皆さんは、「食事と太りやすさ」について直感的に理解できると思いますが、姿勢と太りやすさの関係性などについて、半信半疑といった感じではありませんか?
だって、その関係性について論理的で明快な答えを用意している本やサイトって、今まで一度も見たことが無いですよね。
どのような情報でも、代謝が上がるから~、結構が促進されて~、とか、漠然とした解説しかされていなかったと思います。
それならば、私がこの記事で、姿勢と太りやすさの関係性について種明かしをしましょう
もちろん、オーソドックスな太り方についても解説します
体内の脂肪細胞は、大きく分別して2種類あります。
白色脂肪細胞と、褐色脂肪細胞です。
白色脂肪細胞と言うのが、私たちが普段、単に「脂肪」と呼んでいるプヨプヨしたやつです。
この白色細胞は中性脂肪をため込む長期エネルギー貯蔵庫としての役割があります。
そしてもう一つ、褐色脂肪細胞という細胞があります。
この褐色脂肪細胞が、白色脂肪細胞の溜め込んだ脂肪を燃焼を司る細胞です。
つまり、白色脂肪細胞に沢山燃料が溜め込まれていても、それを燃やす褐色脂肪細胞が働いていなければ中性脂肪を燃やすことが出来ないのです。
褐色脂肪細胞は白色脂肪細胞より遥かに数が少なく、特定の部位(肩甲骨周辺、首の後ろ、脇の下など)にしか存在していません。
(褐色脂肪細胞の方が数が多ければ、必要な脂肪さえ燃やし尽くして寿命もすぐに尽きるでしょう(笑))
これは大事なポイントなのでよく覚えておいてください。
腎臓で処理しきれなかった毒素、または腸内で発生した毒素は、血液がサラサラな人は肌に排出されますし、血液がドロドロな人は白色脂肪細胞に溜め込まれやすいです。
(参考:太っている人の肌がきれいな理由
)
このうち問題となるのは、毒素が白色脂肪細胞に溜め込まれるタイプの人。
普段から油料理や水分の少ない料理を好んで食べる人たちです。
こういったタイプの人たちは、白色脂肪細胞内に毒素が溜め込まれているので、例え褐色脂肪細胞が活性化していたとしても、まず毒素を中性脂肪と分離する作業から始めなければならず、脂肪の燃焼効率が落ちます。
ですので、「運動してもなかなか痩せない」と言う人は、普段の食生活を見直してみる必要があるでしょう。
普段の食事の中に、毒素をため込む原因があると考えられるからです。
(参考:正しい痩せ方
、食べてはいけないもの
)
毒素が白色脂肪細胞に溜め込まれている人は、「正しい痩せ方
」を参考にして頂ければスッキリ痩せることが出来るでしょう。
それでは、毒素が溜まっていない(と思われる)のに太っている人はどうすればいいのでしょうか。
このタイプの人たちは、更に2つのタイプに分類できます。
だって、その関係性について論理的で明快な答えを用意している本やサイトって、今まで一度も見たことが無いですよね。
どのような情報でも、代謝が上がるから~、結構が促進されて~、とか、漠然とした解説しかされていなかったと思います。
それならば、私がこの記事で、姿勢と太りやすさの関係性について種明かしをしましょう
もちろん、オーソドックスな太り方についても解説します
ポイントは、褐色脂肪細胞
体内の脂肪細胞は、大きく分別して2種類あります。
白色脂肪細胞と、褐色脂肪細胞です。
白色脂肪細胞と言うのが、私たちが普段、単に「脂肪」と呼んでいるプヨプヨしたやつです。
この白色細胞は中性脂肪をため込む長期エネルギー貯蔵庫としての役割があります。
そしてもう一つ、褐色脂肪細胞という細胞があります。
この褐色脂肪細胞が、白色脂肪細胞の溜め込んだ脂肪を燃焼を司る細胞です。
つまり、白色脂肪細胞に沢山燃料が溜め込まれていても、それを燃やす褐色脂肪細胞が働いていなければ中性脂肪を燃やすことが出来ないのです。
褐色脂肪細胞は白色脂肪細胞より遥かに数が少なく、特定の部位(肩甲骨周辺、首の後ろ、脇の下など)にしか存在していません。
(褐色脂肪細胞の方が数が多ければ、必要な脂肪さえ燃やし尽くして寿命もすぐに尽きるでしょう(笑))
これは大事なポイントなのでよく覚えておいてください。
パターン1. 毒素が白色脂肪細胞に溜め込まれている人
腎臓で処理しきれなかった毒素、または腸内で発生した毒素は、血液がサラサラな人は肌に排出されますし、血液がドロドロな人は白色脂肪細胞に溜め込まれやすいです。
(参考:太っている人の肌がきれいな理由
)
このうち問題となるのは、毒素が白色脂肪細胞に溜め込まれるタイプの人。
普段から油料理や水分の少ない料理を好んで食べる人たちです。
こういったタイプの人たちは、白色脂肪細胞内に毒素が溜め込まれているので、例え褐色脂肪細胞が活性化していたとしても、まず毒素を中性脂肪と分離する作業から始めなければならず、脂肪の燃焼効率が落ちます。
ですので、「運動してもなかなか痩せない」と言う人は、普段の食生活を見直してみる必要があるでしょう。
普段の食事の中に、毒素をため込む原因があると考えられるからです。
(参考:正しい痩せ方
、食べてはいけないもの
)
毒素が白色脂肪細胞に溜め込まれている人は、「正しい痩せ方
」を参考にして頂ければスッキリ痩せることが出来るでしょう。
パターン2. 毒素が溜まってないのに痩せない人
それでは、毒素が溜まっていない(と思われる)のに太っている人はどうすればいいのでしょうか。
このタイプの人たちは、更に2つのタイプに分類できます。
- 運動不足タイプ: 運動不足で褐色脂肪細胞が不活性化してしまっている人。このタイプの人は、定期的に刺激を与えてあげる運動(有酸素運動)をすることで、比較的簡単に痩せることが出来ます。褐色脂肪細胞が多く存在する、肩甲骨や首の後ろを中心とした体操や、単にウォーキングなどを習慣にしてみることをオススメします。また、褐色脂肪細胞は寒い環境で最も活性化することが分かっていますので、水泳や温冷シャワーなども効果的です。
- 母を訪ねて三千里タイプ: 褐色脂肪細胞は活性化していても、中性脂肪がそこまで辿り着かないタイプ。身体の限られた場所にしか存在しない褐色脂肪細胞に、白色脂肪細胞が燃料となる中性脂肪を血中に放出して渡そうとするも、姿勢が悪かったり、血液がドロドロしていたりすると、細部の褐色脂肪細胞まで中性脂肪が届かないというパターン。つまり、先程の「毒素溜め込み型」の人は、ここでも痩せにくい性質を持っているということ。一刻も早くこのブログを熟読して欲しいところです。
ここでようやく登場しました。姿勢の悪さ。
運動不足の人は運動をすれば比較的簡単に痩せる身体を作ることが出来ますが、「母を訪ねて三千里」タイプの人は、まず姿勢を良くすることに気をつけた方が良いと思います。
姿勢を良くすることで、身体の細部まで血液を巡らせることが可能になります。なおかつ、姿勢が良くなると心臓の負担も減り、スムーズに血液を送り届けることが可能になります。そのため、代謝が上がると言うわけです。
加えて、血液が細部まで届けられるようになるので、白色脂肪細胞が手放した中性脂肪を、褐色脂肪細胞が受け取りやすくなります。だから、姿勢を良くすると痩せやすくなるんですね。
どうですか?これが「姿勢と太りやすさ」のトリックです(笑)
要約すると、毒素が溜まっていないのに太っている人と言うのは、褐色脂肪細胞が不活性化しているか、褐色脂肪細胞に中性脂肪が届いていないか、もしくはその両方、ということになります。
ですのでこのタイプの人たちは、この点に気をつけて日常生活を改善していくと上手く痩せられるでしょう。
ということで、今日は太る理由を多方面から考えてみました。
これを参考に、皆さんもより素敵な体型を目指されてみてはいかがでしょうか。
もしくは、素敵な体型を維持されて下さい