甘えん坊将軍の自転車&ガジェットログ

甘えん坊将軍の自転車&ガジェットログ

自転車旅行の記録をとっていたブログでした。
※ルートラボ終了に伴い、ルート情報が消えてしまいました。

現在はガジェット方面をメインにしています。

  はじめに

MAZDA3にドライブレコーダーをDIYで取り付けしました。

駐車監視機能用の配線はしていないですが、アクセサリー電源(ACC電源)の裏どり、配線隠しもしましたので参考になれば幸いです。


  ドラレコ紹介

取り付けたドライブレコーダーはVANTRUE NEXUS 5 (N5)です。


前後2カメラ+車内用前後2カメラの計4カメラの高機能機種です。

Wi-Fi接続で動画の確認や各種設定が可能、5GHz対応でレスポンスもよさそうなのでこちらにしました。

横長でデザイン的にも格好いいです。


Amazonで公式が販売していますが、頻繁にタイムセールをやっているので、その機会に購入しました。

偏光フィルターも併せて入手。



  VANTRUE N5の設置

とりあえずN5の位置合わせをします。

N5は左ハンドル車に最適化されたデザインなので、右ハンドル車には若干取り付けづらい面があります(ルームミラー左側裏に設置するとフロント車内カメラが隠れてしまう)。

また実物を見ると結構な大きさがあります。


今回MAZDA3ではルームミラー左脇あたりで車内カメラも問題なく設置できました。




運転席側から。ルームミラーに隠すことはできず。

VANTRUE N5にはフロントカメラとフロントガラスとの間に貼る静電気接着シートが付属していますが、今回はフロントガラスのドット部にかかってしまい接着しなかったので、直接ベースを両面テープで貼り付けています。

両面テープを接着する前に、付属の接着促進剤を塗り塗りしています。

巷ではN5の重さで脱落したというレビューも見られますが、今のところ私のN5は貼り付いています。



リアカメラはリアガラス中央上に設置。


Wi-Fi接続してスマホで見ながらリアカメラの角度等を調整しました。


  ACC電源取り出し

今回駐車監視機能は使用しないので、常時電源は取らずにACC電源のみで動かします。

VANTRUE N5にはシガーソケット用電源アダプター&ケーブルが付属しているので、このアダプター&ケーブルを使用します。


シガーソケットにそのまま挿してもいいのですが、見た目も悪いので、電源を裏どりして配線を隠します。


MAZDA3はACC電源が比較的取り出しづらい車種です。

詳しくは

に書きましたが、今回はこの中からシガーソケット裏からカプラーオンで電源を取り出す方法を選びました。

実施される際は自己責任でお願いします。


センターコンソール内、シガーソケットやUSBが付いているパネルを引き上げると取り外せます。

裏側はこんな感じです。水色(プラス)と黒(マイナス)の線があります。


メスカプラーを取り外したところ。


シガーソケット側オスカプラー。


このカプラーと同じ形のカプラーを用意して、カプラーオンで電源を取り出します。

カプラーはこちら始め、AliExpress等でも多数出品されています。



こんな感じで分岐しました。

カプラーのほかに必要なものは

・プラグロックソケット


・ヒューズホルダー(直管でも平型でもお好みで)


・ヒューズ(アンペア数は目的に合わせて。今回は2Aでも十分か)


・分岐用スプライス端子(ギボシやはんだで対応するなら不要)



・配線コード(1.25sq、0.75sq)

・ギボシ

・電工ペンチ

・スポンジテープ

・インシュロックタイ

も適当に。



実際にはこんな感じ。


カプラーを取り付けるだけならセンターコンソールは取り外す必要はないですが、ドラレコへの配線を綺麗に隠すためにはセンターコンソールを外す必要があります。



シフトノブを外します。

外し方は

こちらを参考にしました。


シフトノブを外せたら、センターコンソール、小物入れ、ドリンクホルダーを手でバリバリ剥がします。




プラグロックソケットをグローブボックス脇に置いて、線を伸ばします。




赤線に沿って配線しカプラーに接続しました。


ドラレコへは助手席側Aピラー内に線を通します。

ウェザーストリップを外してからAピラーのパネルを外します。

エアバッグ展開時にパネルの飛散を防止するクリップがついているので、それを外せばAピラーを完全に外せます。

配線通しを使って、グローブボックスからAピラー下を通し、赤線に沿って伸ばします。

エアバッグ展開時に配線を巻き込まないように、奥の方に他の配線と束ねておきます。


ドラレコ付属のシガー電源アダプターをプラグロックソケットに差し込んで動作確認できました。




  リアカメラ用配線

フロントカメラからリアカメラへと配線です。

MAZDA3はカーテンエアバッグがあるので、ルーフサイド部に配線するのはやめて足元、ドア下を通すことにしました。

https://www2.mazda.co.jp/carlife/owner/manual/mazda3/bp/ebha/contents/13100300.html


フロントカメラから天井→Aピラー→ドア(スカッフプレート)下→Cピラー→天井→リアカメラと伸ばしました。



Vantrue N5付属のケーブルは6mですが、遠回りしたためかギリギリピッタリの長さでした。9mの延長ケーブルまでは必要ありません。


Cピラーもウェザーストリップを外してから手でバリッと剥がせます。赤線に沿って配線しました。


  まとめ

MAZDA3にドライブレコーダーVantrue N5をDIYで取り付けました。

そこそこ時間がかかりましたが、カー用品店で頼むより安く、綺麗に?カプラーオンも含めて自分の満足行く形でできたと思います。


センターコンソールや各種内張りパネルも素手で簡単に剥がせることが分かったので、他のパーツも取り付けて見たいと思います。

  はじめに

MAZDA3はアクセサリー電源(ACC電源)を取り出すのが比較的難しい車種のようです。

一般的にはヒューズボックスから分岐すると思いますが、MAZDA3の室内ヒューズボックスは全て常時電源となり、ヒューズ交換でお手軽分岐とはいきません。


そんな中で、比較的ACC電源が取り出しやすい方法を4つ紹介します。


※電源取り出しは自己責任で行ってください。

何があっても責任は取れません。


  <助手席側> ヒューズボックス上のコネクタから

純正オプションのドラレコ電源取出し方法としても指定されており、最もポピュラーな方法かと思います。

ヒューズボックス周りのパネル(カウルサイドトリム)を外し、ヒューズボックス上の32極コネクタ(カプラー)から分岐する方法です。




メリット・デメリットをあげると

⚪︎メリット

・パネル剥がしが比較的容易

・ドライブレコーダー、ETC用の電源を取りやすい位置にある


△デメリット

・細線のため許容電流量が少ない(と思われる)

・エレクトロタップは細線用を使用する必要がある

例えばこちら


・純正戻しができない

・2023年モデルでは白線がなくなっており不可?

があると思います。



方法としては、

1. 助手席側前方ウェザーストリップを外す

2. スカッフプレートを外す

3. 発煙筒を外す

4. 発煙筒前方にあるトリムクリップを外す

5. ヒューズボックスを覆うパネル(カウルサイドトリム)を外す

6. 32極カプラー1番左上の白線から分岐する

となります。

全て手で容易に外せます。


参考



  <上記派生> リレーを噛ませて常時電源から

上記の方法では細線からの分岐のため、許容電流量が少ないと考えられ、複数の機器を接続する場合不安があります。


そこで先ほどのACC細線はリレーのスイッチ線としてのみ利用し、本流はヒューズボックスの常時電源から電気を引くという方法です。


参考


こちらのメリット・デメリットは

⚪︎メリット

・パネル剥がしが比較的容易

・ドラレコ、ETCの電源が取りやすい位置である

に加えて

・より多くの電流を流せる


△デメリット

・純正戻しができない

・2023年モデルでは白線がなくなっており不可?

に加えて

・エレクトロタップ細線用の他にリレーが必要である

例えばこれ


そのほか

・参考ページのようにF7から取るとすると、空きヒューズから電源を取るので、不具合が起きる可能性がある


あたりでしょうか?


  <中央> シガーソケット裏から

MAZDA3のシガーソケットはセンターコンソール肘掛け内にあり、このシガーソケットはACC電源です。

シガーソケットの裏側から電源を分岐させれば、目立つことなくACC電源を取り出せます。




シガーソケット裏、水色と黒の配線が来ており、水色がプラス、黒がマイナスでした。


シガーソケット裏の配線からスプライス端子やエレクトロタップで直接分岐させる方が多いようですが、純正配線には傷付けず、カプラーオンで取り出せるカプラー(コネクタ)を見つけましたので、下に記載しておきます。



メリット・デメリットは


⚪︎メリット

・シガーソケットは10Aまでと取説に明言されているので、許容電流が把握できる

・カプラを使用すれば純正配線を傷付けずに電源取出しができる


△デメリット

・カプラーの入手性が少し悪い

・センターコンソールからの配線なので、ドラレコ・ETC等への配線が長くなる

・上記配線のためにシフトノブの取り外しまで必要になることもあり、手間が増える


あたりだと思います。


必要なカプラーについて、

型番等は明記されていませんが、シガーソケット用のカプラーとしては他社、他車用としてもある程度共通して出回っているようで、「DJ7033-2.8-21」というのが型番かもしれません。

国内では中国の業者がAmazonで販売していますし、AliExpressでも多数出品されているので、納期と価格を見て検討してください。



MAZDA3、シガーソケット裏のカプラー(メス側)。カプラーハウジング(プラの部分)的にはオスですが、端子はメスなので、こちらはメスカプラーとなります。

左がプラス、上がマイナスでした。


シガーソケット側オスカプラーの端子。


カプラーへのアクセス、分解方法、その他分岐方法については長くなるので、別途ブログに書きます。



  <運転席側> 純正ETC用カプラーから

もう一つある程度容易にACC電源を取り出す方法として、純正ETC用カプラーから取り出す方法があります。

純正ETCは運転席右足元にあるコインボックスと置換する形で取り付けされます。

純正ETCを付けない場合でも、コインボックスの裏にはETC用のカプラーが来ており、ACC電源、常時電源、アースをこのカプラーから取り出すことができます。


参考



実物はこちら

コインボックスの奥にあるETC用カプラー。少し奥まっていて確認しづらいです。


ここから取るメリット・デメリットは

⚪︎メリット

・カプラーを使用すれば純正配線を傷付けずに電源を取り出せる

・運転席右側という位置上の利点

・シガーソケットのカプラーよりもこちらのカプラーの方が入手性がよい

・純正ETCを付けていてもカプラーオンで間に割り込ませられる


△デメリット

・許容電流が不明(ETC用の配線だと言うことを考慮するとそこまで大電流は流せない?)

・年式によって変更される可能性ある??


と言ったところでしょうか。


カプラーは住友電装 060型 TSシリーズ 4極です。

車体側がオス端子になっているので、メス側の端子を用意すれば接続できます。



こんな感じの物です。


車体側のカプラーへのアクセスには、コインボックスを開ける必要があります。

コインボックスの分解は結構固く大変でした。


まず、コインボックスの蓋を外します。

蓋は横にこじるような感じで強く引くと外すことができました。周囲を養生した方がよいかもしれません。

コインボックスの蓋が外れたら、コインボックスの奥側のパーツを外します。

このパーツは指がかからずに、難儀したのですが、CX-30のコインボックスを取り外しされていたこちらの方

を参考に



インシュロックを上部の穴に通して下向きに力をかけて引き剥がしました。


剥がすと剥がしたコインボックス本体に2系統の配線がくっつけられています。それらをコインボックス本体から外すと

このようになります。


左の茶色系はマツコネとの接続用


右はETCのアンテナ線でしょうか?


目的の電源カプラーはもう少し奥まったところにあります。

検電テスターで目的のACC電源を確認し、それに合うようにメスカプラーを加工して配線します。


  まとめ

MAZDA3のACC電源取出し方法を4つまとめました。

個人的にはシガーソケット裏にカプラーオンで割り込ませる方法が最も安心感があるように思います。

電源を使う位置、電流によってそのほかの方法も使い分けるのがよいでしょう。


最後に繰り返しになりますが、電源取出しは自己責任でお願いします。


  概要

石上布都魂神社へのレンタサイクルを使ったアクセスをご紹介します。

・JR津山線福渡駅〜石上布都魂神社をレンタサイクルで参拝可能

・片道1時間前後

・アップダウンはあるので要覚悟

・タイパ的には岡山からレンタカー


  石上布都魂神社(いそのかみふつみたまじんじゃ)

吉備津彦神社とともに備前国(岡山県東部)の一宮です。

スサノオノミコトがヤマタノオロチを退治した際に使用していた剣、布都御魂剣(布都斯魂剣、天羽々斬剣、十握剣等とも)がこの神社に祀られ、後に奈良の石上神宮へと遷されたとのことで、古くからある由緒正しい神社です。


  公共交通機関利用 アクセス

石上布都魂神社への公共交通機関を使ったアクセスは難易度が高いです。

最寄り駅の建部駅からは10kmと遠く徒歩では2時間半ほどかかります。

そのほかバスを使用するアクセスもありますが、いずれの路線も本数が非常に少なくかつバスを降りてから30分〜1時間以上歩く必要がありかつ帰りの便もかなり制約があります。

またバスが減便される可能性もあるため、常に最新の情報を確認する必要があります。


詳細はお散歩パンダさんのブログにまとめられています。


このため、この神社へはレンタカー含む車や最寄り駅からのタクシー移動が一般的かと思います。


  新たなアクセス方法 レンタサイクル

そんな中、車を使わずに参拝できないかと探索していたところ、新たなアクセス方法を発見したので、試みました。

その方法とは建部町公民館(または岡山市建部支所)からの「たけべレンタサイクル」の利用です。


このレンタサイクルは2023年に観光用の実証試験として開始したもので、岡山市建部支所(平日)、建部町公民館(土日。祝は除く)、たけべ八幡温泉にて貸し出しをしています。

実証実験の期間は2023年の12月28日で終了とされていましたが、今回2024年の3月に電話問い合わせをしたところ、レンタサイクルを継続しているとのことでした(当日担当の方に伺ったところ当分は継続するとのことでした)。



「実証実験実施中」から「貸出し中」に変わっていました。


建部町公民館、建部支所の最寄り駅は建部駅ではなく、福渡駅になりますのでご注意ください。

利用料金は無料です。


  レンタサイクル紹介

自転車は軽快車いわゆるママチャリで変速機はなし、電動アシストでもありません。



ヘルメットも同時に貸出ししていました。

変速機がないことからも想像されますが、担当の方とお話しても近隣利用が主で石上布都魂神社までの利用は想定されていないようです。

ギア自体は軽めなので少しの登りであれば登れますが急傾斜の場合は押し歩きが必要です(脚力による)。


  経路

福渡駅から建部町公民館、建部支所までは徒歩2分ほどです。

そこから石上布都魂神社へは経路によって11〜13kmとなります。

最短の11kmの経路の場合、細い山道を通る必要があり、車が通る主要な道の場合には13kmです。

どちらを通っても往路は登り基調、復路は下り基調です。


今回は往路11km道、復路13km道を利用しましたので、それぞれご紹介します。


  11km道 往路

国道484号線を東へ進み途中の溜池から南の山道へ入るルートです。




標高の最高地点は263m、トータル(獲得標高)286m登って、134m下ります。


溜池の分岐点


スタートから35分、溜池脇から山道へ入る。


苔むした道を登り続けます。しばらくは心細いですが、道は整備されており通行に問題はありません。


スタートから50分、溜池から15分、鴨常普神社付近、少し開けた集落に出ました。

鴨常普神社前を南に曲がり、ここから10分ほどかけて最後の峠を越えます。

峠を越えると後は下り一辺になります。


スタートから1時間6分、石上布都魂神社の鳥居に到着しました。

駐車場はもう少し登った所にあります。



坂道を6分ほど上がれば駐車場です。

駐車場から徒歩で少し上がります。


拝殿到着です!スタートから1時間15分かかりました。


参拝記録は復路の紹介の後に記載します。


  13km道 復路

最初だけ来た道を戻り、県道468号平岡小鎌線を北上、国道486号岡山中部縦貫道路との交差点から国道486号線に入るルートです。


標高の最高地点は292m、トータル303m下って(往路なら登って)、149m下る(往路なら登る)ルートになります。



県道468号線、大きな道ですが、最高地点は11km道より30mほど高く、何だかんだアップダウンはあります。

道はよいので、下りではスピードを出しても安心感があります。


  11km道、13km道どっちがいい?

ルート選択は好みもあると思いますが、スマホ等をお持ちで不安がなければ11km道の方が距離が短く、標高も20mほど低くすむためよいかと思います。

道に不安があるようなら、迷いづらい13km道路でもそこまで大幅には変わりません。

往路は11km道、復路はスピードを出しやすい13km道を選択するのもありだと思います。


  タイパ的にはレンタカー

岡山駅から福渡駅まで津山線で45分、レンタサイクルを借りて神社まで1時間強、合わせて片道2時間、往復すると4時間かかります。

帰りにちょうどよい津山線がない場合、福渡駅で1時間待ちもありますので、岡山駅から岡山駅に戻るまで、参拝時間を除く移動時間のみで5時間かかることもありえます。

岡山駅前からレンタカーを借りれば片道1時間で神社まで到着することを考えると、タイパ的には自動車、レンタカーを利用するのが効率的でしょう。

またレンタカーなら最寄り駅からのタクシー往復よりも安い可能性すらあります。


一方、諸々の事情で車を使わない場合にはバス利用とともにこのレンタサイクルを利用するという新たな方法も検討してみてください。

皆さまの検討材料になれば幸いです。


  参拝記録

以下は参拝記録です。




本宮はもう10分ほど上がったところにあります。


階段から途中山道になります。スニーカー等動きやすい靴がいいでしょう。




本宮到着。大きな岩が禁足地になっており、それを拝む形になります。


土日のみかもしれませんが、神社の運営を補佐するお母様方が結構な人数いらっしゃいました。

皆さま気さくに話しかけてくださり、御朱印も直書きでいただけたのでよかったです。


神社の下すぐにふつみ茶屋という古民家カフェがありました。



明るく暖かい雰囲気の古民家カフェです。

長年、石上布都魂神社の総代を務めていた方のお家のようです。


冷えた体に暖かいお茶とランチがありがたいです。

トマトチキンカレーはチキンがホワホワとするくらい柔らかく大変美味しかったです。


参拝の後にはこちらもぜひ。

  これ作りました

初めて自作キーボードを作りました。

作ったのはこちらです。

有線の日本語配列でキー数は69個です。

このキーボードの特徴は何と言ってもその小ささ!


厚さは25mmと一般的な厚みがありますが、横幅14cm、縦4cmと15cm定規サイズ。

一般的なキーボードで言うと8×2U(8キー×2キー)という非常に小さなサイズ感です。


ユニバーサル基板にマウス用のマイクロスイッチを完全手配線ではんだ付けしています。

ケースやキーキャップも自作なので手作り感満載ですが、キーボードとして問題なく動作するので、ある程度は妥協しつつ満足しています。


とりあえず、「MiniJ69」と命名しとこうかなと思います。


  材料・パーツリスト

今回の自作キーボードを作るにあたっての材料を紹介します。


・基板

ユニバーサル基板 140×40mm 752穴。数量: 2枚

https://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-03411/


・スイッチ

kailh mute micro switch 9.5mm。

マウス用の静音スイッチ。そこらのタクトスイッチでも作れなくはないですが、押下圧が100g以上あってとても重いので、70gと比較的軽めかつより小型のこちらのスイッチを選定しました。

キーキャップを付けるためにステム?が長い9.5mm版にしています。

今回は69キー+1(スペースキー用にもう一つ)で最低70個必要だったので、予備含めて100個購入しました(結果的に予備は必要ありませんでしたが)。

国内のAmazon等でも売っていますが恐ろしいほど割高です。どうせ中国から発送になるので、アリエク等で購入するのがよいと思います。

217円 21% Off | 10Pcs Kailh Mute button 6*6*9.5mm square Silent switch ireless mouse micro switch repair parts replace rectangle micro switch https://a.aliexpress.com/_okH6joY


・ダイオード

キー数の多いキーボードを自作するためには電流が逆流するのを防ぐためのダイオードが必要です。

詳しく知りたい方は「マトリクス回路」あたりを調べてみてください。

今回は秋月の汎用小信号高速スイッチング・ダイオード1N4148(100本入り)

https://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-16603/

を購入しました。

秋月では同型で他メーカー製のものもありますが、50本入り、500本入りと入り数が微妙だったので、100本入りのこちらのメーカーのものを使用しました。

69個使用しましたが、不良品はありませんでした。


・Pro Micro

USB Type-C搭載 Pro Micro 互換機 (Guri-Tech氏版)。SWITCH SCIENCEにて購入。

https://www.switch-science.com/products/6576


一般的なPro Micro Type-C版でもよかったですが、前者の方がType-Cコネクタが埋め込まれていて薄いようだったので、こちらにしました。

一般的なPro Micro Type-Cの方が安価なので、今回はそちらでもよかったかもしれません。


両者のサイズ比較については

こちらをご参照ください。


・リセットスイッチ

TS-1136-4.3 タクトスイッチ(3.5×6.0×4.3mm/5個)

https://talpkeyboard.net/items/5fa258a5f0b10814d183347f

"Pro Microにファームウェアを書き込むモード"に入るために必要になるスイッチです。


今回のキーボード的には足が横向きに出ている

https://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-14891/

の方がよかったのですが、秋月での通販時に買い忘れました。

このためだけに送料を払うのももったいなかったので、TALPKEYBOARDさんでの別件の通販に上記のタクトスイッチを入れ込みました。

足は横向きがよかったので、ペンチで強引に90°曲げています。


・ピンソケット

今回のキーボードはユニバーサル基板2枚をサンドイッチするため、ピンソケットとピンヘッダが必要です。

キーボードの厚みを抑えたかったので、ピンソケットは

https://akizukidenshi.com/catalog/g/gC-03138/

の低頭、低メスのシングルピンソケットにしています。


・ピンヘッダ

こちらも基板をサンドイッチするためのピンヘッダで、厚みを抑えるために低頭、低オス7.7mmのロープロファイルピンヘッダとしています。

https://akizukidenshi.com/catalog/g/gC-02900/


・その他 カラーの被覆線を適当な長さ、適当な太さのありものですませました。

マトリクス回路を狭い基板で空中配線しなければならないので、色で少しでも分かりやすくなるように工夫しました。


・はんだ付けセットも必要です。



  作り方

 基板

ユニバーサル基板にダイオードとマイクロスイッチをはんだ付けしまくります。

今回はスペースの制約が結構あったので、ユニバーサル基板の裏側にダイオード、表側にマイクロスイッチをぎっしり詰め込んでいます。

場所を間違えないように、あらかじめサインペンでマーキングしておきました。

スイッチがまっすぐになるように、曲がらないようにするのがちょっと大変です。




マイクロスイッチのデータシートです。ピンの間隔は5.00±0.18mmということですが、2.54mm間隔のユニバーサル基板2穴分(2.54mm×2=5.08mm)の穴にそのまま入りました。


裏側、ダイオード→配線の順番ではんだ付け途中。

マトリクス回路を作るので、色分けして見やすくしています。


はんだ付けを終えるとこんな感じ。

スペースバーは左右にスイッチを2つ付けて、橋渡しする形にしています。

配線は片方のスイッチのみです。




今回、ユニバーサル基板1枚にはPro micro含めて収まりきらなかったので、基板2枚構成としています。

写真2枚どちらも、上の基板がスイッチもはんだ付けしてあるメイン基板。下がPro Micro・リセットスイッチ(基板中央)用の基板です。

メイン基板とPro Micro用基板は低頭のピンソケットで接続しています。


 ファームウェア

サリチル酸氏の設計ガイドを見ながら、QMK Firmwareにより作成、書き込みしました。

設計ガイドが作成された時から時間が経っているので、全く同じようにはできませんでしたが、何だかんだやってたら書き込みまでできました。

ここを詳細に解説すればよいだろうなと思うのですが、実際にやってから、このブログを書くまでにも期間が開いてしまって、忘れてしまったので詳細はご説明できません。


今回は有線、日本語配列という形で作成しています。


 ケース

ケースも自作しました。

ダイソーのPPシートを切り出して、折り曲げて、穴開けて、ケースにしています。

折り曲げはアイロンにPPシートを押し当てて、溶かしてから曲げました。


修行が足りず、手作り感満載…。


 キーキャップ

キーキャップも自作しています。

自作と言ってもこちらは3DCADで設計して、3DプリントサービスDMM.makeさんに出力してもらいました。


文字が潰れるかと思いきや、何とか綺麗に仕上がりました。

素材は今回PA11、ある程度柔軟性がある樹脂ですが、このキーキャップには意味がなかったです。PA12でもよかったかと思います。




ケース下には滑り止めシールを貼っています。




白い塗料を流し込んで視認性を上げました。

本当に細かい文字は潰れてしまい、これ以上のアップ写真には耐えられません…笑


  動作確認

ファームの書き込みから初めてでしたが、サリチル酸氏の設計ガイドを元に書き込みしたところ、1発で動作確認できました。

ユニバーサル基板に完全に手作業でのはんだ付け、マトリクス回路作製のため、誤作動を覚悟していましたが、失敗なく上手くいって感動しました。



  まとめ

初めて自作キーボードを作成しました。

マトリクス回路の理解から、スイッチ等のパーツの選定、ユニバーサル基板へのはんだ付け等々楽しくできました。

次キーボードを作ることがあるのかは全くの未定ですが、いい経験ができたと思います。





新しいキーキャップをアイロン印刷(昇華印刷)で自作しましたので、紹介します。


  テーマは国際信号旗!

今回自作したキーキャップ、テーマはズバリ国際信号旗です。

何それ?という人も多いと思いますので、簡単に説明すると、主に船舶での通信に使われる旗で、アルファベットのA〜Z、数字の0〜9それぞれに該当する旗が1種類ずつ決められており、これを船のマストに掲げることで周囲の船と通信するという代物です。

国際信号旗を用いた信号のことを旗旒信号(きりゅう信号)とも呼びます。


それぞれアルファベットに対応する旗があるというのは、キーキャップのデザインとしてマッチしそうだったので、自作することにしました。


以下、脱線し続けるので興味のない方は読み飛ばしてください。


船舶間の通信は現在は無線での通信が主流ですが、大型の船には国際信号旗を備え付けることが定められており、いまだに現役の通信方法です。

無線通信と比べて、

・多数の船に一度に状況を伝えることができる

・信号の持続時間が長い

といった利点もありますが、何より海のロマンがあると思います。


この国際信号旗を用いた信号は平文でも通信できなくはないですが、膨大な量の旗が必要になるので、基本的には定められた符号を用いて通信します。

民間船が用いるのは国際信号書(INTERCO)に定められた符号で、例えばA旗であれば「私は潜水士をおろしている。微速で十分避けよ。」という意味になります。

そのほかCとQを組み合わせたCQは「すべての局あて一括呼び出し」という意味であり、これはアマチュア無線でも使われる信号です。

アルファベットと数字の組み合わせによって、3000種類前後の信号が定められています。


またこの国際信号書は旗旒信号のみならず、モールス信号(無線)、手旗信号、発光信号、音響信号でも有効です。


私はこのロマン溢れる国際信号旗が好きなので、キーキャップ用にデザインすることにしました。


  キーキャップデザイン

基本的には各旗をキーに割り当てていくだけです。


以前自作キーキャップの昇華印刷をした際『日本語配列 キーキャップへの昇華印刷、染色』概要ブランクキーキャップに昇華印刷をして、日本語配列キーキャップを自作しました!写真の印字は全て自作の昇華印刷です!  はじめに現在私は、ロジクールの格安…リンクameblo.jp

と同様に、パワポ上で旗を配置していきました。


キーキャップ下部にスペースが空いていたので、ついでに各アルファベットのモールス信号も入れておくことにします。



数字も1種類ずつ信号旗が定められているので、入れておきます。

PDFをアウトライン化して前回同様発注、到着したら白色PBT製キーキャップにアイロンを押し付けて昇華印刷をしていきます。




差し色の青をどうしようか模索中…

差し色はプラ染め太郎の青系各種を試しています。

色々染色を試して分かったのは、前回染色が上手くいかなかったのは温度が低かったためかもしれません。

プラ染め太郎でPBTのキーキャップを染色する場合、90〜95℃で5分くらい染色するのがよさそうです。

80℃台だとなかなか染まりません。


今回差し色はミントブルーにしてみました。

濃い色のネイビーもよかったのですが、印字が見えなくなるので、薄めの色をチョイスしました。


Escは暫定でネイビーで試しに染色したキーキャップを当てていますが、錨(いかり)のマークでも昇華印刷用紙に入れておけばよかったかなと思っています。



CapslockはCapslockとして使用しないので、アクセントとして、国際信号書の「INTERCO」を入れました。


キーボードはサリチル酸氏が開発されたJ67Gです。

日本語配列でシンプルな外観のキーボードで、一目惚れして購入しました。


自作キーキャップにも合っていると思います。

  はじめに

自作キーボードに取り組もうとしている今日この頃、キーボード制御用のマイコンとしてメジャーなPro Micro USB Type-C版、2機種でサイズ比較を行いました(データシートが見つからなかったので)。



Type-C版の通常版はコネクタがMicro USB Type-B版と比べて高く、厚みがあるようです。

このため、キーボードによっては取り付けできない、厚くせざるを得ないといった問題もあり、厚みを抑えた互換機が出されています。


これからの時代USBはType-Cだろうと思うので、Type-C内での比較とします。


より厚みを抑えて薄さを目指したい方等の参考になれば幸いです。


今回入手したのは国内販売で入手しやすい2種です。互換機が他にも出ているかもしれませんが、とりあえずということで。


  TALPKEYBOARD版

こちら


TALPKEYBOARDにて税込900円にて販売しています。

こちらが一般的な形状、サイズのPro Micro USBType-Cだと思います。


基板サイズは測定誤差があると思いますが

34.90mm×18.00mm×1.60mmです。






問題のType-Cのコネクタも含めた高さは4.95mmとほぼ5mmでした。

コネクタのみの高さでいうと3.35mmとなります。


このため、基板を裏返してコンスルーで接続しようとすると、薄型の2.5mm高のコンスルーではコネクタが基板に接触して、装着できません。

3.5mm高コンスルーであればギリギリセーフですが、個体差もあるかもしれません。


  SWITCH SCIENCE版

こちら

続いて、SWITCH SCIENCEで販売しているPro Micro、こちらはGuri-Tech氏

が開発し、SWITCH SCIENCEにて委託販売をしている互換機のようです。

5V/16MHz動作のみに対応し、3.3Vレギュレータは非搭載とのことです。


TALPKEYBOARD版と比べてコンパクトであり、基板サイズは32.85mm×17.70mm×1.60mmです。

上から見たときのUSBの突出も少なく、コンパクトな見た目です。






基板に切り欠きがあり、そこにType-Cコネクタを埋め込むことで、高さを抑えています。

Type-Cコネクタ込みの高さは実測3.50mmであり、基板表面からの高さは1.90mmとなります。

この高さであれば2.5mmコンスルーも使用できると思います。


このSWITCH SCIENCE版の問題としては価格が3,800円と高価なことがあげられます。

TALPKEYBOARDの実に4倍です。


まあ趣味な品ですし、薄さを求めるのであれば、こちらでもよいかと思います。


以上、情報共有でした。


  概要

ブランクキーキャップに昇華印刷をして、日本語配列キーキャップを自作しました!

写真の印字は全て自作の昇華印刷です!



  はじめに

現在私は、ロジクールの格安メカニカルキーボードK855を、数あるK855の中で最高のK855にしようという計画を進めています。

これまでコトコト静音化・打鍵感向上を進めてきましたが『コトコトまるで高級キーボード!K855の打鍵音・打鍵感の改良!』はじめにLogicool Signature K855というメカニカルキーボードを改造し、打鍵感・打鍵音ともに高級キーボードのようなコトコト音になったので…リンクameblo.jp


今回は見た目の改善です。


日本語配列(≒JIS配列)キーボードを使用していると直面するのが交換用の日本語配列キーキャップ不足です。

市販されているものといえば、


CorsairのPBT DOUBLE-SHOT 交換用カラーキーキャップセット 日本語108キー CH-9911060-JP (PBT)


FilcoのMajestouchシリーズ専用交換用キーキャップセット 日本語108キー (ABS)


Pulsarの[JIS] Pulsar Basic Keycaps 108 Set (素材不明)

こちら


keychronのJIS OEM染料昇華PBTキーキャップセット (PBT)

こちら(完売)


サリチル酸氏のAcid Caps JP (PBT)

こちら(2023/04/17現在 在庫なし)


あたりでしょうか?

いずれにしても在庫状況が厳しくかつデザインや色のレパートリーは英語配列と比べて大きく劣ります。


このような中で、好みのデザインの日本語配列キーキャップを使うのは至難の業です。


色々と探しましたが好みのデザインは見つからず「なければ作るしかない」と思うに至り、日本語配列キーキャップを自作することにしました。


今回、ブランクキーキャップへの昇華印刷と染色を試しています。

昇華印刷自体は上手く行きましたが、染色は結果的には失敗しています。

この記事を執筆中の現時点でも納得のいくキーキャップにはなっていませんので、今後も継続して取り組みます。


  昇華印刷

昇華印刷(Dye sublimation、Dye-sub)とは高熱で昇華印刷用のインクを対象物に染み込ませる印刷方法で、身近なところではTシャツへのアイロンプリントやマグカップへの印刷等にも用いられているようです。

キーキャップの印字方法としても主要な方法の一つで、2色成形(ダブルショット)よりは安価に作製でき、かつ印字がシール等と比べて消えにくいという利点があるそうです。


「キーキャップ 昇華印刷」で検索すると複数件自作している人がいるので、それらを参考にして取り組みました。


 デザイン

まずはキーキャップへ印字する文字のデザインを行います。

IllustratorやInkscape等のソフトを利用するのが一般的かもしれませんが、利用していないので、今回はPowerPointで作成しました。

画面サイズをA4サイズに設定し、印刷するキーキャップより少し大きめに枠線を引きます。

文字だけ詰め込んでもよいですが、枠線で1キー分ずつスペースを取っておいた方が後々、枠線の内側を切り取ることで、キーキャップと昇華印刷用紙との位置合わせがしやすくなります。


今回は安価にブランクキーキャップを入手でき、かつ好みのCherryプロファイルへ印刷することにしました。


デザイン案。K855のファンクションキーF1〜F12までの独自機能に合わせてアイコンも入れています。


昇華印刷用の紙は外注して作製してもらいます。

外注先は他の方も発注されていた、アイロンプリント.comさん

にしました。

他の業者さんもありましたが、こちらはイラレやPhotoshopのファイル形式だけでなく、PDF形式でもデータを入稿できるので、安上がりでありがたいです。


パワポでデザインを作成後、PDF形式で出力、フォントのアウトライン化をしたら入稿です。

A4、1枚で550円ほどですので、失敗した際の保険で3枚程度は発注しておいた方がよいと思います。

用途やプリント面の色などもフォームに記入して発注、データの確認後、1週間ほどで発送されました。


 キーキャップの入手

デザインと同時にキーキャップも用意します。

昇華印刷するためには、キーキャップは200℃前後の高温に耐えられるPBT素材である必要があります。

安価なABSでは溶けてしまうので不適です。


お好みのブランクキーキャップを探して、入手しましょう。

XDAプロファイルのようなどの行でも形状が同じなフラットプロファイルの方が入手性がよいのと、アイロンを押し付けてのプリントが圧力が均等にかかってやりやすいと思います。


私はそれらを無視して好みのCherryプロファイルにしました。


ブランクキーキャップの色について、後述しますが、当初染色して好みの色にしようと思ったので、染色の邪魔にならない白のブランクキーキャップを選びました。


私が購入したのはアリエクのこちらのブランクキーキャップです。

1000円台と安価でISOエンターキーも付属していそうだったのでこれにしましたが、実際にはISOエンターキーは付属していませんでした。

他の出品者からも同じ商品と思われるものを購入しましたが、こちらにもISOエンターキーは含まれておらず、問い合わせして値引きしてもらいました。

ISOエンターキーは別途入手しました。


昇華印刷の際に最初コツを掴むまでに何回か失敗する可能性があるので、予備も含めて多めにキーキャップは用意した方が無難です。


 アイロンプリント

昇華印刷用紙とブランクキーキャップがそろったら実際にアイロンプリントをしていきます。


用紙から1キーずつ切り出します


外枠より少し内側を切ります。枠が残っていると、キーキャップに枠線ごと印刷されてしまいます。


位置合わせをして耐熱テープ(カプトンテープ)で止めます。


Cherryプロファイルはキーキャップ上面中央のえぐれが大きいので、密着するように当て布のような当てシリコンをします。

下には100均で購入した、シリコン鍋敷きを敷いています。

鍋敷きもシリコンなので、アイロンを押し当てた際にもキーキャップがズレることなく、滑り止めの役目も果たしてくれました。


アイロンは強?高?に設定し、スチームは使用しません。昇華印刷用紙の取説には200℃で60秒前後と記載されていましたが、シリコン経由で熱を伝えるためか、80〜90秒当てるとちょうどよかったです。

これはアイロンの性能・設定にもよると思います。

とにかく密着することが大事なので、体重をかけて力を込めてアイロンを押し付けることがコツだと思います。


上手くいけばこのように綺麗に印刷されます。


こちらは失敗作たち。Escは途中で用紙がズレたためにじんでいます。F4はアイロンの押し付け圧が足らずに中央凹んだ部分が薄くしか印刷できていません。]はキーキャップを上下逆さまに印刷してしまっています(汗)


日本語配列のキーを優先して作業してみました。

記号系の配列が日本語配列らしさを出しますね。

1キーずつ80秒かけて印刷するので時間はかかります。印刷用紙から切って載せて80秒アイロンプリントしてで、1キーあたり3分ほどかかります。


  染色

ある程度昇華印刷を進めた後、失敗作たちを試しに染色してみることにしました。


今回はプラ染め太郎ハイブラックを使用して、キーキャップをダークグレーに染めたいと思っていました。

プラ染め太郎を規定量の水で割り、ダイソーの550円ステンレス鍋に入れて加熱。

80℃で20分煮てみましたが、染色されず…90℃に上げたところ染色され始めました。

ただ、ダークグレーというよりも赤みの強い錆色がかった色がだんだん暗くなっていって黒に近づくという感じで、目標にしていたダークグレーには近づくことなく赤黒っぽくなるというような感じでした。


上のSecundoキーのダークグレーを目標にして染めてみましたが、赤みがかったグレーになってしまった。


「「」キーは80℃20分の後90℃、10分で途中で引き上げ、下2つは90℃20分。

キーキャップ角の部分だけ濃く染色されるのと昇華印刷は薄れてしまうという問題も。

染色するなら染色してから昇華印刷の方がよいかも?


今回は染色が上手くできませんでした。

プラ染め太郎のグレーを使うか、他の染色液の方がよいのかもしれません。


とりあえず染色は難しそうなので、色付きのブランクキーキャップを新たに入手することにしました。


  まとめ

・昇華印刷は比較的容易

・染色で理想の色を出すのは難しい

・色付きのブランクキーキャップがあるなら、それを使うのが効率がよい

・昇華印刷をすればオリジナルデザイン、アイコンのキーキャップを作ることも簡単です!



色付きのブランクキーキャップでリベンジしました。


これはこれでレトロな感じでありですが、ライトグレーエリアをもう少し暗いグレーにしたいので、ブランクキーキャップ探しの旅を続けます。

Cherryプロファイル、ダークグレーブランクキーキャップを売ってるサイトがあれば是非教えてください。



  はじめに

前回までにロジクールSignature K855というメカニカルキーボードの打鍵感、打鍵音の向上のための改造を行ってきました。

この結果、もともと「カチャカチャ」だった打鍵音が「コトコト」となり、静音化も実現しつつ、スコスコの打鍵感も手に入れるという自分的にかなり満足のいくキーボードになりました。


『コトコトまるで高級キーボード!K855の打鍵音・打鍵感の改良!』はじめにLogicool Signature K855というメカニカルキーボードを改造し、打鍵感・打鍵音ともに高級キーボードのようなコトコト音になったので…リンクameblo.jp


この際にキーキャップをPBT製のものに替えたのですが、スペースバーのみサイズが合わず、デフォルトABS製のまま使用していました。


日本語配列(JIS配列)キーボードのスペースバー、スペースキーは4.5U(または4.25U)というかなり特殊なサイズのようです。英語配列の6.5Uや7Uは製品として多数出ていますが、4.5Uスペースバーで好みの形状、プロファイルはそうそう見つかりません。


XDAプロファイル用スペースバーならあるっぽいですが、その他はアリエクにはなさそう??


今回はCherry profileの4.5Uスペースバーが欲しかったので、なければ作るしかない…と、せっかくの機会なので、木製のスペースバーを自作することにしました。

この記事では作り方も含めてご紹介します。



  材料

使った材料、工具は下記の通りです。

・ウォールナット端材(ホームセンターやメルカリ等で入手可)

・電動ドリル

・木工用ドリル刃

・ハンドリューター

・紙ヤスリ各番手

・蜜蝋ワックス



  工程

○端材切り出し

まずはウォールナットの端材を目的の4.5Uスペースバーより少し大きめに切り出します。

サイズは幅81mm×奥行き20mm×高さ14mmとしました。

実際のCherry profileの4.5Uスペースバーは幅80mm×奥行き18mm×高さ12mmくらいです(ノギスがないので測定誤差あり)。


○軸受け用の穴開け

Cherry MX用の4.5Uスペースバーは中央にキースイッチ用、左右にスタビライザー用の軸受けがあります。

軸受けを入れるためにそれぞれ30mm間隔で3つの穴を開けます。

適当な木工用ドリルで深さ7mmの穴を開けます。

今回は10mm径で開けました。

できるだけ垂直になるように頑張ります。


穴開けする。写真は奥側の穴開け位置を間違えて5mm手前にズラしてしまった…💦やり直し。


○穴の拡張

Cherry MX規格のキースイッチを押下した時にこの穴にスッポリ収納できるように、ハンドリューターで削っていきます。


削り途中


Cherry MX規格のキースイッチは外径が約15.6mmなので16mm角の四角形の内側をテーパーをつけて削っていきます。

スタビライザーは幅は10mmでよいので、奥行き方向のみ前後16mmになるように、こちらもテーパーをつけて削ります。


○軸受けの接着

キースイッチ、スタビライザー用の穴を確保できたら、軸受けを接着します。

軸受けは他のキーキャップを破壊して取り出してもいいですし、3Dプリンターをお持ちの方はちゃちゃっと出力すればよいと思います。

軸受けをキースイッチとスタビライザーに取り付けた状態でアロンアルファを滴下、木製キーキャップを押し付けて接着します。


アロンアルファはゼリー状の物がよいと思います。今回は木材+プラスチック対応のこちらを使用しました。




ある程度押し付けて接着できたらキーキャップを取り外して乾燥させます。

そのままキースイッチにつけたままではキースイッチに接着剤が垂れる可能性があります。


接着剤を着け過ぎたの図(中央)


○研磨

何度か押してみて問題なくスペースバーとして利用できることを確認したら、今度は表面をやすりがけして好みの形に整えます。

Cherryプロファイルのスペースバーは基本は凸面になりますが、自分の好きな形にできるのも自作キーキャップのメリットと思います。


左がデフォルト、今回は右の形にしました。少し角を取った感じです。


好みの形になったら、やすりの目を細かくしていき、表面がサラサラになるまで研磨します。

今回はダイソーの耐水ペーパーのセット品を使って1500番まで使用しました。


○蜜蝋ワックス処理

最後に蜜蝋ワックスで表面をコーティングします。

100mlのこちら、Aタイプを購入しました。


使用するのはほんのちょっとですので、99%は余ります。楽天の10mlお試し用の方がいいかもしれませんね。

別のキーキャップや木工DIYに(もしやるなら)使用したいと思います。


蜜ロウワックスをウエスにとって、キーキャップに塗り込みます。ごく少量で大丈夫です。

薄く伸ばせばツヤツヤになります。


注意: 使ったウエスは水を含ませて廃棄してください。酸化する際に発熱し、自然発火する可能性があるそうです。


  完成

完成です!








ツヤツヤでかつウォールナットのいい色味が出ています。





  はじめに

Logicool Signature K855というメカニカルキーボードを改造し、打鍵感・打鍵音ともに高級キーボードのようなコトコト音になったので報告します!


注意: キーボードを分解改造しています。技適の関係上、電源を入れての使用はできず、こちらのK855は実証機としてのみ使用しています。

同様の構造の有線キーボード、K835なら皆さんも問題なく実施できると思います。保証は捨てることになりますが。



  打鍵感、打鍵音!

ロジクールのK855およびK835は安くてスコスコな赤軸が軽快なメカニカルキーボードです。その価格からメカニカルキーボードの入門機として適した機種だと思います。

一方で、カチャカチャと高いプラスチッキーな打鍵音がうるさく、オフィスでの使用はまず難しいと言えます。


改造前の打鍵音は記録していませんでしたが、多くの方のレビュー動画があるので、そちらを見ていただけたらと思います。


こちらを分解、改造してまるで高級キーボードのようなコトコト音にすることができました。


録音用の機材がないためiPhoneによる直撮りです…。

このため低音が録音できておらず、高音寄りに聞こえてしまうのですが、実際はかなりの静音化、心地よいコトコト音になっています。

打鍵感もスムーズなスコスコで好みのものになりました。

なお、スタビライザーを使うシフト、スペースバーは改善の余地ありですね。


  何をやったのか?

ここに至るまで色々と試してきました。

それぞれご紹介します。


  静音化リング(効果なし)

まずはお気軽静音化リング、数百円で可能なのでまず最初に試しましたが、押下時の打鍵音は抑えられても、指を離した際の戻り音が全く静音化できないので、ほぼ役に立ちませんでした。

打鍵感もグニっと悪化するので、何個かのキーキャップに付けて、すぐに中止、全部取り外しました。


  キーキャップ交換(あまり効果なし)

K855のキーキャップは安価で打鍵音の高いABS製ということでキーキャップを交換しました。

交換したキーキャップは比較的打鍵音の低いとされるPBT製かつ日本語配列(JIS配列)という数少ないキーキャップ、CORSAIR CH-9911060-JPです。


静音化の観点からのみで言うと、キーキャップをPBT製に交換しても大幅な静音化は得られませんでした。聴き比べれば少し違うかなというくらい。

一方でデフォルトキーキャップは、ひらがなが入っていたり、印字がシールだったりでデザイン的に良くなかったので、こちらのCORSAIRキーキャップをそのまま使うことにしました(スペースバーはサイズが合わずにそのまま残留)。




  キースイッチ交換(効果大)

メカニカルキーボードと言えばキースイッチの交換も醍醐味の1つということで、キースイッチを交換することにしました。

交換するためにははんだ付けされているキースイッチをプリント基板(PCB)から外す必要があります。

キースイッチ交換のあーだこーだについてはこちら『K855の静音化!キースイッチ交換&ホットスワップ化』Logicool Signature K855というメカニカルキーボードをホットスワップ対応させ、キースイッチ交換しましたので、その様子を記録します。追記!注…リンクameblo.jp

をご覧ください。

後々のキースイッチ交換を容易にするため、Mill-Maxソケットによるホットスワップ化(ソケット化)も実施しています。





結果的には劇的な静音化を達成することができました。…がこれで終わりではない…。

この時は最終的にOutemu製 Silent Ocean switchにしましたが、底打ち時のグニっとした打鍵感とスプリングの重さが好みではありませんでした。

そのうち慣れるかとも思いましたが、慣れる前にもう少し手を加えることにしました。


  キースイッチの改造(効果絶大)

デフォルトだとカチャカチャ音の大きなK855ですが、よく聞くと底打ち音よりも指を離した際の戻り音の方が大きいことがわかります。

そこで、戻り音はしっかり静音化しつつOutemu Silent Oceanの底打ち感を改善するために、キースイッチを分解、底打ち用のダンパーを除去してみました。


それらについてはこちら
『セミサイレントスイッチ化!サイレントスイッチの底打ち感向上!!』静音リニア軸の改造!前回までにロジクールのK855というメカニカルキーボードを分解し、キースイッチを交換することで劇的な静音化を達成しました。この時はOu…リンクameblo.jp


こうすることで、底打ちはノーマルリニア軸のようなスコスコ感、トップハウジングにステムが当たる戻り音はしっかりサイレントスイッチとして機能する「セミサイレントスイッチ化」することができました。



キースイッチの各パーツ。左からトップハウジング、ステム、スプリング、ボトムハウジング


Silent Ocean Switch分解中


ステム。サイドにシリコンダンパーが見える


シリコンダンパーの下側を引き出す


ハサミでカット


元に戻す。底打ち時のダンパーは無効化されているのが見える。お手軽セミサイレントスイッチ化!


スプリング。左: Silent Ocean(45g)、右Silent Peach(40g)


この時についでにスプリングをより軽い40gのSilent Peachのものと取り替え、全てのスイッチに潤滑剤を塗る"ルブ"をしました。

ルブによって、打鍵感もスムーズに引っ掛かりなく底打ちできるようになりました。


以上の改造の結果、打鍵音は「コンコン」といった底打ち音のみになりました。


  静音用ウレタンフォームの貼り付け(効果大)

ケース内で音が反響するのがよくないとも聞いていたので、徹底的にウレタンフォームを貼り付けて静音化を計ります。

まずはトッププレート裏にKBDfans module foam 静音用ウレタンフォームのPoronフォームを。




続いて、プリント基板にはスイッチからの衝撃を和らげるためにKBDfans Switch Pads スイッチ-PCB用クッションフォームを。




さらにケース内の無駄な空間を埋めるためにこちらのNRスポンジを

切って入れました。

K855には3mm厚でちょうどよいと思います。


ネジ穴の部分は穴を開ける。


  擬似ガスケットマウント化

上記のフォームと共に、擬似ガスケットマウント化(名称あってる?)にも取り組みました。

ガスケットマウントとはキースイッチを固定するプレートをケースに直接ネジ止めするのではなく、ウレタンフォーム等で挟み込んで打鍵時の衝撃をケースに直接伝えないようにするマウント方法のことです。

最近の高級キーボードでは主流のようです。


K855は残念ながらプレートとケースは直接ネジで固定されるので、ケースに振動がダイレクトに伝わります。

これを回避するためにネジ穴の山に直接プレートを載せるのではなく、Poronフォームを間に挟んで間接的に固定することにしました。


Poronフォームはプレートの裏に貼ったKBDfans module foamをそのまま使い、ネジ穴の部分にドリルで穴を開けただけです。

赤丸、ネジ穴部分にドリルで穴を開ける。


このままではフォームの厚み分ケースからプレートが飛び出てしまうので、ケースのネジ穴の山を1.5〜2mmくらい強引に切断して低くしました。


なかなか上手く切れなくて切り口が汚いのはご愛嬌ということで…💦


それと同時にプレートを浮かせた状態にするために、はめ込みのツメは全て折って、ネジのみでプレートを固定するようにしました。


これにより、プレートの振動はPoronフォームを経てケースに伝わる擬似ガスケットマウントと言ってよいものになったと思います。


以上、色々と手を加えた結果、「カチャカチャ」から「コンコン」、そして最終的には憧れであった「コトコト」音を目の前のキーボードから聞けるようになりました!



  今後の課題

今後の課題としては、スペースバーやシフトキーのようなスタビライザーを使うキーでは、金属のカチャカチャ音が鳴るので、スタビライザーの調整が必要と考えています。

また、キーキャップが真っ黒で自分好みではないので、こちらも自分好みのキーキャップを探すor自作しようと思います。

日本語配列のキーキャップはほとんど市販されていないので、自作するしかないかもしれません。


  まとめ

様々な手を尽くして、憧れのコトコト音を手に入れました。


今後、スタビライザーの調整と好みのキーキャップ探しが終われば、観賞用、打鍵感を楽しむための自分的最高のキーボードの完成と言えると思います。


また、実証機として色々やった経験をもとに実用機探しもしていきたいと思います。


追記: 4.5Uスペースバーを木製で自作しました。『木製キーキャップ自作、4.5Uスペースバー!』はじめに前回までにロジクールSignature K855というメカニカルキーボードの打鍵感、打鍵音の向上のための改造を行ってきました。この結果、もともと「…リンクameblo.jp


追記: キーキャップへ昇華印刷してJIS配列、日本語配列キーキャップを自作しました。『JIS配列 キーキャップへの昇華印刷、染色』はじめに現在私は、ロジクールの格安メカニカルキーボードK855を、数あるK855の中で最高のK855にしようという計画を進めています。これまでコトコト静音…リンクameblo.jp


  静音リニア軸の改造!

前回までにロジクールのK855というメカニカルキーボードを分解し、キースイッチを交換することで劇的な静音化を達成しました。



この時はOutemu製の「Silent Peach Switch」と同じくOutemu製の「Silent Ocean Switch」という静音赤軸(静音リニア軸)にキースイッチを交換することでLogicool signature K855の静音化を達成しています。

ただ、静音スイッチに交換することで打鍵感がもっちりとしてしまい、赤軸のスコスコ感が好きだった私にはあまり好みではなくなりました。


そこでこの時に使ったサイレントスイッチを分解、改造することで打鍵感を改善することにしました。

デフォルトではカチャカチャとうるさいK855ですが、騒音の原因を探ると、キーを押し込んだ時の底打ち音よりも、キーを離した時の戻り音が大きいことがわかります。

このため今回は、打鍵感を維持するために底打ち感は通常の赤軸に近付ける一方で、打鍵感に関与しない戻り音についてはしっかり静音軸として機能してもらう。というコンセプトで改造することにしました。


  ​キースイッチ分解

まずはキースイッチの分解です。


Outemu Silent Peach Switchです。Silent Oceanよりも軽さは好みでしたが、ハウジングの色が目立って仕方なかったので、K855にはSilent Oceanを使用しています。


分解。トップハウジング、ステム、スプリング、ボトムハウジングに分かれる。

少量のファクトリールブ済みとのことで、ステムの下側のポールにルブされていました。ステム側面やスプリングはルブされてるかよく分かりません(たぶんされてない??)。


Silent Ocean(左、45g)とSilent Peach(右、40g)のスプリング。長さが大きく異なるが、長い右のスプリングの方が軽い。


  改造


まず静音機能を有しているステムを観察。右が手をつける前のそのままの姿です。

ステムのサイド(写真手前と奥側)にシリコン製のダンパー、緩衝材が取り付けられています。

この緩衝材が底打ち時にはボトムハウジングに、指を離した際にはトップハウジングに当たって発生する音を静音化する構造でした。

1番左がその緩衝材を取り出したもので、上下に頭が張り出した形をしています。


今回は底打ちは通常のリニア軸、赤軸のような打鍵感、戻り音は静音化、という方針で改造しますので、下側の張り出しをハサミでカットします。


シリコン緩衝材の下側をカットした様子。



緩衝材をステムに取り付ける(左)。右と比べて下側の緩衝材が無効化されているのが分かる。上側はそのまま。

奥側も同様にカットすして再セット。



組み立て直す。


キーボードに取り付けて打鍵感のテストをしたところ、底打ちの打鍵感はもとの赤軸と同じようなスコスコ感になりました!

それと同時に指を離した後は静音軸として機能することで、戻り音はほぼない状態に!!


  大発明かと思いきや…

こりゃあ大発明をしたと思いきや…よくよく調べると、セミサイレントスイッチとして、数社から同様のスイッチが出てきているようです…。

下側は緩衝材なし、上側のみ緩衝材を付けることで、戻り音のみ静音化する、というコンセプト丸被りのもののようです。

https://talpkeyboard.net/items/632c05750f9a225a90a6b64b


まあ素人が考えることは皆思いつくよね。

調べてないですが、個人でやるmodとしても既出かもしれません。


  ついでに

ついでにSilent PeachのスプリングをSilent Oceanのスプリングと交換して、Silent Oceanの綺麗な青いハウジングだけどスプリングは軽く、ということもできることを確認しました。


見た目的にはSilent Oceanの方が好みなので、全てのスイッチをスプリング交換による軽量化、緩衝材のカット、ついでにルブ辺りを今後やりたいと思います。


チラ見えする涼しげな青。


また底打ち音の調音、静音のためにケースにフォームを詰めたり、プレートと基板の間にもフォームを詰めたり、いろいろやっていきたいと思います。


また実施したら報告します。


追加: 実施しました!