『ブラックミラー』シーズン6の2作目『ヘンリー湖』を見る。
映画監督志望の若い男がドキュメンタリー映画を撮るために、
彼女を連れて、実家に戻る。
白人のカレに、黒人のカノジョ。
母親の微妙なリアクションに、ジョーダン・ピールっぽい作品かなと思いながらも、
(まさに『ゲットアウト』がそういう作品)
その街で過去に起きた残虐な事件を知ったふたりは、ドキュメンタリー映画の題材を変えて、
その事件を深掘りしていくと・・・
《ネタバレあり》
母親の持っていたビデオテープに消し忘れた映像が残っていて・・・
ブラックミラーにしては、珍しい正統派サイコホラー!
かと思いきや、またもや登場したのがストームベリー!
恋人と母親を失ったが、ドキュメンタリー映画の監督としてちやほやされる主人公、
という皮肉すぎる結末。
何かを得るために、何かを失わなければならない。
それが等しい価値とは限らない。