ツインズ
3月19日はお彼岸だったので85歳になる母と一緒に墓参りに行った
ここで母から衝撃的な告白があった
本当は一生黙っているつもりだったらしいがどうしてもこの事を黙ったままあの世に(特に今が病弱で弱っている訳では全くない)行くのは忍びないので伝えておきたかったらしい
私にとっては正に青天の霹靂
人生観が少し変わるような衝撃的な事実だった
私は昭和36年生まれ
実家は商売をしていたけどあまり裕福だったとは言えない
でも子供の頃から何不自由無く生活、生きてこれたので特にお金持ちが羨ましいとか思った事は無かった
ただ両親は常にお店で仕事
私が小学校低学年の時だったろうかお店が自宅と離れた場所で営業するようになったので学校から家に帰ってもばあちゃんがいるだけ
でも歩いて5分ぐらいなので何時でも親に会いに行けるので特に寂しさは感じていなかった
そんなに家庭で育ったが私や兄がまだ幼い頃は母は私たちをおんぶしながらお店に立っていたらしい
そう言えば昔の白黒写真で若かりし頃の母がお店で私をおんぶして写っている写真を見た事がある
また私を産む時はそれは大変で子供の命を諦めるか母の命の保証は無いと言われた程の難産だった話は聞いた事があった
お墓参りの日に聞いた衝撃的な事実それは私はツインズだという事
要するに一卵性双生児でこの世に私の双子の兄弟がいるという事実
命がけの出産とは双子を産むと言う事が
今ほど医療が発達していなかった55年前の話である
双子と分かった時に出産の大変さ、商売をしながら双子を育てていかなければならない苦労、母体に対する負担などを考え子供を諦める事も勧められたらしいが母は命懸けで私達(ここが複数になるのがみそ)を産んでくれた
もしその時に出産を諦めていたら今の私はこの世に存在しない訳だ
命懸けで産んでくれた母はは改めて感謝である
で無事に産まれた双子だが流石に商売をしながら双子を育てていくのは無理があるので一人を養子に出す決断をしたらしい
因みに養子に行った方が兄で私が弟らしい
先日テレビで外国の番組がこの世に居る自分と瓜二つの人物を探して色々と検証する番組を紹介しとても興味深く見ていた
この世には自分と似た人物があと二人はいると言う
もしそうなら是非会ってみたいと思っていた
でも私には他人では無く本当の双子の兄弟がいる
基本的に養子に出したご家族とは連絡はとっていなかったらしいが5年前に母の元に双子の兄から手紙が来たらしい
50歳になったのをキッカケに兄はどうしても産みの親に一度会っておきたかったらしい
でも母は複雑な気持ちで会う勇気が無かったらしい
連絡先は分かっていた
その話を聞いたのが3月19日
私は早速先方と連絡を取った
この世に居るもう一人の自分
私もとても複雑な心境
兄は現在群馬の館林に住んでいるらしい
結婚し子供は二人
共に独立しもう孫が3人いるとの事
明日4月2日に母と群馬まで会いに行くつもり
ちょっと今から緊張でドキドキ
私に会った事がある人なら似ているのは一目瞭然だと思う
私は今仕事で岐路に立っていて頑張らなければならない時
でもこの世に双子のもう一人の自分がいるとこのタイミングで分かったのはとても勇気づけられた
困難な道もきっと何とかなりそうな気がする
明日不安と期待を胸に母と群馬に行ってこようと思う






