ワインは素敵な恋の道しるべ -285ページ目

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

コート・ド・ニュイからディジョンのホテル、オステルリ シャポー・ルージュに戻ると、着替えをしてディナーに向かう。

美しいドレスに着替えた彼女が素敵で見とれてしまう。

 

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今夜のお店はホテル内のレストラン、ミシュラン二つ星の『ウイリアム・フラショ』。

ウイリアム・フラショは、シェフのお名前。

 

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店が開く19時30分に予約をしておいた。

19時35分に店に入ると、既に二つのテーブルが埋まっていた。

そして20時までには全てのテーブルが埋まってしまった。

お洒落をしたカップルが多い。

 

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白ワインはグラスでお薦めを注文。

ドメーヌ・ルージョ・ペール・エ・フィスが造る、ブルゴーニュ・シャルドネ、レ・グラン・グットゥ、2015年。

ムルソーに本拠地を置く、白ワインで有名な造り手。

ムルソー、ヴォルネイ、ポマールなどに合わせて約19haの畑を保有している。

 

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果実味が強く、重厚で複雑なストラクチャーを持ち、ACブルゴーニュだとは思えない仕上がり。

ムルソーと言っても通りそうだ。

2015年とヴィンテージも良く、さすが二つ星レストランが出すワインは美味い。

 

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アミューズは、フロマージュたっぷりのグジェール、生ハムのミルフィーユ仕立て。

 

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続いて、三種のソースのエスカルゴのタルト。

これはブルゴーニュらしくて美味い。

 

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エスカルゴが美味しく白ワインが進み、お代わりを注文。

 

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パンのワゴンが届く。

色々な種類があるのかと思ったら、二種類のみなのはちょっと寂しい。

 

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ブリオッシュと、パン・ド・カンパーニュを一切れ。

 

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お供は、バター。

まるで粒入りのディジョン・マスタード。

 

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シャルドネが美味い。

ダウンライトにかざしてみると、美しい光の像が浮かび上がる。

 

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第一の前菜は・・・、不思議なことに何だったか彼女も私も記憶にない。

 

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ソースが注ぎ込まれ、甘い香りがテーブルに漂う。

 

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美味しいが、私の好みから言えばソースの塩分が強すぎる。

パリは別にして、フランスのレストランの料理は概して塩味が強い。

 

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第二の前菜は、フォアグラのソテー。

 

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外はパリッと焼かれ、中はふわふわ。

口の中でとろけて旨味が口いっぱいに広がる。

急いで赤ワインに切り替えることにしよう。

 

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ところで、ここのワイン・リストは5cmほどの厚さがあり、大きさも写真のアルバムほどもある。

数多くのワインから選ぶのは大変だが、コート・ド・ニュイに絞り、高過ぎるワインを除外して行けば対象の本数はとても少なくなる。

ディジョンのミシュラン二つ星レストラン、『ウイリアム・フラショ』で彼女と過ごす素敵な夜は続きます。

 

 

 

 

 

 

 

コート・ド・ニュイ訪問の〆は、フィサン村でのブルゴーニュ・ワインの試飲。

 

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ジャンさんに案内してもらったのは、『ラ・カーヴ・プリヴェ』。

プライヴェートのカーヴのようだ。

 

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目の前の標識を見ると、左に行くとマルサネなのだそうだ。

 

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店の中に入ると、とても狭い事務室。

ジャンさんが「そこの階段から地下に降りて」と言うので下ってみると、綺麗なカーヴが現れた。

 

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木製のテーブル上には今日の試飲ワインが用意されている。

 

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両側の壁にはずらりとブルゴーニュ・ワインが並び、ここで購入することもできる。

 

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試飲のお供はフロマージュ。

お腹が空いてきていたので、試飲中にほとんどを食べてしまった。

 

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最初のワインは、ドメーヌ・チャーリー・ニコル、シャブリ、2016年。

 

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綺麗な酸とミネラル。

シャブリらしい美味いシャブリだ。

 

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二種類目は、ドメーヌ・フランソワ・ゴヌーが造る、ムルソー、プルミエ・クリュ、ラ・グット・ドール、2013年。

良いワインが出されて嬉しい。

素晴らしい果実の凝縮感、ふくよかな熟成感、バランスも素晴らしい。

 

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三種類目は赤ワイン。

コート・シャロネーズのドメーヌ・ジャン=クロードブルリエールが造る、リュリー、プルミエ・クリュ、レ・シャン・クルー、2014年。

 

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このドメーヌはリュリーで最高の造り手との評価を得ており、このレ・シャン・クルーは女性専門家が選ぶコンクール・フェミナリズで二年連続金賞を獲得している。

ぶどう栽培はビオロジック。

 

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四種類目は、地元フィサンの赤。

ドメーヌ・アルメル・エ・ジャン・ミシェル・モランが造る、フィサン、2015年。

 

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評価が高い造り手のピノ・ノワールだけあって、タンニン、酸、果実味のバランスが良い。

自然なぶどうのポテンシャルを大切にする造り手で、栽培はビオロジック、樹齢は35~40年と高い。

 

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五種類目はドメーヌ・マイヤール・ペール・エ・フィスが造る、ボーヌ、プルミエ・クリュ、レ・グレーヴ、2015年。

グレーヴはストライキの意味だが、そんな名前の畑があるのだろうか。

このドメーヌは、ショレイ・レ・ボーヌに本拠地を置き、1766年設立の老舗。

 

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六種類目は、同じくドメーヌ・マイヤール・ペール・エ・フィスが造る、コルトン、グラン・クリュ、2014年。

最後にグラン・クリュで締めくくるのは気持ちが良いものだ。

 

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ワインの試飲後にはデザート・ワイン、エドモン・ブリオッテが造る、ラタフィア・ド・ブルゴーニュ。

発酵前のぶどう果汁にマール(ぶどうの搾りかすから造られる蒸留酒)を加え、オーク樽で7年、瓶内で3年以上熟成させて造られた甘口ワイン。

エドモン・ブリオッテはディジョンに本拠地を置くリキュール・メーカーで、1836年創業の老舗。

 

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さらにリキュール。

同じくエドモン・ブリオッテが造る、クレーム・ド・カシス・ド・ディジョン。

エドモン・ブリオッテの製品で一番有名なのは、このクレーム・ド・カシスなのだ。

 

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彼女は甘口のワインやリキュールが苦手。

どちらもちょっと味見をしただけで、残りを私のグラスに移してしまう。

普通は甘口ワインは女性の好みなのだろうか、この様子を見たジャンさんが驚いて私達の顔を交互に見ている。

 

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試飲でワインの色や濁りを見るのに使ったロウソク。

このロウソク立て、デザインが良い。

 

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試飲後にはチョコレート。

コート・ドールのブランドで、ノワール・ド・ノワールと書かれているのが面白い。

 

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なかなか良いワインを試飲できたので、お礼にジュヴレ・シャンベルタン等を二本購入。

試飲したワイン達に見送られ、店をあとにする。

 

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外はもうすっかり日が暮れている。

急いでディジョンに戻り、ディナーに行く準備をすることにしよう。

彼女と楽しむブルゴーニュの旅は続きます。

 

 

 

 

 

 

ディジョンでの午後、コート・ド・ニュイを訪問する計画を立てていた。

案内兼運転手をお願いし、車で出発。

ディナーはミシュラン二つ星レストランを予約しているので、4時間半程度の駆け足での訪問。

 

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最初に訪れたのは、船が浮かぶ長閑な波止場。

昔はここからワインを船に積んでパリに運んでいたのだそうだ。

 

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運河にはいくつもの水門が設けられている。

長い運河は水位が変わるため、水門で調整しているのだ。

ブルゴーニュには水路が張り巡らされており、バルジという小型船のクルーズも有名で、楽しそうだ。

 

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車は運河沿いを走る。

運河の水位が高く、水面は周りの地面より随分高いところにある。

大雨が降ったり堤防が決壊したりしたら大変なことになりそうだ。

 

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車は水路を離れ、山の中に。

道路標識には、ニュイ・サン・ジョルジュ方面と書かれていた。

 

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車はどんどん山を登り、霧で視界が悪くなってきた。

 

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稜線を越えたようで、道がだんだん平坦となってきた。

それでも霧で景色は殆ど見えない。

 

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ふっと霧が切れると、そこにはぶどう畑が広がっていた。

通ってきた山道は、コート・ド・ニュイからパリ方面への抜け道なのだそうだ。

グーグルマップで現在地を確認しながら車に乗っていたので、地理がよくわかって楽しい。

 

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案内のジャンさんが、ここはジュヴレ・シャンベルタンのグラン・クリュ畑ですと、車が進むに従って次々とグラン・クリュの名前を挙げてくれる。

目の前の看板には、「ブルゴーニュ、リュショット・シャンベルタン、グラン・クリュ、3.30ha」と書かれている。

 

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次に現れたのは、シャンベルタン・クロ・ド・ベーズ。

ドメーヌ・ピエール・ダモワの畑だ。

 

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しばらく走ると、グラン・クリュ畑、クロ・ド・ラ・ロッシュ。

モレ・サン・ドニに来たということだ。

 

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ジャンさんが畑や村々について説明してくれる。

グラン・クリュ街道は道が狭く曲がりくねっているので、ジャンさんに運転に専念してもらうため質問を控える。

 

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醸造所を兼ねている家が多いようだ。

二階が居住スペース、一階が作業スーペースになっている。

 

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時間が無いので、どんどん先に進んでいく。

標識にはこの先ニュイ・サン・ジョルジュと書かれているが、私達の目的地はその手前。

 

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延々と続くコート・ドールのぶどう畑。

所有者によって樹の手入れの状態が異なっているところが面白い。

既に剪定を終えている畑もあれば、まだ剪定をしていない畑もある。

 

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丘を下った前方に、大きな屋敷が見えてきた。

 

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シャトー・デュ・クロ・ド・ヴージョに到着。

城が大きすぎので、かなり後ろに下がったがまだカメラに納まりきらない。

 

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入り口の右手には、ヴィンテージ・ワインを収めたセラー。

ここはシトー会修道士の館だったが、今はワイン造りの道具の博物館となっている。

 

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ゲートをくぐると、そこは「名誉の中庭」という名の広い中庭。

ここが一年で最も華やぐのは栄光の三日間の初日、ブルゴーニュの利き酒騎士団(シュバリエ・ド・タストヴァン)の入団式と晩餐会が開催されるのだ。

そしてまさに、明日がその初日。

 

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振り向くと、今入ってきたゲートの上が居住スペースや事務所になっているようだ。

 

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ゲートを背にして左手に井戸。

 

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案内兼運転手のジャンさんが説明してくれる。

 

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井戸の底には明りがぶら下げられているので、深さが良くわかる。

 

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釣瓶を上げ下げするのは、この滑車。

ノットを付けたロープが滑車の金具に引っ掛かって滑車が回る仕組み。

滑車が華奢なのが意外。

 

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ゲートを背にして右手には、ぶどうの圧搾場。

シャトーというより、農家と言った風情。

 

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圧搾場はコの字型になっていて、小さな中庭にはぶどう籠を運ぶ人の像。

 

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圧搾場内にはオークの木製の巨大なキャプスタン式プレス機が4台置かれている。

 

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四つの角に一台ずつのプレス機。

どうやってぶどうを絞るのか、ジャンさんの熱心な説明が続く。

 

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中庭を入り口とは反対側から見たところ。

 

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二台目のプレス機。

一台がとても大きく、ここで大量のワインが造られていたことがわかる。

 

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これが何の展示だったのか、質問し忘れた。

 

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三台目。

格子になっているところで果皮を漉し、その下の舟口から果汁が流れ出る仕組み。

 

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ゲートを背にして正面右手の建物には、宴会場。

ここでブルゴーニュの利き酒騎士団の入団式と晩餐会が行われるのだそうだ。

 

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テーブルはとても質素。

このテーブルにぎっしりと座れば、600人を収容できるとのこと。

式典を明日に控え、準備が進められている。

 

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天井の骨組みはとても複雑だが、材木が細いのが驚き。

私の先祖の田舎の家の骨組みの方がずっと太い。

 

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壁の手前に、途中までの高さの壁がもう一つある。

ジャンさんに聞くと、手前が昔の壁で、後ろ側が改築して天井を嵩上げした時の新しい壁なのだそうだ。

 

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ホールの中には、小さな映画館のような場所があり、数分間の城の紹介ビデオを見ることが出来る。

ビデオの題は、「無意味な人生より、何時もワインを」といった意味。

「ワインがあれば憂いなし」がシュバリエ・ド・タストヴァンのモットーなのだ。

 

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正面の左側には厨房。

ここは展示室。

この右に本物の厨房があり、料理人が忙しく立ち働いている。

明日の晩餐会の準備のようだ。

 

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ゲート横の部屋に戻ると、そこはお土産屋さん。

クロ・ド・ヴージョ城の名前入りのお土産が色々売られている。、

 

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壁にはコート・ド・ニュイのワイン産地の地図。

とても細長い地域であることがわかる。

 

最後に、シャトー・デュ・クロ・ド・ヴージョの全体像の写真を掲載。

 

これらの画像は、TOURIST OFFICE BEAUNE & PAYS BEAUNOISからお借りしました。

 

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シャトー・デュ・クロ・ド・ヴージョを出ると、グラン・クリュ街道には戻らず、国道を走って一路フィサン村に向かう。

コート・ド・ニュイでの楽しい旅は続きます。

 

 

 

 

 

 

再びブルゴーニュの旅の記事に戻ります。

この記事の続きです。

彼女と楽しくフレンチ・ディナー、プッコワ・パ、ディジョン、フランス

 

フランスでの初日に食べ過ぎてしまったようで、翌日は二人ともお腹の調子が悪い。

ANAの朝食とLHの軽食を食べ、パリの『ル・トラン・ブルー』で重いランチを食べ、ディジョンでも『プッコワ・パ』でヴォリュームのあるディナーを食べ、ワインを二本飲んでしまった。

そこで今日はホテルでの朝食を止め、人気のレストランでのランチの予約をキャンセル。

朝はゆっくり休み、お昼前に軽いブランチをとることにした。

 

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夜に雨が降ったようで、路面は濡れている。

ホテルから1分も歩くと、ディジョンのメイン通り、リベルテ通りに出る。

 

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ディジョンは、人口15万人のブルゴーニュの中心都市。

でも中心部はこじんまりとし、平日の午前にメイン通りを歩く人は少ない。

 

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フランソワ・リュード広場には、メリーゴーランド。

フランスの街には必ずと言って良いほどメリーゴーランドがある。

 

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リベルテ通りからフォリュジュ通りに入る。

この通り沿いには色々なお店が並び、カフェやレストランもあるのだ。

 

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ブランチに選んだお店は、タルタナート。

 

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店内には、焼き立てのパンがずらりと並ぶ。

 

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どれも美味しそうだ。

人気の店のようで、客がひっきりなしに訪れる。

 

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ブランチ用にサンドイッチを選ぶ。

選んだのは、シェフのサンドイッチとハムとフロマージュのサンドイッチ。

 

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サンドイッチは半分にカットしてもらい、二人で分けて食べることに。

彼女が食べたいというので、クロワッサンも追加。

お腹の調子が悪いという割には、食欲があるようだ。

 

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レストランの人も買いに来るようで、大きな紙袋に入れたバゲットを10本くらい持ち帰っている。

このおじさんは、編み籠を持ってきて、ブールを二個買って帰った。

奥様と一緒にランチに食べるのだろうか。

 

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サンドイッチのお供は、ホットコーヒー。

 

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デセールは、ブランマンジェ。

フルーツペーストが甘くなく美味しい。

このブランチで3,300円余り、やはり物価は地方都市でも東京より少し高い感じ。

 

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ナプキンには、パンとタルティーヌの芸術と書かれている。

このお店の名前は、タルティーヌとアートを組み合わせた造語なのだそうだ。

 

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美味しく、お腹もいっぱいになったが、お腹の調子が悪いのでイマイチ元気が出ない。

 

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でも消化促進のために頑張って街歩きをすることに。

向かったのは、中央市場。

といっても、ブランチのお店から二分程度の距離。

どの国のどの街に行っても、出来るだけ市場には行くようにしている。

その国やその街の雰囲気を一番よく感じることが出来るのだ。

 

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市場の周りにも出店がいっぱいあり、色々なものを売っている。

 

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市場の中は明るく、とても清潔。

多くの市民が買い物に来ているが、観光客は見当たらない。

 

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賑やかな吹奏楽が聞こえてきたので見に行くと、明日から始まるトリュフ市の記念式典だった。

11月17日から12月15日までトリュフの市が立つようだ。

 

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すぐ近くには、『ラ・ブヴェット』というバーがある。

『ブヴェット』と言えば、N.Y.発祥でパリと東京(ミッドタウン日比谷)にも支店がある人気店を思い出すが、”La Buvette”とは駅や劇場や市場などにある酒場という意味。

 

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平日の昼前だが、多くの人がワインやビールを楽しんでいる。

ここでおつまみを食べながらワインを飲むのも好さそうだ。

 

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市場の中で幅を利かせているのが、フロマージュのお店。

大きな店舗が四つもある。

 

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どれも美味しそうだ。

誘惑に負けて、モンドールとスーマントランを購入。

 

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こちらはハチミツ屋さん。

色々と味見をさせてもらい、気に入ったものを二人とも二本ずつ購入。

タイプは、クリームとリキッドを一本ずつ選んだ。

 

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市場の前には、マスタードやオリーブオイルのお店。

 

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マスタードも種類が豊富。

お土産用に小さな瓶入りのマスタードを二人で20数個購入。

 

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ワイン・ショップも覗いてみることにする。

シャンパーニュでは、ルイーズの1999年が€104.-、ヴーヴ・クリコのミレジム2008年が€39.-に惹かれたが、ブルゴーニュには買いたいものが無かった。

ボルドーや外国産のワインが揃っているのが意外だった。

 

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お店の前に飾られたぶどうの木の根。

カリフォルニアのワイン、ジンジラのエチケットを思い出してしまった。

さて、そろそろクロ・ド・ヴージョ城に行く迎えの車が来る時間なので、ホテルに戻ることにしよう。

ブルゴーニュの楽しい旅は続きます。

 

 

 

 

 

 

 

代官山の邸宅レストラン、『リストランテASO』で彼女と過ごす素敵な夜の続き。

ドゥラモットのシャンパーニュ、トリンバックのゲヴュルツトラミネール、J.L.シャーヴのエルミタージュ・ブランを飲んだあとは、イタリアのスーパー・タスカン。

 

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トスカーナのテヌータ・イ・コラッツィが造る、コラッツィ、2004年。

テヌータ・イ・コラッツィのワイナリーは16世紀に作られたもので、建物はミケランジェロのデザインと言われている。

オーナーはマルキ家で、マルキ家当主と共同経営者となっているのは、あのフレスコバルディの会長、ヴィットリオの妻。

そして醸造責任者はヴィットリオの長男でフレスコバルディ社長のランベルト・フレスコバルディ。

 

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これだけ聞くだけで、美味しくないはずはないと思ってしまう。

完熟したカシスやプルーンの香り。

濃厚な果実の熟成感、強いタンニン。

ダークチョコレート、スミレ、バラのニュアンス。

素晴らしいボルドー・ブレンドだ。

14年の時間を経て、まだまだ熟成のポテンシャルを持っている。

セパージュは不明だが、ぶどうは、カベルネ・ソーヴィニョン、メルロー、カベルネ・フラン。

 

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J.L.シャーヴ・セレクション、エルミタージュ・ブランシュと、コラッツィを並べて交互に飲むのも面白い。

どちらも負けない強いボディなので、こんなことができるのだ。

 

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肉料理は、仔羊のロースト パセリ風味、タイムの香るスーゴ。

 

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スーゴは、羊の骨でとられている。

骨二本分の厚みが嬉しい。

 

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素晴らしい火入れ。

仔羊の柔らかな肉に、ソースが良く合って美味い。

 

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栗とコーヒーのトルタ、柿のジェラート。

 

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栗とコーヒーのトルタ、文句なく美味い。

 

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柿のジェラートとソース、季節感があってとても美味しい。

 

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「やっぱりASOのお料理は素晴らしいわね。今夜もありがとう」と彼女も満足した様子。

 

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高橋支配人がグラスを二つ持ってテーブルに現れた。

「高原様、今夜は楽しんでいただけたでしょうか。よろしければディジェスティフをどうぞ」とのこと。

「この色はトゥニー・ポートですか。あ、香りは違いますね」

「ベン・リエです」と高橋支配人。

「ぶどうを陰干しして作るシチリアの甘口ワインで、造り手はドンナフガータですね」と私。

「こんな珍しいワインまでご存知とは驚きました」と高橋さん。

 

ボトルの写真は無いので、カリテのH.P.からお借りした。

とても評価の高い高級デザートワインで、入手は困難。

私もベン・リエを飲むのはこれで三度目。

「高橋さん、驚いていたわね。こんなワインも知っているなんて、素敵だわ」と彼女。

 

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パスティッチーニは、マカロン、ギモーヴ、トリュフ・チョコレート。

パスティッチーニというより、ミニャルディーズといった雰囲気。

高橋支配人、高階料理長にお礼を述べ、満ち足りた思いで店をあとにする。

 

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『リストランテASO』を出ると、旧山手通りを渡って向かったのは、代官山T-SITE。

蔦屋書店の新業態で、中にファミマが入っている。

 

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ファミマで彼女用のサラダを幾つか購入し、T-SITE内を少し見て歩く。

 

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外に出ると、目の前には樹齢300年の欅の大木に囲まれた『リストランテASO』。

車を拾い、恵比寿に戻ることにしよう。

彼女と過ごす代官山の夜は素敵に更けていきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

代官山の素敵な邸宅レストラン、『リストランテASO』で彼女と過ごす楽しい夜の続き。

 

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二種類目の白ワインは、コート・デュ・ローヌ、エルミタージュに本拠地を置く人気ドメーヌ・ジャン・ルイ・シャーヴ造る、J.L.シャーヴ・セレクション、エルミタージュ、ブランシェ、2011年。

ジャン・ルイ・シャーヴは1481年からワインを造り続け、現当主は16代目という名門。

 

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シャーヴのワインは価格が高くなり、手が届かなくなった。

そこで造られ始めたのがネゴシアン物のJ.L.シャーヴ・セレクション。

基本的に購入ぶどうで造られるが、ぶどうの栽培から醸造までシャーヴが監修するので、ドメーヌ物と変わらぬ品質を維持。

しかもこのブランシェには、ドメーヌで使わなかった自社畑のぶどうが85%も使われている。

 

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綺麗な黄金色。

グレープフルーツやマスカットの香り、そして口に含むと凝縮された果実味の中に炒ったアーモンドや蜂蜜のニュアンスも。

活き活きとしたミネラルがボディを引き締め、余韻も長い。

ぶどうはマルサンヌ100%で、樹齢は50~60年。

 

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熱々のパンも届く。

このパンが美味しいので、つい2個、3個と食べてしまう。

 

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お供は、ホイップバター。

 

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リングイネのトマトバジリコ和え、赤海老、帆立貝、ジロール茸。

 

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大きな赤海老と帆立。

 

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ハーブと赤海老を横に移すと、ジロール茸が現れた。

赤海老、帆立、ジロール茸それぞれの食材が美味しさを発揮しながら、トマトとバジリコ味のリングイネと綺麗なハーモニーを演出している。

 

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魚料理は、鱸のムース仕立て、サフランソース、イカ墨のカヴァテッリとモンサンミッシェル産ムール貝。

 

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ヴァポーレされた鱸の上には、帆立のムース。

 

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鱸を切り開くと、下からはムール貝とカヴァテッリ。

モンサンミッシェル産のムール貝は小振りで旨味が強い。

イカ墨のカヴァテッリは、黒い小さな手作りパスタ。

 

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カトラリーには、”ASO”の名前。

 

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ホールマークも入っている。

右側には”ASO”、左側の文字は読み取れなかったが、銀製品であることは間違いない。

日本橋の『代官山ASO チェレステ日本橋』のカトラリーには、”ASO”と”EPNS”と刻印されていた。

EPNSは、ニッケルの母体に銀が電気メッキされていることを示している。

 

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近くのサービスカウンターには、美味しそうなイタリアワインが置かれている。

これは楽しみだ。

代官山の『リストランテASO』で彼女と過ごす素敵な夜は続きます。

 

 

 

 

 

 

 

 

フランス旅行記はちょっとお休みし、先月の記事。

彼女と恵比寿で待ち合わせると、車で代官山に向かう。

 

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向かった先は、旧山手通りにある大邸宅の一軒家レストラン、『リストランテASO』。

通りに面しているのは、『カフェ・ミケランジェロ』。

この中を通り越すと、奥に『リストランテASO』がある。

樹齢300年の欅の林に囲まれた素敵な邸宅だ。

 

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レセプションで高橋支配人に迎えられ、今夜のテーブルに案内される。

今夜の席は一階だが、緩やかに弧を描くこの階段を上ると二階には個室がある。

 

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さらに先に進むと、ダイニングルームに出る。

普段はここで食事をすることができるが、今夜は奥のサロンが使われている。

 

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ダイニングルームの外には、ガーデン。

何時も花が咲き、とても美しい空間。

ここが結婚披露宴で人気の理由がわかる。

 

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ダイニング・ルームを抜け、さらに奥に進むとサロンに至る。

先客がだいぶいらっしゃるようだ。

 

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案内されたテーブルはサロンの一番奥、暖炉の横。

最近はこのメイン・テーブルのひとつが私達の何時ものテーブルになった。

 

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天井にはシャンデリア。

ここのサロンの照明は美しい。

 

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何時もの絵皿に、何時ものテーブル・セッティング。

 

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アペリティフは、シャンパーニュ。

ドゥラモット、ブリュット、プール・ヒラマツ。

名門ドゥラモットが『ひらまつ』のために造る、スペシャル・キュヴェ。

 

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グレープフルーツのような爽やかな香り。

口に含むと、豊かな果実味の後には、ブリオッシュや蜂蜜のニュアンス。

サロンの姉妹メゾンだけあって、ドゥラモットは本当に美味しいと思う。

セパージュは、シャルドネ55%、ピノ・ノワール35%、ピノ・ムニエ10%。

 

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アミューズ・ブーシュは、グジェール。

グジェールは、チーズを練り込んだシュー。

 

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続く白ワインは、アルザスのトリンバックが造る、ゲヴュルツトラミネール、レゼルヴ、プール・ヒラマツ、2011年。

トリンバックはアルザスの名門で、フランスの全三ツ星レストランにオンリストされている。

 

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輝く黄金色。

ライチ、青リンゴやパッションフルーツの香り、そしてハチミツのニュアンス。

濃厚なフルーツの甘みを持つが、後味は爽やか。

 

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前菜は、フォアグラと焼き穴子、松茸とトリュフソース。

ゲヴュルツトラミネールは、このフォアグラに合わせたワイン。

 

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それにしても、フォアグラと穴子、松茸とトリュフとは驚くべき食材の組み合わせ。

何と言っても香りが素晴らしい。

 

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フォアグラの下には、焼きナス。

ナスがフォアグラの脂を吸収し、全体の味のバランスを上手く保っている。

高階シェフの料理は今夜も素晴らしく、続く料理への期待が高まる。

彼女と過ごす代官山の邸宅イタリアン、『リストランテASO』での素敵な夜は続きます。

 

 

 

 

 

 

 

ディジョンの人気のレストラン、『プッコワ・パ』で彼女と過ごす楽しい夜の続き。

 

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グランド・メニューに加え、黒板に書かれた今夜のおすすめメニューを見ながら、彼女と今夜の組み立てを検討する。

解らない料理名や食材名があるとお店の方に質問するので時間が掛る。

英語が一切通じないので、質問は全て彼女任せ。

 

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飲んでいるワインは、ガルニエ・エ・フィスが造る、コート・ド・ジュアン、シャブリ、プルミエ・クリュ、2016年。

 

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薄切りにしてパリっと焼いたバゲットとタプナードがシャブリに良く合って美味い。

 

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外は寒いので、彼女が暖かいスープを飲みたいということで注文。

シャンピニヨンのポタージュはとてもクリーミーで美味い。

 

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魚料理はサーモン。

フランス人はサーモンが好きで、フレンチでは定番メニュー。

そして彼女もサーモンが好きなのだ。

 

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それにしても、この盛り付けはなかなかユニーク。

薄いクラッカーに開いた穴からサーモンと野菜が顔を出している。

 

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クラッカーの裏を見ると、サーモンはかなりの肉厚。

 

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チコリの芯がそのまま半割りで出されている。

下に敷かれたソースを付けて食べると美味い。

 

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皮はパリッと焼かれているが、身は真空調理されたようで、生の食感を残している。

 

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シャブリ、プルミエ・クリュがかなり美味しく、話しながら飲んでいるとボトルが空になってしまった。

 

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そこでピノ・ノワールのボトルを注文することにする。

選んだのは、彼女が好きなニュイ・サン・ジョルジュのワイン。

 

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ニュイ・サン・ジョルジュ屈指の造り手、ドメーヌ・アラン・ミシュロの、ニュイ・サン・ジョルジュ、オー・シャン・ペルドワ、2012年。

 

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アラン・ミシュロはニュイ・サン・ジョルジュとモレ・サン・ドニに畑を有する、ニュイ・サン・ジョルジュの造り手。

三代にわたる醸造家で、ニュイ・サン・ジョルジュの巨匠の一人と称されている。

 

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コルクは長さも品質も素晴らしい。

香りも状態も良い。

 

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素晴らしい果実の凝縮感と熟成感。

時間と共に香りが開き、溶け込んだタンニンも円やかさを増す。

美味い、さすがアラン・ミシュロだ。

 

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肉用のナイフ、ラギオールが届く。

 

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マグレ鴨のロティ。

マグレ鴨は二人の好物。

 

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皿を回して後ろ側から見てみると、美味しそうな焼き色。

「大好きなマグレ鴨を、ブルゴーニュでニュイ・サン・ジョルジュを飲みながら食べることが出来るだなんて、幸せ」と彼女。

 

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そして素晴らしい肉の質感。

これは大きなマグレ鴨だ。

鴨の下に敷かれているのは、ポレンタ。

 

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茄子が一個丸々添えられている。

 

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デセールは、二人ともフロマージュ・ブランを選ぶ。

 

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彼女のは、チョコレートソース。

デセールが大好きな彼女も、あまりに量が多いので食べきるのに苦労している。

 

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私のフロマージュ・ブランは、フランボワーズのソース。

何故かこちらはソースが別に出された。

 

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白いフロマージュ・ブランの上に広がる赤いフランボワーズソースが美しい。

確かに量が多く、私も完食に一苦労。

やはりこちらの量は日本のフレンチに較べると半端ではない。

 

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会計を済ますと、また是非来てくださいとショップ・カードを渡してくれた。

店の皆さんにお礼を述べ、いっぱいになったお腹と共に店をあとにする。

 

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宿泊ホテル、シャポー・ルージュに戻ると、外壁が明るくイルミネーションで輝いている。

ディジョンの『プッコワ・パ』での楽しいディナーの夜は、素敵に更けて行きました。

 

 

 

 

 

 

 

ちょっと間が開いてしまいましたが、先月のフランス旅行の記録。

この記事の続きです。

彼女と素敵にフレンチ・ランチ、ル・トラン・ブルー、パリ

 

パリのガール・ド・リヨンをTGVで出発し、着いたのはガール・ド・ディジョン。

 

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ディジョンはブルゴーニュ公国の首都として栄えた街。

でも駅前にタクシーが2台しかなく、私達は三番目。

随分待ってようやく次のタクシーが現れ、ホテルに向かう。

私達の後ろには同じTGVで到着した人たちの長い列ができていたが、日が暮れる前に乗れたことを祈りたい。

 

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タクシーを長い時間待ったが、乗ってしまえば3分の距離。

市内中心部にあるオステルリ・デュ・シャポー・ルージュに到着。

お隣はサン・ベニーニュ大聖堂という、市の中心部、歴史的地区にある。

 

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昔の邸宅を改造して作られたホテルだが、ホテル名のデザインは洒落ている。

 

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ロビーには赤表紙の本がずらりと並ぶ。

これはミシュラン・レストラン・ガイド。

良く見ると1976年の本が一番古く、1990年以降は毎年の本が揃っているようだ。

 

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実はこのホテルを選んだ理由は、併設のレストラン、『レストラン ウイリアム・フラショ』がミシュラン二つ星だからなのだ。

もちろんホテルの予約時に、『ウイリアム・フラショ』も予約してある。

 

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チェックインの時に、「最上階の部屋を用意させていただきました」と、とても特別のことのように言われた。

部屋は3階(日本の4階)の344号室。

 

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エレベーターを降りると、3階があるのは建物のごく一部だけで、部屋が三つしかないことがわかった。

私達の部屋は真ん中で、滞在期間中両側は空室だったので、いわば最上階を占有したことになる。

 

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部屋に入ると、”特別”の意味がわかった。

通常欧州のホテルの部屋は狭いのだが、ここはとても広いのだ。

「ヨーロッパでこんな広い部屋は初めて」と彼女も驚いている。

 

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壁の絵が面白い。

料理の絵なのだ。

さすが美食の街ディジョンであり、二つ星レストランを擁するホテルだ。

 

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窓からは古い町並みが見える。

 

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目を横に巡らせば、教会の塔が見える。

ここは、サン・フィリベール教会。

大聖堂は並びなので、残念ながら窓からは見えない。

 

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ホテルでしばらく休んだあと、ディナーに向かう。

ディジョンで人気のレストランを予約しておいた。

でも、ランチもヴォリュームがあったので、彼女も「お腹が空かない」そうだ。

 

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途中には別の教会。

サン・ジャン教会。

ディジョンの旧市街には教会が多い。

 

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予約しておいたお店は、『プッコワ・パ』。

”Pourquoi pas”とは英語で言えば”Why not”、日本語では表現しにくいが、”いいね”とか”もちろん”といった感じ。

ディジョンで評価の高いレストランだ。

 

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開店時間の19時30分に入店したので客は少なかったが、30分以内には満席となってしまい、予約無しの客が何組か断られていた。

1ヶ月ほど前にホテルのコンシェルジュに頼んで予約しておいて良かった。

 

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料理のメニュー解読は彼女に任せ、私はワインリストと睨めっこ。

さすがブルゴーニュのレストラン、品揃えが素晴らしく色々と目移りしてしまう。

 

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選んだワインは、ガルニエ・エ・フィスが造る、コート・ド・ジュアン、シャブリ、プルミエ・クリュ、2016年。

 

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コート・ド・ジュアンはシャブリ地方の南西部にあるプルミエ・クリュの地区で、ガルニエ・エ・フィスはコート・ド・ジュアンの中でもNo.1の造り手と言われている。

 

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美しい輝きのある黄金色。

2016年とは思えないほどの強い凝縮感と熟成感。

酸とミネラルのバランスも素晴らしい。

ブルゴーニュで飲むと、一層美味しく感じるのかもしれない。

ディジョンの人気のレストラン、『プッコワ・パ』で彼女と過ごす楽しい夜は続きます。

 

 

 

 

 

 

 

一か月余り前、彼女が新大久保に行きたいという。

実は私も新大久保には10年ほど前に一度行ったことがあるだけで詳しくない。

「ハングルを話せるのに新大久保を知らないの」と彼女は手厳しい。

「ソウルなら案内できるけど・・・」と私。

ソウルには200回以上行っているので、大抵の場所はわかる。

ハングルも勉強したくなって、ソウルの大学の三カ月間の短期集中コースに入学し、首席で卒業した。

 

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彼女と新大久保駅で待ち合わせ。

10分ほど早く着いたので改札前で待っていたが、凄い混雑。

しかも聞こえてくるのは、ハングル、中国語、なまりのある英語と、行き交う人の人種も様々。

 

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彼女が到着し、向かったのは『民俗村』。

何処に行けば良いかわからなかったので、アメブロの”つるつるりん”さんの記事に出ていたこのお店を選んだ。

 

⇒ 新大久保「民俗村」で美味しい韓国料理を堪能!

 

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看板にはチーズタッカルビの写真。

彼女がチーズタッカルビを食べたいとのことなので、ここを選んだ。

韓国ではタッカルビは安い料理。

ソウルへの短期留学時は新村(シンチョン)のお店でよく食べていた。

 

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二階の店に上る階段には、韓流スターの写真がぎっしり。

 

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店内は韓国の古民家風の造り。

テーブルが個室で仕切られているので、友人達と来ても使い勝手がよさそうだ。

 

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実はこのお店は喫煙可。

予約時に禁煙を希望したところ、一番奥の部屋を取ってくれ、「他に客は入れませんので煙草の煙は大丈夫だと思います」との嬉しい配慮。

 

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テーブル上の和紙の照明が何気に可愛い。

 

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バンチャンは三種でどれも美味い。

バンチャンが美味しい店は、メインの料理も美味しいのだ。

 

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ドリンク・メニューにはワインも掲載されていたが、ここに来てワインを飲む必要はない。

彼女もマッコリを飲みたいとのことで、生(セン)マッコリを注文。

韓国では陶器の壺で出され、半割りの瓢箪で掬って器に注ぐところが多いが、ここでは薬缶で出されたので驚いた。

 

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民俗村サラダ。

韓国では一般的なドレッシングだが、彼女は甘いと言って敬遠。

 

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キムチ盛り合わせ。

この値段でこんなに沢山出されるとは。

銀座の韓国料理のお店なら、値段は三倍以上するだろう。

 

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チャプチェの量にも驚く。

彼女は美味しいと言ってどんどん食べたが、これだけでお腹がいっぱいになってしまったようだ。

 

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いよいよチーズタッカルビ。

 

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初めて食べる彼女は、「何だか辛そうね」、とちょっと引き気味。

「本来タッカルビは辛い食べ物なんだよ。でもプルダックほどじゃないし、チーズを絡めると味がマイルドになるから大丈夫だよ」と私。

 

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チーズが溶けて食べ頃。

辛いが、癖になる美味しさだ。

この後に、ポッサム、ヘムルパジョン、ムルネンミョンを食べようと話していたが、一皿のヴォリュームが半端ではないので、どの料理も完食できずに終了。

 

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壁際には、こんな可愛い韓国古民家の模型が置かれている。

「韓国料理も中華と同じで、人数が多い方が色々食べられて好いわね。ね、新大久保にはまた来ましょうよ」と彼女。

 

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店を出ると、腹ごなしに街を散策。

10年前に較べ、店も増え街も明るくなっている。

 

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半露店のようなショップもある。

ソウルにも昔はいっぱいあったが、街の再開発が進み、大型商業施設が立ち並ぶようになり、こんなお店はどんどん消えている。

新大久保に居ると、一昔前のソウルに居るような錯覚を覚えて楽しい。

 

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ドン・キホーテの店頭の商品も独特。

 

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なんと韓国食材がずらりと並んでいるのだ。

 

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彼女が甘いものを食べて休みたいというので、『タッ・カフェ』で一休み。

 

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天井に取り付けられたモニターでは、韓国のミュージックビデオが流されている。

 

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甘い物の予定だったが、最初はテキーラ。

私はクエルボのストレート、彼女はクエルボのジンジャーエール割り。

でも彼女がジンジャーエールが甘くて嫌というので、結局は彼女もクエルボストレートを追加注文。

 

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店長さんがライムを急いで届けてくれた。

ライムを口でギュッと噛んで、テキーラをぐっと呷ると美味い。

テキーラをストレートで美味しそうに飲んでいる彼女を見て、彼女がショーコさん化したように感じる。

 

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テキーラのあとは、パッピンス。

注文したのは、オレオチョコピンス。

かき氷の中に、砕いたオレオ。

ポッキーが刺さっているところが韓国っぽい。

凍らせた牛乳をかき氷にしているので、氷自体にほのかな甘み。

 

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『タッ・カフェ』を出ると、新大久保駅に向かう。

「あ、これも食べたかった。次は食べましょうね」と彼女。

駅に着いたが、食べ過ぎたお腹がまだ重いと言うので、一駅歩くことに。

 

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人気の少ない夜道を二人で肩を並べて歩くのは気持ちが良い。

もっと歩きたかったが、高田馬場駅に着いてしまった。

「次の駅までこんなに近いだなんて残念ね」と彼女。

「それならもう一駅歩こうか」と私。

「歩かない」

久し振りの新大久保を満喫した、楽しい夜でした。