なので記憶が若干あいまいな部分もあります。
また、私見で書いていますので、あくまで「素人一個人の治療記」としてお読みいただければ幸いです。
不妊治療回顧録 その1(きっかけ)
不妊治療回顧録 その2(初めての産婦人科)
不妊治療回顧録 その3(子宮鏡検査)
不妊治療回顧録 その4(卵管造影)
不妊治療回顧録 その5(男性検査)
不妊治療回顧録 その6(長い長いタイミング療法)
不妊治療回顧録 その7(排卵誘発剤)
不妊治療回顧録 その8(KLCとの意外な出会い)
その8の続きなのですが、
KLC経験者の上司がぜひにというので、奥様とお会いすることになりました。
当時の私のKLC及び体外受精の基礎知識はほぼゼロ。
月並みですが「高そう」とか「痛そう」とかそんな程度の考えしかなく、
ましてや上司と違ってお世辞にも収入の高い家庭ではありませんので
まさか自分がKLCに通うなんて夢にも思っていませんでした。
奥様とは新宿のカフェで待ち合わせして、ごはんを食べながらお話させていただいたんですけども
いわゆるKLC信者

それもそのはず、6年いろんな有名病院にかかっても妊娠しなかった奥様が
KLCで一発妊娠したんですから!
特に奥様が強く言っていたのは
「なるべく薬は使わない方がいい」
「体外を始めるなら早い方がいい」
ということ。
6年間誘発剤を使い続け採卵のたびに全身麻酔をし、手術して卵管も切除し、
その頃には40歳近くなってしまった奥様にとって
「極力自然に近い形で治療する」というのはとても体がラクだったそうです。
(奥様の場合は多少の誘発はしたそうですが)
ただ、不妊治療初心者の私にとって
「若い方がいい」というのはとてもよく理解できたのですが
「薬は使わない方がいい」というのはいまいちピンときませんでした。
だって・・・・採卵なんて痛くない方がいいに決まっているじゃない

ですが、無麻酔と麻酔ありってのがどれくらい違うものなのかは後々理解しました。
今ならはっきり言えますね「無麻酔採卵の方がいい」と。
もちろん卵胞が少ない場合に限りますが・・・。
まぁこのブログは奥様読んでないと思うので、本当にぶっちゃけてしまいますと
実は話の半分以上よく理解できませんでした

ちょっと当時の私には話が難しすぎました

でも1つだけ意外だったのは
「体外受精ってそんなに特別なものじゃないんだな」
ってこと。
当時通院していた川鉄病院を始め、他の病院でもそうだと思いますが
体外受精って最後の砦なんですよ

タイミング → 誘発剤 → 誘発剤増やす → 人工授精 →体外受精
というのが自然な流れだと思っていたので
いきなり人工授精すっ飛ばして体外受精なんてー!!!と思ってましたが
話を聞いて、またその日に奥様からいただいた「不妊治療はつらくない」という本を読んで
いきなり体外受精に進むのも悪くないかな、と素直に思うようになりました。
まあお金は断然高いですが

ということで、その日はお話だけ聞いて別れまして、
主人にも話して「もう少し様子見て考えようか~」なんて言ってたのですが、
その次の日から
毎日毎日
まさかの
上司からの
「いつからKLC行くの?」攻撃

これ、両親からの「子供はまだかしら?」攻撃よりある意味つらいっす

実はそのとき奥様はKLCにて3人目の子供を授かった時でして、
「今から通えば同学年だ!」と

同学年だからなんだっていうんでしょうか(笑)。
しかもKLCに行ったからといって即授かると決まったわけでもないでしょうに

とまあこんなわけで、とりあえず初診だけ行ってみようかということになったのでした。
KLCに通うきっかけが軽すぎてごめんなさいm(_ _)m
でも、今回のIVFの結果がどうであれ、KLCに通院したのは正解かな~と思います。
その10へ続く




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