さて今週も、月曜日は「イチケイのカラス」の時間です。（笑）
第10話の今回は予告から予想されてはいましたが、やはりオリジナルストーリーの展開となりました。
ドラマの基本情報については下記を参照ください。
▼ドラマ「イチケイのカラス」公式サイト
－－－以下、ネタばれあり注意－－－
今回の話でテーマとされていたのは、「嘘」であると感じた。
そうきたかと思わずにはいられない。
これこそ真に裁判において真実を覆い隠すものであるが、無くすこともまた難しいものである。
なぜここに切り込んだのかを見定めねばならい。
そう思いながら観ていた。
嘘をつかないにこしたことはないが、嘘を無くすことは難しい。
その理由が明らかにされていくにつれて、今回のテーマは単に「嘘」というだけでなく、
「人は嘘をつかざるを得ないことがある」
ということだと感じた。
嘘を悪だと描くことは易しいが、
嘘を悪だ言わずそうせざるを得ない人間を描く視線は優しい。
そして、裁判から嘘が消えていったことによって、
嘘をつかざるを得なかった人の心に寄り添う
裁判が描かれた。
お話としてはもう全体的に出来すぎであるが、今回もドラマとしては素晴らしい出来だった。
さて、いよいよ次回は最終回である。
期待しないということが、
あり得ようか！
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