明治安田J1リーグ第21節、マリノスは今季J1復帰を果たした東京ヴェルディと、日産スタジアムで対戦した。
日本リーグ時代から戦ってきた東京V、当時のヴェルディ川崎は、J黎明期を牽引した強豪であり、マリノスとも激闘を繰り広げてきた。
あの頃は、強くて人気あったから憎たらしかったなあ。
個人的には、1995年に旧国立競技場で行われたチャンピオンシップ、マリノスが王者となった2連戦が感慨深い。
始めてゴール裏スタンドで応援したということもあり、あの時の熱狂と興奮は、生涯忘れることはないだろう。
アップ後には、マリノスに復帰する西村拓真が、メインスタンド前で挨拶。
なんか気の利いたことでも言うのかと思ったら、一瞬で帰った。
漢だな。
マリノスの先発メンバーは、
GKポープウィリアム、
DF松原、上島、エドゥアルド、渡邊泰基、
MF喜田、天野、渡辺皓太、
FWヤンマテウス、アンデルソンロペス、宮市。
まだまだ明るい19時にキックオフ。
前半、いまひとつ攻撃が噛み合わないマリノス、12分に狙い澄ましたミドルシュートを決められ、先制を許す。
さらに10分後、オウンゴールで2点差とされる。
それでも前半終了間際には、厚みのある攻撃をしかけ、宮市が決め、1点差で前半を終了した。
後半、同点さらに逆転を目指して攻勢に出るマリノス、エリア外でボールを回してゴールを窺う。
エウベル、植中、井上さらに山根と投入し、カウンターからの鋭い攻撃も見せたが、それでも決定機は訪れない。
攻め切れないまま、90分が終了。
マリノスはこれでリーグ戦連敗となった。
後半、選手の頑張りは認めるが、この結果では納得できるはずもなく、スタンドからブーイングが起こるのも無理はない。