はじめに
MAZDA3はアクセサリー電源(ACC電源)を取り出すのが比較的難しい車種のようです。
一般的にはヒューズボックスから分岐すると思いますが、MAZDA3の室内ヒューズボックスは全て常時電源となり、ヒューズ交換でお手軽分岐とはいきません。
そんな中で、比較的ACC電源が取り出しやすい方法を4つ紹介します。
※電源取り出しは自己責任で行ってください。
何があっても責任は取れません。
<助手席側> ヒューズボックス上のコネクタから
純正オプションのドラレコ電源取出し方法としても指定されており、最もポピュラーな方法かと思います。
ヒューズボックス周りのパネル(カウルサイドトリム)を外し、ヒューズボックス上の32極コネクタ(カプラー)から分岐する方法です。
メリット・デメリットをあげると
⚪︎メリット
・パネル剥がしが比較的容易
・ドライブレコーダー、ETC用の電源を取りやすい位置にある
△デメリット
・細線のため許容電流量が少ない(と思われる)
・エレクトロタップは細線用を使用する必要がある
例えば「エーモンの配線コネクター白 3334」
・純正戻しができない
・2023年モデルでは白線がなくなっており不可?
があると思います。
方法としては、
1. 助手席側前方ウェザーストリップを外す
2. スカッフプレートを外す
3. 発煙筒を外す
4. 発煙筒前方にあるトリムクリップを外す
5. ヒューズボックスを覆うパネル(カウルサイドトリム)を外す
6. 32極カプラー1番左上の白線から分岐する
となります。
全て手で容易に外せます。
参考
<上記派生> リレーを噛ませて常時電源から
上記の方法では細線からの分岐のため、許容電流量が少ないと考えられ、複数の機器を接続する場合不安があります。
そこで先ほどのACC細線はリレーのスイッチ線としてのみ利用し、本流はヒューズボックスの常時電源から電気を引くという方法です。
参考
こちらのメリット・デメリットは
⚪︎メリット
・パネル剥がしが比較的容易
・ドラレコ、ETCの電源が取りやすい位置である
に加えて
・より多くの電流を流せる
△デメリット
・純正戻しができない
・2023年モデルでは白線がなくなっており不可?
に加えて
・エレクトロタップ細線用の他にリレーが必要である
例えば「エーモン コンパクトリレー5線 3234」
そのほか
・参考ページのようにF7から取るとすると、空きヒューズから電源を取るので、不具合が起きる可能性がある
あたりでしょうか?
<中央> シガーソケット裏から
MAZDA3のシガーソケットはセンターコンソール肘掛け内にあり、このシガーソケットはACC電源です。
シガーソケットの裏側から電源を分岐させれば、目立つことなくACC電源を取り出せます。
シガーソケット裏、水色と黒の配線が来ており、水色がプラス、黒がマイナスでした。
シガーソケット裏の配線からスプライス端子やエレクトロタップで直接分岐させる方が多いようですが、純正配線には傷付けず、カプラーオンで取り出せるカプラー(コネクタ)を見つけましたので、下に記載しておきます。
メリット・デメリットは
⚪︎メリット
・シガーソケットは10Aまでと取説に明言されているので、許容電流が把握できる
・カプラを使用すれば純正配線を傷付けずに電源取出しができる
△デメリット
・カプラーの入手性が少し悪い
・センターコンソールからの配線なので、ドラレコ・ETC等への配線が長くなる
・上記配線のためにシフトノブの取り外しまで必要になることもあり、手間が増える
あたりだと思います。
必要なカプラーについて、
型番等は明記されていませんが、シガーソケット用のカプラーとしては他社、他車用としてもある程度共通して出回っているようで、「DJ7033-2.8-21」というのが型番かもしれません。
国内では中国の業者がAmazonで販売していますし、AliExpressでも多数出品されているので、納期と価格を見て検討してください。
MAZDA3、シガーソケット裏のカプラー(メス側)。カプラーハウジング(プラの部分)的にはオスですが、端子はメスなので、こちらはメスカプラーとなります。
左がプラス、上がマイナスでした。
シガーソケット側オスカプラーの端子。
カプラーへのアクセス、分解方法、その他分岐方法については長くなるので、別途ブログに書きます。
<運転席側> 純正ETC用カプラーから
もう一つある程度容易にACC電源を取り出す方法として、純正ETC用カプラーから取り出す方法があります。
純正ETCは運転席右足元にあるコインボックスと置換する形で取り付けされます。
純正ETCを付けない場合でも、コインボックスの裏にはETC用のカプラーが来ており、ACC電源、常時電源、アースをこのカプラーから取り出すことができます。
参考
実物はこちら
コインボックスの奥にあるETC用カプラー。少し奥まっていて確認しづらいです。
ここから取るメリット・デメリットは
⚪︎メリット
・カプラーを使用すれば純正配線を傷付けずに電源を取り出せる
・運転席右側という位置上の利点
・シガーソケットのカプラーよりもこちらのカプラーの方が入手性がよい
・純正ETCを付けていてもカプラーオンで間に割り込ませられる
△デメリット
・許容電流が不明(ETC用の配線だと言うことを考慮するとそこまで大電流は流せない?)
・年式によって変更される可能性ある??
と言ったところでしょうか。
カプラーは住友電装 060型 TSシリーズ 4極です。
車体側がオス端子になっているので、メス側の端子を用意すれば接続できます。
こんな感じの物です。
車体側のカプラーへのアクセスには、コインボックスを開ける必要があります。
コインボックスの分解は結構固く大変でした。
まず、コインボックスの蓋を外します。
蓋は横にこじるような感じで強く引くと外すことができました。周囲を養生した方がよいかもしれません。
コインボックスの蓋が外れたら、コインボックスの奥側のパーツを外します。
このパーツは指がかからずに、難儀したのですが、CX-30のコインボックスを取り外しされていたこちらの方
を参考に
インシュロックを上部の穴に通して下向きに力をかけて引き剥がしました。
剥がすと剥がしたコインボックス本体に2系統の配線がくっつけられています。それらをコインボックス本体から外すと
このようになります。
左の茶色系はマツコネとの接続用
右はETCのアンテナ線でしょうか?
目的の電源カプラーはもう少し奥まったところにあります。
検電テスターで目的のACC電源を確認し、それに合うようにメスカプラーを加工して配線します。
まとめ
MAZDA3のACC電源取出し方法を4つまとめました。
個人的にはシガーソケット裏にカプラーオンで割り込ませる方法が最も安心感があるように思います。
電源を使う位置、電流によってそのほかの方法も使い分けるのがよいでしょう。
最後に繰り返しになりますが、電源取出しは自己責任でお願いします。

















































































































































