先日、巨匠と言われるクリエーターの話を聞く機会ありました。
誰もが知っているキャンペーンやら、コピーやら、現象と言えるものを創出した
尊敬に値する、輝くスターの方です。高いフィーが取れる方です。
広告人のキャリアパスや変化の示唆になるような話を聞きました。
特に総合系の会社の人向けかな。
その会は、案件確認のようなものだったのですが、話が広がり、
表現どうするとか、ビッグアイデアどうこうというものではなく、
企業の事業課題の解決や新しい収益源の開発や営業チャネル政策変更など
経営課題にどう取り組んでいるか、経営幹部とどのように、こうした課題の領域で
やっているかという話をなんだか拝聴したわけです。
あれも、それも、あの事例もというようなビジネス事例付きで。
その話の途中で、出るわ出るわ、ビジネスアイデア、適切なスタッフアイデア、
認知主体の広告を超えて、事業構築領域にどう広告人が切り込んでいくか?の本質的な提言…。
勉強を絶えずすること、事業計画とファイナンス周りの押さえの重要性。
ちょっと嬉しくなりましたね、聞いていて。
クリエイティブというより、ビジネスクリエイティブで、クリエイターではなくて
ビジネスコンサルとして、すごい高いフィーが取れる方です。
刺激受けましたね。
私もちょびっとちょびっと懸命に、広告ではなく、マーケティング(ネットに限定せず)を、
事業構築を様々に取り組んでいるので。
また、2回の転職を経て、私自身、事業計画と実施、収益性の重要度が身に沁みてるので。
それにもともと広告畑で育ったし、自分自身でも何とか新しい組織育成を意識していることもある。
結局、事業構築領域にどう広告人が切り込んでいくか?の本質的な話は、
結局のところ、こうした領域に取り組むほかなし、そうした人材を実地で育て、
お金の取り方の多様化を懸命に進めるほかなし、広告に限らないビジネス人材と
熱い勝負をして、ビジネスを動かす力をつけていく…と一見、そりゃそうだ、です。
でも、実際には、個人の覚悟の問題、企業としての変革の覚悟や人材育成の
本気度が問われるので、言うは易し、行なうは難しだと納得。
特に伝統系広告会社は媒体を中心としたビジネスモデルが強固だったゆえに。
ネット系の広告会社もそういう側面ありますよね。
なんでも効率に転換する方法論。焼畑広告。
アテンション主体の広告と効率機能のみ販売する広告がなくなるとは思っていませんが、
大きな変容を迎えているのは紛れもなく、クリエイティブということではなく、瞬時の効率ではなく、
事業全体を見て、どのようにビジネスクリエイティブな提案こそが、
これからの高度なサービス提供会社だと思います。
そんな新しい人材を作るためには、新しい形での修行というか、徒弟奉公というか、
事業経験を積んだり、経営課題に向かうためのビジネス徒弟奉公が必要だ、
という趣旨の話もでました。そういう部署か出向か、転職経験とかでしょうね。
※この話は特に伝統的総合企業の話のようです。
ベンチャー企業では、若いメンバーが事業そのものに関わるので、
当然に響く話なのですが、とはいえ、著名なクリエーターが自らの領域拡張を
何年もかけて取り組んで結果を出している、という話は、びんびん響きました。
それから、最後にそういうことができる人材はどのくらいいるのか?という話題になったのですが、
そんなに多くないという派と、トレーニング次第だという派に分かれたのですが、どうだろう?
こうした話に近しいコンサル業界でも、数年で多くの人が離職したりするので、
1-2割くらいかな?というのが私の直感です。
1/23(金)の第3回広告系総会に参加する前に、偶然にも刺激になる話が聞けて
ちょっと嬉しい感じです。
意識高い人々が集まる、1/23(金)もすごく楽しみです。
アテンション主体の広告を超えて、



