ワインは素敵な恋の道しるべ -319ページ目

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

神楽坂のフレンチ、『ル・クロ・モンマルトル』で彼女と過ごす楽しい夜の続き。

 

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白ワインのボトルを空けると、抜栓しておいた赤ワインを出してもらう。

ドメーヌ・ピエール・コルニュ=カミュが造る、ショレイ・レ・ボーヌ、2014年。

このドメーヌ、名前が面白いので調べてみたら、醸造家のピエール・コルニュと、同じく醸造家のベルナデット・カミュが結婚したことにより1981年に生まれたドメーヌだそうだ。

 

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最初はタンニンが前面に出て硬かったが、だんだん果実味、熟成感が現れ、深みが出てきた。

このドメーヌはボーヌの各アペラシオンに合わせて8haの畑を有するが、ショレイ・レ・ボーヌの畑は0.4haしかなく、このワインの生産量はわずか1,500本。

ぶどうはリュット・レゾネで栽培され、熟成はバリック(新樽1/3)で16カ月。

 

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マグレ鴨のロースト、オレンジソース。

他にも牛バベットステーキ等があるが、二人とも同じ料理を選択。

 

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とても古典的な鴨料理だが、久し振りに食べると美味い。

マグレ鴨は大振りで旨味があるので好きだ。

 

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ピノ・ノワールがまだ残っているので、フロマージュを出してもらう。

一切れの大きさが、高級レストランで出されるものの数倍はある。

 

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フルムダンベールは青カビの中でも好きな種類。

白カビはカマンベール・ド・ノルマンディー。

ハードはコンテで、熟成が進んでいて美味い。

 

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ピノ・ノワールの色合いが綺麗なので、グラスアートを作ってみようと思ったが、ワイングラスが厚く縦幅が短いので光が通らない。

 

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デセールも、図らずも二人とも同じものを選ぶ。

お店が気を利かせ、私の皿には抹茶のアイスクリームを、彼女の皿にはバニラアイスクリームを添えてくれた。

 

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彼女に「どっちを食べたい?」と聞くと、「抹茶」と言うので、皿を交換。

パンプキンのタルトは甘みが控え目でとても美味い。

 

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飲み物も二人ともコーヒー。

結局今夜は、二人とも全く同じ料理をチョイス。

「お二人は本当に仲が良いですね」と、フランス人のスタッフ。

「好みが同じなんです」と私。

 

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満足した気持ちで店をあとにする。

冷たい夜風が気持ち良く頬を撫でる。

上を見上げると、神楽坂仲通りのサインが出ている。

さて、神楽坂をゆっくり下って帰途に就くことにしよう。

彼女と過ごす神楽坂の夜は、素敵に更けて行きました。

 

 

 

 

 

 

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彼女と飯田橋で待ち合わせ。

神楽坂を上り、仲通りを右折する。

更に路地を右に入ると、今夜のお店、『ル・クロ・モンマルトル』がある。突き当りに見えているのは、昨年秋に訪問した『ル・コキヤージュ』。

 

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お店は路地に面して間口が広い。

柵の中には、テラス席もある。

 

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1998年開店の、老舗ビストロ。

店名の”ル・クロ・モンマルトル”とは、モンマルトルの丘にあるぶどう畑のこと。

神楽坂がモンマルトルと似ていることから初代のオーナーが付けた名前。

 

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店内には、至る所に絵や写真が飾られている。

美しい絵も撮りたかったが、客がどんどん入店してくるので断念。

今夜も満席だ。

 

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メニューを選ぶ前に、スパークリングをグラスで。

フランスのヴァン・ムスー、ルイ・ド・ベレール、ブラン・ド・ブラン、ブリュット。

 

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ヴァン・ムスーだが、泡立ちが細かく勢いがある。

青リンゴやレモン、パイナップルの香り。

爽快な軽やかさを持つが、後味には蜂蜜の甘さが残る。

 

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アミューズはパテのカナッペ。

ビスケットやクラッカーではなく、甘いパンが使われている。

 

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バゲットは皮がパリッと香ばしく、中はしっとり柔らか。

中が柔らかくないと、ソースを掬い取る時に使いにくい。

 

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白はボトルで注文。

ジャン・バティスト・ベショーが造る、コート・デュ・ローヌ、キュヴェ・プレステージ、ブラン、2015年。

 

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どのような造り手なのか情報が無いが、ぶどうはヴィオニエ。

色合いは濃い黄金色。

ヴィオニエの華やかな香りは控え目。

まだ2015年だが、強い果実味と熟成感を持つ重厚なボディ。

 

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フランス産ニシンのマリネ、ジャガイモ添え。

エスカルゴや田舎風のパテもあったが、二人ともニシンを選択。

このお店の特徴は、パリの料理を一切日本風にアレンジせず、そのまま提供していること。

 

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ニシンは塩味が強いので、下に敷かれたジャガイモ、ニンジン、タマネギには味付けがされていない。

野菜の甘さとニシンの塩味が上手くマッチして美味い。

 

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温かいポタージュが、寒い季節には嬉しい。

彼女は店のフランス人男性スタッフとフランス語で話ししている。

彼は彼女にはフランス語で説明するが、次に私に向き直ると流暢な日本語で説明してくれる。

イタリアンでもフレンチでも、彼女はその国の言葉でやりとりするので、私は置いてきぼり。

よし、今度ドイツ料理の店で逆の立場になるようにしよう、と思うが、東京のドイツ・レストランでドイツ語が通じるのかどうか知らない。

第一、ドイツ語は長く使っていないので、ほとんど忘れてしまった。

韓国料理のお店ではハングルで注文しているが、彼女はハングルも少しはわかるので、彼女の前で話すときは文法を間違わないように気を付けなければならない。

英語も彼女は若い時に留学していたので、歳をとってから留学した私より発音が良い。

語学では彼女と競争しない方が良さそうだ。

神楽坂の『ル・クロ・モンマルトル』で彼女と過ごす素敵な夜は続きます。

 

 

 

 

 

 

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大晦日に飲み過ぎてしまい、元日は早起きが出来ず、初日の出を見逃してしまった。

そこで3日の朝5時に起床し手早く朝食を済ませ、6時前に車で出発。

東京湾越しに富士山が見える公園まで急いだ。

西の空には昨夜のスーパームーンの名残りの満月が残っている。

 

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公園の駐車場が閉まっていたため、近くの駐車場を探すのに手間取り、空が白み始めてしまう。

それでも月は公園の森越しに美しく儚い輝きを放っている。

 

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海べりまでまで来て、重大なことに気が付いた。

月がこの位置に見えるということは、日の出は反対側、つまり陸側であって海側ではないということ。

東京湾は東にあるという固定観念から抜け出せなかった。

地図がよく頭に入っていなかったが、東京湾沿いに走ると、東に弧を描いて移動しているので当然の結果だ。

 

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空が明るくなるにつれ、東京湾越しに富士山が見え始めた。

陸側には建物が林立し、日の出は無理かもしれない。

 

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すると、ビルの横から太陽が昇ってきた。

景色は美しいとは言えないが、紛れもない日の出である。

考えてみれば、東京湾越しに見えたとしても房総半島の上に出るということだ。

 

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海面には多くの渡り鳥が羽を休めている。

寒風のなか、寒くは無いのだろうか。

 

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海を離れると、陸の上でカモメたちが太陽に向かって並んでいる。

ようやく射し始めた陽光で暖を取ろうということか。

目の後ろに斑点があるので、ユリカモメのようだ。

 

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10kmほどウォーキングを楽しむと、陽が昇って富士山も一層鮮やかに見えるようになった。

肉眼では雪の積もり具合まで見えるのだが、スマホでは霞んでしか見えないのは残念。

何とか日の出を見ることが出来た、1月3日の朝でした。

 

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今夜はフランスのシャルドネを抜栓。

メゾン・ルイ・ラトゥールが造る、アルディッシュ、シャルドネ、2015年。

 

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ルイ・ラトゥールのこのトレード・マークが好きだ。

ついでに言うと、ルイ・ジャドのトレード・マークのバッカスも好きだ。

そしてブルゴーニュの2015年はGood Yearだ。

 

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ルイ・ラトゥールは誰でも知っているブルゴーニュの名門。

コルトン・シャルルマーニュの生みの親として知られ、高品質の白ワイン造りで定評がある。

以前彼女と一緒にコルトン・シャルルマーニュを飲んだが、あまりにドライ過ぎて彼女に「好きじゃない」と言われショックを受けたことがある。

実は彼女はジャック・セロスのシャンパーニュもドライ過ぎると言ってあまり好きではないのだ。

 

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キャップ・シールにもメゾン・ルイ・ラトゥールの名前。

ルイ・ラトゥールの白は高価なものばかりだと思っていたので、このアルディッシュを見付けた時にはあまりに手頃なのでびっくりしてしまった。

 

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色合いは濃い黄金色。

林檎やレモン、オレンジの甘い香り。

口に含んで驚いた。

冷やし過ぎだったので果実味は出ていないと思ったが、アプリコットやパイナップルの豊かなニュアンス。

むしろ温度が上がった方が辛口になった。

 

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これは美味い。

お家ワインには充分なので、もっと買い足しておこう。

平均樹齢25年のシャルドネを用い、果実味を活かすためステンレスタンクで醗酵、熟成。

熟成期間は10カ月。

良質で気軽なシャルドネを楽しんだ、今夜のお家ワインでした。

 

 

 

 

 

六本木のイタリアン、『ラ・スフォリーナ』で彼女と過ごす楽しいランチの続き。

 

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彼女の前菜は、ホロホロ鳥とキノコの蒸し焼き。

前回のホロホロ鳥のクリームソース煮と同じく、意表をつく見た目。

 

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私の前菜は、天草直送ヒラメのカルパッチョ。

ヒラメの身が締まっていて美味い。

 

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前菜に合わせて飲んでいる白ワインは、マルケ州のサンタ・バルバラが造る、ステファノ・アントヌッチ、ヴェルデッキオ・ディ・カステッリ・ディ・イエージ、2016年。

このボトルは紫のエチケットだが、色違いも幾つかあるのだそうだ。

 

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パンは二種類。

 

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赤ワインはボトルで注文。

ピエモンテ州のアゼリアが造る、ランゲ・ネッビオーロ、2014年。

アゼリアはバローロ地区の中心部で1920年に設立された家族経営のワイナリーで、現当主は4代目のルイージ・スカヴィーノ。

 

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不透明なルビー色。

最初はタンニンが前面に出ていたが、温度が上がるにつれてストロベリー、フランボワーズやスミレの香りが出てきた。

綺麗な酸を持ち、とてもバランスの良いネッビオーロだ。

ぶどう栽培は、認証は受けていないがビオディナミ。

ステンレスタンクで発酵と熟成を行い、15カ月の熟成後、更に6カ月以上の瓶内熟成を経てリリースされている。

発酵には自然酵母を持ちい、清澄、濾過は行っていない。

 

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いよいよプリモ・ピアットのタヤリンが届く。

 

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イタリア人の女性スタッフが白トリュフをスライスにして振りかけてくれると、テーブルが魅惑的な香りに包まれる。

 

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「素敵な香りね。白トリュフ、大好き」と彼女。

「僕は君の次に白トリュフが好きだよ」と私。

 

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彼女のセコンド・ピアットは、イノシシのグリル。

色々な部位が盛られていて楽しそう。

ヴォリュームもあって美味しいとのこと。

 

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私のセコンド・ピアットは、ブリオーネ、仔羊のトマト煮込み。

柔らかな肉に旨味が詰まった素敵な料理だ。

 

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仔羊肉の下に敷かれているのはガーリックトースト。

トマトソースを吸ったガーリックトーストも美味い。

 

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口直しの、ローズマリーのグラニテ。

 

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彼女のドルチェは、林檎のタルト。

 

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私は、クラシック・パンナコッタを選択。

 

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「今日も美味しかったわ。ありがとう」と彼女。

「今度は夜にゆっくり来たいね」と私。

 

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「久し振りにアゼリアのネッビオーロを飲めて好かった。やっぱりアゼリアは美味しいわ」

「ここのワインの品揃えはとても良いね。まだまだ飲みたいものがいっぱいあるよ」

 

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テラス席をよく見ると、ナプキンとカトラリーがセットされている。

こんな寒いのに、外で食べる人がいるのだろうかと不思議に思う。

ストーブが置かれていないところを見ると、実際には使われる予定は無いようだ。

 

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今日も私達が最後の客となってしまった。

昼からボトルワインを飲んでゆっくり食事をする客は私達以外には居ないようだ。

ホール・スタッフは、三人の女性。

三人とイタリア語で話した彼女によると、皆さん出身地は異なるが全員イタリア人とのこと。

髪の色も目鼻立ちも異なる三人を見ていると、イタリアも北から南まで広いと感じる。

六本木のイタリアン、『ラ・スフォリーナ』で彼女と過ごす、素敵な午後でした。

 

 

 

 

 

昨年末の事。

彼女がまた白トリュフを食べたいという。

旬は年内で、年を越すと白トリュフはほとんど無くなってしまう。

そこで、六本木の『ラ・フフォリーナ』に連絡し、白トリュフを用意できるか確認し、予約。

 

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彼女と乃木坂で待ち合わせ。

今日はちょっと早めに到着し、久し振りに旧乃木邸と乃木神社を訪問することに。

目の前に見える派手な建物は、桂由美のブライダルサロン。

 

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桂由美のビルの壁には、”恋人の聖地”と書かれた名盤が取り付けられている。

 


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道を渡ると、旧乃木邸に出る。

日清・日露戦争に従軍し、明治天皇崩御と共に殉死された乃木希典陸軍大将の旧居である。

 

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乃木邸は乃木坂の頂上付近の斜面に建てられ、正面入り口は実は二階となっている。

乃木邸の周りには観覧用の通路が設けられ、窓越しに内部を見ることが出来る。

 

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家の前には、乃木大将と辻占売りの少年の像が置かれている。

元々は六本木に設置されていたが、再開発により平成13年にこの地に移設された。

 

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家の横には、煉瓦造りの厩舎がある。

 

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ここは正馬、壽号の部屋。

 

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そしてこちらは副馬、璞号の部屋。

 

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旧乃木邸から乃木神社に行くには、急な坂を下らなければならない。

樹の奥に黒っぽく見えているのが、旧乃木邸。

 

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乃木神社は、乃木坂に面している。

 

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旧乃木邸からは直接本殿の前に出ることが出来るが、一度乃木坂に出て正面の大鳥居から乃木神社に入ることにする。

 

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開運 平成三十戊戌歳 東京乃木坂 乃木神社 参拝記念と書かれている。

 

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境内には、大きな樹木が何本も生い茂っている。

 

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小鳥居をくぐり、本殿に向かう。

 

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本殿の周りは樹々に囲まれ、背景にもビルは見えない。

東京の真ん中に居るとは思えない景色だ。

 

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乃木坂駅で彼女を迎えると、六本木方面に下る。

向かった先は、イタリアンの名店、『ラ・スフォリーナ』。
この煉瓦塀の中にお店がある。

 

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”ラ・スフォリーナ”とは、エミリア・ロマーニャ州で生パスタを作る働き者の女性の事。

そのためか、店名の下にはパスタ生地の絵が描かれている。

 

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店と煉瓦塀の間には、テラス席。

今の季節には利用者は居ない。

 

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店に入ると、今日も満席。

一番奥の大きめのテーブルが私達の予約席。

 

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白ワインをグラスで。

イタリア、マルケ州のサンタ・バルバラが造る、ステファノ・アントヌッチ、ヴェルデッキオ・ディ・カステッリ・ディ・イエージ、2016年。

ステファノ・アントヌッチはサンタ・バルバラのオーナー兼エノロゴで、元銀行家の異才。

 

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レモンや青リンゴの香り。

その後から、ピーチ、パイナップル、パッションフルーツの甘い果実味。フルーティーで爽やかな辛口。

 

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何時ものアミューズが届く。

このパンを二つに割き、間にバターを塗り、ハムと野菜を挟んで食べるのだ。

 

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今日は割と綺麗にできた。

これが美味いのだ。

六本木のイタリアン、『ラ・スフォリーナ』で彼女と過ごす楽しいランチの続きはまた明日。

 

 

 

 

 

アメブロでお付き合いいただいている皆様、

 
新年明けまして
おめでとうございます。
 
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本年も皆様方にとって、より良い一年となりますように祈念いたします。
 
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私も一層パワーアップし、”恋とワインの物語”をお届けしたいと思いますので、倍旧のご愛顧をよろしくお願い申し上げます。
 
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年早々の記事は、友人が贈呈してくれた新刊書のご紹介。
友人が共著者の本、「日本のワイン WINES of JAPAN」が昨年12月15日にイカロス出版から発行された。
465ページの大著である。
この本の巻頭言はルイ・パストゥールの言葉、「一瓶のワインの中には、すべての書物よりも多くの哲学が詰まっている」。
"Il y a plus de philosophie dans une bouteille de vin que dans tous les livres."
この巻頭言を読むだけで期待感が膨らむ。
 
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この本では目次のとおり、日本のワインが産地別に体系的に整理されている。
 
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この本の特徴は、和英対訳となっていること。
海外では知られていない日本ワインの素晴らしさを世界に発信することも目的とされている。
 
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試しに、しづちゃんの故郷、長野桔梗ヶ原の章を見てみよう。
 
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最初のページは、五一ワインの見開き写真。
 
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ぶどう栽培・ワイン造りの歴史、桔梗ヶ原ワインの特徴、各ワイナリーの紹介と続く。
左側に日本語、右側に英語。
ワインに関する英語の勉強にもなる。
海外から来られるワインメーカーさん達とお話しするときの語学力アップにつながりそうだ。
日本ワインに興味のある方、読まれてみてはいかがでしょうか。
 
日本のワイン
WINES of JAPAN
A Comprehensive Guide to Wines and Wineries of Japan
高橋梯二、原田喜美枝、小林和彦、齋藤浩 共著
イカロス出版
定価:2,300円+税
 
 
 
 
 

年末に何を食べたいか彼女に聞くと、鮨とのこと。

行きつけの日本橋か浅草の鮨屋か、それとも銀座か青山の洒落た鮨屋のどれが良いかと聞くと、答えは池袋の『雛鮨日本総本店』。

池袋で用事があるので、この鮨屋が良いとのこと。

 

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『雛鮨』とは懐かしい名前。

一世を風靡した時代があり、お台場に海の見える『雛鮨』が出来た時には色々な女性と行ったものだ。

彼女と出会う前の話なので問題は無いが、そんな余計なことは彼女には言わない。

 

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行きつけの鮨屋では何時もワインなのだが、ここでは無理なので、私は生ビール、彼女は黒糖焼酎の梅酒ウーロン割り。

 

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最初は、生ズワイガニ。

これは美味い。

 

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続いては、白身を中心に注文。

ひらすずき、寒鱈、鯛、えんがわ、鰤、するめいか、中とろ、鯵。

 

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穴子一本も美味い。

 

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続いて、コハダ、帆立、鮑、サーモン、生赤海老、甘海老、赤貝、筋子、あん肝、白子。

 

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彼女がやっぱりワインを飲みたいというので、何があるのか聞くと、イタリアのシャルドネとのこと。

届いたワインを一口飲むと、グラスを私の前に置き、「貴方が飲んで。私にはお茶を頼んで」とのこと。

 

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続いて、鰤、づけ鮪、寒鱈、中とろ、炙りえんがわ、するめいか、鯵、いくら、蒸し牡蠣。

 

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茶碗蒸しも注文。

 

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〆は、玉子、赤貝、サーモン、中とろ、筋子、蟹と蟹味噌、雲丹、穴子一本。

お味噌汁も併せて食べる。

写真を撮り忘れた皿もあったので、食べた個数は二人で70数貫。

「う~、食べ過ぎ」と私。

「私も。ちょっと歩いて消化を促進させましょうよ」と彼女。

 

『雛鮨』を出ると、向かった先はサンシャインシティ。

腹ごなしに歩きたかったのと、食後のコーヒーをどこかで飲みたかったのだ。

彼女が選んだお店は、『ロコズ カフェ ハワイ』。

 

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カウンターで注文と支払いを済ませ、席に着く。

 

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店内は、ハワイのイメージ。

テーブル上にもハワイの観光案内や写真集など、英語の本や雑誌が並ぶ。

 

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飲み物は、コナ・ブレンドコーヒー。

 

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アイスクリームを食べたいと言って彼女が選んだのは、ソフトアイスクリームパフの、マンゴー&ピーチ、キャラメルソース。

お腹がいっぱいじゃなかったの、と驚くが、仕方が無いので私もお付き合い。

 

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私が選んだのは、ソフトアイスクリームパフ、ベリー&ベリー、ブルーベリーソース。

私も鮨でお腹が張り裂けそうだと思っていたが、スイーツは別腹であることを実感。

 

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しばらくお腹を落ち着かせるために休んだあとは、映画館に向かう。

何時もは六本木ヒルズのTOHOシネマズか銀座マリオンの日劇で観るのだが、今日は移動が面倒なので、初めて池袋で観ることにした。

 

指定席を購入している映画は、スターウォーズ 最後のジェダイ。

ネットで販売開始とともに購入したので、後方列の中央のシートを確保できた。

 

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六本木や有楽町に較べて劇場が狭いのはちょっと残念。

上映前のプロモーションビデオをパチリ。

今回のスターウォーズは前作以上に面白く、楽しい二時間半を過ごすことが出来た。

今年も一年、彼女やブログの友人たちと素敵な時間を過ごすことができた。

皆さんに一層幸せで平和な新年が訪れることを祈り、今年を見送ることにしよう。

皆様、本当にお世話になりありがとうございました。

良い新年をお迎えください。

 

 

 

 

 

東京ミッドタウンのフレンチの名店、『フィリップ・ミル』で彼女と過ごす素敵な夜の続き。

 

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カシス香るブルターニュ産オマール海老のシヴェ、セージ香る南瓜と玉葱グリエのロワイヤル。

色彩がとても鮮やかだ。

 

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エディブルフラワーの下には、オマール海老。

南瓜はバターナッツパンプキンが使われている。

 

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四種類目のワインは、ボルドーの赤。

オー・メドックのグラン・クリュ、シャトー・ド・カマンサック、2005年。

フルボディのドメーヌ・ガルティを飲んだあとに更に赤を出すと言われて驚いたが、なるほど、ボルドーのグラン・クリュ、カマンサックを持ってきたのか。

しかも、カマンサックの最良のヴィンテージの一つと言われる2005年とは、さすがエグゼクティブ・シェフ・ソムリエの椨(たぶ)さんの選択に間違いは無い。

 

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とても強いボルドーらしいボディ。

香りが素晴らしくエレガントでありながら、力強い。

これは美味しいと、二人とも何杯かグラスを重ねてしまう。

 

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香ばしく焼き上げた、フランス、シャラン産鴨胸肉、軽やかな季節野菜のムースリーヌとじゃが芋のフォンダン。

フランスからの輸入が解禁となり、最初に届いた鴨肉なのだそうだ。

 

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スタッフがソースを注いでくれる。

白いのは、セロリのピューレ。

 

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ワイングラスを照明にかざしてみる。

赤ワインの魂が浮かび上がったような映像。

 

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食後のデザートワインは、貴腐ワイン。

ソーテルヌのグラン・クリュ、シャトー・ラモット・ギニャール、2008年。

ディジェスティフにもグラン・クリュをもってくるとは、今夜は椨さんも気合が入っている。

 

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素晴らしい柑橘系の香り。

濃厚なハチミツのニュアンス。

2008年は出来の良いヴィンテージだそうだ。

セパージュは、セミヨン90%、ソーヴィニヨン・ブラン5%、ミュスカデル5%。

樽熟は18~20ヶ月で、新樽比率は20~25%。

 

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デセールは、このお店に新しく加わった石田パティシエの作品。

ミルフィーユしたフィーユ、フロマージュブランと和栗の軽いムース、柚子とバニラのグラスと共に。

 

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フランスのコンクールに出品した作品なのだそうだ。

 

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「今夜のお料理もワインも素晴らしかったわ。ありがとう」と彼女。

「どういたしまして。今夜の君は一段とエレガントで素敵だよ」と私。

 

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「ねぇ、年が明けたらお料理も変わるのかしら。また来たいわ」

「あとで藤田シェフに聞いてみよう」

お世話になったエグゼクティブ・シェフソムリエの椨さんに礼を言い、店をあとにする。

藤田シェフに来年のメニューを聞くのを忘れたが、回答の如何にかかわらず、またここに来ることになるだろう。

 

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彼女がまた白トリュフを食べたいと言っていたので、ガーデンテラスの1階にある『アルティザン・ドゥ・ラ・トリュフ・パリ』に予約のため立ち寄る。

でも、訪問予定日には白トリュフの入荷が見込めないとのこと。

 

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彼女が明日の朝食用のサラダを買いたいというので、地下1階まで下る。

下から見上げると、この飾りは存在感がある。

 

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横たわる白いサンタクロース。

プレゼントを配って疲れたのか、それともワインを飲み過ぎたのだろうか。

 

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ガーデンサイド地下1階にある『プレッセプレミアム』は、ハイクオリティ&ハイサービスを謳った高級スーパーマーケット。

ワインアドバイザーやチーズプロフェッショナルが居るのも魅力。

彼女はここでサラダを大量にお買い上げ。

夜遅いのに新鮮なサラダが豊富に揃っているのに感激したそうだ。
彼女と過ごす東京ミッドタウンの夜は素敵に更けて行きました。
 
 

 

 

 


 

六本木のフレンチの名店、『六本木テラス フィリップ・ミル』で彼女と過ごす素敵な夜の続き。

ここは、シャンパーニュの二つ星シェフ、フィリップ・ミルの日本初のレストラン。

 

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彼女が「これ何なのかしら」と、テーブル上の四角い置物を指さす。

良く見ると、シャンパーニュのミュズレを使ったオブジェ。

『フィリップ・ミル』では100種類のシャンパーニュがオンリストされており、グラス・シャンパーニュも常時7種類が用意されている。

 

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アミューズが届く。

淡い色合いの野菜は、紅心大根と緑大根。

 

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大根の薄切りを脇に寄せると、下にはズワイガニ。

 

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アミューズには、シャンパーニュ、ドゥ・カントナール、ブリュット。

ドゥ・カントナールは1905年にエペルネに設立されたメゾン。

2000年にラドゥセット男爵が買収し、品質改善を遂行。

その結果、2003年にリリースされたのが、このドゥ・カントナール、ブリュット。

 

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キレがあってシャープな飲み口だが、同時にどっしりとした果実味と熟成感も持つ。

今夜はフルートグラスではなく、もっと幅の広い白ワイン用のグラスでサーヴされている。

セパージュは、シャルドネ60%、ピノ・ノワール30%、ピノ・ムニエ10%。

ドゥ・ラドゥセットはロワール、特にプイィ・フュメを代表する造り手で、そのフラッグシップ、バロン・ド・エルは彼女のお気に入りである。

 

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バゲットが届く。

パリっと焼かれた皮が好きだ。

 

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ここでは、バターとEVオリーブオイルの両方が出される。

 

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前菜は、キノコの旨味をまとった半熟卵と旬の野菜、茸のブイヨンを注いで。

キノコは4種が使われ、半熟卵の上にはセップ茸のパウダーが振り掛けられている。

 

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女性スタッフが茸のブイヨンを注ぎ入れてくれる。

このブイヨンには、レモングラス、生姜、焦がしバターが加えられ、葛粉でとろみ付けされている。

 

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シャンパーニュの次は、赤ワイン。

白ワインをシャンパーニュの前に飲んだので、この順番となっている。

コート・デュ・ローヌのドメーヌ・ガルティ、コート・デュ・ヴィヴァレ、2009年。

 

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アラン・ガルティは、コート・デュ・ヴィヴァレの天才と呼ばれる造り手。

ヴィヴァレのAOC認定は1999年だが、ガルティのワインだけは例外的に1995年からAOCを認められていた。

 

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色合いは暗赤色。

豊富な果実味と強いが丸みを帯びたタンニンを持つ。

完熟したプラムやダークチェリー、コーヒーやビターチョコ、更に黒胡椒のニュアンス。

ぶどう栽培はビオディナミで、平均樹齢は40~45年。

セパージュは、シラー50%、グルナッシュ50%。

 

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『六本木テラス フィリップ・ミル』は、東京ミッドタウンのガーデンテラスの最上階にある。

外にはオリーブの樹が植えられた、広いテラス。

 

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春や秋には、ここで食前酒を飲んだり、食後のデセールを食べても楽しい。

 

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スターライト・ガーデンが良く見える。

 

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今年のテーマは宇宙旅行。

 

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次々と変わる場面は、見ていて飽きない。

でも、ちょっと身体が冷えてしまった。

室内に戻り、素敵なディナーを続けることにしよう。

東京ミッドタウンのフレンチ、『六本木テラス フィリップ・ミル』で彼女と過ごす素敵な夜は続きます。

 

 

 

 

 

 

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彼女と六本木のフレンチで待ち合わせ。

東京ミッドタウンも華やいだ雰囲気に包まれている。

 

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今夜は地下に潜らず、1階の正面入り口からガレリアに入ることにする。

 

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食事後は車を拾うため、この出入り口を利用することが多い。

でも訪問するときは何時も地下からなので、ここから入るのは初めてかもしれない。

 

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大きなクリスマスツリーが迎えてくれる。

ここは何時もは高い天井から真っ直ぐに水が落ちてくる場所。
その周りに小さなサンタクロースがいっぱいぶら下がっている。

 

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このひとつひとつがサンタクロースの人形なのだ。

 

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ガレリアの1階通路からの眺め。

ずっと奥にスターライト・ガーデンのブルーのイルミネーションが見える。

 

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コートヤードでは、モエ・クリスマス・マルシェ、2017が開催されている。

小さなメリーゴーランドが可愛い。

 

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スターライト・ガーデンを眺める特等席にもテーブルがあるが、夜は寒いので利用する人は居ない。

 

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ミッドタウン・ガーデンの芝生広場では、スターライト・ガーデンが幻想的に浮かび上がる。

今年のテーマは、宇宙旅行。

 

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寒いので館内に戻り、ガーデンテラスの最上階に上る。

ガーデンテラスは地下1階から4階まで真ん中が吹き抜けとなり、滝のような飾り物が空間を鮮やかに演出している。

 

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待ち合わせの場所は、フレンチの名店、『六本木テラス フィリップ・ミル』。

シャンパーニュでミシュラン二つ星の『ドメーヌ・レ・クレイエール』の総料理長、フィリップ・ミルが手掛ける日本で最初のレストラン。

38歳で国家最優秀職人賞を受賞した、料理界の逸材である。

 

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レセプションでコートを預けると、スタッフに案内されてダイニングルームに進む。

突き当りの壁まで歩むと、壁がすぅーと開き、ダイニングルームに入ることが出来る。

 

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前回来た時は、この窓際のテーブルだった。

その前は、右隣りのテーブル。

そして今回は、この手前のテーブル。

ガレリアの最上階なので、外にはオリーブの樹がいっぱい植わった広いテラスがある。

 

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今夜はどんな料理に出会うことが出来るのだろう。

実は昨日までフィリップ・ミル氏自身がこの店で腕を振るっていたので、直伝の新しい料理も楽しみだ。

彼女が到着し、席を立って迎える。

長いアプローチを、ほっそりとした長い脚を一直線に繰り出しながら私に向かって歩いてくる姿は、何度観ても惚れ惚れする。

『フィリップ・ミル』に来るときは、彼女のエレガントさが一段と増すので好きだ。

 

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今夜は、エグゼクティブ・シェフ・ソムリエの椨(たぶ)さんが面白いワインの飲み方を提案してくれた。

私達が大好きなクローディー・ジョバールのリュリー、モンターニュ・ラ・フォリの新しいヴィンテージ、2015年を最初に飲み、シャンパーニュを二番目にもってくるというもの。

クローディーは、ブルゴーニュで注目の女流醸造家で、自らのドメーヌを運営する傍ら、名門ネゴシアン、ルモワスネの醸造責任者も務めている。

 

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クローディーのリュリー、2009年は何本も飲み、まだ3本ほど私のセラーにも入っている。

2009年が素晴らしい熟成感を持ちとても重厚なのに対し、2015年はフレッシュで活き活きとした酸を持ち、香り高い。

リリースされたばかりで、まだ一般には販売されていないのが残念だ。

販売開始時には10本ほど購入し、毎年1本ずつ抜栓して変化を楽しむことにしようと思う。

 

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プティサレは、グジェールと牛テールのコロッケ。

このコロッケ、とても美味しく、リュリーが進む。
東京ミッドタウンのフレンチ、『六本木テラス フィリップ・ミル』で彼女と楽しむ素敵なディナーの始まりです。