そりゃそうだろ、という思いと同時に「日本の広告費」を論議することの意味を考えてしまいました。

どちらかというと、意味は変容しちゃったな、という実感が強いから。


■広告業界地図塗り替え? 今年は「ネットが新聞抜き2位」予測(産経新聞1/8付け)

http://news.goo.ne.jp/article/sankei/business/m20090108030.html

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電通の試算によると、20年の媒体別の広告費は、ネット関連が前年比16%増の

約6900億円と2けたの伸びとなった。これに対し、新聞は11%減の約8300億円と

2けたの落ち込みとなり、その差は約1400億円まで詰まった。

このほか、最大のテレビは4%減の約1兆9100億円、雑誌は7%減の4200億円、

ラジオも5%減の1600億円で、新聞を含めた4媒体は4年連続で前年を割り込んだ。

昨秋以降の金融危機による景気悪化で企業が一斉に広告費を抑制したためだ。

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そうなんだけど、「広告出稿」をベースにした「広告市場」はネット領域などでは

グニャグニャととらえどころないような気がする。


媒体に紐づく「広告出稿量・金額」ではもはやマーケティングやビジネスを語るのが、

すごくフィットしなくなってきた実感が、自分の中にあるからかもしれない。


しかも、それは広告会社サイドより、この時代に様々なマーケティング努力をしている

クライアントサイドであれば尚更、実感するのではないだろうか。


単純な話で、アフィリエイトは広告か?といわれるとなんともかんとも。

SEOや最適化手法を用いたものは、「広告」とはなんともいいがたい。


「出稿」ベースとしても、ディスプレイ系広告、SEM、モバイル、コンテンツ連動、BT広告…。

こうした広告手法の組み合わせの一巡(先端クライアントでは二巡も三巡もしているか)で、

SEMでの認知効果や、SEO、アフィリエイトと合わせた上での、認知効果、ROI効果の測定と

進むところはどんどん進んでいる。

ネットを用いたPR施策はPRなんだか、広告なんだか、マーケティングなんだか、

定義は難しいし、定義することの意味合いさえわからない。


出稿としての広告とマーケティング施策や改善が融合してきているのだから、

「日本のマーケティング費」推計として、その中の広告出稿ベース部分と、

マーケティング施策部分の推計などに発展していくのが、今後の統計だと思う。

もちろん、広告費、というものはなくなるわけではないですが。


昨年からか、日本の広告費でもインターネット領域での「制作費」を含むようになったようだが、

捕捉は大変なことだと思う。ここはある一定の市場感を出そうとしている、

日本の広告費チームの方に敬意です。


まあ、stillなメディアへの出稿→アテンション広告に近いと、

広告を含有するマーケティング領域全体カバーのネットを同じ広告費で見るのが

そもそも難しいということですね。


この記事をみて、ネット云々より「広告」の意味変容を強く感じました。

広告も含めたマーケティングやっている気でいますよ、私は。

→広告会社の意味変容出てくるわけですが……

宣伝会議主催の講座。

久々に聞いてみたいと思った。


GT INC.『広告整体』

http://www.sendenkaigi.com/kyoiku/gt/


田中徹さん、内山光司さん、伊藤直樹さんという最強の布陣の講座。


20回20万円ですが、多くのゲストやワークショップなど、

うたい文句通り、広告の概念が変わりそうですね。


ブランド太郎からは、遠い世界の感じがするのですが、聞いてみたいなぁのセミナー。

新年おめでとうございます。


公私で直接交流のある方、ネットを通じてコミュニケーションある方、

そして、これから関係が生まれるであろう多くの方々、今年もどうぞよろしくお願いします。


いろいろブログを見ていると、多くの人が「2009年の目標」みたいな決意表明されてますね。

何というか、背筋を伸ばして、書初めするみたい。


パブリックに表明するのは、やる気の鼓舞や進捗の管理とか、

何よりも自分を律する上でいい気がします。


で、ブランド太郎も仕事や私生活で取り組むこと、やると決めていることをいくつか書いてみます。


■仕事で:

・統合的なブランド体験を提供する広告キャンペーンのプロデュースを実施

⇒ いい成果が出る案件を実施します。数件のプロデュースを目指します。


・事業アイデアの具体化

⇒ いくつかアイデアを検討中ですが、ひとつ年内に具体的着手できるよう動いていきます。

  同じような志のメンバーと、しっかりと考え、動きたいです。


・インタラクティブ営業チーム構築

⇒ ここ数年取り組んでいます。昨秋、転職したので改めてですが、積極的にチーム構築、

  未来を見据えた目標設定と取り組みなど、モティベーションとモラルあるチームをつくります。


職場が変わったので、人との交流や積極的な提案ややりとりが重要なので、

プロアクティブに動いていきます。いやいや大変だが、着実にやります。


■私生活で:

・なによりも健康第一で生活する

⇒ お酒を控えます。昨年後半から運動するようになったので、それも継続します。

  もう若くはないので、健康でないと仕事も私生活も楽しめないので、気をつけます。

  年のせいか、お酒が飲めなくなったのか?、昨年途中から量が減らしているのですが、

  体調がとてもよいです。今年も継続。以前が飲み過ぎ、との多方面からの意見もありますが。。。


・初めてのことにたくさん挑戦する

⇒ 日常の小さいことで、驚きや成長あるので、いろいろやります。自分でも家族でも。

  ボランティアや勉強することとか。いくつか予定。具体的にはヒミツ。お酒の席ででも。。。


■ネットワーキング:

・2008年よりも多くの出会いと交流をしようと思っています。

⇒ 仕事やプライベートでの付き合いも生まれているので、いい出会いになるように

  こちらからも積極的に提供したりして、ブランド太郎、いいねとなるようにしたいです。


今年は、いい年にしますよ。

どうぞよろしくお願いします。




PVもUUもすごく多いブロガーの人々がやっているのを読んでいて、スゴイなぁアツイなぁと思ってましたが…

きちゃったよ、バトンが…。どうしよう。しかも、広告魂|コウコクダマシイ さんから。


なんというか、私にバトンが回ってきたのって、ちょっと違ったこと言ってくれってことなのかな?と思い、

なんとかいくつか書きますね。


ネットでブログパーツを使ってなんだかんだとか、ユーザー参加で盛り上がってなんだかんだとか、

googleのツールでどうしたとか、アテンションをつけるとか、瞬間的にネット業界的に盛り上がるネットの

ネタへの興味はあまりないので、実際のアクションや具体的な動きを引き起こしたもの、

とかビジネス視点で選ぶようにします。


先端事例は注意して見るようにしてますが、ネット業界的に有名だというキャンペーンのことは

普通の人はまあ、ちっとも知らない、ということをここ数年来見ているので、そんな観点からも

リアルが見えるというか、やや射程の広そうなものを選びます。


ルールは以下のようなものだそうです。
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【ブロガーが選ぶ「2008年度ウェブキャンペーンベスト5」 ルール】

ウェブキャンペーンは、キャンペーンの中心にウェブがある、ないし何らかの形で意図的にウェブを

介在させているキャンペーンという定義で、以下の①~③に関して記載をする。

①印象に残ったウェブキャンペーンを5つ ②その理由 ③バトンを渡す相手を3名指名して、バトンを回す

※集計結果は、admanさんがブログで公開されるとの事で、admanさんのブログにトラックバック

http://trb.ameba.jp/servlet/TBInterface/10182067644/d4f50b72

をお願い致します。admanさん、いろいろとありがとうございます。


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■オバマの大統領選キャンペーン

大統領選挙での勝利に、ネットやモバイルを細かく据えて、集会やら投票への喚起を図ったり、

小規模寄付を募る手段として的確に用いたりと、これほどまでの大規模キャンペーンはないと思います。

コミュニティの使い方など、ネットの進化やこれまでの知見をすべて投入したキャンペーンだと思います。

もちろん、TV番組やTVCM、実際の演説などと巧みに組み合わせたこと、オバマ氏の持つ、

ことばのチカラがあったことも勝利の理由です。

今年のadageのマーケターオブザイヤーにオバマ氏とそのチームが選ばれたのは当然ですね。


■ツタヤディスカス http://www.discas.net/netdvd/top.do?pT=0

現在の会員数は約60万人ほどで前年から比べるとおよそ2倍近くに達していて、

しっかりとした収益が上がっている様子。ネットを中心とした会員獲得とリテンションを行いつつ、

適切な分量のTV出稿で会員獲得のトップラインを上げて、ビジネスを着実に行っている好例。

現時点では、DVDの円盤のやりとりで、レンタル在庫の不満もあるようにも聞くが、

動画配信の布石も打ちつつ、ユーザー動向を良く見たサービス拡張していて感心しています。

実は何よりも、ツタヤディスカスは日本でも有数のレビューサイトとの評(←ITジャーナリスト

佐々木俊尚氏のコメント)あり、この信頼できるレビュアーの評により、さらにビジネスの回転が

良くなっているとも聞く。一見、DVDレンタルというネットビジネスとしてベタなものだが、良くできている気がする。


■ブックオフオンライン http://www.bookoffonline.co.jp/top/CSfTop.jsp

smashmedia河野武さん http://smashmedia.jp/blog/  が次々と、オトナ買い、タメシ買い、と

サービスを投入して、お客さんのベネフィットと自社の成長の仕掛けがとっても考えられた形で

出てくる動きがとても好きです。

それも河野さんのブログで、こういうことを課題として考えていて、こうしてみようと思う、ということが

しっかり具現化されていて、なんというか一緒に成長しているかのような錯覚を覚える。

さらに身近なサービスを次々投入したり、趣味とも仕事とも思える仕掛けを忍ばせたり、世の中の

人材育成してたり、いや~ファンです、私は(笑)

ユーザー巻き込み的な、クラウドソーシングやらグランズウェルなどの書籍が多々出てきてますが、

企業マーケター(というか河野さんは経営陣のひとりでもあるが)がどのように取り入れて、サービス開発

しているかというのは、なかなか実況中継のように見えるわけではないので、そうした意味でも貴重。


■モーニング・ツー http://kc.kodansha.co.jp/SEP/22226/01/free/index.html

講談社の実験的なマンガ月刊誌「モーニング・ツー」。「聖☆おにいさん」「Coopers」「変ゼミ」など

すでに人気作も多数だが、まだまだ販売数を制限かけているようで販売拠点も少ない。

実験的に前号を全ページ、無料公開しています。

実売はまったく減っておらず、まあ増えてもいないのですが、むしろ読者接点は増えているということ。

出版界では注目の企画です。

販売手法やネットでの公開の仕方や課金を考える、注目媒体です。

講談社は今年、島耕作の大規模キャンペーンもありましたが、先鋭的にがんばっていますね。


■アメーバブログ http://ameblo.jp/

著名人ブログで全体を牽引して、いまやFC2を大きく引き離し、全体会員数、アクティブ会員数で

圧倒的なトップに立った(出典:ブログファン http://www.blogfan.org/service/

ネットに閉じたサービスというよりも、TVや雑誌でのアテンション、アウェアネスを取れる、

コミュニケーションのファネルの最上位のところを、他のメディア効果を最大に使い、

気になる情報はアメブロにあるようにして、閲覧・利用の習慣性をつけて、ブログを

マスサービスにしたことがすごいと思います。

なによりも、決算説明会でマネジメントから「09年9月期中に単月ベース黒字転換」のコメントあり、

現時点は広告収入にほぼ依存しているアメブロが、様々な課金型サービスの展開が

着実に進んでいる、いいサービス開発をしていることも、注目。私もなんだかんだでアメブロ(笑)

アメブロ開始で約4年?5年ですか?藤田社長のビジネスへの強い気持ちを感じます。


なんてところで、コウコクダマシイさん、許してください。

今年はいろいろ疲れたし、やるべきことの整理というか、考えることもいっぱいありました。

2009年はしっかりやれる気がしています。


でバトンの相手ですが、引き受けてくれるかわからないのですが(笑)

以下の方々、ぜひともよろしくお願いします。

あふれるほどのネタと案件をこなされている方のご意見聞きたいです。

よろしくお願いします。

ideas shopの石川さん http://ameblo.jp/ishijun/

オーゼットケイさん http://ameblo.jp/ei13/

とある裏☆ギョウーカイ人さん http://ameblo.jp/hurutani/

アマゾンでとりあえず、じゃんじゃん注文して年末年始の読書に備えている本が揃ってきた。

広告系の本はボチボチ読むのですが、周辺領域で刺激を受けるべく、の2冊。


日本語が亡びるとき―英語の世紀の中で/水村 美苗
¥1,890
Amazon.co.jp

ことばの問題は常に興味あるので、評判の本、読みたいです。

私は言語学というか、少数民族のことばの勉強をしていたことあるので、日本語の位置は気になります。



アーキテクチャの生態系――情報環境はいかに設計されてきたか/濱野 智史
¥1,995
Amazon.co.jp

タイトルからして刺激的。濱野さんのコミュニティの生成の分析やら、すごいです。注目してる。


グランズウェル ソーシャルテクノロジーによる企業戦略/シャーリーン・リー
¥2,100
Amazon.co.jp

評判なので。


クラウドソーシング 世界の隠れた才能をあなたのビジネスに活かす方法/バリー リバート
¥1,890
Amazon.co.jp

こちらも評判なので。


こうしてみると、コミュニケーション変化の中で、ミクロの意識、マクロの胎動に興味があるんだな、

と自分の指向性を感じましたね。


合間のマンガは、


よつばと! 8 (8) (電撃コミックス)/あずま きよひこ
¥630
Amazon.co.jp


ゆったり和むな。