GWの3泊4日富山漫遊最終日。

 

最後の目的地へ向かいます。

 

山町筋から徒歩で5分程、大通りから一本入ると、時間が100年逆戻りした世界。

 

<旅の行程>

1日目:立山(芦峅寺・岩峅寺)→富山→岩瀬

2日目:高岡→城端→五箇山(相倉・菅沼)→五箇山温泉

3日目:城端→南砺高瀬→井波→高岡

4日目:高岡→伏木→吉久→山町筋・金屋町→富山

 

"土蔵造り"の山町筋と並ぶ重伝建、"千本格子"の金屋町です。

 

◆金屋町◆

(国選定重要伝統的建造物群保存地区)

 

慶長11年(1611)に前田利長が東部の旧金屋村(現高岡市戸出)から鋳物師を移住させ、鋳物産業を奨励したのが町の始まりで、以降、鋳物や銅器の町として栄えます。

 

江戸時代中期には、鋳物師の数は日本一を誇りました。

 

 

連なる町家の美しき千本格子。

(地元では"さまのこ"と呼ばれます)

 

同じ重伝建の吉久と同じですね。

 

 

一直線に続く美しい通り。

 

御影石に銅を散りばめた匠の町らしい石畳。

 

所々に置かれた子供の銅像。

 

無電柱化もされ、ガス灯風の街灯がその雰囲気に一役買っています。

 

 

町の代名詞、千本格子。

 

石畳と千本格子、ここにしかない美しさ。

 

高岡市鋳物資料館

 

民家を改築した鋳物製造に関する資料館です。

 

 

大寺幸八郎商店

 

万延元年(1860)創業の鋳物・銅器製造卸商。

 

カフェやアクセサリー作成体験なども営み、町を盛り上げています。

 

 

6年振りの訪問、笑顔が素敵な品のあるマダムと町や観光の深い話を楽しく語らい、素敵なひと時。

 

"あと5年は頑張るわ"との事だったので、それまでに再訪しないと。

 

前回に続き、錫のお猪口購入しました。

 

 

通りと通りを繋ぐ小径。

 

 

夜、部屋の明かりが灯ると、また雰囲気も変わるのでしょうね。

 

 

古い町並みに赤ポストは必須。

 

 

通りを振り返り、

 

雨に濡れるその美しさに見惚れる。

 

 

通りは300m程で南の端に着きます。

 

 

増改築を繰り返した様な民家。

 

銅製の壁が金屋町風?

 

 

通りを抜けると、町を見守り続ける寺院。

 

宗泉寺

(宗派:曹洞宗)

 

最後に、

 

大寺幸八郎商店で購入したお猪口たち。

 

 

能作ブランドの錫のお猪口で、夏にぴったり。

(右が前回、左が今回)

 

 

お気に入りの寿司屋、「築地すしomakase」でも能作の器と箸置きを使っていて、嬉しくなる私。

 

次回、漫遊の〆に八幡様参り。

 

続く。

 

 

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