先のブログ記事の続きです。
参考「やっと気づいた!悪いのは、親であって、子供の僕ではなかった」
母には、妹がいた。
共に、九州の地方から関東地方に出できていたため、頻繁に行き来していた。
妹(僕にとっては、叔母だ)夫婦は、子宝に恵まれなかっこともあり、
姉の子である僕たち兄弟は、子供の頃は、
第二の親みたいな存在でもあり、随分世話になった。
特に、自営業をしていた叔父は、仕事で車を使っていたこともあり、
当時、まだ自家用車が普及していない時代にあって、社用車を使って、
よく、2家族、6人でのドライブに連れて行ってくれた。
先に話した、「登呂遺跡」も、当時連れてきてもらっており、
先の記事は、実は、ここを約50年ぶりに再訪したって話でもあった。
参考「新幹線ぶらり各駅停車の旅 〜 新富士&静岡編」
この、叔父は、上京当時はサラリーマンをしていたが、
その後脱サラして個人事業主として、働いていた。
一方、叔母は、国立病院の事務員をしていたので、一応国家公務員だった。
後年、
叔父は、脱サラ後の事業が上手くいかず、借金を抱えでいたようだ。
叔母も、長年、恐らく高血圧に起因する頭痛を、
鎮痛薬で誤魔化していたツケが回ってきたのだろう、
軽く脳溢血を患い、体調はよろしくなかった。
そこで、2人は、
仕事をやめて、
叔母の退職金で叔父の事業の借金を精算した上で、
当時川崎市の高級住宅街(東急田園都市線の宮崎台駅の近く)に持っていた住居を売り払い、
九州の地方都市に自宅と、賃貸用の別荘を購入して、
そっちに引っ込んでしまった。
バブル真っ盛りのころだ、
都心にあった、その物件は、相当の高値で売れたはずだ。
そのころには、僕も就職し、独立結婚し、子供も出来ていた。
しばらくして、僕たち家族は、僕の仕事の都合で、熊本に転勤した。
だから、僕は、近県に住む、小さな頃世話になった叔母さん夫婦に会いに行った。
ちょうど、この発見をしたのと、相前後するころだ。
参考「やっと気づいた!悪いのは、親であって、子供の僕ではなかった」
九州に移ってから、脳溢血の再発を起こしたようで、
叔母は、半身不随、家の中ならともかく、
外出はままならない感じになっていた。
だから、叔母の世話含め、全体的な生活を支えるための活動、
なんか、無茶苦茶硬い表現だな、、、
単に、買い物、家事、炊事ってだけ、
は、叔父が主体になってやっている感じだった。
と言っても、叔父だって、週3くらい?
で人工透析をしながら、って話なんだから、楽ではなかったはずだ。
さらに、悪いことには、
叔父は自営業者だった時代、年金を納めていなかった。
このため、生活が窮乏化するなか、年金ももらえない。
という、事態に立ち至った。
幸い叔母は、国家公務員だったから、年金は、きちんと支払っていた。
そこで、叔父は役所と相談して、
叔母を世帯主、自分を扶養家族とすることで、
もらえる年金の増額を計り、なんとか生活していたようだった。
そんなところに、
2人の暮らしぶりの報告を僕から聞いた母が、窮乏する妹の介護に乗り出した。
そのため、母は、九州と関東を行ったり来たりの生活を始め、
当時熊本に住んでいた僕も、母の求めに応じ、何回か見舞いに行った。
この辺の大人の事情は、当時僕は、良くは、わかっていなかった。
当時、呆然と眺めていた、揉めまくっていた叔父と母、の言動を
今から、振り返って、
「全体的には、こう言うことだったのだろう。」
と言うのを、まず分かりやすいように、まとめて説明した。
このような状況で、「妹(⚪︎⚪︎子)としよう」の介護をめぐり、壮絶なケンカを始めた。
母は、叔父がする、
「⚪︎⚪︎子は、甘えてばかりでダメだ。自分で出来ることは、自分でやらなきゃダメなんだ!」
みたいな言い方に腹を立てていた。
その気持ちも分からなくはないが、
母は叔父に面と向かって、こんなことを言った。
「こに家の世帯主は、⚪︎⚪︎子だ!あなたは、扶養家族でしょ。
扶養家族が世帯主の世話をするのは、当たり前じゃないか!」
とか、
「あなたが作った借金を、⚪︎⚪︎子の退職金で返したのよ。
感謝して、もっと優しくしてあげるのが、当然ではないのか?」
確かに、これ、全部本当のことだ。。。
でも、こんな言い方をすれば、
「叔父が怒るのも当然だ、こんなことを言ってしまっては、まとまる話もまとまらなくなる。」
と、僕は思った。
当然、結果は、そうなった。
母の中では、
「私は本当のことを言っただけだ!それで怒ったあなたが悪い。」
と、なっているようだった。
でも、これは正しい考えだろうか?
「ブスにブスと言ったら、ブスが怒った。私は本当のことを言っただけなのに、怒ったブスが悪い!」
は正しいだろうか?
僕には、
「相手の気持ちを考えず、情け容赦なく本当のことを言って、怒らせてしまうあなたの方が悪い。。。」
としか、思えなかった。
それと、母の言動からは、次のようにも感じた。
普通、人との交渉を円満にまとめようと思ったら、
多少は妥協するものでは、ないだろうか?
例えば、10個懸案事項があったとする
その場合、6個こちらの要求が通り、4個相手の要求を飲むことになったとすれば、
交渉は、まあまあ上手く行った。
普通は、そう判断するんじゃないだろうか?
でも、母は、そうではなかった。
10個あれば、10個全部取りにきた。
だから、交渉は、いつもいつも、誰としても決裂でした。
中学時代の僕とだって、そうでした。
参考「中学生になった僕が、グレたわけ」
要望事項、懸案事項は、以下の2点、
・1.野球をやる/やらない
・2.勉強をする/しない
です。
親の立場で考えれば、優先順位の高い懸案事項は、2のはずです。
とするならば、円満に話し合いをまとめるためには、普通は、
1.では、相手の要求を飲み
2.では、相手に要求を飲ませる
つまり、
「分かった、野球はやって良い。でも、それにかまけて、勉強をサボるのは許さないぞ。勉強も一生懸命するんだぞ!」
と言うのでは、ないでしょうか?
そうすれば、僕は野球をやるためにも、一生懸命勉強もしたはずです。
でも、1.の要求を無理矢理通したため、2.の要求が通らなくなったわけです。
それが、人間の世界の、当然ではないでしょうか?
いずれにしても、大人になった当時の僕は、
「母は、人との交渉毎を円満には解決出来ない人だ。」
と、認識しました。
それはともかく、先の、
「相手の気持ちを考えず、ずけずけと無遠慮に、本当のことを言ってきて、相手をムッとさせる人」
その後の、僕の経験によると、
そんな人が、社会には一定数いることを、認識しました。
多分、この人達は、
普通の大人の人なら当然するはずの、
「頭の中に浮かんだことを、一旦相手の立場に立って考え直してみてから、表現を調節すること。」
それをせずに、ダイレクトに話してしまう人達なんだろう。
その当時の僕は、そう考えていました。
僕の経験では、勉強の出来る女性に、
この傾向を持つ人が多い気がしています。
でも、男性にもいます。
こんなのです。
参考「来るものを拒む奴」
これが、男の本音なんだろうけど、
普通は、本当のことでも、
それを、
「女性に向かっては、面と向かって言わない。」
ことこそが、大人の良識ではないでしょうか?
つまり、僕だったら、
「きてくれてありがとう。」
そういう形に表現を調節してから、言います(^^)V
続きは、また。
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