の星は、現在の地球ではなかったのです。イザナミが亡くなり、地上と一体だった黄泉の国が荒廃してしまい、いわゆる地獄のような状態になってしまったのです。黄泉の国とは、その名のとおり、元来は魂が存在する美しい世界だったはずです。

 

そして、イザナギによって別の世界に分断されてしまいました。

 

その結果、(元の)地上は、神々のみが住む世界となりました。現在ではその星のことを仏教では天国と呼んでいます。

 

この天国である星は、地球と全く同じような地形をしている(実際には後になって地球がこの星と似せられて創られた)ようですが、大きさは現在の地球よりも1割程度大きな体積のようです。とても波動が高く、人間の科学力では発見出来ないのです。太陽を中心として地球の正反対側にあるようです。


一方で、地獄に堕ちた黄泉の国が、現在の地球に繋がっていきます。この地球に、後に人間が誕生します。ちなみに、現在の地球は、少しづつ膨張していて、いずれ天国と同じ大きさになるようです。この膨張のため、地球は温暖化しているようです。

 

私が、地球のことを宇宙の刑務所と呼ぶのは、このような地球誕生の経緯があるからです。元は魂の存在場所であった黄泉の国(世界)が、邪気によって荒廃して地獄になり、その後、地球として切り離されたのです。

<カルマを認識する!>

 

地球で、人間として修業をさせられている魂は、修業を全うしないと天国のもう一つの地球に戻ることが出来ず、地球で輪廻転生を繰返し続けるのです。家族親類が亡くなった時に、成仏して天国に行って欲しいと願う仏教の考えは、ここから来ているのです。

 

 

太陽系の統治の仕組みは、イザナギ、イザナミの別れ、天国と地球に分かれたことで、大きく変わることになります。

 

イザナギ、イザナミは、天神七代の七代目です。銀河系が創造されてから数千億年以上、大きく分けると七代の天神様が統括してきました。その最後のポストがイザナギ、イザナミだったのです。

<(2)霊魂の分裂と天地創造>

<(3)神代の大きな流れ>

 

そのポストからイザナミが欠けてしまい、黄泉の国が分離されて地球になったことから、天祖(天の創造主)は、銀河系のうち、その中心となる太陽系の統治方法を変更することにしたのです。

 

それが、地神(くにつかみ)による統治方法です。この地神とは、記紀に登場する国津神とは異なり、太陽系の統治者という意味合となります。記紀の国津神は素戔嗚尊が地球(葦原中津国)に降りたって以降の地球上に存在していた神のことで、天津神に対する神の分類です。

 

天神七代は銀河系全体の統治者だったのですが、地神五代となってからは太陽系の統括者にその統治権限が縮小されます。

 

この理由は、イザナミの死後、黄泉の国が荒れ、波動が落ちてしまい、その上に分断されてしまい面倒を見るのが大変になったからだと考えられます。荒れてしまった黄泉の国である地球を平定するために、新たに地神である三貴士による統治に変えたのです。太陽系以外には、天津神が別に存在して銀河系を統治する仕組みとなったのです。

 

三貴士とは、天照大神月読尊素戔嗚尊のことです。

 

三貴士の前身は、最初、神産み時にイザナギ、イザナミから誕生していましたが、イザナギがイザナミと別れた後、イザナギの禊祓いによって再度誕生します。

<WIKI:イザナギ禊祓いと三貴士の誕生>

 

まず、イザナギは黄泉比良坂において黄泉の世界との出入口を塞ぎます。この黄泉比良坂の場所は、現在の島根県松江市東出雲とされています。

 

黄泉比良坂

黄泉比良坂①

 

黄泉比良坂②

 

次に、イザナギは黄泉の国に行った際身体に着いた穢れを清めるために、筑紫の日向(ひむか)の橘の小門(おど)の阿波岐原(あはぎはら)で神々を生みます。この場所は、宮崎市でないかとされていますが、このうち、綿津見三神が誕生した場所は、博多湾と考えてよさそうです。綿津見三神は、福岡市の住吉神社と志賀海神社に祀られています。

 

志賀海神社由緒

志賀海神社

 

博多湾。イザナギが禊を落とした場所。イザナギ(若杉山)とイザナミ(飯盛山)、綿津見三神(志賀島)を結ぶ二等辺三角形内にある。

福岡禊祓い

 

そして最後に、新たな三貴士である天照大神、月読尊、素戔嗚尊を生みます。

 

左の目を洗うと天照御神生まれ、右の目を洗うと月読尊が生まれ、鼻を洗うと素戔嗚尊が生まれます。この場所が、宮崎市阿波岐原町の江田神社ということになりそうです。

 

江田神社由緒

江田神社

 

三貴士が誕生したとされる江田神社にある御池

御池

 

このようにして新たに誕生した三貴士を、イザナギは自身の後継者として育て、地神初代に据えたのです。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。