イノウエはクロフォードより上…!井上尚弥「元世界ヘビー級王者が唸るタパレスKO」高等技術の中身 | FRIDAYデジタル (kodansha.co.jp)
林壮一さんの記事です。
元WBA,WBCヘビー級チャンピオン、ティム・ウィザスプーンが井上VSタパレス戦を語っています。
ウィザスプーンってモハメド・アリからマイク・タイソンの間のチャンピオンなんで知名度とか人気ってあんまりなんですが林さんのインタビュー記事を読むとボクシングIQはかなり高いし実際、強かったんですよね。
そんなウィザスプーンの戦歴でも。
ティム・ウィザスプーン
戦績:69戦55勝(38KO)13敗1分
元WBA,WBCヘビー級チャンピオン
デビューから15連勝で勝ち進みWBC王者ラリー・ホームズの15度目の防衛戦の相手に。
長期政権を築いていたホームズには判定負けを喫し初黒星。
ノンタイトル戦で判定勝ちし再起。
NABF北米ヘビー級王座決定戦で1ラウンドKO勝利し北米王座に。
その勢いでホームズが返上していたWBC王座を後のWBA王者グレグ・ペイジと争い判定で勝利し世界王者に。
しかし、初防衛戦でピンクロン・トーマスに判定負けし王座陥落…
ノンタイトル戦で再起し再起2戦目でNABF北米ヘビー級タイトルマッチに出場、2ラウンドKOで王座獲得。
このタイトルの初防衛でジェームス”ボーンクラッシャー”スミスと対戦、判定勝ちで防衛。
ノンタイトルを2戦はさんでWBAヘビー級王者だったトニー”TNT”タッブスに挑戦。
判定勝ちで勝利し二度目のヘビー級世界王者のベルトを手に入れる。
初防衛戦はイギリスの人気者フランク・ブルーノを11ラウンドTKOで退ける。
しかし、2度目の防衛戦で一度勝利していたボーンクラッシャー・スミスにまさかの1ラウンドKO負け…
8カ月のブランクを作り再起。
8連勝してUSBA全米ヘビー級タイトルマッチをカール・ウィリアムスと争い判定勝利。
このタイトルは1度防衛後返上。
2戦ノンタイトル戦に勝利するが次戦で判定負け。
8連勝した後、元WBOヘビー級王者、レイ・マーサーと対戦、判定負けを喫す。
1戦はさんでWBC米大陸ヘビー級王座挑戦するも判定負け。
サモア人に判定負けした後、アンドリュー・ゴロタにも判定負け。
その後はデンマーク人にまさかのTKO負けを喫し、次戦では一度タイトルマッチで勝利した相手、グッレグ・ペイジに7Rで棄権…
5連敗を喫してしまう…
1ラウンドKO勝ちで再起後、NBAヘビー級王座決定戦に出場、引き分けで王座獲得ならず…
4連勝して調子を取り戻すが判定を落とす。
また4連勝しWBOインターコンチネンタルヘビー級王座決定戦のチャンスをつかむもTKO負け。
半年後に判定負けし、引退。
すごい長いキャリアですがしっかりとしたディフェンスを重視していたおかげで引退後のダメージとかはないそうです。
インタビューでもディフェンスの重要度よく語ってますね。