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ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

ゴールデンウィークのある日、丸の内にお出かけ。

 

向かったのは「丸ビル」。

良い天気だが見上げる空には結構雲が出ている。

ビルの谷間に見えるのは、レインボーブリッジ。

 

目を右に移すと、皇居の隅っこが見える。

左のビルの上に突き出ているアンテナのようなのは、東京タワー。

 

今日のランチのお店は「丸ビル」最上階、36階のフレンチ、『ブリーズ・オブ・トウキョウ』。

 

入口の横には、大きなセラー。

ここにはフランスの銘醸ワインがぎっしりと詰まっている。

 

支配人の中村さんに迎えられ、テーブルに案内される。

今日は窓際のテーブルを予約しておいた。

 

今日のコース料理をチェック。

 

彼女が到着すると、すぐにソムリエがスパークリングワインを注いでくれる。

イタリア、エミリア・ロマーニャ州のキアリが造る、ランブルスコ・ビアンコ。

キアリはモデナで1860年に創業した老舗。

 

バゲットも届く。

お供はホイップバター。

 

アントレは、鮮魚のミキュイ、蕗の薹のタプナード添え。

料理の上には春を告げる山菜、うるい。

 

今日の鮮魚は鰤。

大きな切り身が三枚。

うるいと蕗の薹が使われ、春を感じる一皿。

 

スパークリングワインを飲み干すと、白をグラスで。

このあとには赤をボトルで頼んでいる。

カリフォルニアのベリンジャー・ワインズが造る、ベリンジャー、シャルドネ、カリフォルニア、2021年。

 

カリフォルニア・シリーズは、ベリンジャーが日本向けに造るカジュアル・ワイン。

カリフォルニアらしい芳醇な果実味。

日本向けと言いながら、バター系のソースを使った魚料理には合うが、刺身には合わせにくい。

 

ベリンジャーは1876年にナパ・ヴァレーに設立された、ナパで最古の歴史あるワイナリー。

ベリンジャーのワインには外れが無いので、アメリカでもよく飲んでいた。

 

グラスはリーデル。

 

新ごぼうと生姜のクリームスープ。

新ごぼうの素晴らしい香りに誘われ、撮影前に飲み干してしまった。

熱々のスープの上には、桜海老がトッピングされていた。

 

ポワソンは、本日の鮮魚、グリーンピースと豆乳ソース。

 

皮目がパリッと焼かれた本日の鮮魚は、真鯛。

プチポワと豆乳のソースの緑が色鮮やかで、とても滑らか。

 

肉厚の真鯛は旨みが強い。

振り掛けられているのは、カラスミのパウダー。

丸の内で彼女と過ごす素敵な午後は続きます。

 

 

 

 

 

 

5月のこと、ちぃさんと八重洲から日比谷に移動して過ごす、楽しい休日の午後の続き。

 

日比谷で向かったお店は、「東京ミッドタウン日比谷」の『三ぶん』。

ここは東銀座にあった人気店、『立ち呑み 三ぶん』が、「東京ミッドタウン日比谷」の開業を機に移転したお店。

『三ぶん』は立ち呑みのお店でありながら、ミシュランのビブグルマンを獲得していた。

 

ここでは、お隣にある和食割烹、『三分亭』の料理を味わうことができる。

そして、ここのもう一つの特徴は、器の素晴らしさ。

 

壁の黒板に書かれた本日の料理と日本酒を入念にチェックし、注文。

 

お通しはお猪口に入ったお粥。

 

二種の日本酒を選ぶ。

 

ちぃさんの酒は、山形県高畠町の米鶴酒造が醸す、 Cheerful かすみ 純米 生。

 

アルコール度数14%のフレッシュな生原酒。

使用米は、麹米が出羽燦々、掛米がはえぬきで、精米歩合は70%。

 

私の酒は、愛知県北設楽郡の関谷醸造が醸す、蓬莱泉 純米 霞月。

蓬莱泉と聞くと、名古屋のなぎささんを思い出す。

 

ピュアな米の旨みを味わえる純米酒。

ぬる燗で飲んでも美味そうだ。

使用米は、麹米が夢山水、掛米がチヨニシキ、精米歩合は65%。

 

ちぃさんと乾杯。

 

生湯葉刺身。

 

少しだけお醤油を垂らし、山葵と共にいただく。

これは美味い。

 

新生姜のさつま揚げ。

 

揚げたてのさつま揚げは、熱々でプリプリ。

和辛しで一層味が引き立つ。

 

次に選んだのは、この二本。

 

ちぃさんの酒は、再びうすにごり。

 

山形県東田川郡の鯉川酒造が醸す、鯉川 新米新酒 限定 うすにごり 純米酒。

 

使用米は、山形県産新米(銘柄非公開)、精米歩合は60%、酵母は協会7号。

 

私の酒は、福岡県久留米市の旭菊酒造が醸す、旭菊 純米酒 六号。

 

使用米は夢一献、精米歩合は65%。

福岡の蔵で使用酵母が協会6号というのが面白く、注文。

 

再び乾杯。

「東京ミッドタウン八重洲」の『スタンドBUCHI』で生ビール、『ラ・テラッツァ サバティーニ』でワイン、そして「東京ミッドタウン日比谷」の『三ぶん』で日本酒と、今日もよく飲んだ。

 

店を出ると、館内の人出が増えている。

エスカレーターに乗るにも行列に並ばなければならない。

 

私達は中央のエスカレーターを避け、奥の通路を通ってステップ広場に出ることとする。

 

既に夕方となり、明かりが点り始めた。

ちぃさんと過ごす、八重洲と日比谷での楽しい休日の午後でした。

 

 

 

 

 

 

5月のこと、「東京ミッドタウン八重洲」で、ちぃさんと過ごす楽しい午後の続き。

 

『ラ・テラッツァ サバティーニ』でのランチを終えると、4階、5階の”イノヴェーション・フィールド・ヤエス”を見学することに。

「都市と地域のイノベーションの起点として、企業・アカデミア・スタートアップなどが集う、交流と創発の拠点。
ライフサイエンス分野をはじめとした産業創造や、東京大学との連携による共同研究等で培った三井不動産のノウハウやネットワークを活用し、イノベーションに必要な「場」と、地域や産業分野を超えた共創の「機会」を提供します」とのこと。

 

5階の中央には、広いビジネス交流ラウンジ。

「首都圏のビジネスパーソンから、国内外からの出張者まで、多様な人が利用可能なビジネス交流施設。イベント後のネットワーキングの場としても利用が可能です」とのこと。

 

ラウンジ内にあるのは、『チカバキッチン東京八重洲』。

「日本各地の逸品と、食に対する様々な取り組みをピックアップし、皆様と食のセレンディピティーを演出いたします。東京駅の”チカバ”で日本全国を”チカバ”に、食を”チカバ”に感じられる場所」なのだそうだ。

 

ここには緑豊かな広いテラスが併設されている。

土が浅い屋上庭園でこれだけの大きな樹が植栽されているのは素晴らしいこと。

「ギンザシックス」の屋上庭園も良いが、ここはそれに次ぐ緑の豊かさだ。

 

白い花が咲いているのは、ヤマボウシ(山法師)。

ハナミズキ(花水木)にそっくりな花だが、開花期が少し遅く、葉が出てから開花するので簡単に見分けがつく。

 

ミズキ科サンシュユ属(ヤマボウシ属)の落葉高木で、原産地は日本、中国、朝鮮半島。

白い花弁のように見えるのは、ハナミズキと同じく総苞片。

花言葉は、”友情”。

 

可愛い白い花も咲いている。

まるでボンボンのようだ。

これはシロバナヤエウツギ(白花八重空木)。

 

アジサイ科ウツギ属の落葉低木で、日本原産。

花言葉は、”古風”。

 

3階のテラス席からはグランルーフの大屋根に遮られて見えなかったが、5階のテラスからは東京駅丸の内駅舎のドーム屋根が見える。

 

大手町方向もビルが建て込んできた。

 

窓にはシート状のLEDが貼られ、映像が映し出されている。

 

吉岡徳仁作の「STAR」を上から見下ろすのも面白い。

 

「東京ミッドタウン八重洲」を出ると、次は何処に行こうかと相談しながらヤエチカを散策。

驚くほどの人出で、真っすぐ歩くのも難しいほど。

 

ヤエチカはリノベーションが進み、綺麗になって新しい店も色々出来ていえう。

ここは一度訪問してみたい広島焼きのお店、『電光石火』。

「ヤエチカでハシゴ酒をしても楽しそう」と、ちょぃさん。

 

地上に出ると、東京国際フォーラムを抜ける。

また雨が降ってきた。

ちぃさんが傘を出して差し掛けてくれようとするので、「春雨じゃ、濡れてまいろう」と月形半平太を気取ってみる。

(5月の記事です。)

 

丸の内仲通りに出る。

ここには花が絶えることがない。

 

晴海通りまで来た。

ここを渡ると、この先は日比谷仲通り。

 

雨の中でもゴジラは元気に吠えている。

 

辿り着いたのは、「東京ミッドタウン日比谷」。

「ミッドタウン」の八重洲から日比谷に梯子をしてしまった。

 

アトリウムで何の催しもないと、ちょっと寂しく感じる。

 

ちぃさんと相談して選んだお店は、日本酒の『三ぶん』。

『スタンドBUCHI』で生ビール、『ラ・テラッツァ サバティーニ』でワインを飲んだので、三軒目は日本酒の店を選んだ。

日比谷での楽しい午後は続きます。

 

 

 

 

 

 

5月のこと、ちぃさんと「東京ミッドタウン八重洲」のイタリアン、『ラ・テラッツァ サバティーニ』で過ごす楽しい午後の続き。

 

ローズマリーのフォカッチャが届く。

香りが素晴らしい。

 

フォカッチャのお供は、E.V.オリーブオイルたっぷりの自家製タプナード。

 

飲んでいるのは、ラルス、スプマンテ、ブリュット。

チェヴィコがエミリア・ロマーニャ州で造る、トレッビアーノ100%のスプマンテ。

 

アンティパストミストが届く。

 

豚のテリーヌ。

 

メダイのカルパッチョ。

 

ミラノサラミのサラダ。

卵の黄身はミモザに見立てているのだそうだ。

 

スプマンテを飲み干すと、白のボトルを抜栓。

 

シチリアのコントリが造る、コステビアンコ、2019年。

 

このワイン、情報がほとんど無い。

コントリは1930年創業で、今では大手の造り手のようだ。

 

爽やかな柑橘系の香り。

フレッシュな果実味、後味には心地良い軽い苦み。

アンティパストと良く合いワインが進む。

ぶどうは、グリッロ、グレカニコ、シャルドネ。

 

プリモの一皿目は、バジリコ、モッツァレラ、トマトソースのピッツァ、マルゲリータ。

 

生地はパリッと焼かれ、香ばしくて美味い。

 

プリモの二皿目は、ホタテと春キャベツのアーリオオーリオ・スパゲッティ。

一皿を二人でシェアでお願いしたら、二つの皿で出してくれた。

 

半人分とは思えないたっぷりの量。

こんなサービスが嬉しい。

 

ホタテが三個入っていた。

この皿も美味い。

 

セコンドは、国産豚のロースト、マスタードソース、トリュフ添え。

 

黒トリュフは可愛ゆく二枚のみ。

マスタードソースが豚ロース肉に良く合う。

 

パティシエ特製本日のドルチェは、ティラミス。

マスカルポーネとリキュールの香りが素晴らしい。

何時ものとおり、ちぃさんのドルチェの大半は私が美味しくいただく。

 

〆は濃いコーヒー。

 

気楽な店構えとは言え、やはり『サバティーニ』の料理は美味い。

 

今日は生憎の雨模様の天気。

八重洲、丸の内の空は重い雲に覆われている。

 

遅めの時間のランチの予約だったので、店を出る頃は15時を過ぎていた。

店内にも僅かな数の客を残すのみとなっている。

ちぃさんと「東京ミッドタウン八重洲」で過ごす楽しい午後は続きます。

 

 

 

 

 

 

5月のある休日。

ちぃさんと東京駅で待ち合わせ。

 

八重洲中央口を出ると、外は雨。

そこでヤエチカに入り目的地に向かう。

 

向かったのは、八重洲セントラルタワーの「東京ミッドタウン八重洲」。

 

今日のランチはイタリアンのお店を予約しているが、その前に二階の「ヤエパブ」でアペロの予定。

 

ここに来るのは、「東京ミッドタウン八重洲」の開業後二ヶ月で三回目。

今回選んだお店は、『スタンドBuchi』。

 

ワイン、日本酒など豊富なメニューがあるが、ランチでワインを飲む予定なので、ここでは生ビールで乾杯。

 

生ビールはハートランド。

 

ビールのお供は、とん平焼き。

これがヴォリュームたっぷりで美味い。

 

お水のカップをよく見ると、ひょっとしてカップ酒の容器のような。

 

日本酒メニューを見ると、全てカップ酒。

ちぃさんのは秋鹿のバンビカップ、私のは御代桜のパンダカップ。

 

ワインもチェック。

全て日本ワインで、Kidoワイナリーの城戸オータム・カラーズ、ルージュ、2021年がある。

 

飾られている空き瓶の中にも、城戸プライベート・リザーヴ、シャルドネ、2016年。

話しを聞くと、店長さんが城戸ワインの大ファンなのだそうだ。

 

時間となったので、三階の予約しているお店に向かう。

 

ランチのお店は、『ラ・テラッツァ サバティーニ』。

 

お店の前には長い行列。

「予約をしないで来る人が多いんだね」と私。

「私達は予約しているから大丈夫ね」とちぃさん。

ところがレセプションで予約名を告げると、「順番にお呼びしますので列に並んでお待ちください」とのこと。

驚いたことに、この長い列は皆さん予約の人たち。

 

席が空くたびに予約の人が店内に呼び込まれる。

待つこと約10分、ようやくテーブルに案内される。

もう5月中旬ということで、テラス席を予約しておいた。

 

ところが今日は雨。

でも屋根付きのテラスなので雨は吹き込んでこない。

 

目の前には東京駅八重洲側のグランルーフが広がる。

その後方に見えるのは、丸の内側の高層ビル群。

 

広いテーブル上には二人分のセッティング。

 

パン皿にも”サバティーニ”の紋章。

 

テーブル上にはメニューカルテ。

本日の特別コースを予約しておいた。

 

アンティパスト、プリモ、セコンド、ドルチェのコース。

プリモ・ピアットはパスタかピッツァを選ぶようになっているので一つずつ選び、二人でシェアすることにする。

 

最初はスパークリングワインをグラスで。

 

ちぃさんと乾杯。

新しいボトルが抜栓されたので泡立ちが良く、冷えたスプマンテが美味い。

 

ラルス、ブリュットは、チェヴィコがエミリア・ロマーニャ州で造る、トレッビアーノ100%のスプマンテ。

ちぃさんと過ごす八重洲の新しいイタリアン、『ラ・テラッツァ サバティーニ』での楽しい午後は続きます。

 

 

 

 

 

9月のこと、丸の内のシュラスコ店、『バルバッコア・クラシコ』で彼女と過ごす楽しい夜の続き。

 

肉をたっぷり食べた後は、焼きパイナップル。

 

この甘さが堪らない。

 

焼きチーズも好きだ。

 

ワインを4種類、5杯を飲んだ後は、カイピリーニャ。

砂糖控えめで作ってもらった。

「カイピリーニャのお酒は何なの」と彼女。

「サトウキビで造られる蒸留酒のカシャッサだよ」と私。

「何でもすぐに答えてくれるところが好きよ」と言われ、酔いも手伝って嬉しくなる。

 

もう少し肉を食べることにする。

フラウジィニア、カイノミ。

 

お腹はいっぱいでもこの焼き色を見ると再び食欲が湧く。

 

カイピリーニャの2杯目はノンシュガーで。

 

このライムもスティックで押しつぶして味わう。

強い酒なので、酔いが回ってきた。

 

気が付くと、店内はほとんど満席で賑やか。

お隣のテーブルは予約時間が遅いようで、お陰で私たちは静かに食事を楽しめている。

 

肉の〆は、一番好きなピッカーニャ、イチボ。

 

厚くスライスしてもらった。

 

〆のワインは、アルゼンチン、メンドーサのカテナが造る、カテナ、マルベック、2020年。

 

マルベックは元々はフランス、スッド・ウエスト地方のぶどう品種だが、今ではアルゼンチンを代表する赤ワイン用ぶどう。

世界のマルベックの作付面積の約90%がアルゼンチンなのだそうだ。

そしてメンドーサはアルゼンチンを代表するワイン産地。

 

豊かな黒果実の香り、強い果実味と深い熟成感。

アルゼンチンのマルベックは美味い。

熟成はフレンチオークの樽70%、アメリカンオークの樽30%で12ヶ月間。

 

カイピリーニャとマルベックの並行飲みも楽しい。

 

〆には炭水化物を食べたくなる。

バスマティライスが美味い。

でももうお腹はいっぱい。

 

ここで彼女から、「デザートを取りに行きましょうよ」と涼しい顔で恐ろしい発言。

 

彼女のデザートプレート。

 

私のデザートプレート。

お腹はいっぱいと言いながら、彼女につられて皿に盛り込んでしまった。

 

デザートのお供はマルベック。

 

ケーキ類に続き、アイスクリームも。

ピーチソルベとバニラアイス。

「どこにあるの。私も食べたい」と彼女が言うので、急いで彼女の分も取りに行く。

 

席に戻ると、サプライズのバースデープレートが届く。

このお店を予約したのは私だが、彼女が私に内緒でお店に依頼してくれていた。

ハピバプレートを前に、二人で記念撮影。

 

コーヒーとともに美味しく味わう。

やはり『バルバッコア』での食事は楽しい。

昨年に比べて随分値段が上がっているのは悲しいが、昨今の物価上昇と円安を考えると仕方がない。

満腹満足で店をあとにする。

 

「新丸ビル」のフロアーにはアガパンサスに似た植物が並んでいる。

何という植物だろうと近付いてみると、何と造花だった。

彼女と過ごす、丸の内の夜は素敵に更けていきました。

 

 

 

 

 

 

 

9月のこと、丸の内のシュラスコ店、『バルバッコア・クラシコ』で彼女と過ごす楽しい夜の続き。

 

サラダを食べながら、肉も食べ始めることにする。

 

シュラスコ用のモーリョは二種。

野菜モーリョ(野菜のビネガーソ-ス)と醤油モーリョ(醤油ガーリックソース)。

 

和牛アルカトラは、和牛のランプ肉。

 

適度にサシが入り、とても美味い。

 

フラウジィニアはカイノミ。

 

この焼き色が素晴らしい。

 

窓の外は暮色が濃くなっている。

 

ペッパーステーキ。

部位はピッカーニャ、イチボ。

 

イチボは好きな部位。

胡椒が効いて美味い。

 

肉を食べ始めたので、赤ワインを飲むことに。

 

カリフォルニアのエイリアス・ワイナリーが造る、エイリアス、ピノ・ノワール、2021年。

 

ラズベリーやブラックベリーのフレッシュな香り。

綺麗な酸を持ち、果実味のあとには黒い土やシガー、そして樽由来のバニラのニュアンス。

バランスの良いミディアムボディのピノ・ノワールだ。

 

大好きなピッカーニャ、イチボ。

切り取られる肉片をトングでつまんで受け取る。

一切れでは足りない。

次々と切ってもらう。

 

私は三枚を、彼女は二枚を切ってもらった。

 

これは、アルカトラ、ランプ。

 

和牛のランプ肉に比べると、脂が少なく赤身が強い。

 

ビッフェ・デ・チョリゾー、サーロイン。

どの肉も焼き色が素晴らしい。

 

二種類目の赤ワインは、カベルネ・ソーヴィニヨン。

 

カリフォルニアのボーリュー・ヴィンヤードが造る、BV、カベルネ・ソーヴィニヨン、カリフォルニア、2020年。

 

濃厚な黒果実のニュアンス、タンニンも充分にあり肉によく合う。

アルコール度数は13.8%と高い。

熟成はフレンチオークの樽で10ヶ月。

彼女と過ごす、丸の内の楽しい夜は続きます。

 

 

 

 

 

 

またまた時系列を飛び越えて、9月のこと、彼女が肉を思いっきり食べたいとのことで、シュラスコを食べに行くことにした。

 

向かったのは『新丸ビル』。

何時ものように、この長いエスカレーターで1階に上る。

 

1階のロビーは何時も人が少なく、この広々としたシックな空間が好きだ。

 

彼女と待ち合わせているお店は、『バルバッコア・クラシコ』。

 

彼女が到着し、店内に進む。

 

開店後間もないので店内に客の姿は僅かだが、今夜も予約で満席なのだそうだ。

 

私たちのテーブルは何時ものとおり、店の一番奥の窓際。

 

最初はスパークリングワイン。

 

オーストラリア、ヴィクトリア州のアンドリュー・ピースが造る、アンドリュー・ピース、スパークリング、シャルドネ・ピノ。

 

アンドリュー・ピースは、ワインメーカーズ・ノートの造り手として有名。

 

綺麗な果実味を酸とミネラルが引き締め、フレッシュかつ爽快なボディを形成。

セパージュは、シャルドネ80%、ピノ・ノワール20%で、シャルマ方式で造られている。

 

まずはサラダバーへ。

 

新鮮なサラダがたっぷり。

どれも食べたくなるが、肉を食べられなくなるので取り過ぎ注意。

 

チーズやシャルキュトリーも美味しそう。

 

ドレッシングは6種類。

私はシャンパン・ドレッシングを選ぶ。

 

フェイジョアーダもあるが、何時も肉でお腹がいっぱいになり、ここでは一度も食べたことがない。

 

かなり抑制したつもりだが、それでも大きな皿がいっぱいになった。

「お皿が大き過ぎるのがいけないのよね。サラダでお腹をいっぱいにしようというお店の策略かしら」と彼女。

 

「自制心のテストみたいな心境だけど、今回もお店の策略にハマったみたい」と私。

でも肉を食べる前にベジファーストは必須だし、大好きなパルミットとパルミジャーノ・レッジャーノは外せない。

 

スパークリングワインを2杯飲んだ後は、白ワイン。

このお店の好きな点は、ワイングラスが良いこと。

 

アルゼンチン、メンドーサのカテナが造る、カテナ、シャルドネ、2021年。

メンドーサはアルゼンチンの中心的ワイン産地。

 

自社畑で収穫したシャルドネを自然酵母で発酵させ、フレンチオークの樽でシュール・リーで10ヶ月間熟成。

アルコール度数は13.5%と強い。

カリフォルニアの上質のシャルドネを彷彿とさせる味わい。

豊かな果実味、活き活きとした酸とミネラルを持つシャルドネが美味い。

 

サラダに合わせ楽しむ。

彼女と過ごす、丸の内の楽しい夜は続きます。

 

 

 

 

 

 

5月のウォーキング。

 

塀の上に顔を出しているカーブミラーに映る自分に向かい、羽をばたつかせ、嘴でつつき、鋭い鳴き声で威嚇を続けるカラスを見付けた。

鏡に映る自分の姿を、縄張りに侵入してきた敵と認識しているのだろうか。

その様子を撮影しようとスマホを掲げた途端、身体を固めて新たな敵(私のこと)に意識を集中してしまった。

 

そして鋭い声でひと鳴き。

まるで、「俺は忙しいんだ、早くあっちへ行け」と叫んでいるようだ。

それにしてもこのミラー、何のためにここに置かれているのだろうか。

 

光沢のある濃いピンクの花は、ハマミズナ科ランプランサス属/デロスペルマ属の常緑多年草、マツバギク(松葉菊)。

原産地は南アフリカ。

 

花色は、赤、紫、ピンク、白、黄、オレンジと多様だが、もっとも多く見かけるのはこの濃いピンク。

花言葉は多く、”心広い愛情”、”のんびり気分”、”怠惰”、”愛国心”、”勲功”、”忍耐”、”無邪気”、”可憐”。

 

ピンクの細かな花がびっしりと咲いているのは、シモツケソウ(下野草)。

光が強くて白けて見えるが、実際にはもっと鮮やかな濃いピンク。

バラ科シモツケソウ属の落葉多年草で、原産地は日本で、関東以西の本州、四国、九州。

 

花色はピンクのほかに白がある。

花言葉は、”純情”、”穏やか”。

 

花の記事も今や5ヶ月遅れ。

そこでたまには現在の花の写真もアップ。

芳香に導かれて見付けたのは、大きなキンモクセイ(金木犀)。

 

モクセイ科モクセイ属の常緑小高木で、原産地は中国。

キンモクセイの中国名は丹桂、ギンモクセイは銀桂、ウスギモクセイは金桂、これらを総称して桂花と呼ぶ。

あれ、桂花と言えば、熊本ラーメンの名店を思い出す。

 

春の沈丁花、夏の梔子、秋の金木犀は、三大香木と称される。

花言葉は、”謙虚”、”謙遜”、”気高い人”。

 

そして現在のベランダガーデニングのお話。

今は松葉牡丹が花盛りで、毎日30~40輪も咲いている。

オオベンケイソウの花も咲き始めた。

そして形が悪いこの植物は、アリッサム。

何故こんなぼうぼうなのかというと、これは園芸店で買ったものではない。

 

アリッサムは耐暑性がなく、日本の夏の暑さには弱い。

昨年秋に買った株が夏に枯れてしまったが、その後こぼれ種が発芽し、成長したもの。

見た目はあまりよくないが、実生で育てた花だと思うととても可愛い。

 

先週の収穫。

ミニトマトはもう成長しないまま赤く色づくようになった。

鷹の爪は高温障害による発育不良の実が減り、形の良いものが増えてきた。

 

今週の収穫。

明るい場所で撮影したら色が白けてしまったが、実際の色合いは上の写真と同じ。

発育不良のミニトマトはあと僅かを残すのみ。

鷹の爪は少しは収穫本数が増えてきたが、昨年はこの時期には毎週数十本が採れていたので、今年は高温障害のため70%ほどの減収。

 

10日前に蒔いたフェンネルの種が発芽した。

これは大きく育てるための苗ではなく、冬の間室内で育て、料理に使うためのもの。

二年前に採取した種なので発芽するか不安だったが、発芽率50%といったところで一安心。

 

今夜のナイトキャップはテキーラ。

テキーラはメキシコのハリスコ州を中心とした五つの州でブルーアガヴェを原料として造られた蒸留酒。

 

ホセ・クエルボは1795年創業の老舗で、テキーラの販売量No.1を誇る生産者。

 

今夜はロックで飲みたいので、「帝国ホテル」の『オールド インペリアル パー』のグラスを使うことに。

 

氷を入れる前に、ストレートで香りを楽しむ。

こうして撮影しても、水にしか見えない。

 

上から見ると、”IMPERIAL HOTEL”の文字が見える。

透明なので、ここにテキーラが入っていることがわからない。

若い頃は六本木のクラブでテキーラをガンガン飲んでいたことを思い出す。

テキーラを楽しんだ、ある夜のナイトキャップでした。

 

 

 

 

 

 

4月のこと、友人達と京橋の「アーティゾン美術館」で過ごす楽しい美術鑑賞の続き。

今日のメンバーは、かずみさんご夫妻、しづちゃん、そして私。

 

鑑賞している企画展は、”見る、感じる、学ぶ アートを楽しむ”。

 

セクション3は、”印象派の世界を体感する-近代都市パリの日常風景”。

印象派の画家たちが活躍した19世紀最後の四半世紀、この時代のパリを舞台として、二人の画家、ベルト・モリゾとギュスターヴ・カイユボットに焦点を当てて作品が展示されている。

 

ベルト・モリゾは印象派グループの数少ない女性画家の一人。

エドゥアール・マネと家が近く出身階級も同じであったことから、モリゾ家とマネ家は親密な付き合いがあった。

マネはベルト・モリゾをモデルとして11点の作品を描いている。

 

ベルト・モリゾ、「バルコニーの女と子ども」(1872年) 油彩・カンヴァス

ベルト・モリゾの代表作で、今回の企画展パンフレットの表紙になっている。

場所はシャイヨー宮にほど近いモリゾの自邸のバルコニー。

見える景色はトロカデロ庭園、セーヌ川、シャン・ド・マルス公園、遠景にはアンヴァリッドの金色のドーム、サント・クロチルド聖堂のふたつの尖塔、そしてノートルダム大聖堂。

これらの遠景に較べ、人物はとても精緻に描かれている。

印象派の手法が色濃い作品だが、この絵を見て何時も思うのは、右側の花台となっている無骨な石柱の存在。

この絵にこの石柱が必要なのかと不思議に感じてしまう。

 

ファッションプレート(1872年頃)

モリゾの絵に描かれているのは、長姉のイヴ・ゴビヤールとその娘、ポール・ゴビヤールと考えられている。

母親は黒のウォーキング・ドレスにフォワード・ティルト・ハット、手にはピンクの日傘。

娘はピナフォア・ドレス。

スカートの後部を膨らませるバッスルの形がわかるように母親は横向きに描かれ、娘はドレスの細部がわかるように後ろ向きに描かれている。

まさに当時のパリの高級ブルジョア階級の流行ファッションなのだ。

 

2018年4月の調査により、この絵の下には別の絵が描かれていることが判明している。

それは子供を抱く母親のようだ。

気に入らない絵を塗りつぶし、次の絵のカンヴァスとして利用したのだろうか。

 

シャルル・ロイトリンガー、「エドゥアール・マネ」 ウッドベリータイプ

ベルト・モリゾと親交があり、モリゾの絵に影響を与えたエドゥアール・マネの写真も展示されている。

 

エドゥアール・マネ、「オペラ座の仮面舞踏会」(1873年) 油彩・カンヴァス

シルクハットと燕尾服の上流階級の男性達と一緒に居るのは、踊り子や高級娼婦達。

今から舞踏会が開演するのだろうか、人々の興奮や熱気が感じられる。

 

エドゥアール・マネ、「メリー・ローラン」(1882年) 油彩・カンヴァス

マネは最晩年になると病気のため大作を描くことができなくなり、親しい女性たちの肖像画を描くようになった。

その中でもお気に入りはメリー・ローランで、彼女の絵を何枚も描いている。

 

ピエール=オーギュスト・ルノワール、「少女」(1887年) パステル・紙

印象派と言えば、ルノワールなしには語れない。

ブルーの瞳と、ドレス、背景のブルーが調和して美しい。

イタリア・ルネッサンスや新古典主義の影響を受けていた”硬い時代”の作品なのだそうだが、やはりルノワールらしい絵だ。

 

ピエール=オーギュスト・ルノワール、「すわるジョルジェット・シャルパンティエ嬢」(1876年) 油彩・カンヴァス

ルノワールの少女像は本当に可愛い。

パトロンの出版業者、ジョルジュ・シャルパンティエから最初に依頼された家族の肖像画で、モデルは長女のジョルジェット(当時4歳)。

 

エヴァ・ゴンザレス、「眠り」(1877-78年頃) 油彩・カンヴァス

エヴァ・ゴンザレスも、印象派の女性画家。

16歳でシャルル・シャプランのアトリエで学び始め、のちに弟子としてデビュー。

また、エドゥアール・マネの唯一の正式な弟子としても知られている。

マネの人物を浮かび上がらせる写実的な手法を用いながら、女性の美しい肖像画で有名なシャプランのロマンチックな女性表現が見られる素晴らしい作品だ。

 

カミーユ・コロー、「オンフルールのトゥータン農場」(1845年頃) 油彩・カンヴァス

まさに風景画家コローの名作。

コローはノルマンディー地方の港町オンフルールを1820年代から何度も訪れている。

オンフルールの高台にあるサン=シメオン農場は宿屋を兼ねていた。

やがて「トゥータン叔母さんの農場」と呼ばれるようになり、ここに多くの画家が逗留した。

 

次に焦点が当てられているのは、ギュスターヴ・カイユボット。

印象派の画家で、印象派展に出品する傍ら、その活動を経済的に支えたことでも知られる。

 

ギュスターヴ・カイユボット、「ピアノを弾く若い男」(1876年) 油彩・カンヴァス

1876年の第2回印象派展に出品された、カイユボットの代表作の一つ。

パリのミロメニル通りの自邸でピアノを弾く弟のマルシャルを描いたもの。

ピアノは当時好まれた画題だが、弾き手が男性というのは珍しい。

まず目を奪われるのはその精緻な表現。

窓から差し込む光がピアノや脚に反射し、上げられた蓋には指や鍵盤が映っている。

これは印象派としてはかなり異質で、題材は別として新古典主義の絵なのではと思ってしまう。

 

ピエール=オーギュスト・ルノワール、「ピアノを弾く女」(1875-76年)

アート・インスティテュート・オヴ・シカゴ

1876年の第2回印象派展に、「ピアノを弾く若い男」と同じく出品された作品。

同じ印象派のルノワールが描くと、ピアノを弾く女性はこんなに違う表現となる。

 

エラール社、グランドピアノ(1877年)

19世紀後半にフランスで最も人気のあったピアノメーカーは、エラール社。

当時はエラールという言葉自体がピアノを意味したほどだ。

 

エドガー・ドガ、「浴後」(1900年頃) パステル・紙

同じく印象派のドガは踊り子と共に浴室の裸婦を題材とした絵を多く描いている。

カイユボットとの画風の違いが一層際立つ。

 

エルガー・ドガ、「レオポール・ルヴェールの肖像」(1874年頃) 油彩・カンヴァス

ルヴェールは、ドガの友人の印象派の画家。

頭部は極めて精緻に描かれ、一方で洋服や背景は素早く大胆な筆遣いで描かれ、印象派の特徴が出ている。

 

ギュスターヴ・カイユボット、「イエールの平原」(1878年) パステル・紙

印象派の画家は風景画も得意としている。

パリ郊外のイエールにカイユボット家は11ヘクタールの敷地を持つ夏の邸宅を保有していたことから、カイユボットはイエールの風景を数多く描いている。

 

マリー・ブラックモン、「セーヴルのテラスにて」(1880年) 油彩・カンヴァス

印象派の女性画家、マリー・ブラックモンもパリ近郊のセーブルの様子を描いている。

 

フェリックス・ブラックモン、「セーヴルのヴィラ・ブランカのテラスにて(制作中のマリー・ブラックモン)」(1876年) エッチング

マリーの夫、フェリックスの作品。

 

カミーユ・ピサロ、「菜園」(1878年) 油彩・カンヴァス

パリの北西約40kmにある街、ポントワーズに度々滞在し、膨大な量の絵を制作している。

この「菜園」はポントワーズの名産品、キャベツの畑を描いたもの。

 

この後さらに、もう一つの企画展、”画家の手紙”や常設展も鑑賞したが、全部で83点もの作品群だったので、今回の記事では割愛。

 

クリスチャン・ダニエル・ラウホ、「勝利の女神」

最後に、大好きな大理石の彫像の前で記念撮影。

友人たちと過ごす、京橋の「アーティゾン美術館」での楽しい午後でした。