1月20日の日曜日に名古屋に怪獣が現れました。 昨年よりも格段にパワーアップして凶暴になっています。 ちょっと手が付けられない感じです。 
と言うか現役のA級棋士と言えば、本物のトップ棋士でしょう。 将棋界の厳しさを教えるつもりが、教えられている現実に規格外という一言ではかたづけられないものを感じています。 今はまだミニゴジラで、名前は「ミニラ」とでもしておきましょう。 成長しすぎで、ゴジラを超えた「スーパーゴジラ」になる可能性も秘めています。
第12回朝日杯オープン戦の本戦1回戦と2回戦の話をしています。 2回戦は準々決勝にもなっており、連勝してベスト4へ駒を進め来年のシード権を得ました。
怪獣の名前は、ひふみんが「そうちゃん」と呼べば大逆転将棋では「新年の挨拶をして詰め将棋2題」を出題してくれるシャイな高校一年生です。 詰め将棋は色紙に書いていたので、神吉七段がネットで売れば高く売れると喜んでいました。

https://www.youtube.com/watch?v=6FlpAvlRi3g&t=1774s

で話を本題に戻して、本戦1回戦はA級棋士の稲葉陽八段です。 角替わりの見慣れた戦型で、新人王の記念対局と似た駒組みになりました。 あの時は、先手番だった藤井聡太七段は、2筋に手裏剣を放ち7四の地点に歩を打ち豊島二冠に勝ちましたが、今回は後手番で、逆に手裏剣を放たれてどうなるか一瞬不安が頭をよぎりましたが、これは杞憂に終わりました。 

研究範囲だったのかどうか知るよしもありませんが、8筋をへこませてからの9筋の端攻めを成立させてしまいました。 歩切れでしたが7四の地点に角を打ち勝利を近づけました。 1年前には、NHK杯戦で力勝ちしている稲葉八段が油断していたのかも知れませんね。 角を打たれてから稲葉八段の手が止まりましたから、ここで事態の重大さを認識したのだと思います。 読みの切れ味が尋常で無く鋭すぎます。 感想戦でも稲葉八段は負かされたので、かなりのダメージが残っているはずです。 次回聡太と対戦して勝つことが将棋界の隆盛につながりますので、稲葉八段の今後に期待します。
稲葉八段のお兄さんに藤井七段は将棋の指導を継続的にして貰ったこともあります。
で午後からの準々決勝に当たる2回戦は、佐藤名人が勝ち上がると思っていましたが局面を複雑化させて逆転で勝ち上がってきた糸谷八段との対局になりました。 現役バリバリのA級棋士相手に無茶攻めを成立させてしまいました。 無茶攻めというのは語弊があるかも知れませんが、プロ棋士ならこの攻めは成立しないので読みから外す手を聡太は読んで決行して成立させてしまいました。 アベマテレビの解説の佐々木勇気七段も、こう言う手は殆ど成立しないと解説していました。 糸谷八段に何もさせずに勝ってしまうなんて、A級棋士がふがいないのか規格外の高校一年生がモンスター化しているのか即座に判断できませんが現状では手が付けられない状態です。 A級在籍の正真正銘のトッププロ棋士を切れ味鋭く攻め将棋で切り捨て、次は東京の有楽町に出現する予定です。 
昨日の対局を見ていると全国の少年少女に夢を与えましたね。 第二の聡太 第三の聡太の出現が期待できます。 勝ち方が一方的でA級棋士に力を出させなく深い読みに裏打ちされた力でねじ伏せましたね。 女神様の力を借りるまでも無く、力でねじ伏せる完勝でした。 歴史を創っている棋士です。
囲碁では小学四年生の女の子が今年の4月1日からプロの囲碁棋士になります。 頭脳ゲームがますます興隆していきます。