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 ついにシリーズ最終章と、めちゃくちゃ楽しみにしていた本作。

 期待は裏切られませんでした。

 宇宙での救出ミッションの事故によって、心の闇に潜んでいた
 もう一つの人格「ダーク・フェニックス」が目覚めてしまった
 ジーン(ソフィー・ターナー)。

 あまりに巨大な力ゆえ、仲間から孤立し、人類の敵になって
 しまいます。そんな彼女に「謎の女」(ジェシカ・チャステイン)が
 近づいてきて……。

 ジーンと育ての親であるプロフェッサーX

 (ジェームズ・マカヴォイ)の対立がせつないです。互いに

 相手を思っていながら、すれちがっていく心。

 そして、ジーンの孤独は、仲間でさえ、埋められません。

 「謎の女」を演じるジェシカ・チャステインがいいんですよね。

 あの美貌が人間ばなれしていて、とてもリアルです。二人きりに
 なったら、とっても怖いだろうな。

 ヒーローもヴィランも共に女性というのは、コミック映画では
 とても珍しいそう。女性の時代を力強く歌い上げる作品です。

 ラストはハードだけど、後味はいいです。一人で見にいって

 世界観にどっぷり浸るもよし、複数で見にいって、

 後で語り合うもよしですよ。

  6月21日(金)全国公開

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  【わくドキ】度3 ★★★【ハンマー】   

 

アスガー・ホルム(ヤコブ・セーダーグレン)は、
ある事件をきっかけに、第一線の警察官から、
緊急通報指令室のオペレーターに配置換えされました。

 

そんなある日、今まさに誘拐されているという
女性自身からの 通報を受けますが……。

 

彼に与えられた手がかりは、電話を通した音のみ。

本作は、電話からの声と音だけで、誘拐事件を
解決するという物語です。

 

ちなみに、人間が聴覚から得られる情報は、
11パーセント なのだとか。視覚からは、
80パーセント以上得ているというのに。

 

わずかな情報から、予測不可能な展開が生まれ、
飽きないんですよ。
 
本作は、第34回サンダンス映画祭では、
『search/サーチ』(NEXT部門)と並び、
観客賞(ワールド・シネマ・ドラマ部門)を受賞。

 

そのあとも、第47回ロッテルダム国際映画祭観客賞、
ユース審査員賞や第44回シアトル国際映画祭監督賞を
受賞し、世界中の映画祭で観客賞を総なめにしました。

 

第91回アカデミー賞外国語映画賞の
デンマーク代表にも選出されています。

 

視覚情報がなく、劇中で耳にするいろいろな音の
なかから、犯人を見つけ出すという、
 

いまだかつてない展開にわくドキ状態と緊張が
止まりません。

 

ラストまでの88分間。見ているあなたも、
アスガーの視点で、誘拐事件を推理しちゃうハズ。

 

久々のハンマーです。絶対オススメ。
  
     2月22日(金)から、劇場公開中

 

c2018 TIFF

 

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10月25日(木)から、11月3日(土・祝)に開催された
第31回東京国際映画祭に参加させていただきました。

コンペティション作品で、審査委員特別賞を
受賞した『氷の季節』を紹介します。

19世紀半ば、デンマークの田舎に暮らす
農家の物語です。

厳しい自然環境の中、食料もなく貧困にあえぐ
農夫・イェンス(イェスパー・クリステンセン)は、
娘とふたりの甥を養い、冬をこすため、
苦渋の決断をします。

貧しい農夫との結婚をやめさせ、土地の一部を
買いたいと申し出た裕福な農家の男やもめに、
全ての土地、家、そして娘まで引き取るように
求めたのです。

娘の結婚後、よりよい暮らしと引き換えに、
モラルや大切なものを失ったことに気づきますが、
さらに事態は意外な方向に……。

イェンスの欲により引き起こされる
苦悩とやるせなさを見事に演じた
イェスパー・クリステンセンが最優秀男優賞を
受賞したのも納得です。

常に、支配者だったイェンスより、実は上位の者が
いて、どんどん彼の思惑は、裏切られていきます。

暗い画面が多く、どんどん悪い方に転がっていく物語は、
見ていて、せつない気分になりました。

現在にも通じる物語で、格差をなくすことの難しさが
リアルに感じられる骨太なつくりになっています。

年上の男と無理やり結婚させられたはずなのに、
裕福な生活に慣れて、どんどん幸せになっていく娘の
したたかさにも驚きです。

イェンスは、どう行動すべきだったのか?

どうやったら、格差をなくすことが出来るのか?

そもそも、本当の勝者は誰なのか?

見終わったあと、いろいろ考えさせられてしまう
作品です。