「最近、忘れっぽい」「集中できない」と感じることはありませんか?
脳の容量は7±2」一度に処理できる情報は5〜9個が限界、
という心理学のお話をしました。
でも、日常を思い返すとどうでしょう。
買い物リスト、夕飯の献立、家事の段取り、子どもの予定、仕事のタスク、
友人からのLINE…。
気がつけば、脳のお皿はすぐにいっぱい。忘れ物やうっかりは、
サボっているせいではなく、ただ脳がフル稼働で疲れているだけなのです。
そこでおすすめしたいのが「1分リセット習慣」。
特別な道具はいりません。なんと、冷蔵庫やペットボトルが
最高のリフレッシュグッズになります。
冷蔵庫でリセット
ドアを静かに閉める
いつものように「バタン!」と閉める代わりに、
そっとゆっくり閉めてみてください。
たったこれだけなのに、不思議と気持ちも静まり、
脳の中のざわざわまで小さくなっていきます。
冷蔵庫は、意外と瞑想の入り口になるんです。
ペットボトルでリセット
① 耳に当てて水の音を聞く
冷えたペットボトルを傾けると、ゴボゴボ…と小さな水の音。
自然のせせらぎのようで、ふっと心が落ち着きます。
コップに目を閉じて注ぐ
目を閉じて「まだかな?」と感覚だけで試す遊び。
その一瞬、余計な考えはどこかへ消え、頭の中がリセットされます。
ペットボトルを逆さに立ててみる
机の上で逆さにチャレンジ!
成功しても失敗しても、「何やってんの私」と笑えるだけで、
気分が切り替わります。
首すじに冷たいものをひんやり当てる
冷たい感触が自律神経に働きかけて、一瞬でシャキッとします。
気持ちがのぼせているときにおすすめです。
ラベルを指でなぞる
意外と凹凸のあるラベル。文字や模様をゆっくりなぞると、
触覚に意識が集中し、頭がスッキリ。
これらは、ちょっとしたマインドフルネス体験になります。
脳を守るリセット法は、難しいことではなく
「日常の中に、ちょっとした変化を持ち込む」こと。
冷蔵庫のドアを静かに閉めるなどの遊びが、
脳には最高の休憩時間になるのです。
「なんだか疲れたな」と思ったら、ぜひ試してみてください。
きっと脳も気分も、ふわっと軽くなります。