ヘルメット治療、やめました。
かなりお久しぶりの更新です。息子、ただいま7ヶ月半になりました。いや〜時が経つのが早い早い!さて、息子のPlagiocephaly(斜頭症)ですが、フィジカルセラピーに隔週で通い、タミータイム(うつ伏せ運動)を毎日がんばった結果、へこんでいた右側の後頭がだいぶ盛り返してきました。とはいえ、まだ左右対称ではありません。ただ、結果からいって、ヘルメット治療はせず、このまま見守ることにしました。フィジカルセラピーの先生にも、初回の診断で言われましたが、「完全な左右対称を目指さない」というのが、やっぱり大事かなと。こういった治療をしていると、どうしても頭の形に目がいってしまって、ちょっとした差でも「あ〜まだ斜頭症が治ってない」と思ってしまうけど、そもそも、人の頭は左右対称じゃない人のほうが圧倒的に多いし、左右対称でなければいけないわけでもないし。もっと髪の毛が生えてきたら後頭部のへこみは目立たなくなるので、パっと見ただけでは気づかない程度にはなると思います。最後のフィジカルセラピーで先生に言われたのは、「もしヘルメット治療をしても、それほど劇的な変化はないと思います。劇的な変化を期待するならもっと幼い段階(4ヶ月とか)からヘルメットを装着するべきだけど、息子くんの場合はわりと早い段階で向き癖が治ったし、首の問題もないので、タミータイムだけで改善できると判断したため、早期のヘルメット治療を勧めませんでした。」「このまま毎日タミータイムをしてコアマッスルを鍛えることで、うつぶせやおすわり、ハイハイを促すので、今後はどんどん寝ている時間が短くなります。起きている時間が増えれば、自然と頭の形が整っていくことを期待できます。おそらく今からヘルメットをするのと、自然にまかせるのとで、それほど大差がないと思います」だそうです。ヘルメット治療をがんばって数ヶ月続けても、たった数ミリしか改善しないだろう、しかもそれは普通に暮らしていても大差がない、と。であれば、ヘルメットしなくていいよねと、夫とも意見が一致しました。また、別の要素の話として、うちの息子、ちょっとひどいアトピー体質なので、ヘルメットを装着すると肌への影響が心配だな〜というのもあります。特に夏場は、すっごい荒れそう……。まあ、そんなこんなで、ヘルメット治療はしないことにしました。それでも、フィジカルセラピーに通ってよかったなと思っています。結果的にやったことはうつ伏せ運動だけなのだけど、専門家の意見が聞けたのはとても参考になったし、私たち夫婦も「できる限りのことをした」ということで、納得できました。もし、あのまま行動しなかったら、自然に今と同じ頭の形にまで改善していたとしても「もっと何かできたんじゃないか」と悔やんでいたと思うので。息子が大きくなったら、容姿のことでいろいろ悩むこともあるかもしれないけど、もし頭の形を気にすることがあったら、「あなたは小さい頃とてもがんばってうつ伏せ運動をして、自分で自分の頭をここまで改善させたんだよ」と話してあげたいと思います。