L.A.暮らし始まる










2,3日するといつのまにか適応してしまって、不思議と思わなくなるのが不思議です。
トイレ・洗面所・お風呂兼のスペースにも、超甘くてまがまがしい色のジュースにも、大型ハンバーガーにも慣れてしまいました。

写真展:彩りの時
シャネル ネクサスホールで開催されていた、大出一博氏の写真展「彩りの時~美しい四季・女性・着物~」 。
大出氏の写真に様々な文化人がエッセイを寄稿した作品約90点の展示。
タイトルどおりの四季の花々と着物の女性たちにかなり魅せられた。
妖艶、はかなさ、幼さ、哀愁 いろいろ感じられたのは、女性の表情や物語を感じる背景のせいもあるけど、やはり着物であるせいと思う。
着物は日本人女性の特権。
日常的に着物を着られるような女性になれたらと思うけど、現実はなかなか厳しい。
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歌のお仕事:パレスホテル立川

事務所からもくれぐれも早めに到着するようにと連絡があり、リハの30分前には無事全員集合。
一人でも欠けたら仕事にならないからこういうときはどきどきである。
*本日の曲目*
入場:EVERYTHING
ケーキ入刀:星に願いを
中座中ライブ:YOU CAN'T HURRY LOVE / CAN'T TAKE MY EYES OFF OF YOU
再入場~キャンドルサービス:HOW DEEP IS YOUR LOVE / 美女と野獣
ご両親プレゼント:IF WE HOLD ON TOGETHER
例えば入場では扉オープン~高砂着席までを歌うことが多いのだけど、曲の途中で高砂到着となった時に、きりのよいところまで歌いきるかフェードアウトした方がよいか、その日の状況や雰囲気次第での判断となる。
逆に曲が足りなければどこかを繰り返してみたり、間延びしそうなら途中をすっとばしてサビに飛んだり、そういったことを歌いながらメンバー同士アイコンタクトと手サインで対応する。

以心伝心がうまくいけばいいけど、うまくいかないと一人だけ違うところを歌っちゃたりする。
今回は、どの場面でもタイミングよく盛り上がり、いい感じに歌いきることができました。
再入場~キャンドルだけは思いのほかテーブル周りに時間がかかり、1曲目のHOW DEEP IS YOUR LOVEをリピート再生の如く3回も繰り返すことになってしまったけど。

渡米準備:さる便と国際免許
郵送ということになると最も安いのは船便だけど

「3箱同時に出したら、1つは1ヵ月後に届き、1つは3ヶ月後に届き、最後の1つは届かなかった」
という友達の経験談を聞いてしまったので、どうもしりごみしてしまう。
海外への郵送にリスクはつきものとはいえ少しでも減らしたいし、あまりに時間がかかるのも困るので、航空便より安く船便より早く着くという「SAL便」で、ためしに1箱送ってみた。
本と楽譜と靴2足とウエットスーツ2枚だけでこんなにかかるとは~。

郵送するものも厳選しないと散財してしまう。
厳選するのって優柔不断の私にとってはもっとも不得意分野なので、ちっともはかどらない。
気を取り直して、国際運転免許証を取りに免許センターへ。

顔写真を提出して、手数料を支払って、その場で即発行。
海外の交通標識もなにも知らないのに、これで運転できてしまうのって大丈夫?と思ってしまう。
パスポートやビザは旧姓のままなのだけど免許は新姓で発行となる。
そのことについて発行窓口のおばさんとおじさんが、
「パスポートの氏名変更の訂正追記しなきゃだめよ。」
「なにかあったときに氏名が違うとやっかいだからねぇ。」
「そうよぉ。よくそういうトラブルの話きくのよぉ。」
「だからやっといた方がいいよー。」 とたたみかけてきた。
あきらかに一人用の狭い窓口ののぞき窓みたいなところから、おじさんおばさん2人仲良く身を乗り出して語りかけられると、そうしなきゃいけない気になってくる。
でも訂正すると今度はビザと氏名が相違しちゃうし、「なんで新姓で取得しなかったんだ」とか問題になったらいやだし。。。
パスポートセンターの人に聞いても「大使館にきかないとわからないです」といわれちゃうし、大使館のビザ問い合わせは1回1,500円もするからもうかけたくないし。。。
(すでにビザ取得時に体験済)
そうこうしているうちに、ろっすぃは旅立ってしまいました。


渡米準備:引越戦闘開始
ろっすぃが急に動き出した。
出発まであと1週間強なので、当然と言えば当然だが、あまりの急さについていけない。
家の中は急激にぐちゃぐちゃとなり、いらないものが次々発見され、大事なものは次々行方不明となる。
彼は7/11、私は7/28に旅立つ。
米へはほとんど荷物は持っていかず大半を日本においていくのだが、引越し業者を頼まず、自分たちで各実家へ運ぶことにしたので、男手があるうちに大きい物・重いものを運び出さなければならない。
この機を逃すと、残された私ひとりでやることになるのは必至。
そんなわけにはいかないので、私もがんばって荷詰めを始める。
そんな中問題になったのは我が家の植木アレカヤシ。
車に入る大きさではないので、配送してもらおうと思ったら、引越しの一部としての植木の配送はあっても、植木単品での配送の取り扱いがどの宅配業者もない(もしくは買い直した方が安いと思われる程高い。)のである。
人生の転機となったときに購入し、なんの手入れをしなくてもすくすく育ってくれたこのアレカヤシには、かなり愛着がある。
「短く切っちゃえば車に乗るんじゃない?」
と言われた。
そんなのひどい。ぜったいだめだめ。
「じゃあ電車で運ぶよ」
はじめは冗談かと思った。でも本気らしい。
大きいし重いし持ちずらいし、ほんとに電車で運べるのかなぁ。
周囲の反対意見に押し切られ、電車は取りやめとなりました。
長めの車の後ろからフロントまでをつかってなんとか運び出しました。

渡米準備:借主決まる
留守宅となる我が家の借主が決まりました。
先述のとおり“家具付き”での賃貸をもくろんでいた私。
内見前の仲介不動産屋さん情報にて「今回内見に来る方はNYに家をお持ちで、仕事で日本に来る時や奥様が長期滞在したりする用の賃貸物件をお探しとのことなので、家具付きを希望されるかもしれませんよ」と聞き、ますます期待は高まる。
内見の日。なかなか気に入って下さっている様子。
ニコニコと世間話をして気が緩まったところへ、何気なく家具付きをそそのかしてみる。
すると
「たしかに家具が備わっていれば便利ですよねぇ」
とおっしゃる。これはいけるかも!
しかし喜びもつかの間。
「便利ですけど、でも・・・」ときた。
家具等は傷つけてしまったらと気にするのがいやだし、自分で買い揃えたいとのこと。
確かにその気持ちもわからなくありません。
そんなわけで計画むなしく家具無し賃貸に。
これで家具をどこかへ運び出さなければならないことが決定しました。

Wedding:式場選びの参考になれば
6月といえばジューンブライド、というのは最近あまり流行らないらしい。
高い雨率を避ける、現実的なカップルが増えているのだろうか。
そんなわけでこの時期ブライダルのお仕事が少なめなので、今までに行ったさまざまな会場や披露宴のなかでも印象的だったものを振り返ってみることに。
赤坂プリンスホテル旧館:本館に背をむけた位置にあり、周りが静かで、館内に趣がある。ホテルなのに独立しているのでゲストハウスウェディング風
でもある。大人な雰囲気で素敵。
横浜ロイヤルパークホテル:ランドマークタワー70F!しかし天気は小雨模様で、雲が70Fより下にあるため、残念ながら景色がみえず。会場の方いわく、高すぎるがゆえ雲の上ということが多く、晴れて景色が望めることが少ないとのこと。
レストランシャンソニエ:韓国人の新郎新婦。来賓は日韓両方いらっしゃるので、司会者は日本語~韓国語と両方を交互に駆使。
第一ホテル東京:ご新婦へのサプライズで、ご新郎+アカペラント一緒に「心を込めて花束を」を披露。事前にアカペラントのCDを聞いて練習してくださったとあって、ハモリにつられることもなく、バッチリ。司会の方はイングリッシュを多様する方で、「レディース エ~ンド ジェントルマン」に始まり、キャンドル点火での「スリー・トゥー・ワン! ファイヤ~!」にはちょっとびっくり。
目黒雅叙園:本番出入りは大抵普通の出入り口を通るが、今回は裏口出の裏待機。表はよくてもウラはだめだめな会場もよくあるが、雅叙園はウラ側もなんとなくきちっとしていた。
目黒雅叙園2:披露宴では珍しい余興ライブでアンコール。また、ご新郎の計らいで、緑が気持ちいいカフェラウンジパンドラ
でお茶をさせて頂きました。
セレス高田馬場:1フロア1宴会場。ワイヤレスマイクを使用してリハしていたところ、マイク周波数の関係で別フロアの音響の音が拾われて、当宴会場スピーカから流れてしまいあたふた。周波数を色々調整し、本番は事なきを得た。
タトゥー東京:会場のつくり上、1段高いステージになっているところで歌う。幕下り→シルエットが現れ歌いだし→幕開く、なんて演出から、新郎新婦を囲んで歩きながら歌ったり。
シェ松尾 青山:レイアウトが変わっていて、まずバンケットルームお食事。その後ラウンジテーブルに移る、というパーティ。
グランドハイアット東京:スタッフの対応がさすが◎。ちょっとおもしろかったのが、新郎新婦ご入場の際、スタッフがみな給仕を止めさっとお迎えの列をつくって並ぶのだが、それがきれいに背の順。おみごと。
フォーシーズンズホテル椿山荘:数多くの司会者さんとお仕事する中で、ナンバー1と思える人に出会えた。安藤静香さんという方。人柄も、司会のやり方も声も、とっても良かったです。
ホテルコンチネンタル横浜:音響+生シンセサイザー演奏。スタッフの対応◎。装花に竹を使うなど斬新でお洒落。ホームページによると“数々のショーやイベントなどで活躍中の専属のフラワーアーティストが、最新のコーディネート”とありました。装花でだいぶ会場のイメージが決まるのでとても大事。
セレス立川:通常リード・ソプラノ・メゾ・アルト・ベースの5名編成だが、特別なオーダーにより8名編成。ご新郎が元力士の方だったそうで、花田勝さん(元若乃花)や現役力士さんがいらっしゃった。そしてちゃんこを作っていた。とてもおいしそうなニオイだった。残りでいいから食べたかった。。
パレスホテル大宮:ブライダルではなく、企業のイベント。出版社の創立30周年記念兼新雑誌創刊のパーティーで、曲数は10曲ほど。
横浜国際ホテル:ご新婦が宝塚の某娘役さんのファンクラブリーダーでいらっしゃったとのことで、宝塚の方による歌の披露が。また司会者も歌をやっている方で、自らも披露。そして私たちと歌三昧なパーティー。素敵なペンダントをメンバー全員に下さったので、早速それを着けて歌いました。
なんとなく記憶に残った出来事があったブライダルはだいたいこんな感じ。 会場がよければいい結婚式かというとそうではなく、会場装花や、スタッフ、司会者、選曲、などで、雰囲気は大きく変わります。あとは新郎新婦がどういう結婚披露宴にしたいか次第。
みなさん、よい結婚式を
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渡米準備:家が決まる
一歩前進。向こうでの家が決まりました。
6月初旬頃よりロスの日本人向け不動産屋さんとメールでやりとりをしながら探しだしたものの、なにせまだ見ぬ土地なのでなかなか決まらず。
プール付き・ジム付き・タウンハウス・学校に徒歩圏内・・・など5,6件紹介頂き、エリアは住所からグーグルマップでなんとなく確認し、建物や部屋の雰囲気は写真を頼りにイメージを膨らませ、間取り図はあったりなかったりで、周辺情報は不動産屋さんに教えてもらい・・・。
と、いろいろ検討したもののやっぱりこれといった決め手がなく決まらない。
そんな中、「空室でました!」と紹介されたサンタモニカのアパート。
サンタモニカといえばビーチ!ということで立地だけで即効決断してしまった。海好きは単純です。
疑問は残るものの、とりあえず住むとこがきまったので一安心。
サンタモニカ自体は波乗りできないだろうけど、近くにポイントがあるわけだし、波乗り三昧?!

写真展:グレゴリー・コルベール
グレゴリー・コルベール『ashes and snow』 ノマディック美術館 in お台場
私のつたない文章では説明できない世界。
とにかく、すごくて、よくて、鳥肌が立つ。
紹介記事↓
ashes and snow
渡米準備:家を貸す。家具付き?家具なし?

面接から約2週間。思ったよりも早くて一安心。
渡米するにあたり無人となってしまう現在の家。
空き家のままでは傷むし、ローンも支払えないので、賃貸に出すことになる。
※「リロケーションとは、英語の「Relocation=移転または配置転換」からとったもので、転勤の間に留守になる自宅の管理全般をしてくれる、不動産会社のサービスを指します。」だそうです。
賃貸募集をするにあたって、家具をどうするかが問題。
どんな人が借りるかわからないし、ベッドやソファやお気に入りの家具を他人に使われるのはなんとなくいやだし、壊されてたりしたらやだし・・・。
ということで、からっぽの状態で貸すことにしたものの、じゃあ今ある家具はどこへ?
アメリカに送るのは現実的ではないし、手放すのももったいない。トランクルームを借りるか、実家に無理やり置くか、いずれにせよどこかへ“引越し”せねばならない。
アメリカへの引越しに加え日本国内でも引越しをすると思うと・・・。


不動産屋さんに依頼し、家具付きで新たに募集してもらうことにしました。
でも、とにかく早く賃借人が決まることが先決。
じゃないと、内見にくるたびに、家を片付け、綺麗に掃除しなくちゃいけないのが結構ツライ。
普段からO型なりにお掃除はしているけど、やっぱり家を見てもらうとなるといつもの2割増しきれいにしないと!と無駄な気合が入ってしまいます。
今度内見に来る方で決まりますように。
