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小桜かこです
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不登校の原因は
いろいろありますが
小児科やスクールカウセンラーから
精神科や心療内科の
受診を勧められて
お子さんに
心の病気が見つかった方も
いらっしゃると思います。
精神科や心療内科といえば
薬物療法を思い浮かべますよね。
どんな薬でも
医師は必ず
子ども本人に同意を得て
薬を処方しています。
「精神科の薬」と聞くと
抵抗がある方
結構いらっしゃるのでは
ないでしょうか？
・恐い
・幻覚をみる
・飲み始めたらやめられなくなる
精神科でもらう薬にこのような
良くないイメージを
持っていませんか？
そして我が子に処方されることに
強い抵抗があり
治療を拒否する不登校ママも
いらっしゃいます。
そうです！
子ども本人ではなくて
一緒に診察を受けた
子どものママが
治療を断るのです。
違う診療科で考えてみましょう。
子どもが風邪をひいて
熱が出たとき、小児科で
「風邪薬と解熱剤出しますね」
１週間便秘で
お腹が痛くなったとき、内科で
「お通じを出す薬を出しますね」
そのように医師に言われて
断りますか？
子どもの症状が良くなるように
薬をもらって、
子どもに飲ませますよね。
風邪が治る。
熱が下がる。
お通じが出てお腹の痛みがなくなる。
このようになることで
子どもはラクになります。
そして、
ママもホッとしますよね。
心の病気も
同じではありませんか？
精神科に偏見を持っている方
まだまだ多いのだと思います。
でも、だからといって
なんの治療もせずに
放っておいたら
子どもはつらくて苦しいままなんです。
実際、お子さんの様子は
何も変わっていませんよね。
そのまま放っておいたら
症状は悪くなるかもしれませんよ。
私は以前
うつ病の薬を飲んでいました。
初めて薬を処方されるとき
医師から
「心が風邪を引いた状態だから
風邪をひいたら風邪薬を飲むように
薬があなたを助けてくれるよ」
と説明を受けました。
私は看護師ということもあってか
精神科の薬を恐いとは
思いませんでした。
私の場合、断薬できるまで
時間がかかりましたが
きちんとやめることも
できましたし
薬の依存症にもなりませんでした。
それは、症状に合わせて
医師が薬の量を調整したり
違う薬に変更してくれたからです。
私の娘も、過去に精神科の薬を
飲んでいたことがありましたが
幻覚を見ることも
依存症になることも
ありませんでしたよ。
お子さんがラクになるかも
しれないのに
ママの考えだけで
治療を断ってしまうのは
どうなんでしょう。
まずは
ママが納得できるまで
医師の話を聞いて
不安な思いがあれば
それを医師にしっかりと
伝えてみませんか？
そして、
お子さんはどうしたいのか？
気持ちを聞いてみませんか？
病気になったのも
治療を受けるのも
ママではなく、お子さんですよね。
薬を飲んで
お子さんが嫌だなと感じたら
また医師に相談すれば
いいんです。
大事なお子さんの治療です。
ママひとりの判断ではなく
お子さんや医師を交えて
しっかりと
意見交換することが
大切なんですよ
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