先週の月曜日(4/5)から始まったフジテレビの月9新番組「イチケイのカラス」の第2話を観た。
ドラマの基本情報と第1話の記事については下記を参照されたい。
▼ドラマ「イチケイのカラス」公式サイト
▼ドラマ「イチケイのカラス」の第1話の記事
---以下、ネタばれあり注意---
いつものならば第1話を観て記事にしたそれで終わりなのだが、このドラマについては、
裁判官の黒木華(板間千鶴)さんが面白すぎた!
そして、鍵が開いていたからといって黒木華(板間千鶴 役)のロッカーにくさやの干物を入れた、
竹野内豊(入間みちお)も面白すぎた!
原作は講談社の漫画雑誌「週刊モーニング」に連載されていた作品なので、こちらについても下記の記事で紹介したが、なんともう第2話で原作漫画のエッセンスが全部盛り込まれてしまっていたのにも驚いた。
ここで指摘したい原作漫画のエッセンスとは、
「50年後に正しいと思える判断を今しろ」という場面
真実はわからないのだから最善を尽くせということ
真実を知っている被告人に判決を言い渡さなければならないという仕事の奥深さと面白さ
の3つなのであるが、もう第2話にしてこれらが全て盛り込まれていた。
「真実を知っている被告人に判決を言い渡さなければならない」ということについては、これは「裁く者は同時に裁かれている」ということがセリフで明言されていた。
原作漫画のエッセンスが十分に汲み取られている。
第2話のストーリーは全体としては、
過ちて改めざる、是これを過ちという
(孔子「論語」衛霊公第十五29)
という話であったが、次回以降は何で勝負するつもりなのだろうか……
オリジナル脚本の面白さで勝負するしかなさそうである。
こんなに次回が楽しみなドラマを久しぶりに観た
次回も期待大である。