令和4年度が始まりました。 色んな所で新型コロナウィルスによるダメージが現れています。 更にロシアによるウクライナへの戦争行為で悲惨な境遇に置かれている人々もいます。 ミサイルで軍事施設以外の民間施設のアパートの破壊された映像を見て、戦争の愚かさを感じるのみです。 この様なニュースを耳にして、もしも日本が同じ状況に置かれていたらどうなったのだろうと考えてしまう。 自衛隊は憲法違反で不必要だと党の綱領に謳っている共産党の志位委員長が、自衛隊で国民のいのちや財産を絶対に守ると言っているのは、ほとんどの日本人が考えていることになります。 大事なのは日本をどの様にしたら外国からの侵略に対して守れるのか? と言う事の共通する結論がほぼ得られた状態だろうと思います。 昼寝をしていた党も目を覚ましたという所でしょうか? 戦争を仕掛けられたウクライナにも責任があると言っている政治家がいますがその様な方には退場して頂きます。 だって虐められる方にも悪いところがあると言っているのと同じですから。

 

将棋界では、永世七冠の記録を持つ羽生善治九段が無冠に成り、今までの定位置である順位戦A級からの降級が衝撃的でした。  個人的には棋力の衰えるスピードが速すぎるという印象があります。 しかし将棋AIを使用した研究で個人的な棋力の上がりやすい環境であることも事実です。 体力には限界がありますが知力にはまだまだ限界には到達していないという分野の一つが将棋界でしょうか? さすがに来季はB級2組へと言う連続降級は無いだろうと思います。

 

レーティングは誰でも見られるのですが、4月8日現在で40才以上で20位以内にいる棋士は何人いるのでしょう?  ただ1人だけなんです。  丸山忠久九段が下記で10位にランクされています。 丸山九段は今期B級2組から1組へ昇級されました。 パソコンで将棋ソフトを動かすのが得意なようには見えませんが、年配棋士で順位戦で昇級されています。 あと1人飯島栄治八段も順位戦でB級2組へ昇級されています。 40代前後より年齢の上の棋士は棋力が向上しないという仮説を否定してくれています。 

kishibetsu.com 棋士レーティング で検索してください。

レーティングサイトは幾つかありますが私は上記を基準にしています。

 

4年前は、8つのタイトルを8人で持ち合う群雄割拠時代とも言われましたがその後、豊島九段が3つのタイトルを保持して豊島三冠が誕生しました。 タイトルの集約化へ進み現時点では、タイトルは3人の棋士が保持しています。 今後の動向ですが、現在はまだ流動的で今後力のある棋士が出てくる土壌が整ったと言えます。 棋戦の本戦や挑決リーグなどに10代や20代の棋士が勝ち残っており、今年と来年辺りで挑戦者に名乗りを上げる棋士の顔ぶれも定まってくると思います。 また豊島将之九段は無冠になり当然レートは下がりますが再びタイトル戦線に出て来ます。 個人的にはタイトルホルダーと豊島九段で4強時代だと考えています。 ただ伊藤匠五段の将棋が藤井竜王と重なるところが多いです。 デビュー年齢は違えど、勝率など重なる部分が多く2年以内にタイトル戦に出てくる可能性が高いです。 そして伊藤匠五段と似た匂いのする棋士がまだ沢山います。

王位リーグに上がってきた西尾理事なんて、誰も運に恵まれすぎたなんて思っていても言わないでしょう? 運に恵まれるのも実力のうちと言う将棋界ですから。 伊藤匠五段をはじめとして運で説明が付かない棋士がいます。

 

ここからが本題です。 天童市での人間将棋開催は、ファンにとってはこの上ない有り難いことです。 この人間将棋の観覧希望が全国から10000人以上の応募があったとか? 欠席者を60人と見込んで660通の方のみに当選でほとんどの方が落選という結果が届いたようです。 天童市のリンク先に人間将棋のサイトがあり、当日はネット中継でも楽しめますのでどうぞと有りました。 当選はがきと身分証明書で当日確認出来た人しか観覧できないようなので、当選はがきのネットオークションなどへの出品は無い模様です。 感染対策の徹底でマンパワーが必要ですが関係する方の感染が無い事を祈り、将棋祭りが成功することを祈ることしか出来ません。 棋戦の公式戦も時々対局予定者の発熱で延期になることがありますから、棋士関係者の感染が無い事を切に祈ります。 

 

本年度で令和3年度も終わり明日から、令和4年度が始まります。 最年少タイトル挑戦記録がどうなるとか騒がれていましたが、今から振り返ればあれは空騒ぎのプロローグだったのでしょうか? 殆どの棋士がタイトル挑戦すら一度もしないままで棋士人生の幕を閉じるのが通常の景色になります。 我々はその通常の景色を見すぎてきました。 2つの棋戦の挑戦者決定戦に出ることが決まりメディアも遅ればせながら始動をはじめ、新型コロナの蔓延防止期間が開けると同時に始まった決定戦で2つのタイトル挑戦を獲得して・・・・・新たな将棋ファンを巻き込んで日本列島に藤井フィーバーを又も舞い起こしたのは昨日のことのように感じます。 毎日のようにメディアで報道されニュースにも成り新聞紙上でも第一面で取り上げられて、藤井聡太5冠のタイトル獲得狂想曲が演じ続けられましたが、タイトル挑戦は今年の2月11日・12日と東京都の「SORANO HOTEL」で行われた王将戦7番勝負第4局で幕を閉じることとなりました。 打ち立てた記録など多すぎるので割愛しますが、将棋AIで将棋界が変わったことを印象づける年になりました。

 

初タイトル挑戦から初防衛戦を含めて怒濤のタイトル戦が2年間にわたって繰り広げられましたが、ひとまずは一段落しました。 豊島・藤井の19番勝負とか話題にも事欠きませんでしたが、史上初の10代の5冠王の誕生となりました。 タイトル戦に登場すること7回で獲得も7期とは全てタイトル戦の番勝負で勝利を得ています。 

下で名前の前の赤い点は6月から始まる順位戦のA級在籍を表し青い点はB級1組在籍を表します。 名人・A級の一番下に佐藤康光九段が在籍していますが、このレートでは良くてB級1組普通はB級2組が妥当な所です。 昇級者と降級者の数が限られているために風通しが悪く成績に見合わない棋士も紛れ込んでいますが、既得権益を離したがらないのでA級からの降級者は2名のままです。 降級者数を4名にすれば風通しが良くなり、閲覧者から不審がられない所属棋士構成になります。 A級だけでなくここ一番と言う時に実力を発揮出来ない本人が悪いのですが、レート1811でC級2組に在籍する棋士もいます。 普通レートの1700代の棋士はC級からさっさとB級2組へ昇級していく棋士が多いなか躓いている棋士もいます。 しかし現実的な実力は叡王戦の挑戦者決定戦や王位リーグのメンバーを見てもらえばC級の中の実力者も芽吹いて来つつあります。

ご覧の通りで出口五段や八代弥七段や服部四段や佐々木大地六段など既にA級の実力を有しています。 順位戦でどの組も降級者4名昇級者4名にすると大分風通しが良くなり、若手実力者のやる気も出て来ます。 実力の有るものが実力に応じて上のクラスへいけるようにするのが将棋界の健全化になります。 A級からの降級者が2名のままだと既得権益に拘りすぎと考えられますから、降級者を是非4名にしましょう。

観戦マナーは殆どの方が理解しているのであるが、スポーツの世界ではシビアに当事者に届く。 プレーでエキサイトした選手だけで無く、そのプレーを裁く審判にも容赦ない冷たい言葉が投げかけられる。 人間の目は不正確でかつバイアスがかかりすぎる事もあるので、ビデオ判定が採用されるようになっている。 審判の目によるミスは少なくなりつつある。 そうは言ってもプレーしている選手はいわば公人ですから、声援だけで無く緩慢なプレーをすればブーイングが起きるので手抜きは出来ない。 プロ野球なら負けが込んでいるチームの稚拙な作戦には「監督止めろ」コールが起こり、ファンと監督の揉めろ事など良く有る。

ここで将棋の話題に戻してみる。 無料で将棋の生中継を行ってくれて将棋が広く広まり伝統文化に寄与することを認めている企業もあり健全性が保たれている。ルーツを辿れば新聞等に掲載されている囲碁・将棋の棋譜連載に源を発しているように思う。

 

今では将棋の生中継は昔と様変わりして、棋士の自己満足トークショーでもなく、将棋AIという将棋ソフトをメインにした解説にシフトしつつある。 盤面全体を見ての筋の手を候補手に言うもんだから、その局面の大局観を掴めていないからAIソフトの読み筋に無い候補手を言ってみたり解説者の話がいらないような人も実際に這います。 また逆にAIソフトの読み筋の説明しかできない棋士も出てきたりして、棋士の器がわかってしまいます。 AIに読ませないと本格的な候補手が現れないことすら分からない棋士もいる。

 

将棋解説でトンチンカンなことを言う棋士は視聴者の厳しいチェックを受けます。 もちろんプロ棋士をはじめ色んな方が見ていると思います。 将棋で飯を食っているプロだからAIが示す指し手程度は予想出来るし、或いは難しいのであれば私には力不足で解説を辞退させて頂きますで済む話である。 ファンに醜態をさらす必要も無い。 もちろんファンは解説棋士と聞き手の面白いトークを期待しているケースもあるが、解説棋士と聞き手がいなくても良い。 但し候補手5つとそれぞれの読み筋を表示してくれるのならトンチンカンな読めない棋士の与太話など聞きたくも無い。 最終盤でC級所属棋士が「どーなっているのでしょうか?」は解説者が言う言葉では無いですよね。 仕事放棄ですよ。 分からないのなら私の力では読めませんって正直に言う棋士います。

 

アベマテレビさんにお願いするのですが、解説無しで候補手5つとその読み筋だけ表示して貰えれば良い解説役の棋士が沢山いますよ。

 

及川七段がB級2組へ昇級されました。 おめでとうございます。 上田初美女流4段が奥さんで、お二人のお子様を夫婦で仲良く育てながらのなかでの昇級は他の棋士の鏡でもあります。 それから飯島栄治八段が底力を発揮して残る1つの最終戦に勝利すると自力でのB級2組へのカムバックのみちも切り開きました。 

 

今までの4冠保持者は

升田、大山、中原、米長、谷川、羽生、森内、渡辺、豊島、藤井 の10名の偉大な棋士になります。   続いて5冠の保持者となると数が絞られてきて大山、中原、米長、谷川、羽生のレジェンドと呼ばれる5名の棋士になります。

タイトルを5つ戴冠することでさえ神業ですが、同時に5つのタイトルを独占してするのは今までには、故大山元名人お一人しかいません。 将棋世界スペシャルをはじめとして5冠を祝う聡太本の原稿はほぼ完成しているものと思われます。 史上二人目の独占5冠の戴冠者でそして10代とくれば、最年少は付録です。

10代にしてレジェンドの仲間入りは凄すぎます。 もしも記録が達成されるなら、新聞やテレビで放送されて記念の特別番組を放映されると思います。 色々な経済効果が期待されます。

 

渡辺明名人37才  中学生棋士でタイトル戦登場41回 奪取或いは防衛は29回の誰もが認めるトップ棋士である。 竜王戦では3連敗から4連勝を果たし感動を与えたのは今でも語りぐさになっている。 その王将戦で若きチャレンジャーの藤井竜王を迎えて3連敗の崖っぷちに立たされている。 ただ底力のある棋士なので何かのきっかけで奇跡の4連勝で逆転防衛と言う事になれば、暗い世の中に明るい話題を投じることになる。 また漫画家である奥さんの伊奈めぐみ氏にとっては、またとない極上の漫画ネタをゲットできて筆もすらすらと進むものと予想出来る。

 

まさか下の少年が現在の藤井竜王とは、ここまでの才能の開花を予想していた者はいない。 まさか全タイトルの半分の4冠を独占保持しているなんて・・・

逆に藤井竜王がこのままの勢いで王将位を獲得するならば、これまた10代5冠王となり5冠同時保持は大山元名人以来2人目となり、同時独占保持と言う制約を外すと史上5人目となる模様である。 誰もが強さを認めていた羽生九段(永世七冠)でさえ同時独占戴冠が出来なかったことをいとも簡単にやり遂げてしまうなら、別の意味でメガトン級のニュースと成りメディアで取り上げられるだろう。 確率的にはほぼ5冠誕生が確実な情勢である。 出版界や菓子製造・料理業界には多大の経済効果が認められるであろう。 

情勢は不透明なところもあるが規模の大小はさておき、将棋の聖地天童での人間将棋に出演も確定している。

 

こうなってくると判官贔屓で渡辺王将を応援してみたくなるのが日本人の良いところであり、渡辺王将の頑張りで将棋界が更に盛り上がる。 

 

両棋士とも最新のパソコン、CPU(中央演算処理装置)にAMDの『Ryzen Threadripper(ライゼン・スレッドリッパー)3990X(以下3990X)を搭載したパソコンを使って研究しており、AMDのGPUが特需効果で入手困難で秋葉原では値上がり傾向にあるとか・・・・

 

 

 

永世7冠棋士で国民栄誉賞の受賞者であった羽生善治九段が順位戦のA級から降級して今年の4月からはB級1組に在籍することになりました。 タイトルの保持に関しては99期を達成して夢の100期に届かず降級するのは、余りにも非情で有ると思います。

 

人間ならばそれぞれ天命があります。 人間としての天命・プロ棋士としての天命と言う様に色々な天命を有していますが、トッププロとしての活動できる期間は殆ど無いものと思われます。 1494勝646敗(0.698)と言うを2度と誰もたたき出せない勝ち星と勝率を残されています。 公式戦での藤井竜王と羽生九段の対戦を待ち望んでいた者としては少し理解しにくいところもありますが、加齢による結果で藤井竜王にもいつか同じ時期は訪れます。 みんな年を取ると遅かれ早かれ若い者に変わられていきます。

 

取りあえずは、羽生善治九段長い間将棋界のために尽くされてお疲れ様でした。 今後も羽生将棋を見たいファンが殆どですので2022年度へ向けて心新たに来季へ向けてスタートをお切りください。 羽生さんが将棋界で活動されることで世の中が明るくなります。 A級へ復帰して藤井竜王と盤を挟んで盤上の物語を作るという気概を持ってください。

 

羽生九段の奥さんの羽生理恵さんが、B1降級についてファンの方へお詫びとサポート不足を呟いておられましたが詫びることはありませんし、今まで通り良き家族関係の家庭の雰囲気を続けてください。 母親としての子育て・棋士の妻としてのサポート・羽生家の愉快な動物たちの親代わりとして、お疲れ様でした。 4月からは棋士の妻の第二章がスタートします。 新しい会館の建設やら娘さんの巣立ちなど、難問が待ち構えていますので活躍をお祈りしたいます。

伊藤匠4段の師匠の宮田さんが新人王の授賞式で「酒とギャンブルと女は・・・・」と言ったとか言わなかったとか。 でも現実問題として仲間から声をかけられたりして断れるのだろうか? 本人が根っからの酒好きで博打好きであったのなら師匠の言葉は聞き流すであろう。 

一番大事なのは、将棋に真摯に取り組むことであるくらいに止めておいた方が良かったかも知れない。 新人王と高い勝率を誇り潜在能力の高さは誰もが認めるところで、若いうちから王位戦の挑決リーグ入りをしてトッププロと対局できるのは、自らの力で自分を磨けるレベルまで引き上げられたと言う事の証左である。 過去に天才だと世間に注目される棋士は誕生したけれどトッププロと若くして盤を挟んで自分を磨き上げる機会が得られなかったので忘れ去られて消えてしまった棋士も多くいる。

 

やはり将棋は良く言われるけれど、将棋の神さまに好かれることも大事な要因である。 言葉では説明しにくいけれど、「何か持っている」とは手垢の付きすぎた言辞であるが将棋の神さまに好かれている棋士に向けられる最もよく似合う言葉である。

 

伊藤匠4段も藤井竜王と同じ匂いのする棋士で、それだけ期待されるに相応しい結果を残せているから話題に上るが、ここ2年ほどの結果で立派な大輪の花を咲かせるかどうかが決まるので本人も自覚しているようである。

 

八代弥七段 佐々木大地五段は、棋士の強さを表すレーティングで10位前後にランクされるようになっているが、順位戦は最下層のC級2組に所属している。 ここ一番と言う時に勝つチャンスの高い相手に負けているから順位戦で昇級出来ないでいる。 20代前半でタイトル挑戦に縁が無いとタイトルとは無縁で棋士人生を終える場合が殆どである。

トップ棋士と対局する機会が少ないと自分の才能を開花するチャンスも低くなるのでより一層将棋道に邁進して貰いたい。

取り立てて書くことも無くなってきたのでしばらく休みます。

 

伊藤匠四段をはじめ若手のプロ棋士は、若い時の苦労はお金を出してでもしてください。 若い時の経験値は、かけがえのないものです。 多くの場合28才くらいでタイトル獲得について目途がつきますので、それまでは将棋一筋に打ち込んでください。 それからでも将棋中継の解説やイベント参加で将棋界に恩返しすることはできます。 若い時の時間ほど貴重なものはありません。 結果を残せないことが濃厚になってからでも出来ることは、若い時にしないことです。 

 

将棋村の住人からも一部声が出ましたけれど、他人の褌で相撲を取り過ぎています。 自分の対局の解説をするならまだしも、他人の棋譜で出てくる手を「神の一手」とか「AI超えの一手」とプロ棋士がメディアに投稿することへの批判とも取れるツイートがありました。 必要以上に美化して持ち上げすぎの投稿は、見ていてもげっそりします。 他人の指し手を持ち上げて持ち上げて、小銭を稼ぐことが棋士の本分でしょうか? 

 

将棋AI作成者の声が大きすぎます。 将棋AIは、意図されていること以外は考えないようです。 有名な△3一銀は、その局面で考えられる一手の一つでAI超えの一手ではありません。

同じ局面で、初心者にその局面でさせる手はと聞けば、その局面で動かせるコマの一つですから、指す人もいます。 将棋に心得のある棋士だからこそバイアスのかかり過ぎた見方をしますから、指す候補手には浮かびづらいのでしょうね。 NUEE系のソフトだとその傾向が強くて、DL系のソフトなら先入観がないから早く出てきそうな気がします。 メディアの記事見ても新鮮さがなくなりました。 

 

藤井聡太竜王 テイクオフしているので見守りたいと思います。

 

 

 

 

普遍的な話題で無いけれども、コアなファンはいると思う。 世界的スーパースターのボクシングの世界タイトルマッチは、地上波で扱うには荷が重すぎるのか? 村田諒太の2団体統一戦は全世界へ発信するので、日本の地上波メディアでは放映権入札価格が高すぎて、難しかったのでしょうね。 これは、アマゾンプライムでの国内独占中継になります。

 

続いて井上尚弥選手のタイトルマッチも「ひかりテレビ」とAbema TV でのPPVで放映されるようです。 年末に紅白にぶつけるような格闘技の試合もコロナ禍で無くなりつつあるけれど、余り興味が無い。

 

プロ棋士に当てはめると藤井聡太竜王 豊島将之クラスの対局になるので、充分あり得ると思った。

 

前にも書いたけれど国内メディアしっかりしないとじり貧になります。 王将戦の評価値放送が行われていますが、盤面有りのもりけんさんの評価値放送が始まりませんね。 筆者は個人的には、素晴らしい二人の対局者によって撚り紡がれた棋譜にはドラマが詰まっており著作権が有ると思うのだが、判例主義の世界では著作権を持ち出すのは無理なようである。

 

毎日新聞の王将戦の棋譜利用についてのハウスルールは、利益該当者の一方的な意見ですので市民権を得ていません。 将棋チャンネル公式チャンネルを連盟が作り、即座に無料でYouTubeに配信するべきだと思う。 市民権を得た将棋を更に発展させるためには囲い込みは利益にならない。 視聴者から対価を得るので無く、CMから対価を得るようにシフトすれば済むことです。 近い将来、朝日も毎日もグーグル傘下に入っていたりするかも・・・・・・

 

巨大資金を持つ外資系ファンドが、あらたに新日本将棋連盟を立ち上げて新たにタイトル戦を作り、棋士の待遇を挙げてごっそり引き抜いてしまうと言う事もあり得る。 いがみ合ってたメディアの主催社の凋落は・・・・・・

 

まずは独占をなくして、広く薄くスポンサー様のお願いを募ることが大事かも・・・・・・

 

心配していることを書きます。 

橋本崇載八段の飼っていた二匹のワンコ今は幸せに買って貰っているのかな? 旅立つ前に敵である嫁の義父母の所へ預けに行ったとか・・・・ワンコには責任がないから

飼えなくなったワンコは引き取ってくれる里親さんがいるようですし・・・・・・

 

続いて室田由紀女流三段のワンコ二匹

大工さんになってDIYで犬小屋作っていました。 筆者は今年2回しかスイカを食べていないのに、室谷家のワンコは二匹ともスイカを美味しそうに食べていた。 飼い主が入院してしまったので、心配していた。 

 

羽生九段の所のレモンちゃんとか・・・・・幸せだろうな  レモンちゃんという動物病院の診察券があるはずです。 

 

ここからが本題 あと少しで1800代になれます。 佐々木勇気七段は、A級に昇級して八段昇段が現実味を帯びています。 近藤誠也七段は、王将リーグを最低でも残留、よければプレーオフへの希望があります。 佐々木五段と八代弥七段のC級2組からの昇級を何としても

 

まだまだ落ち着いていません。 2022年末には落ち着くと思います。 若きタイトルホルダーが誕生しているかも知れません。 まだここまで伸びていない新四段棋士。 勝率が7割越えが沢山います。 下の表の20代棋士は、全員勝率7割越えの筈。

 

 

 

必然の結果というか、今までのプロ棋士が安泰で無くなり淘汰の対象となりつつあるのではと思う。 今必要なのは新しい才能であり、古いたたき上げの才能は将棋のトップ棋士の対局では、淘汰されている。 将棋盤と駒で棋譜並べをして、定跡や手筋を中心に将棋を勉強するのは、初心者には必要なルーティンになるが、タイトルを目指す棋士やタイトル戦を解説する棋士には、将棋普及の足かせになりかねない。 

下の表は若い棋士から年齢順に24才までの棋士の一覧であるが、名前の左の赤丸は勝率7割以上を表している。 27才28才の佐々木勇気七段・八代弥七段は、レート上位であるが勝率も7割を超えています。 A級で威張っている化石のような棋士よりも結果を残しています。 25才を超えると棋士としての枠組みが出来上がっているので余り期待は出来ません。 下の表にはギリギリで載せていませんが、近藤誠也七段も勝率は7割以上です。 

形勢判断で、駒の損得とか駒の働きとか・・・・・そう言う時代では無くなっています。 それと将棋の神さまがお友達で無いと風が吹きませんので、将棋が強くなってタイトルを取るのには、複数の要因が絡んできます。 若くして将棋のプロとなることが今も昔も大変重要である事には替わりません。 そしてベストなツールで将棋の研究に打ち込むことですね。

 

表の棋士でタイトル戦を経験しているのは、本田奎五段・藤井聡太三冠の二人だけです。 上の表より年齢が上の方で、千田七段がタイトル挑戦の経験をお持ちです。

中村七段は、王座のタイトル保持の経験があります。 菅井竜也八段は、王位のタイトル保持の経験があります。 斉藤慎太郎八段は、王座のタイトル経験があります。

永瀬拓矢王座は、タイトル戦の出場回数は、8回でタイトル獲得は4期です。 豊島竜王は、タイトル戦登場16回でタイトル獲得は、6期です。 竜王戦を防衛すれば、7期になります。 棋戦の本戦に出て来て、挑決リーグなどを経てタイトル戦の挑戦者になれるのですが、豊島竜王も永瀬王座も何度も壁に跳ね返されています。 しかし今は新しい将棋の時代の幕が開いています。 言い換えると若手で意欲のある棋士ほど、タイトルに近いと言える時代になっています。 棋王戦・王将戦・竜王戦は若手でも勝ち星が偏る時期が上手く来ればタイトルに挑戦できます。 そして運良くタイトルを獲得できれば、地位が棋士を作り偉大な棋士へと繋がることも可能です。 将棋AIソフトが将棋の新しい時代の幕を開けました。 幕が開いた後の舞台に登場するのはどんな棋士になるのか興味があります。 以前にも書きましたが、現研修会員・奨励会員の中から出て来そうです。 上の表で表示されている棋士の中から出てくる可能性もあります。