丸山政也「奇譚百物語 鳥葬」
ワールドワイドな怪談で知られる著者の百物語、新作登場。
本書でも、各国ならではの歴史感じさせる怪談が散りばめられている。
世界の怪談は興味深いが、読んでゾッとさせられるのは、日本の現代怪談の方かも??
私的に好みだった話を下記に。
ニ 回覧板 その人の、人柄の良さが偲ばれるお話。
十二 一見地味にも思える怪異だけれど、そこはかとなく不気味で、ジワジワくる。
十八 遺品 滑稽なビジュアルながら我が身に起きたと想像すればやはり恐ろしい。
五十三 おみやげ かわいい語り口だけにショッキング!
五十七 ウェブ会議/コロナ禍ならでは…!
六十一 警告/巡り巡って、良かったねえ。
七十七 パリのカフェ/なんとにぎやか!!
2020年10月の読書まとめ
もう、本業忙しすぎてマンガすら積読ですわ。
活字本
小説をほとんど読んでないの、なんとかせんとね…。
SNS暴力
厭談 祟ノ怪
怪談奇聞 噛ミ狂イ
クスノキの番人
血管を守る250のQ&A辞典
50歳を過ぎても体脂肪率10%の名医が教える体脂肪を落とす最強メソッド
実話怪談 花筐
睡眠専門医が考案したいびきを自分で治す方法
「図解」新型コロナウイルス 職場の対策マニュアル
地下怪談 慟哭
内臓脂肪を最速で落とす
放っておくと怖い症状大全
ぽっこりお腹をみるみる凹ませる知恵とコツ
漫画本
犬神Re 1
王様ランキング 1
顔がこの世に向いてない 3
鬼滅の刃 22
サタノファニ 14
ザ・ファブル 22
地獄楽 11(再)
シニビトガタリ 1
シャドーハウス 6
呪術廻戦 13
蒼穹のアリアドネ 10
TSUYOSHI誰も勝てない、アイツには 5
DEAD Tube 15
桃源暗鬼 1
忍者と極道 3
不浄を拭うひと 2
魔入りました!入間くん10(再)、11-18
MAO マオ 3-6
マガマガヤマ 2
見える子ちゃん 4
八雲立つ 灼 4
鈴木捧「実話怪談 花筐」
竹書房の怪談マンスリーコンテストから誕生した、驚異の新人!
新味ありバラエティに富んだネタ、読みやすく端正な文章が魅力だ。過度な修飾のない淡々とした描写が、却って恐怖を盛り上げてくれる。
印象的な話を下記に。
「登山の思い出」ショッキングながら、いい話。
「バス」怪異自体は割と見かける(?)ものながら、なぜそのバスが異様かの説明が簡潔かつわかりやすくてグッときた。
「石へそ」妖物モノで新しい。
「逆の二階」タイトルでバラしてしまうのはもったいない。そちらで暮していてくれたらいいよね…。
「猫は瞬間移動する」不思議かわいい。
「獣」不条理に、もやもやした不安に包まれていく感触は、我妻俊樹作にも通じる読後感。
「ゲルニカ」ひょっとして、守られているのだろうか??
響洋平「地下怪談 慟哭」
DJでもある著者の実話怪談第二弾、論文の如き心霊考察も健在だ。霊現象を分析していくプロセスは興味深いが、あまりの理屈っぽさに好みが分かれそうでもある。
印象に残った話を下記に。
「峠道」ありがちな展開とみせて、ラスト著者の推理が光る。
「四階の部屋」あと二人は、いったい…?
「風船」これもよく聞く話ではあるが、戦慄のラスト。
「木陰」怪談に、やはり○首はマスト!
一冊を通して、白い服に黒髪の女が多数出ているため、何故幽霊は白い衣装が好きなのか(白は死の色だから?)、また、男より女の霊の目撃談が多いのはどうしてなのか(男性よりも女性の方が、生前からスピリチュアルなどそちらの世界に親しんでいることが多いから?)その辺りも次回は考察していただきたいかも?!
p.s.ちなみに硝子体は、ガラスタイではなくショウシタイと読みます。