1.カラオケのない街 | コーヒーブログ

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福井県小浜市にある珈琲屋すいしょう(旧喫茶SVZ)店長のブログです。

あんまりにもクソ長い文章になったので、細かく分けました。

ところどころ汚い言葉も出てきますが、広い心で読んでいただけると幸いです。


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小浜にはカラオケボックスやゲームセンターがありません。
カラオケボックスはあるにはありますが、他所から引っ越したり遊びに来た人が行くと、値段を見ただけで回れ右するくらいとんでもない金額です。
都会と比べるまでもなく、嶺北と比べてもおそらく3倍~5倍はします。
都会の本当に安いところと比べたら10倍でしょうね。
とにかく尋常ではないです。
カラオケ大好きなんです!と言う人でさえあまり行く気がしないほど。


まあ、商圏人口やらなんやら、いろいろと問題はあります。
ですが、商売上の問題以外にも反対する人が多いのも事実です。


曰く、若者のたまり場になる。
曰く、治安(?)や雰囲気が悪くなりそう。
曰く、高校生がいかがわしいことをする場になりそう。


一方から見れば正しいことを言ってるように聞こえます。
なので一理はあるのです。
他方から見る目が著しく欠けてますがね。


若者のたまり場になる。
結構なことではないですか。
若者が行こうと思う場所ができると言うことは、若者が街に残る可能性ができると言うことです。
そんな場所が皆無の街に、残ろうとする若者などいるものかよ。


若者の集う場所は何も悪いことばかりではありません。
確かに見栄えや治安は若干悪くなるかもしれませんが、そう言う場に集まってくれると注意がしやすいと言う人もいます。
そういう場がないと若者はどうするか。
誰かの自宅に集まるんですよ。
カラオケボックスやゲームセンターに溜まっていてくれれば、度が過ぎれば注意することができます。
どこでそういうことが行われるかも、ある程度わかります。
ですが、誰かの自宅でやられたらよほどの犯罪性、緊急性がない限り他人が踏み込むことはできませんし、どこで何をやってるか確認できませんし、想像もできません。


あえてそう言う場を作ることは、若者の教育や、コミュニケーションを取る意味で重要になることもあります。
いかがわしいことをやるからダメ、ではなくて、あそこでやってるのがわかるようになるから注意しにいける、と考えを転換させている人もいます。


ああ、そう言えば。


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2.東京都の条例

3.小浜市の人口比率

4.観光の街に進んでいくのは良いことなのか

5.どこへ向かう

6.と言うわけで来年は