前回の話の続きです。
参考「中学生になった僕が、グレたわけ」
僕は、大人になってからも、
なぜ？母が、
「絶対に大好きな野球はやらせない！勉強をしろ！」
などと言う、強要を、
中学生になりたての子供にしたのか？
その理由を、随分考えました。
中学生になりたての子供はなんとか子供、
親の言いつけを、なんとか守りました。
ですがそんな強要をすれば、
のちのち反発して、勉強しなくなることも、
さらに、その結果として、
不良化して、コントロール出来なくなることも、
全部、火を見るより明らかではないでしょうか？
僕は、このことを 、30代前半のころ、
我が子が３つぐらいになった頃にも、考えていました。
だって、僕が中学生になったこの子に同じことをしたら、どうなるか？
それ、考えますよね？
その結果、そのころには、論理的に考えて、
母にそれが出来た理由は、２つの可能性しかない。
そういう考えにいたりました。
・その１ 僕が嫌いだから、いじめてやれ！
結果不良化しても構わない！
母は、そう考えた。
・その２ 僕のことを愛してくれてはいたが、
その強要が、そう言う結果を招くことが、
母には分からなかった。
そうでは、ないでしょうか？
そして、母の普段の、僕に対する接し方からして、
「その１」は、あり得ないと思えました。
とすると、その原因は、「その２」しかない。。。
誰でも分かる、その当たり前のことが、母には分からなかった。
そう判断せざるを得ない！
また、当時こんな本を読みました。
かいつまんで説明すると、
世の中には邪悪な人間がいる。
その人達の最大の特徴は、
人に嘘をつく以前に、自分自身に嘘をついている。
この人達は、自分が嘘をついていることを、認めることは、絶対に無い！
っていう、心理学的な分析をしている書籍です。
参考「韓国人必読の書」
ですが、
今回は、そこではなく、
そういう親に育てられている子供は、
問題を起こすことが、ままある。
子供に問題が起きている場合は、真の問題は、大概、親にある。
って、ところに、当時"はっ"とさせられました。
僕の分析では、
「母は、このパーソナリティを持った人（邪悪な人）ではない。」
だけど、
子供に問題が出ていた（すなわち、子供が不良化した）問題の真の原因は、親にあった。
つまり、
悪いのは子供であった僕ではなく、親であった母であった。
このころ、僕は、はっきり、そう認識しました。
人間、この視点はなかなか持てないものです。
僕も、この時、３０歳を過ぎていました。
その後も、僕は分析を続けました。
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